2026年の高校ラグビー近畿大会は、2月14日から23日まで京都府内の会場で開催され、大阪桐蔭が決勝で京都工学院を24-15で破り、4大会連続6度目の優勝を果たしました。第77回近畿高等学校ラグビーフットボール大会では、東海大大阪仰星が3位・4位代表決定戦を制し、御所実業と常翔学園も全国高校選抜ラグビー大会への出場権を獲得。近畿の強豪校が全国への切符を懸けて争いました。
決勝のスコアだけでなく、準決勝の大阪桐蔭対東海大大阪仰星、京都工学院対報徳学園の結果、第5代表決定戦の接戦、1回戦からの全試合結果まで整理します。全国高等学校体育連盟ラグビー専門部の公式大会記録や日本ラグビーフットボール協会の出場校発表をもとに、日程・会場・代表校とともに2026年大会を振り返ります。
【2026年大会の結論】大阪桐蔭が京都工学院を下して4連覇

第77回近畿高等学校ラグビーフットボール大会の決勝は、2026年2月23日、京都市の宝が池公園球技場で行われました。大阪桐蔭と京都工学院が優勝を争い、最終スコアは大阪桐蔭24-15京都工学院。大阪桐蔭が近畿大会4連覇を達成しました。
京都府ラグビーフットボール協会の高校上位大会戦績にも、決勝の結果と大阪桐蔭の4大会連続6度目の優勝が記録されています。大阪桐蔭にとっては、新チームの実力を示す重要なタイトルとなりました。
一方、京都工学院も準決勝で報徳学園を15-10で破り、決勝に進出。近畿屈指の実力校同士による対戦は、全国高校選抜ラグビー大会を前に各校の力を測る一戦となりました。
今回の結果を確認するうえで押さえておきたいのは、近畿大会の順位と全国選抜大会における代表順位が必ずしも同じ意味ではない点です。決勝進出校だけでなく、3位・4位代表決定戦と第5代表決定戦の結果も、全国大会への出場や代表順位に関わっています。
【高校ラグビー近畿大会決勝スコア】前半19-8が勝敗を左右
大阪桐蔭対京都工学院の決勝は、前半19-8、後半5-7、合計24-15というスコアでした。前半に大阪桐蔭が11点のリードを築き、後半は京都工学院が上回ったものの、最終的な逆転には届きませんでした。
この数字から読み取れるのは、前半に得たリードが試合の大きなポイントになったことです。後半だけを見れば京都工学院が7-5と上回っていますが、試合全体では大阪桐蔭が9点差で逃げ切りました。
ただし、得点経過だけで個々の選手の働きや勝敗の原因を断定することはできません。タックル成功率、スクラムやラインアウトの獲得状況、反則数、トライの内訳などを比較するには、公式記録の詳細なスタッツも必要です。最終スコアと前後半の得点を分けて見ることが、試合を正確に振り返る第一歩となります。
大阪桐蔭ラグビー部の試合結果を追う際は、優勝という結果に加え、準決勝から決勝までの連戦にも注目したいところです。準決勝では東海大大阪仰星を18-7で破り、決勝では京都工学院の挑戦を退けました。強豪校との連戦を勝ち抜いたことが、4連覇という結果につながりました。
【日程・会場・全試合結果】第77回近畿大会のスコア一覧
大会は2月14日、15日、21日、23日の4日間にわたって実施されました。会場は、山城総合運動公園(太陽が丘)の球技場A・B、吉祥院運動公園、宝が池公園球技場です。全国高等学校体育連盟ラグビー専門部の大会記録に掲載された試合結果を、日程順にまとめました。
| 日程 | ラウンド | 対戦カード | スコア | 会場 |
|---|---|---|---|---|
| 2月14日 | 1回戦 | 光泉カトリック-同志社 | 31-25 | 太陽が丘A |
| 2月14日 | 1回戦 | 京都成章-東海大大阪仰星 | 5-64 | 太陽が丘A |
| 2月14日 | 1回戦 | 近畿大学附属和歌山-御所実業 | 12-55 | 太陽が丘A |
| 2月14日 | 1回戦 | 常翔学園-和歌山工業 | 148-0 | 太陽が丘B |
