2026年の日本選手権陸上は、6月の第110回日本陸上競技選手権大会を皮切りに、混成競技、リレー競技、10000mと種目ごとに分かれて開催されています。メイン大会は6月12日(金)~14日(日)に愛知・パロマ瑞穂スタジアムで行われ、すでに全日程を終了しました。一方、年内には12月5日(土)の日本選手権10000mが控えています。
2026年10月28日時点で押さえておきたいのは、種目によって開催日も会場も異なることです。6月の大会と10月のリレー競技、12月の10000mでは、競技時間やチケット販売、代表選考の対象も同じではありません。日本陸上競技連盟(日本陸連)の公式大会情報をもとに、日程一覧、競技時間、NHK中継の実績、結果速報、今後の開催予定まで整理します。
【2026年最新日程】第110回日本陸上競技選手権大会は6月開催

第110回日本陸上競技選手権大会は、2026年6月12日(金)から14日(日)までの3日間、愛知県名古屋市のパロマ瑞穂スタジアムで開催されました。主催は日本陸上競技連盟で、愛知・名古屋2026アジア競技大会の日本代表選手選考競技会を兼ねた大会です。
実施種目は男子17種目、女子17種目の計34種目。短距離から中距離、長距離、ハードル、障害物、跳躍、投てきまで、国内トップクラスの選手が日本一を争いました。なお、10000mと混成競技は別日程で開催されるため、6月のメイン大会だけを確認しても、日本選手権全体の日程を把握したことにはなりません。
まずは2026年の主要日程を一覧で確認しましょう。以下は日本陸連の公式大会情報に基づく開催日程です。
| 大会・種目 | 開催日 | 会場 | 2026年10月28日時点の状況 |
|---|---|---|---|
| 第110回日本選手権・混成競技 | 6月6日(土)~7日(日) | 岐阜メモリアルセンター長良川競技場 | 開催終了 |
| 第110回日本選手権・メイン大会 | 6月12日(金)~14日(日) | 愛知・パロマ瑞穂スタジアム | 開催終了 |
| 第110回日本選手権・リレー競技 | 10月10日(土)~11日(日) | 東京・MUFGスタジアム(国立競技場) | 開催終了 |
| 第110回日本選手権・10000m | 12月5日(土) | 東京・世田谷区立総合運動場陸上競技場 | 開催予定 |
| 第111回日本選手権・メイン大会 | 2027年6月11日(金)~13日(日) | 大阪・ヤンマースタジアム長居 | 開催予定 |
この一覧から分かるとおり、10月28日現在、2026年の主要大会で今後開催されるのは12月の10000mです。日本選手権の開催日を調べる際は、大会名に加えて「混成」「リレー」「10000m」などの種目名まで確認することが、日程の取り違えを防ぐポイントになります。
【日本陸上選手権タイムテーブル】6月大会の競技時間と注目種目
6月のメイン大会では、3日間で競技開始時刻が異なりました。日本陸連が公開した大会概要では、1日目は13時20分、2日目は11時30分、3日目は14時08分に競技開始。競技終了はいずれの日も18時40分または20時40分の予定でした。
日ごとの大きな見どころを整理すると、次のようになります。
- 6月12日(金)・1日目:男女100mの予選・準決勝、男子5000m予選、男子3000m障害物決勝、女子5000m決勝など。大会3日間で唯一のナイター開催となりました。
- 6月13日(土)・2日目:男女100m決勝、男子800m・1500m決勝、女子400m決勝、女子100mハードル決勝など。短距離の日本一が決まる注目日でした。
- 6月14日(日)・3日目:男女200m決勝、男子400m・5000m決勝、男子110mハードル・400mハードル決勝、女子1500m・3000m障害物決勝など。大会を締めくくる種目が行われました。
競技時間を調べるときは、日ごとの開始・終了時刻だけでなく、個別種目のスタート時刻も確認してください。例えば、同じ日に100mの予選と決勝が組まれているとは限らず、予選・準決勝・決勝は別の時間帯や別日に設定されます。
日本陸連の公式タイムテーブルには、競技日ごとの詳細な時刻表が掲載されています。過去の大会を振り返る場合は公式リザルトと併せて確認すると、競技開始時刻と実際の結果を混同せずに済みます。
【日本選手権陸上種目別日程】混成・リレー・10000mは別日程
日本選手権の開催日を検索するときに注意したいのが、種目別に大会が分かれている点です。第110回大会では、混成競技、リレー競技、10000mがメイン大会とは別日程で組まれました。それぞれ会場も異なります。
混成競技は6月6日~7日に岐阜で開催第110回日本陸上競技選手権大会・混成競技は、6月6日(土)・7日(日)に岐阜メモリアルセンター長良川競技場で開催されました。男子十種競技、女子七種競技など、複数種目の合計得点で順位を競う混成競技の日本一を決める大会です。
この大会も愛知・名古屋2026アジア競技大会の日本代表選手選考競技会を兼ねていました。6月12日からのメイン大会とは開催日も会場も違うため、混成競技を観戦・確認したい場合は、混成競技専用の大会情報を参照する必要があります。
