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上方漫才大賞の歴代受賞者一覧!1966年から2026年まで61回を徹底解説

杉本 彩 杉本 彩 • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
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上方漫才大賞の歴代受賞者を知りたい人に向けて、1966年の第1回から2026年の第61回まで、大賞・奨励賞・新人賞の受賞者を年別にまとめました。ラジオ大阪(OBC)と関西テレビが主催する同賞は、上方演芸界で長い歴史を持つ漫才の顕彰制度です。

2026年4月7日に発表された第61回では、ザ・ぼんちが45年ぶり2度目の大賞を受賞。奨励賞は金属バット、新人賞はぐろうに決まりました。歴代最多の大賞受賞回数を誇るオール阪神・巨人の実績から、2025年の銀シャリ、ヘンダーソン、豪快キャプテンまで、公式の受賞者一覧をもとに賞の変遷を整理します。

【2026年最新】第61回上方漫才大賞はザ・ぼんちが45年ぶりに受賞

上方漫才大賞歴代

2026年の第61回上方漫才大賞は、4月7日に開催され、ザ・ぼんちが大賞に選ばれました。ラジオ大阪と関西テレビの公式発表によると、奨励賞は金属バット、新人賞はぐろうです。各賞の受賞者は次のとおりです。

  • 大賞:ザ・ぼんち
  • 奨励賞:金属バット
  • 新人賞:ぐろう

最大の話題は、ザ・ぼんちにとって45年ぶり2度目となる大賞受賞です。2人は1972年に結成したベテランコンビで、1981年の第16回でも大賞を獲得しています。長年にわたって舞台で活動してきた漫才師が、再び歴史ある賞の頂点に立ちました。

今回の受賞は、過去の実績だけでなく、現在も漫才界で存在感を発揮するベテランの活動を象徴する出来事です。2026年の番組特設ページでは、ザ・ぼんちの受賞に加え、ブラックマヨネーズの吉田敬、フットボールアワーの岩尾望、銀シャリの橋本直といった過去の大賞受賞者が登場することも紹介されました。

一方、奨励賞に輝いた金属バットは、カベポスター、たくろう、ツートライブ、天才ピアニストとともに候補となった5組の中から受賞しました。スポニチの報道によると、観客審査員100人による500点満点の採点で482点を獲得。442点だったたくろうを上回りました。

新人賞には、愛凛冴、ぐろう、三遊間、生姜猫、例えば炎の5組がノミネートされ、最終的にぐろうが選ばれました。若手の新しい笑い、中堅世代の実力、長いキャリアを持つベテランの存在感が、同じ舞台で評価された大会です。

2026年の開催時間は午後6時30分から午後9時まで。スポニチは、ゴールデンタイムでの生放送が大会史上初だったと報じています。歴史ある賞が、テレビでの見せ方や当日の審査を通じて、新しい世代にも届く舞台へと変化している点も見逃せません。

【1966年からの歴史と変遷】ラジオ大阪発の漫才賞はどう変わった?

上方漫才大賞は1966年、上方の文化である漫才を育て、その功績を顕彰する目的でラジオ大阪が創設しました。ラジオ大阪の公式資料によると、1999年から関西テレビが共同主催に加わり、2005年からは両局による同時生放送が行われています。

第1回の大賞受賞者は、女性トリオとして上方漫才を代表する存在だったかしまし娘です。その後も、海原お浜・小浜、中田ダイマル・ラケット、夢路いとし・喜味こいし、横山やすし・西川きよしなど、時代を象徴する漫才師たちが大賞に名を連ねました。

1990年代にはダウンタウン、トミーズ、ハイヒール、宮川大助・花子らが受賞。2000年代以降はフットボールアワー、中川家、ブラックマヨネーズ、千鳥、笑い飯など、テレビや劇場で幅広い支持を集めたコンビが大賞を獲得しています。

歴代受賞者を振り返る際に注意したいのが、新人部門の制度変更です。現在の新人賞と過去の新人賞は、名称が同じでも必ずしも同じ位置づけではありません。

  • 1966〜1977年:新人賞を設けた初期の制度。
  • 1978〜2000年:新人賞に加え、新人奨励賞も記録されている。
  • 2001〜2009年:優秀新人賞と新人賞の2区分で記録されている。
  • 2010年以降:公式の歴代一覧では、現在につながる新人賞の受賞者が掲載されている。

また、2020年は新型コロナウイルス感染拡大防止の影響で、奨励賞の選考が中止されました。ラジオ大阪の公式一覧では新人賞の受賞者も記載されていません。こうした例外も含めて確認することが、歴代の受賞実績を正しく理解するポイントです。

