箱根駅伝は1人何キロ走るのでしょうか。2026年1月2日・3日に開催された第102回東京箱根間往復大学駅伝競走では、チーム全体の総距離は217.1km。往路5区間が107.5km、復路5区間が109.6kmで、各大学の選手が10区間をたすきでつなぎます。
選手1人が担当する距離は、区間によって異なり、2026年大会の公式コースでは20.8〜23.1kmです。最長は2区と9区の23.1km、最短は山上りの5区と山下りの6区の20.8km。全10区間の距離一覧から、一人あたりの平均距離、往路と復路の違い、区間ごとの特徴まで詳しく解説します。
【結論】箱根駅伝は1人何キロ走る?2026年の距離は約21km

箱根駅伝では、1チーム10人の選手がそれぞれ1区間を担当します。1人が217.1kmすべてを走るのではなく、各選手が自分の区間を走り、次の選手へたすきを渡す方式です。
第102回大会の区間距離を基準にすると、最短は20.8km、最長は23.1km。区間によって2.3kmの差があります。どの区間を担当するかによって、選手が走る距離は変わります。
10区間の総距離217.1kmを10人で割ると、1人あたりの平均は21.71kmです。フルマラソンの42.195kmと比べると約半分ですが、各選手は長距離を走りながら、順位やチームのタイムを左右する役割も担います。
なお、平均21.71kmは総距離を区間数で割った計算上の数値です。実際の担当距離が全員同じという意味ではありません。
【2026年最新】箱根駅伝の全10区間・距離一覧
東京箱根間往復大学駅伝競走の公式サイトと日本テレビの番組公式サイトでは、コースを往路5区間、復路5区間に分けて紹介しています。2026年の第102回大会で使用された区間距離は次のとおりです。
| 区間 | 距離 | 方向 | コース |
|---|---|---|---|
| 1区 | 21.3km | 往路 | 大手町〜鶴見 |
| 2区 | 23.1km | 往路 | 鶴見〜戸塚 |
| 3区 | 21.4km | 往路 | 戸塚〜平塚 |
| 4区 | 20.9km | 往路 | 平塚〜小田原 |
| 5区 | 20.8km | 往路 | 小田原〜箱根・芦ノ湖 |
| 6区 | 20.8km | 復路 | 箱根・芦ノ湖〜小田原 |
| 7区 | 21.3km | 復路 | 小田原〜平塚 |
| 8区 | 21.4km | 復路 | 平塚〜戸塚 |
| 9区 | 23.1km | 復路 | 戸塚〜鶴見 |
| 10区 | 23.0km | 復路 | 鶴見〜日本橋〜大手町 |
表を見ると、同じ距離の区間が複数あることが分かります。3区と8区はともに21.4km、5区と6区はともに20.8kmです。一方、往路と復路で対応する区間でも、1区と10区、4区と7区は距離が異なります。
大会をテレビで観戦するときは、チーム全体の217.1kmと、選手が走る区間距離を区別すると分かりやすくなります。たとえば2区を走る選手の担当距離は23.1kmであり、217.1kmではありません。
【総距離217.1kmの内訳】往路107.5kmと復路109.6kmの違い
2026年の箱根駅伝は、東京・大手町から神奈川県の箱根・芦ノ湖まで走る往路と、芦ノ湖から大手町へ戻る復路で構成されます。日本テレビの番組公式サイトが掲載する大会記録でも、総距離217.1km、往路107.5km、復路109.6kmと整理されています。
距離を合計すると、107.5km+109.6km=217.1kmです。復路は往路より2.1km長い計算になります。
東京と箱根を往復するため、往路と復路は同じ距離だと思われがちです。しかし、実際の競走路では区間距離が完全には一致しません。1区の21.3kmに対して10区は23.0kmで、1.7kmの差があります。また、4区は20.9km、7区は21.3kmで、こちらにも0.4kmの差があります。
そのほかの対応区間では、2区と9区が23.1km、3区と8区が21.4km、5区と6区が20.8kmです。これらの差を合計すると、復路が往路より2.1km長いことを説明できます。
なお、217.1kmは2026年の第102回大会で使用された公式コースの総距離です。大会ごとのコース情報を確認する際は、対象年と大会回数をそろえて比較することが大切です。
【最長区間・最短区間を比較】2区・9区は23.1km、5区・6区は20.8km
箱根駅伝の全10区間で、最も距離が長いのは2区と9区です。どちらも23.1kmあり、最短の5区・6区と比べると2.3km長くなります。ただし、区間の特徴は距離だけでは決まりません。
2区は「花の2区」と呼ばれるエース区間です。鶴見から戸塚へ向かうコースには、権太坂や戸塚付近の上り坂など、走力が問われるポイントがあります。各大学の主力選手が起用されることも多く、序盤の順位争いを左右する区間です。
9区も23.1kmの長距離区間ですが、こちらは復路の終盤に位置します。戸塚から鶴見へ向かう間に、往路で生まれた差や復路での順位変動を受けて、チームの目標に向けた勝負が展開されます。残りの区間数が少ないため、順位争いの行方にも注目が集まります。
