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早稲田箱根駅伝2026総合4位を検証!往路2位・復路8位の理由と2027年展望を徹底解説

水野 香織 水野 香織 • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
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2026年1月2、3日に開催された第102回箱根駅伝で、早稲田大学は総合4位、10時間44分29秒を記録した。往路は5時間18分26秒で2位と優勝争いに加わった一方、復路は5時間26分03秒で8位。往路の勢いを総合順位につなげきれなかった点が、次回大会に向けた最大の検証ポイントとなる。

ただし、2026年の早稲田は復路の課題だけで評価できるチームではない。鈴木琉胤が4区で区間賞を獲得し、工藤慎作が山上りの5区で区間3位、9区の小平敦之が区間2位と力走。加えて、2026年10月の出雲駅伝では大会新記録で優勝した。第103回箱根駅伝で16年ぶりの総合優勝を狙えるのか、公式記録と直近の戦力をもとに検証する。

【2026年最新結果】早稲田は総合4位、往路2位から何が起きたのか

早稲田箱根駅伝

東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイトと早稲田大学競走部の公式記録によると、第102回大会の早稲田大学は総合4位。往路で2位につけながら、復路で順位を維持する展開となった。

優勝した青山学院大学の総合タイムは10時間37分34秒。早稲田との差は6分55秒だった。一方、3位の順天堂大学とは34秒差、5位の中央大学にはわずか2秒差という接戦でもあった。総合4位という順位だけでなく、上位3校との差と後続校との僅差を併せて見る必要がある。

早稲田のレースを区間別に振り返ると、前半の強みと後半の課題が明確になる。

  • 1区・吉倉ナヤブ直希:1時間00分58秒、区間7位。大きく出遅れることなく、次の区間へたすきをつないだ。
  • 2区・山口智規:1時間05分47秒、区間4位。各校のエースが集まる花の2区で上位を確保した。
  • 3区・山口竣平:1時間01分54秒、区間8位。総合順位を4位として4区につないだ。
  • 4区・鈴木琉胤:1時間00分01秒、区間1位。区間賞の走りで総合2位へ浮上した。
  • 5区・工藤慎作:1時間09分46秒、区間3位。山上りでも上位争いを続け、往路2位を確保した。

往路終了時点では、優勝した青山学院大学との差は18秒。優勝が十分に視野に入る位置で折り返していた。ところが復路では、6区の山﨑一吹が区間6位と健闘したものの、7区の間瀬田純平が区間12位、8区の堀野正太が区間16位となり、首位との差が広がった。

それでも9区では小平敦之が区間2位の好走を見せ、10区の瀬間元輔も中央大学をかわして一時3位に浮上。最後まで順位を争ったことは、早稲田の底力を示す材料だ。

【2025年・2026年成績比較】総合4位でもタイムは6分28秒短縮

早稲田箱根駅伝の2026年を評価するうえで重要なのが、前年との比較だ。第101回大会も総合4位だったため、順位だけを見ると停滞したように映る。しかし、早稲田大学競走部の公式記録を比較すると、総合タイムは大幅に改善している。

比較項目 第101回・2025年 第102回・2026年 変化
総合順位 4位 4位 同順位
総合タイム 10時間50分57秒 10時間44分29秒 6分28秒短縮
往路順位 3位 2位 1つ上昇
往路タイム 5時間22分30秒 5時間18分26秒 4分04秒短縮
復路順位 10位 8位 2つ上昇
復路タイム 5時間28分27秒 5時間26分03秒 2分24秒短縮

この比較から読み取れるのは、総合順位が同じでも、チーム全体の走力は着実に向上しているという点だ。総合タイムは6分28秒短縮。往路だけでなく復路も2分24秒短縮しており、復路の成績も前年より改善している。

一方、往路の改善幅が復路を上回っていることも見逃せない。2026年は往路2位で優勝争いに加わったものの、復路では順位を落とした。総合優勝を狙うなら、往路の好成績を維持するだけでなく、復路で他校に差を広げられない選手層を整える必要がある。

なお、2025年と2026年はいずれも総合4位だが、総合タイムが同じという意味ではない。早稲田は2026年に大きく記録を伸ばしながら、他大学との順位争いの結果、同じ順位にとどまったのである。

