2026年のオートレースを締めくくる大一番「第41回スーパースター王座決定戦」が、12月27日(日)から31日(木)まで、埼玉県の川口オートレース場で開催されます。スーパースターフェスタ2026の最終日に行われるSG王座決定戦は、年間を通じて実績を積み重ねたトップレーサーが、大みそかに年間王者の座を争う注目の一戦です。
10月28日時点では、青山周平選手が全日本選抜オートレースとオートレースグランプリを制し、佐藤励選手もオールスター・オートレースでSG優勝を果たしています。一方、トライアル出場選手16人の選考に関わるSG第58回日本選手権オートレースは、10月29日に開幕予定。ポイントランキングや各場の競走成績による選考も含め、年末決戦に向けた争いは最終局面を迎えています。
【開催日程を先取り】スーパースターフェスタ2026は12月27~31日の5日間

2026年度のSG・特別GⅠ開催日程によると、第41回スーパースター王座決定戦は12月27日(日)から31日(木)までの5日間、川口オートレース場で開催されます。大会全体の名称は「スーパースターフェスタ2026」。SGの王座決定戦に加え、シリーズ戦や女子レーサーによる王座決定戦も組まれる年末恒例の開催です。
王座決定戦そのものは最終日の12月31日に実施される予定です。開催期間の初日から最終日まで、すべてのレースが同じ意味を持つわけではありません。シリーズ戦での優勝争い、トライアルの勝ち上がり、女子レーサーの頂上決戦、そして大みそかのSG王座決定戦という複数の見どころが連続します。
| 項目 | 内容 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 大会名称 | 第41回スーパースター王座決定戦 | SG競走 |
| 開催全体 | スーパースターフェスタ2026 | 5日間開催 |
| 開催日程 | 2026年12月27日(日)~31日(木) | 最終日は大みそか |
| 開催場所 | 川口オートレース場 | 埼玉県川口市 |
| トライアル | 16人が出場 | 4日間のポイント争い |
| 王座決定戦 | トライアル上位8人 | 12月31日に実施予定 |
| 優勝賞金 | 直近の第40回大会では3,100万円 | 第41回大会の金額は正式案内で確認 |
優勝賞金については、2025年の第40回大会の公式案内で3,100万円と発表されています。2026年の第41回大会については、同額と決めつけず、大会の正式な案内で最終確認するのが確実です。
なお、2026年の主要なSG・特別GⅠの日程も、年末の出場争いを理解するうえで重要です。オールスター・オートレースは4月24~29日、オートレースグランプリは8月11~16日、共同通信社杯プレミアムカップは9月19~23日、日本選手権オートレースは10月29日~11月3日に開催予定です。これらの優勝戦での成績が、スーパースターの出場資格やポイント争いに関わります。
【出場資格と選考方法】トライアル16人はどう決まる?
スーパースター王座決定戦の大きな特徴は、年間の実績を基に選ばれた16人が、まずトライアル戦を戦うことです。通常のSGのように出場選手全員が同じ優勝戦を目指すのではなく、年末の王座決定戦に出るための予選が設けられています。
AUTORACE.JPが2026年9月24日に公表した選考方法では、トライアル戦の出場資格は大きく3つに分かれます。SG優勝による優先枠、各レース場の競走成績による枠、そしてSGや特別GⅠプレミアムカップの優勝戦ポイントによる枠です。
- 2026年のSG優勝者:対象年のSGを制した選手は、トライアル戦への出場資格を得る。
- 各レース場の競走成績第1位者:2026年1月1日~10月31日の成績を基に、川口・伊勢崎・浜松・飯塚・山陽の各場から選出する。
- 優勝戦ポイント上位者:上記の出場確定選手を除き、SGと特別GⅠプレミアムカップの優勝戦で獲得したポイントなどを基に選出する。
選考で注意したいのは、SGを複数回優勝した選手がいる場合です。SG優勝者の枠と各場の競走成績第1位の枠が重複する場合などは、重複相当分をポイントによる選出に加算する仕組みが設けられています。そのため、「SG優勝者の人数に各場の代表5人を足せば、残りの枠が単純に決まる」という理解では正確ではありません。
ポイントランキングの仕組みSGの優勝戦では、優勝者が出場資格を得るほか、2着10点、3着8点、4着7点、5着6点、6着5点、7着4点、8着3点が基本のポイントです。選手責任外の失格は4点、選手責任による失格は0点となります。
特別GⅠプレミアムカップの優勝戦では、優勝10点、2着8点、3着6点、4着5点、5着4点、6着3点、7着2点、8着1点が基本です。こちらも事故の責任区分によってポイントが異なります。両者で配点が違うため、単に優勝戦への出場回数だけでなく、どの競走で何着だったかが選考に影響します。