【歴代受賞者一覧】第1回1966年から第61回2026年までを年表で総覧

以下は、ラジオ大阪(OBC)の公式歴代受賞者一覧をもとに整理した受賞者年表です。大賞・奨励賞に加え、新人部門については当時の賞名を記載しています。新人賞の制度が変更された時期は、複数の区分をまとめて掲載しました。

なお、表は各年の大賞・奨励賞・新人部門を対象としています。特別賞や審査員特別賞などは含めていません。

回・年 大賞 奨励賞 新人部門(当時の賞名)
第61回・2026年ザ・ぼんち金属バット新人賞:ぐろう
第60回・2025年銀シャリヘンダーソン新人賞:豪快キャプテン
第59回・2024年笑い飯見取り図新人賞:天才ピアニスト
第58回・2023年プラス・マイナス吉田たち新人賞:カベポスター
第57回・2022年ミルクボーイミキ新人賞:ニッポンの社長
第56回・2021年かまいたちプラス・マイナス新人賞:ネイビーズアフロ
第55回・2020年シャンプーハット選考中止公式一覧に記載なし
第54回・2019年中川家かまいたち新人賞:ミキ
第53回・2018年ダイアン和牛新人賞:祇園
第52回・2017年海原やすよ ともこスーパーマラドーナ新人賞:トット
第51回・2016年オール阪神・巨人銀シャリ新人賞:コマンダンテ
第50回・2015年テンダラー学天即新人賞:吉田たち
第49回・2014年笑い飯ダイアン新人賞:学天即
第48回・2013年千鳥テンダラー新人賞:プリマ旦那
第47回・2012年海原やすよ ともこシャンプーハット新人賞:プラスマイナス
第46回・2011年ブラックマヨネーズ千鳥新人賞:銀シャリ
第45回・2010年中川家笑い飯新人賞:スマイル
第44回・2009年矢野・兵動シンデレラエキスプレス優秀新人賞:ジャルジャル/新人賞:ダイアン
第43回・2008年ティーアップ海原やすよ・ともこ優秀新人賞:ギャロップ/新人賞:鎌鼬
第42回・2007年メッセンジャー矢野・兵動優秀新人賞:なすなかにし/新人賞:のろし
第41回・2006年大木こだま・ひびき安田大サーカス優秀新人賞:NON STYLE/新人賞:アジアン
第40回・2005年中田カウス・ボタンメッセンジャー優秀新人賞:南海キャンディーズ/新人賞:麒麟
第39回・2004年フットボールアワーティーアップ優秀新人賞:せんたくばさみ/新人賞:チュートリアル
第38回・2003年横山ホットブラザーズアメリカザリガニ優秀新人賞:チョップリン/新人賞:笑い飯
第37回・2002年ますだおかだ受賞者なし優秀新人賞:フットボールアワー/新人賞:ブラックマヨネーズ
第36回・2001年中田カウス・ボタンますだおかだ優秀新人賞:COWCOW/新人賞:キングコング
第35回・2000年ちゃらんぽらん海原はるか・かなた新人賞:シンクタンク/新人奨励賞:スクラッチ
第34回・1999年おかけんた・ゆうたちゃらんぽらん新人賞:アメリカザリガニ/新人奨励賞:りあるキッズ
第33回・1998年里見まさと・亀山房代トゥナイト新人賞:ハリガネロック/新人奨励賞:2丁拳銃
第32回・1997年酒井くにお・とおるおかけんた・ゆうた新人賞:海原やすよ・ともこ/新人奨励賞:こん松・せんべい
第31回・1996年大木こだま・ひびきどんきほーて新人賞:ジャリズム/新人奨励賞:高僧・野々村
第30回・1995年ハイヒール里見まさと・亀山房代新人賞:中川家/新人奨励賞:海原やすよ・ともこ
第29回・1994年横山たかし・ひろし酒井くにお・とおる新人賞:千原兄弟/新人奨励賞:ますだおかだ
第28回・1993年トミーズ横山たかし・ひろし新人賞:トゥナイト/新人奨励賞:雨上がり決死隊
第27回・1992年トミーズ大木こだま・ひびき新人賞:犬丸兄弟/新人奨励賞:よゐこ
第26回・1991年中田カウス・ボタントミーズ新人賞:ティーアップ/新人奨励賞:ぴのっきお
第25回・1990年宮川大助・花子中田カウス・ボタン新人賞:どんきほーて/新人奨励賞:ベイブルース
第24回・1989年ダウンタウントミーズ新人賞:ビッグブラザーズ/新人奨励賞:月亭かなめ&ぜんじろう
第23回・1988年若井小づえ・みどりダウンタウン新人賞:清水圭・和泉修/新人奨励賞:ビッグブラザーズ
第22回・1987年宮川大助・花子ダウンタウン、大木こだま・ひびき新人賞:非常階段/新人奨励賞:まるむし商店
第21回・1986年太平サブロー・シロー宮川大助・花子新人賞:パート2/新人奨励賞:ダウンタウン
第20回・1985年オール阪神・巨人太平サブロー・シロー新人賞:ちゃらんぽらん、トミーズ/新人奨励賞:ハイヒール
第19回・1984年今いくよ・くるよ西川のりお・上方よしお新人賞:宮川大助・花子/新人奨励賞:トミーズ
第18回・1983年オール阪神・巨人若井小づえ・みどり新人賞:ミヤ蝶美・蝶子/新人奨励賞:やすえ・やすよ
第17回・1982年オール阪神・巨人今いくよ・くるよ新人賞:太平サブロー・シロー/新人奨励賞:ミヤ蝶美・蝶子
第16回・1981年ザ・ぼんちオール阪神・巨人新人賞:春やすこ・けいこ/新人奨励賞:太平サブロー・シロー、海原さおり・しおり
第15回・1980年横山やすし・西川きよし青芝フック・キック新人賞:島田紳助・松本竜介/新人奨励賞:青芝金太・紋太
第14回・1979年コメディNo.1ちゃっきり娘新人賞:ザ・ぼんち/新人奨励賞:Wさくらんぼ
第13回・1978年WヤングB&B新人賞:青芝まさお・あきら/新人奨励賞:中田伸江・伸児
第12回・1977年横山やすし・西川きよし若井ぼん・はやと新人賞:浮世亭ジョージ・ケンジ
第11回・1976年チャンバラトリオ上方柳次・柳太新人賞:オール阪神・巨人
第10回・1975年Wヤング青芝フック・キック新人賞:海原かける・めぐる、若井小づえ・みどり
第9回・1974年三人奴人生幸朗・生恵幸子新人賞:トリオ・ザ・ミミック
第8回・1973年レツゴー三匹Wヤング新人賞:はな寛太・いま寛大
第7回・1972年宮川左近ショーチャンバラトリオ新人賞:浮世亭三吾・十吾
第6回・1971年島田洋介・今喜多代横山ホットブラザーズ新人賞:レツゴー三匹、中田カウス・ボタン
第5回・1970年横山やすし・西川きよし平和ラッパ・日佐丸新人賞:コメディNo.1、鳳らん太・ゆう太
第4回・1969年夢路いとし・喜味こいしフラワーショウ新人賞:正司敏江・玲児
第3回・1968年中田ダイマル・ラケット漫画トリオ新人賞:若井ぼん・はやと
第2回・1967年海原お浜・小浜鳳啓助・京唄子新人賞:横山やすし・西川きよし
第1回・1966年かしまし娘島田洋介・今喜多代新人賞:若井はんじ・けんじ