| 2月14日 | 1回戦 | 報徳学園-八幡工業 | 102-0 | 太陽が丘B |
| 2月14日 | 1回戦 | 天理-関西学院高等部 | 12-12(抽選で関西学院が進出) | 太陽が丘B |
| 2月15日 | 2回戦 | 大阪桐蔭-光泉カトリック | 64-3 | 吉祥院運動公園 |
| 2月15日 | 2回戦 | 東海大大阪仰星-御所実業 | 36-5 | 吉祥院運動公園 |
| 2月15日 | 2回戦 | 常翔学園-報徳学園 | 14-40 | 吉祥院運動公園 |
| 2月15日 | 2回戦 | 関西学院高等部-京都工学院 | 12-25 | 吉祥院運動公園 |
| 2月21日 | 準決勝 | 大阪桐蔭-東海大大阪仰星 | 18-7 | 宝が池公園球技場 |
| 2月21日 | 準決勝 | 報徳学園-京都工学院 | 10-15 | 宝が池公園球技場 |
| 2月21日 | 第5代表決定戦 | 光泉カトリック-御所実業 | 18-36 | 宝が池公園球技場 |
| 2月21日 | 第5代表決定戦 | 常翔学園-関西学院高等部 | 14-12 | 宝が池公園球技場 |
| 2月23日 | 3位・4位代表決定戦 | 東海大大阪仰星-報徳学園 | 47-7 | 宝が池公園球技場 |
| 2月23日 | 決勝 | 大阪桐蔭-京都工学院 | 24-15 | 宝が池公園球技場 |
1回戦では常翔学園が148-0、報徳学園が102-0と大差で勝利しました。一方、天理対関西学院高等部は12-12の同点となり、抽選によって関西学院高等部が2回戦へ進出しています。ラグビーの大会結果では、同点の場合に大会規定に基づく処理が行われることもあるため、スコアだけで勝ち上がり校を判断しないことが大切です。
2回戦では大阪桐蔭が光泉カトリックに64-3、東海大大阪仰星が御所実業に36-5で勝利。報徳学園は常翔学園を40-14で下し、京都工学院も関西学院高等部に25-12で勝って準決勝に進みました。
なお、上記の表は大会全体の16試合を対象にしています。トーナメント表を確認するときは、1回戦・2回戦の勝者が準決勝へ進み、準決勝敗退校が3位・4位代表決定戦や第5代表決定戦に回る流れを押さえると、各校の最終結果を把握しやすくなります。
【強豪校別に振り返る】仰星・報徳・常翔・御所実の結果
東海大大阪仰星は1回戦で京都成章に64-5、2回戦で御所実業に36-5と勝ち進みました。準決勝では大阪桐蔭に7-18で敗れたものの、3位・4位代表決定戦で報徳学園を47-7で下しています。前半を21-0で折り返し、最終的には40点差をつける勝利でした。
報徳学園は1回戦で八幡工業に102-0と勝利し、2回戦では常翔学園を40-14で破りました。しかし準決勝では京都工学院に10-15で惜敗。前半は0-0で折り返したものの、最終的に5点差で決勝進出を逃しました。3位・4位代表決定戦では東海大大阪仰星に敗れ、近畿大会は4位相当の結果となりました。
常翔学園は1回戦で和歌山工業に148-0と圧勝。2回戦では報徳学園に14-40で敗れましたが、第5代表決定戦で関西学院高等部を14-12で破り、全国選抜大会への出場権を獲得しました。前半は0-5とリードを許したものの、後半に14点を挙げて逆転した点が結果に表れています。
御所実業は1回戦で近畿大学附属和歌山に55-12で勝利し、2回戦では東海大大阪仰星に5-36で敗れました。その後の第5代表決定戦では光泉カトリックを36-18で下しています。前半は12-13と1点を追う展開でしたが、後半は24-5と上回り、全国選抜への切符をつかみました。
京都工学院ラグビー部は2回戦で関西学院高等部に25-12、準決勝で報徳学園に15-10と勝利。決勝では大阪桐蔭に敗れたものの、近畿大会準優勝という結果を残しました。決勝だけでなく、準決勝の接戦を勝ち切ったことも同校の大会成績を振り返るうえで重要です。