ポイントが同点の場合は、SG優勝戦への出場回数が多い選手、SG優勝戦での責任事故が少ない選手、着順位の合計が少ない選手、選考期間中の全国競走成績が上位の選手、という順序で比較します。年末の出場権争いは、優勝回数だけでは見えない細かな実績まで反映する仕組みです。
【10月28日時点の最新状況】青山周平・佐藤励とポイント争いに注目
2026年のSG優勝者のうち、10月28日時点で注目されるのが青山周平選手と佐藤励選手です。青山選手は第39回全日本選抜オートレースと第30回オートレースグランプリを制し、佐藤選手は第45回オールスター・オートレースで優勝しました。日本選手権オートレースは10月29日に開幕するため、同大会の結果も年末のメンバー構成を左右します。
日本選手権の開幕前に公表されたポイントランキングでは、黒川京介選手が28点でトップ。長田稚也選手が21点、鈴木圭一郎選手が20点で続きました。以下、高橋貢選手が16点、金子大輔選手が15点、荒尾聡選手が14点、佐藤摩弥選手が13点、永井大介選手が10点となっています。これは10月28日付の森泉宏一氏による解説コラムに掲載された、日本選手権開幕前のランキングです。
- 黒川京介選手:開幕前のポイントランキング1位。優勝戦ポイントの積み上げが出場争いの強みとなっている。
- 長田稚也選手:21点で2位。日本選手権の結果によって、さらに順位を上げる可能性がある。
- 鈴木圭一郎選手:20点で3位。スピードとSG実績の両面から注目される存在。
- 佐藤摩弥選手:13点で7位。女子レーサーとしての活躍に加え、SGのトライアル出場争いでも注目される。
- 青山周平選手・佐藤励選手:2026年のSG優勝による出場資格を獲得している選手として、年末の王座決定戦でも中心的な注目を集める。
ただし、ポイントランキングの上位者が、そのまま王座決定戦の出場者になるわけではありません。SG優勝者や各場の競走成績第1位者の枠が先に関係するため、ポイント順位だけを見て最終メンバーを予想するのは早計です。日本選手権の結果と各場の選考結果を確認してから、出場選手16人を整理する必要があります。
【トライアル突破条件】大みそかの王座決定戦へ進む8人の条件
トライアル戦は、出場資格を得た16人が12月27日から30日までの4日間で争う予選です。直近大会の公式案内では、各日の11Rと12Rでトライアル戦を実施し、1着10点、2着8点、3着6点、4着5点、5着4点、6着3点、7着2点、8着1点という配点が採用されていました。2026年大会の最終的な競走条件は、開催前に公表される公式番組で確認してください。
勝ち上がりの基本は、4日間のトライアルで平均獲得ポイント上位8人が、12月31日の12R「スーパースター王座決定戦」に進むというものです。下位8人は同日の10R「SS順位決定戦」に出走します。トライアルに出場することと、王座決定戦に進出することは別の段階であり、16人に選ばれても大みそかの優勝戦に進めるのは半数に限られます。
この方式では、初日の好走だけで安心できません。4日間を通して安定して得点を重ねることが重要で、序盤に上位に入っても、その後の着順次第で平均ポイントが下がる可能性があります。反対に、序盤に出遅れた選手でも、残るレースで上位着順を積み上げれば突破の可能性を残せます。
また、トライアルの要点は、出場資格を決めるためのSG・プレミアムカップ優勝戦ポイントとは別物です。前者は年末の王座決定戦へ進む8人を選ぶためのポイント、後者はトライアルに出場する16人を選ぶためのポイントです。この2種類を混同しないことが、ランキングを正しく読むための第一歩です。
【歴代優勝者と注目の記録】青山周平は第40回大会を制覇
スーパースター王座決定戦の歴代優勝者を振り返ると、青山周平選手と鈴木圭一郎選手が近年の大会で存在感を示してきました。2025年12月31日に行われた第40回大会では、青山選手がトップスタートから先頭に立ち、10周回を逃げ切って優勝。これにより、大会通算6度目の制覇を達成しています。
直近の主な優勝者は次のとおりです。
- 2025年・第40回:青山周平選手
- 2024年・第39回:鈴木圭一郎選手
- 2023年・第38回:青山周平選手
- 2022年・第37回:鈴木圭一郎選手
- 2021年・第36回:青山周平選手
- 2020年・第35回:青山周平選手
- 2019年・第34回:青山周平選手
この流れから分かるのは、年間を通じた実績に加え、年末の川口で結果を出す力が大会制覇に直結するということです。2025年大会で青山選手は大会最多となる6度目の優勝を記録しました。2026年はSGを複数制している青山選手が再び頂点に立つのか、それとも鈴木圭一郎選手や黒川京介選手、佐藤励選手らが王座を奪うのかが注目点になります。