一方、5区と6区はともに20.8kmです。5区は小田原から芦ノ湖へ向かう山上り、6区は芦ノ湖から小田原へ下る山下り。距離は同じでも、上りと下りという大きな違いがあり、選手に求められる走り方も異なります。
このように、最長区間だから必ず最も難しい、最短区間だから負担が軽い、とは限りません。距離に加えて、標高差、路面やカーブ、気温、レース展開なども区間の特徴を理解するポイントです。
【一人あたりの平均距離】21.71kmでも全員が同じ距離を走るわけではない
箱根駅伝の一人あたりの平均距離は、総距離217.1kmを10区間で割った21.71kmです。数字だけを見ると、各選手が約22kmを走る大会と考えられますが、実際には20.8kmから23.1kmまで差があります。
平均距離を把握するうえで大切なのは、計算上の平均と実際の区間距離を混同しないことです。平均値は大会全体の規模をつかむには便利ですが、個々の選手がどれだけ走るかを知りたい場合には、担当区間を確認する必要があります。
また、同じ20km台の距離でも、コースの条件によって競技上の負担は変わります。山上りの5区と山下りの6区は、距離が同じだからといって同じ走力や戦術だけで対応できるわけではありません。各大学は選手の特性や調子を踏まえて区間配置を考えます。
箱根駅伝をより深く楽しむなら、次の3点を押さえるとよいでしょう。
- 走行距離を知りたい場合は、担当区間の距離を確認する。
- 区間の難しさを比較する場合は、距離だけでなく上り下りやコース特性も見る。
- チーム全体の記録を比較する場合は、往路・復路・総合の各距離とタイムを分けて考える。
特に、2区と9区のように同じ23.1kmでもレース中の位置が異なる区間では、チームが置かれた状況も選手の役割に影響します。距離とコース、レース展開を組み合わせて見ることが、箱根駅伝の面白さにつながります。
【プロの結論】箱根駅伝は距離と区間特性をセットで見る
箱根駅伝の距離を理解する際に、まず覚えておきたい数字は3つです。総距離217.1km、往路107.5km、復路109.6km。選手1人あたりの平均距離は21.71kmで、実際の担当距離は20.8〜23.1kmの範囲に収まります。
最長の2区・9区はともに23.1km、最短の5区・6区はともに20.8kmです。ただし、区間の評価は距離だけでは決められません。上り坂が続く区間、下りが中心の区間、序盤の流れをつくる区間、終盤の順位争いを担う区間では、選手に求められる能力や役割が違います。
また、2026年の第102回大会の公式コースと、それ以外の大会のコース情報を混同しないことも重要です。箱根駅伝の距離を検索するときは、大会回数、区間番号、往路・復路の別を合わせて確認すれば、数字の取り違えを防げます。
【箱根駅伝1人何キロ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:箱根駅伝は1人何キロ走りますか? A1:2026年の第102回大会では、1人あたりの担当距離は20.8〜23.1kmです。10区間の平均は21.71kmですが、実際の距離は担当区間によって異なります。
Q2:箱根駅伝で最も長い区間は何キロですか? A2:2区と9区の23.1kmです。2区は鶴見から戸塚へ向かう往路のエース区間、9区は戸塚から鶴見へ向かう復路の区間です。
Q3:箱根駅伝で最も短い区間は何キロですか? A3:5区と6区の20.8kmです。5区は小田原から芦ノ湖への山上り、6区は芦ノ湖から小田原への山下りに当たります。
Q4:箱根駅伝の総距離は何キロですか? A4:2026年の第102回大会では217.1kmです。往路107.5kmと復路109.6kmを合計した距離です。
Q5:往路と復路で距離が違うのはなぜですか? A5:実際の競走路では、往路と復路の対応する区間がすべて同じ距離ではないためです。2026年大会では、1区が21.3km、10区が23.0km、4区が20.9km、7区が21.3kmとなっています。
Q6:箱根駅伝の選手は全員同じ距離を走りますか? A6:いいえ。各選手は1〜10区のいずれかを担当するため、走る距離は区間ごとに異なります。平均距離の21.71kmは、総距離を10区間で割った数値です。
箱根駅伝は、2026年の第102回大会を基準にすると、総距離217.1kmを10区間に分けて走る大学駅伝です。1人あたりの平均距離は21.71kmで、実際には20.8〜23.1kmの範囲で区間ごとに異なります。
最長は2区・9区の23.1km、最短は5区・6区の20.8km。往路は107.5km、復路は109.6kmで、復路が2.1km長くなっています。
距離の数字を覚えるだけでなく、山上り・山下りの違いや、序盤と終盤で変わる選手の役割にも目を向けると、たすきリレーの意味がより鮮明になります。次に箱根駅伝を観戦するときは、担当区間の距離とコースの特徴を確認しながら、各大学の戦略や選手の走りに注目してみてください。