この年表から分かるのは、上方漫才大賞が一つの芸風や世代だけを評価してきたわけではないということです。古典的な話芸やトリオ漫才が支持された時代から、テレビで活躍するコンビ、劇場を主戦場とする実力派、現代的なテンポや独自の言葉選びを特徴とする漫才師まで、受賞者の顔ぶれは幅広く変化しています。

【最多受賞はオール阪神・巨人】歴代大賞に見る漫才界の系譜

歴代の大賞受賞者の中で、最多受賞記録を持つのはオール阪神・巨人です。吉本興業の公式プロフィールと2016年のオリコン報道によると、同コンビは大賞を通算4回受賞しています。

  • 1982年・第17回:大賞
  • 1983年・第18回:大賞
  • 1985年・第20回:大賞
  • 2016年・第51回:大賞

1982年と1983年には2年連続で受賞し、1985年にも再び大賞を獲得。さらに2016年、結成40周年を迎えた時期の活動が評価され、歴代最多となる4度目の受賞を果たしました。1980年代の実績だけで終わらず、長いキャリアを経た後にも最高賞を手にした点が際立ちます。

歴代受賞者の中には、複数回大賞に輝いたコンビも少なくありません。横山やすし・西川きよしは1970年、1977年、1980年に受賞。中田カウス・ボタンも1991年、2001年、2005年に大賞を獲得しています。

また、2026年に受賞したザ・ぼんちは、1981年以来となる2度目の大賞です。単年の話題性だけでなく、長年の舞台活動や漫才師としての蓄積が評価されることも、この賞の歴史を読み解くうえで重要な視点です。

一方、2000年代以降の受賞者を見ると、フットボールアワー、中川家、ブラックマヨネーズ、千鳥、笑い飯、かまいたち、ミルクボーイなど、全国的な知名度を持つコンビが並びます。上方の劇場文化で磨かれた漫才が、テレビや全国規模の賞レースでの活躍と交差してきたことがうかがえます。

【受賞基準と選考方法】大賞・奨励賞・新人賞は何が違う?