ただし、歴代優勝者の実績だけで2026年の結果を予測することはできません。王座決定戦までには、トライアルでの平均ポイント、スタートの成否、当日の競走条件など複数の要素が重なります。過去の優勝回数は有力選手を見極める手がかりですが、当日の結果を保証するものではありません。
【スーパースターガールズ王座決定戦2026】開催日と川口オートへのアクセス
スーパースターフェスタ2026では、女子レーサーによる「スーパースターガールズ王座決定戦」も開催されます。2026年のガールズ王座決定戦は12月27日(日)、フェスタ初日に予定されています。男子のSG王座決定戦とは別のタイトルであり、女子レーサーの年間成績やトライアル戦の結果に注目が集まるレースです。
2026年のガールズ王座決定戦は、ガールズトライアル戦の平均競走得点上位6人と、その6人を除く1月1日~10月31日の競走成績上位者2人を基本に、計8人が出場する仕組みです。トライアルでは着順だけでなくタイム順位も得点に反映され、平均競走得点で勝ち上がりを争います。男子のSGトライアルとは選考方式が異なるため、ランキングを見る際には区別が必要です。
川口オートレース場への行き方会場は埼玉県川口市青木5丁目21番1号にある川口オートレース場です。公共交通機関を利用する場合、JR京浜東北線の西川口駅から無料バスを利用でき、所要時間の目安は約15分です。埼玉高速鉄道の南鳩ヶ谷駅からも無料バスが案内されています。運行時間は開催区分や当日の交通状況によって変わる場合があるため、来場前に川口オートレース場の公式案内を確認してください。
駐車場も用意されていますが、川口オートレース場の公式アクセス案内では、開催時に開門後すぐ満車になることがあるとして、公共交通機関や無料バスの利用を呼びかけています。大みそかの王座決定戦を現地で観戦する場合は、移動時間に余裕を持ち、バスの運行時刻や入場案内を事前に確認するのが現実的です。
【オートレーススーパー スター】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:スーパースター王座決定戦2026はいつ開催されますか? A1:第41回大会は2026年12月27日(日)から31日(木)まで、川口オートレース場で開催予定です。王座決定戦は最終日の12月31日に実施される予定です。
Q2:スーパースター王座決定戦の出場選手はいつ決まりますか? A2:SG優勝者、各レース場の競走成績第1位者、SG・プレミアムカップ優勝戦のポイント上位者などからトライアル出場選手16人が選ばれます。2026年は10月29日開幕の日本選手権オートレースも選考に関わるため、10月28日時点では最終メンバーが確定していません。
Q3:トライアル戦を突破する条件は何ですか? A3:基本的には4日間のトライアル戦で平均獲得ポイント上位8人に入ることです。上位8人が大みそかのスーパースター王座決定戦に進み、下位8人はSS順位決定戦に出走します。
Q4:スーパースター王座決定戦の優勝賞金はいくらですか? A4:直近の第40回大会では3,100万円でした。第41回大会の賞金額は、2026年大会の正式な案内で確認する必要があります。
Q5:スーパースターガールズ王座決定戦2026はいつ行われますか? A5:2026年12月27日(日)、スーパースターフェスタ初日に開催予定です。ガールズトライアル戦の平均競走得点上位者など、所定の選考条件を満たした女子レーサーが出場します。
第41回スーパースター王座決定戦は、2026年12月27~31日に川口オートレース場で開催される年末のSGです。年間王者を決める最終決戦だけでなく、そこに至る出場資格争いと4日間のトライアルが大会全体の面白さを形作っています。
2026年の注目選手としては、SGを複数制した青山周平選手、オールスターを制した佐藤励選手、ポイントランキング上位につける黒川京介選手や長田稚也選手、鈴木圭一郎選手らが挙げられます。ただし、最終的な出場者16人と王座決定戦に進む8人は別々の段階で決まります。選手名だけで判断せず、SG優勝戦ポイント、各場の競走成績、トライアルの平均ポイントを分けて追うことが重要です。
年末のレースをより深く楽しむなら、まず10月29日開幕の日本選手権オートレースで出場権争いの行方を確認し、11月以降に公表される選考結果と大会の正式番組をチェックしましょう。12月27日のガールズ王座決定戦から大みそかのSG王座決定戦まで、スーパースターフェスタ2026は年間の実績と当日の勝負強さが交差する5日間となります。
なお、車券の購入は20歳になってから。予想を楽しむ際は、選手の過去の実績やランキングだけに頼らず、当日の出走表、試走、競走条件なども確認し、無理のない範囲でオートレースを楽しんでください。