【総合4位の理由】往路の強さと復路7・8区の課題を検証

早稲田が総合4位に終わった理由を考える際、単純に「復路が弱かった」と片づけるのは正確ではない。復路の区間順位にはばらつきがあり、終盤には順位を押し上げる走りもあった。問題は、往路で得た優位を復路の中盤で失ったことにある。

第一の要点は、往路で上位を維持できたことだ。2区の山口智規が区間4位、4区の鈴木琉胤が区間賞、5区の工藤慎作が区間3位。各区間で大きく崩れず、山上りまで安定した継走を実現した。特に4区での区間賞は、早稲田が上位を狙えることを示した象徴的な結果だった。

第二の要点は、復路7区・8区で順位を伸ばせなかったことだ。7区の間瀬田純平は区間12位、8区の堀野正太は区間16位。8区終了時点では、首位との差が5分07秒にまで広がっていた。往路終了時の18秒差と比べれば、復路中盤で優勝争いの構図が大きく変わったことが分かる。

ただし、区間順位だけで選手個人の責任を判断するのは適切ではない。駅伝は各区間の距離やコース特性、先行する選手との位置関係などが異なる。復路中盤の課題を検証するなら、選手個人の記録に加えて、区間配置やチーム全体のタイム差を分析する必要がある。

第三の要点は、終盤に巻き返す力を示したことだ。9区の小平敦之は1時間07分45秒で区間2位。10区の瀬間元輔も1時間09分40秒で走り、終盤に中央大学をかわして一時3位に浮上した。最終的には順天堂大学に逆転されたものの、最後まで順位を争える力は備えていた。

2027年大会に向けた改善策は、往路のエース級の走りを再現することだけではない。復路7~10区で安定して上位の区間順位を取れる選手を複数育てること、そして往路で貯金を作った際に、そのリードを守りながら攻められる布陣を組むことが重要になる。

【注目選手】工藤慎作・鈴木琉胤・山口智規の箱根駅伝成績

2026年の早稲田を語るうえで欠かせないのが、工藤慎作、鈴木琉胤、山口智規の3人だ。それぞれ役割が異なり、箱根駅伝で残した実績も、2027年の戦力を考えるうえで重要な材料になる。

工藤慎作:山上りで3年連続の区間上位

工藤慎作は、2026年1月の第102回大会で5区を担当し、1時間09分46秒、区間3位を記録した。2024年の区間2位、2025年の区間2位に続き、山上りで3年連続の区間3位以内に入ったことになる。

箱根駅伝の5区は、上りへの適性と長い距離を走り切る持久力が問われる区間だ。工藤がこの区間で安定した結果を残していることは、早稲田にとって大きな強みである。2026年10月の出雲駅伝では最終6区を担当し、29分00秒で区間賞を獲得。箱根の山上りに限らず、チームのアンカーを担える走力も示している。

2026年秋時点では4年生。第103回大会は大学生活最後の箱根駅伝となるため、山上りで再び上位の走りを見せられるかが注目される。

鈴木琉胤:1年生で4区区間賞、次回大会の中心候補

鈴木琉胤は、2026年1月の箱根駅伝で1年生ながら4区を走り、1時間00分01秒で区間賞を獲得した。総合順位を2位へ押し上げた走りは、2026年の早稲田を象徴するパフォーマンスの一つだ。

早稲田大学競走部の公式プロフィールによると、鈴木は2026年秋時点で2年生。2026年10月12日の出雲駅伝でも3区を担当し、23分31秒で区間3位を記録した。箱根の区間賞だけにとどまらず、大学三大駅伝の舞台で継続して力を発揮している点が評価できる。

2027年の箱根では、往路の主要区間を任される可能性がある注目選手だ。4区で見せたスピードを生かしながら、長距離区間への適応やレース展開への対応力をどこまで伸ばせるかが焦点となる。

山口智規:2026年のエースが抜けた後をどう埋めるか

山口智規は、2026年1月の箱根駅伝で花の2区を担当。1時間05分47秒、区間4位という成績を残し、早稲田が往路上位を維持するうえで重要な役割を果たした。

ただし、山口智規は2026年1月大会時点で4年生だった。2027年大会では、同じ選手を中心に据えたエース区間の構成はできない。早稲田にとっては、主力の卒業による戦力変化をどう補うかが大きな課題となる。