リレー競技は10月10日~11日に国立競技場で開催第110回日本陸上競技選手権大会・リレー競技は、10月10日(土)・11日(日)に東京のMUFGスタジアム(国立競技場)で開催されました。個人種目とは異なり、チームの走力だけでなく、バトンパスや走順の組み立ても勝敗を左右します。
2026年大会では、男子4×100mリレーで東洋大学が38秒45を記録して優勝し、学生タイ記録と大会新記録を達成しました。男子4×400mリレーは関西学院大学が3分04秒74、女子4×100mリレーは福岡大学が44秒19、女子4×400mリレーは立命館大学が3分36秒12でそれぞれ優勝しています。これらの結果は大会終了後に陸上専門メディアなどが報じています。
10000mは12月5日、世田谷で開催予定年内に残る大きな注目大会が、12月5日(土)の第110回日本陸上競技選手権大会・10000mです。会場は東京都世田谷区の世田谷区立総合運動場陸上競技場。女子10000mは14時05分、男子10000mは14時50分に競技開始予定です。
この大会は、北京2027世界陸上競技選手権大会とアモイ2027アジア陸上競技選手権大会の日本代表選手選考競技会も兼ねています。6月のメイン大会が愛知・名古屋2026アジア競技大会の代表選考を兼ねていたのに対し、12月の10000mは2027年の国際大会を見据えた選考が焦点になります。
また、12月大会は男女とも10000mのみを実施するため、メイン大会のように複数種目が同時進行する大会とは観戦の仕方が異なります。長距離の駆け引きや終盤のペース変化をじっくり見たい人にとって、注目しやすい日程です。
【日本選手権陸上テレビ放送予定】NHK中継とライブ配信を確認
6月の第110回日本陸上競技選手権大会では、NHK BS・総合テレビによる生中継が行われました。日本陸連の公式放送情報に掲載された放送時間は、次のとおりです。
- 6月12日(金):NHK BS 18時30分~19時30分、NHK総合 19時30分~20時42分。
- 6月13日(土):NHK総合 16時30分~18時43分。
- 6月14日(日):NHK総合 16時30分~18時43分。
テレビ中継が始まる前の時間帯には、日本陸連公式YouTubeチャンネルによるライブ配信も実施されました。メインチャンネルではトラック種目と一部フィールド種目、フィールドチャンネルではフィールド種目を中心に配信。競技場に行けない人も、テレビとインターネットを組み合わせて大会を楽しめる体制が用意されていました。
ただし、上記は6月大会で実施された放送・配信の情報です。12月5日の日本選手権10000mについては、10月28日時点で、NHK中継の放送時刻や具体的な配信先を確定情報として案内できる段階にはありません。日本陸連の大会要項にはテレビ放送やインターネット配信を行う場合がある旨が記載されていますが、それだけでNHK中継が決まったとは判断できません。
12月大会の視聴方法を知りたい場合は、日本陸連の日本選手権10000m公式大会ページにあるオンエア情報と、NHKの番組表を確認するのが確実です。過去の日本選手権でNHKが中継した実績と、次の大会の放送決定は分けて考えましょう。
【日本選手権陸上結果速報】第110回大会の主な結果と注目点
6月のメイン大会はすでに終了しており、日本陸連の公式大会サイトには各日のリザルトが掲載されています。結果速報を調べる際は、速報段階の順位と正式リザルトを区別し、記録や順位が確定した情報を確認することが大切です。
大会の公式発表によると、3日間の公式入場者数は合計55,598人でした。前回大会の41,353人と比較すると約34%増となり、会場で競技を観戦する人の多さも目を引きました。
大会の最優秀選手賞には、男子400mハードルを48秒09で制した後藤大樹選手と、女子100m・200mの2種目を制した井戸アビゲイル風果選手が選ばれています。井戸選手は両種目で2連覇を達成しました。
男子100m決勝では、多田修平選手が10秒17で優勝。日本選手権で5年ぶりとなる勝利を挙げ、愛知・名古屋2026アジア競技大会の代表にも内定しました。短距離の頂点争いだけでなく、国際大会につながる代表選考という点でも意味のある結果となりました。
なお、アジア大会の代表選考を兼ねることと、大会で優勝すれば必ず代表に選ばれることは同じではありません。種目ごとの選考要項や派遣設定記録などが関係するため、代表内定の有無を確認するときは、個別の公式発表まで確認する必要があります。
【日本選手権陸上チケット情報】12月大会の販売日程と会場案内
これから観戦を計画する人が注目したいのは、12月5日の日本選手権10000mです。会場は世田谷区立総合運動場陸上競技場で、今回の日本選手権10000mは同会場で初めて開催されます。日本陸連は、トラックと観客席の距離が近く、選手の走りを間近に感じられる観戦環境を特徴として紹介しています。
チケットはチケットぴあを通じたWeb販売で、会場での当日券販売はありません。販売スケジュールは次のとおりです。
- 10月17日(土)10時から:RIKUJOファンクラブ有料会員向け先行販売。
- 10月27日(火)~29日(木):チケットぴあ最速抽選「いち早プレリザーブ」の受付。
- 10月31日(土)10時から:一般販売開始。
- 12月5日(土):大会当日のWeb販売を実施予定。会場での販売はなし。