【全国高校選抜ラグビー大会】近畿代表6校と出場枠の仕組み
第77回近畿大会の結果を受け、2026年の第27回全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会には、近畿地区から6校が出場しました。日本ラグビーフットボール協会が発表した出場校一覧に掲載されているのは、大阪桐蔭、京都工学院、東海大大阪仰星、報徳学園、御所実業、常翔学園です。
近畿大会の決勝進出校だけでなく、準決勝敗退校や第5代表決定戦の勝者にも全国大会への道が開かれています。第5代表決定戦は2試合行われ、それぞれの勝者が出場権を獲得する形式でした。そのため、御所実業と常翔学園の両校が全国選抜大会への出場を決めています。
また、東海大大阪仰星と報徳学園の試合は、単純な3位決定戦というだけではなく、全国選抜大会における近畿地区の第3・第4代表を決める意味を持っていました。大会の組み合わせ表では、両校とも近畿大会3位扱いとなり、勝利校が全国選抜大会の近畿第3代表となる仕組みが示されています。
2026年の近畿地区代表6校は、次のとおりです。
- 大阪桐蔭:近畿大会優勝。全国選抜大会は4大会連続12回目。
- 京都工学院:近畿大会準優勝。全国選抜大会は2大会連続10回目。
- 東海大大阪仰星:3位・4位代表決定戦の勝者。全国選抜大会は2大会ぶり22回目。
- 報徳学園:3位・4位代表決定戦の敗者。全国選抜大会は3大会ぶり7回目。
- 御所実業:第5代表決定戦で光泉カトリックを破り出場権を獲得。全国選抜大会は3大会連続10回目。
- 常翔学園:第5代表決定戦で関西学院高等部を破り出場権を獲得。全国選抜大会は4大会連続16回目。
出場回数は日本ラグビーフットボール協会の第27回全国高校選抜大会の出場校発表に基づきます。大会の順位と全国選抜での代表順位を区別して見ることで、近畿大会の試合結果が全国大会の出場校決定にどう結び付いたかが明確になります。
【高校ラグビー近畿大会結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の高校ラグビー近畿大会で優勝したのはどこですか?
A1:大阪桐蔭です。2026年2月23日の決勝で京都工学院を24-15で破り、4大会連続6度目の優勝を果たしました。
Q2:2026年の近畿大会の3位決定戦は何対何でしたか?
A2:第3・第4代表決定戦は東海大大阪仰星が報徳学園に47-7で勝利しました。前半は21-0で、東海大大阪仰星がリードを広げました。
Q3:第5代表決定戦の結果と全国選抜大会の出場校は?
A3:御所実業が光泉カトリックを36-18、常翔学園が関西学院高等部を14-12で破りました。両試合の勝者が出場権を獲得し、近畿地区からは大阪桐蔭、京都工学院、東海大大阪仰星、報徳学園、御所実業、常翔学園の6校が全国選抜大会に出場しました。
2026年の第77回近畿高等学校ラグビーフットボール大会は、大阪桐蔭が京都工学院を24-15で破り、4大会連続6度目の優勝を飾りました。東海大大阪仰星は報徳学園に47-7で勝利し、御所実業と常翔学園も第5代表決定戦を制して全国高校選抜ラグビー大会への出場権を手にしています。
大会結果を正確に把握するには、決勝スコアだけでなく、準決勝、3位・4位代表決定戦、第5代表決定戦まで確認することが大切です。また、12-12の同点から抽選で関西学院高等部が進出した1回戦のように、得点以外の大会規定が勝ち上がりを左右するケースもあります。
高校ラグビーの大会情報を調べる際は、全国高等学校体育連盟ラグビー専門部の公式記録、関西ラグビーフットボール協会の日程・結果、日本ラグビーフットボール協会の全国選抜大会出場校発表を照合すると、試合結果と代表校を区別して確認できます。2026年大会の全試合スコアと代表校を押さえ、各校の全国大会での戦いを振り返る際にも役立ててください。