その意味で、山口智規の後継となるエース候補の育成は、2027年の優勝争いを左右する要素だ。鈴木琉胤や山口竣平らの成長に加え、復路の長距離区間で安定した記録を出せる選手が複数現れるかが、総合順位を押し上げる鍵になる。

【歴代順位と優勝回数】早稲田は箱根駅伝で何度優勝したのか

早稲田大学は、箱根駅伝の歴史を代表する伝統校の一つだ。東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイトの優勝回数ランキングによると、総合優勝は13回。最後に優勝したのは2011年の第87回大会で、2027年大会で再び頂点に立てば16年ぶりの総合優勝となる。

ただし、過去の優勝回数が多いことと、現在のチームが優勝に近いことは同じではない。近年の順位を見ると、早稲田は2022年に13位、2023年に6位、2024年に7位、2025年に4位、2026年に4位と推移している。

2025年、2026年と2年連続で総合4位を確保したことは、安定して上位を狙えるチームへ戻ってきたことを示している。一方で、総合優勝を狙うには、シード権や上位入賞を安定して確保する段階から、優勝校とのタイム差を縮める段階へ進まなければならない。

歴代の記録は、早稲田が再び優勝を目指すうえでの土台となる。ただし、2026年の総合タイム10時間44分29秒と優勝校の10時間37分34秒には6分55秒の差があった。この差をどの区間で埋めるかという具体的な課題に向き合うことが、伝統を現在の競争力へつなげる道筋となる。

【第103回箱根駅伝2027の予想】現在の戦力と優勝への展望

2027年1月2、3日に予定される第103回箱根駅伝に向けて、早稲田の戦力を占ううえで最も新しい材料の一つが、2026年10月の出雲駅伝だ。

早稲田大学競走部の公式記録によると、10月12日に開催された第38回出雲駅伝で、早稲田は2時間05分56秒の大会新記録で優勝した。2区の本田桜二郎、4区の新妻遼己、5区の山口竣平、6区の工藤慎作がそれぞれ区間賞を獲得。鈴木琉胤も3区で区間3位と健闘した。

箱根駅伝とは区間数も距離も異なるため、出雲駅伝の優勝だけで箱根の優勝を予測することはできない。それでも、複数の選手が区間上位の成績を残したことは、チーム全体の調子と選手層を測るうえで好材料だ。

2027年のメンバー候補と区間配置の焦点

2026年10月時点で、箱根駅伝の個人エントリーや最終的な区間配置は確定していない。そのため、以下は直近の大会実績と学年を踏まえた候補の整理であり、正式な出場メンバーを示すものではない。

  • 工藤慎作:5区の経験と出雲駅伝6区の区間賞を生かし、大学最後の箱根でチームを支える役割が期待される。
  • 鈴木琉胤:箱根4区の区間賞を持つ若手の中心候補。往路で再び流れを作れるかが焦点だ。
  • 山口竣平:2026年箱根3区で区間8位、同年出雲駅伝5区で区間賞。成長を続ければ往路の重要な戦力となる。
  • 吉倉ナヤブ直希:2026年箱根1区を担当し、同年出雲駅伝でも1区を走った。スタートから流れを作る役割に注目したい。
  • 小平敦之:2026年箱根9区で区間2位。長距離区間で安定した走りを見せられるかがポイントになる。
  • 瀬間元輔・堀野正太:2026年箱根の復路を経験した選手たち。経験を次の大会にどうつなげるかが問われる。
  • 本田桜二郎・新妻遼己:2026年出雲駅伝で区間賞を獲得した1年生。箱根の長い区間への対応力が伸びれば、戦力の幅を広げる存在になり得る。

なお、2026年1月の箱根駅伝で4年生だった山口智規は、2027年大会の戦力には含められない。一方、工藤慎作、山﨑一吹、小平敦之らは2027年1月時点では出場資格を持つ4年生となるため、最後の箱根に向けた仕上がりが重要になる。

2026年11月の全日本大学駅伝も重要な判断材料

2026年11月1日に開催予定の第58回全日本大学駅伝では、早稲田大学競走部のエントリーに工藤慎作、小平敦之、山﨑一吹、瀬間元輔、山口竣平、吉倉ナヤブ直希、鈴木琉胤らが名を連ねている。大会前のエントリーであり、実際の出走選手や区間配置とは区別する必要があるが、箱根に向けた戦力を考えるうえで注目すべき大会だ。