大会当日の開場は、RIKUJOファンクラブ有料会員の先行入場が12時40分、一般入場が13時00分です。競技開始は女子10000mが14時05分、男子10000mが14時50分となっています。販売状況や席種ごとの残席は変動するため、購入前に公式チケット情報を確認してください。
会場で観戦する場合は、入場時刻だけでなく、観戦エリアや撮影に関するルールにも目を通しておきましょう。特にインフィールドの立ち見エリアは入場方法や入退場時間に制限があります。一般のスタンド席と同じ感覚で行動すると、希望どおりに観戦できない場合があります。
6月のメイン大会は愛知・パロマ瑞穂スタジアムで行われましたが、12月の10000mは東京開催です。過去の大会情報やチケットページを参照するときは、会場名と開催日を必ずセットで確認することが、観戦計画の基本になります。
【次回大会とプロの結論】2027年は大阪開催、日程を見極める3つのポイント
2026年の大会を振り返った次に注目したいのが、2027年の第111回日本陸上競技選手権大会です。日本陸連は、2027年6月11日(金)~13日(日)に大阪市のヤンマースタジアム長居で開催することを発表しています。この大会は北京2027世界陸上競技選手権大会の日本代表選手選考競技会を兼ねる予定です。
チケットについても、2026年9月5日からスーパー先行販売が始まっています。日本陸連の発表では、A席(自由席)を1,110円に設定するなど、複数の席種が用意されています。10月28日時点では先行販売期間中のため、観戦を考えている人は販売対象の席種や受付期限を確認しておくとよいでしょう。
2026年の日本選手権陸上日程を調べる際に、押さえておきたい判断基準は3つあります。
- 1. 大会名と種目をセットで確認する:メイン大会、混成競技、リレー競技、10000mはそれぞれ日程・会場が異なります。「日本選手権」という名称だけで判断しないことが大切です。
- 2. 競技開始時刻と放送時刻を分ける:競技が始まる時刻と、テレビ中継が始まる時刻は一致しない場合があります。生中継の前に行われる競技を見たい場合は、公式のライブ配信情報も確認しましょう。
- 3. 日本一の決定と代表選考を区別する:優勝者が国際大会の代表に内定するかどうかは、選考要項や記録条件によって異なります。代表選考が目的なら、大会の開催日だけでなく選考対象となる大会かどうかも確認する必要があります。
日本選手権は、単に国内の順位を決める大会ではありません。種目や年度によって国際大会の代表選考にも関わるため、開催日、競技時間、結果、選考要項を合わせて見ることで、大会の意味がより明確になります。
【日本選手権陸上日程】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の日本陸上選手権はいつ開催されましたか?
A1:メイン大会の第110回日本陸上競技選手権大会は、2026年6月12日(金)~14日(日)に愛知・パロマ瑞穂スタジアムで開催されました。混成競技は6月6日~7日、リレー競技は10月10日~11日に開催されています。
Q2:日本選手権10000mの2026年の日程と競技時間は?
A2:2026年12月5日(土)に東京・世田谷区立総合運動場陸上競技場で開催予定です。女子10000mは14時05分、男子10000mは14時50分に競技開始予定で、開場は一般入場13時00分です。
Q3:日本選手権陸上はNHKで中継されますか?
A3:6月の第110回メイン大会は、NHK BSとNHK総合テレビで生中継されました。12月5日の10000mについては、具体的なテレビ放送・配信時間の公式発表を確認する必要があります。日本陸連の大会公式情報とNHKの番組表を確認してください。
Q4:2026年の日本選手権陸上の結果速報はどこで確認できますか?
A4:日本陸上競技連盟の公式大会サイトにある「結果・速報」や「リザルト」で確認できます。速報と正式結果を区別し、順位や記録を確認する際は正式リザルトを参照しましょう。
Q5:次回の日本陸上選手権はいつ、どこで開催されますか?
A5:第111回日本陸上競技選手権大会は、2027年6月11日(金)~13日(日)に大阪・ヤンマースタジアム長居で開催予定です。北京2027世界陸上競技選手権大会の日本代表選手選考競技会を兼ねる大会として案内されています。
2026年の日本選手権陸上は、6月のメイン大会、混成競技、10月のリレー競技を終え、12月5日の10000mが年内の次の注目大会となっています。日本選手権10000mでは女子が14時05分、男子が14時50分に競技開始予定で、チケットの一般販売は10月31日(土)10時から始まります。
一方、12月大会のNHK中継やライブ配信の具体的な時間は、公式発表を待って確認する必要があります。6月大会の放送実績を、そのまま12月大会の放送予定として扱わないことが重要です。
2027年の第111回大会は大阪・ヤンマースタジアム長居で6月11日~13日に開催予定です。観戦を計画している人はチケット情報、結果を調べたい人は正式リザルト、代表選考を追いたい人は各大会の選考要項を確認する。この3つを使い分けることが、日本選手権陸上の日程や最新情報を正確に把握するための近道です。