上方漫才大賞は、単に当日のネタの出来だけを競う大会ではありません。関西テレビの公式情報では、年度を通じて寄席、放送、舞台などで活躍した漫才師をたたえる賞と説明されています。大賞は、その年の活動を広く評価する位置づけです。

一方、奨励賞と新人賞には、当日の漫才披露と観客審査が組み込まれています。2026年は、それぞれ5組がノミネートされ、会場で漫才を披露しました。奨励賞は大賞に次ぐ賞として位置づけられ、新人賞は若手漫才師の登竜門として知られています。

  • 大賞:年間を通じた活動や実績を評価する最高賞。2026年の賞金は200万円。
  • 奨励賞:大賞に準ずる賞。2026年は金属バットが受賞し、賞金は150万円。
  • 新人賞:若手漫才師の活躍を評価する賞。2026年はぐろうが受賞し、賞金は100万円。

選考方式は、歴史を通じて一定ではありません。2014年までの奨励賞は事前選考で発表される方式が中心でしたが、2015年からは候補者が当日にネタを披露する形式へと変化しました。新人部門も候補組数や賞の名称が時代によって変わっているため、現在のルールを過去の大会にそのまま当てはめることはできません。

なお、審査の詳細な評価項目や配点が、すべての年度にわたって共通の形で公表されているわけではありません。特定の年の観客審査の点数を、歴代すべての受賞者を比較する共通尺度として扱うのは適切ではありません。

上方漫才大賞とM-1グランプリの違いも、この点にあります。M-1グランプリは大会当日のネタを中心に勝敗を決める競技性の強い賞レースですが、上方漫才大賞の大賞は年間の活動実績を評価する性格を持ちます。奨励賞や新人賞では当日のパフォーマンスが重要になるものの、3部門をすべて同じ仕組みの賞として捉えると、本来の役割を見誤ることになります。

【上方漫才大賞歴代】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:上方漫才大賞の歴代最多受賞者は誰ですか?
A1:オール阪神・巨人です。1982年、1983年、1985年、2016年の計4回、大賞を受賞しています。2016年の受賞時には歴代最多となる4度目の大賞として報じられました。

Q2:2025年と2026年の上方漫才大賞受賞者は誰ですか?
A2:2025年は大賞が銀シャリ、奨励賞がヘンダーソン、新人賞が豪快キャプテンです。2026年は大賞がザ・ぼんち、奨励賞が金属バット、新人賞がぐろうでした。

Q3:新人賞と奨励賞の違いは何ですか?
A3:新人賞は若手漫才師の活躍を評価する賞で、奨励賞は大賞に次ぐ位置づけの賞です。候補者の選考や賞の区分は時代によって変更されており、2026年は両部門とも5組がノミネートされ、当日の漫才披露と観客審査を経て受賞者が決まりました。

上方漫才大賞は1966年に始まり、2026年で第61回を迎えました。大賞の歴代受賞者には、かしまし娘、夢路いとし・喜味こいし、横山やすし・西川きよし、オール阪神・巨人、ダウンタウン、千鳥、笑い飯など、各時代の上方漫才を代表する顔ぶれが並んでいます。

2026年はザ・ぼんちが45年ぶり2度目の大賞を受賞し、金属バットが奨励賞、ぐろうが新人賞を獲得しました。前年の2025年には銀シャリが大賞に輝いており、ベテランから中堅、若手へとつながる漫才界の厚みが受賞者の顔ぶれに表れています。

歴代の記録を調べる際は、大賞の回数だけでなく、奨励賞や新人賞の受賞者、そして各部門の制度変更にも目を向けることが大切です。新人賞と新人奨励賞、優秀新人賞などの区分を区別すれば、若手の登竜門としての役割がどのように変わってきたのかも読み取れます。

上方漫才大賞の価値は、過去の名コンビを顕彰することだけではありません。年間を通じて舞台に立つ漫才師を評価し、新しい才能に光を当て、長く活動を続けるベテランにも再びスポットを当てる点にあります。2027年以降の受賞者が、この61回の歴史にどのような新しい名前を刻むのか、今後も注目されます。

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コンテンツディレクター 杉本 彩
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映画と連続ドラマを9年取材。公開日・放送日は公式サイトで確認し、あらすじは結末を伏せた範囲で構成しています。

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