出雲駅伝で優勝した早稲田が、全日本大学駅伝でも安定した成績を残せれば、主力の走力だけでなく選手層の厚さを測る材料になる。逆に、特定の選手への依存が大きい場合は、箱根の10区間をどう組み立てるかが課題として浮かび上がる。

【プロの結論】優勝への鍵は「往路の爆発力」より「復路の再現性」

2027年の早稲田を評価するうえで、最も重視したいのは、往路で上位につけられるかだけではない。2026年は往路2位という好位置から総合4位となった。優勝を狙うなら、往路で稼いだタイムを復路中盤で失わないチームづくりが不可欠だ。

具体的には、復路7~10区で区間上位を狙える選手を複数そろえること、主力が卒業した後もエース区間を任せられる選手を育てること、そして区間配置によって選手の強みを最大限に生かすことが重要になる。

2026年10月の出雲駅伝優勝は、早稲田が次の段階へ進む可能性を示す結果だった。しかし、箱根駅伝の総合優勝は、6区間45.1kmの出雲駅伝とは異なる10区間217.1kmの総合力が問われる。2027年の優勝候補としての評価を固めるには、全日本大学駅伝での走りと、箱根に向けた選手層の充実度を併せて見る必要がある。

【早稲田箱根駅伝】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:早稲田大学は2026年の箱根駅伝で何位でしたか?
A1:第102回箱根駅伝で総合4位でした。総合タイムは10時間44分29秒で、往路2位、復路8位。2025年に続く2年連続の総合4位です。

Q2:早稲田箱根駅伝の総合4位はなぜだったのですか?
A2:往路では鈴木琉胤の4区区間賞や工藤慎作の5区区間3位などで2位につけましたが、復路7区が区間12位、8区が区間16位となり、首位との差が広がりました。9区の小平敦之は区間2位と巻き返したものの、最終的に総合3位には届きませんでした。

Q3:早稲田大学の箱根駅伝の優勝回数は何回ですか?
A3:東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイトによると、総合優勝は13回です。最後の優勝は2011年の第87回大会で、2027年に優勝すれば16年ぶりとなります。

Q4:2027年の早稲田大学の箱根駅伝メンバーは決まっていますか?
A4:2026年10月28日時点では、第103回大会の最終的な個人エントリーや区間配置は確定していません。工藤慎作、鈴木琉胤、山口竣平、吉倉ナヤブ直希らの直近の大会実績は、戦力を考える材料になりますが、実際の出場選手は正式発表を待つ必要があります。

Q5:早稲田大学は2027年の箱根駅伝で優勝を狙えますか?
A5:優勝を狙える可能性はあります。2026年10月の出雲駅伝では大会新記録で優勝し、複数の選手が区間賞を獲得しました。一方、箱根で総合優勝するには、往路の強さに加えて復路の安定感を高め、卒業する主力の穴を埋めることが条件になります。

第102回箱根駅伝の早稲田大学は、総合4位、10時間44分29秒。往路2位、復路8位という結果は、チームの強みと課題を同時に示した。2025年から総合タイムを6分28秒短縮しながら順位を維持したことは、着実な成長の証しでもある。

2027年大会に向けては、工藤慎作の最後の箱根、鈴木琉胤や山口竣平ら若手の成長、そして復路の選手層が焦点となる。2026年10月の出雲駅伝優勝は明るい材料だが、箱根で優勝するには、往路の好成績を復路まで持続できるチーム力が欠かせない。

早稲田の現在地を判断する際は、総合順位だけでなく、往路・復路のタイム、各区間の順位、主力の卒業と若手の台頭、さらに全日本大学駅伝など直近の公式結果を総合的に確認したい。16年ぶりの総合優勝を実現できるか。第103回大会は、伝統校・早稲田が「上位で戦えるチーム」から「最後まで優勝を争うチーム」へ進化できるかを占う大会となる。

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水野 香織

スキンケアとヘアケアを8年担当。成分表示とメーカー公式の説明文を確認し、体験談と公的データを分けて記述します。

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