モデル・タレントとして活躍する市川紗椰さんは、鉄道やアニメに詳しい趣味人として知られていますが、相撲への愛情も並外れたものがあります。2026年1月12日の大相撲初場所では、NHKの大相撲中継にゲスト出演。相撲観戦歴20年と紹介され、初日の朝から序ノ口の取組を観戦していたことも明かしました。
市川さんの相撲好きは、単にお気に入りの力士を応援するだけではありません。力士の体格と技術の関係、決まり手の面白さ、番付下位の取組に潜む可能性まで目を向けています。若貴ブームに親しんだ子ども時代から、大学時代の本格的な観戦、稀勢の里や豪栄道への思い、そして2026年のNHK中継出演まで、本人の過去のインタビューと報道を手がかりに、その相撲愛の実像をたどります。
【2026年最新】市川紗椰がNHK大相撲中継で見せた本物の相撲愛

2026年1月12日、東京・両国国技館で開催された大相撲初場所2日目。市川紗椰さんは俳優の松重豊さんとともに、NHK大相撲中継にゲスト出演しました。解説を務めたのは、元大関・貴景勝の湊川親方です。
日刊スポーツの報道によると、放送では市川さんが「相撲観戦歴20年」と紹介されました。本人も「場所はほとんど来ています」と語り、毎場所に近い頻度で会場へ足を運んでいることを明かしています。
特に印象的なのが、前日の初日、1月11日の観戦内容です。市川さんは序ノ口の最初の取組から観戦しており、東序ノ口19枚目の旭富士と西序ノ口19枚目の天昇山が対戦した一番にも注目していました。
この取組では、旭富士が約1分の熱戦の末、上手出し投げで天昇山を破りました。市川さんはデビュー戦について「あれはもう、しびれましたね」と振り返っています。午前9時台の取組にもかかわらず、会場には300人以上の観客が集まっていたと日刊スポーツは報じました。
相撲ファンの多くが幕内の人気力士や優勝争いに注目するなか、市川さんは新弟子の初めての土俵にも関心を向けています。番付や知名度に左右されず、力士が積み重ねる経験や、これから伸びていく可能性まで楽しんでいることが伝わるエピソードです。
同日の中継では、新大関・安青錦が義ノ富士を首投げで破った取組にも反応。デイリースポーツは、体勢が崩れたところから投げを決める安青錦の技術に市川さんが感嘆した様子を伝えています。単に勝敗を喜ぶのではなく、技が成立する瞬間そのものに目を向ける姿勢が、彼女の相撲解説の魅力です。
【相撲愛の経緯】若貴ブームから2005年頃の本格観戦へ
市川紗椰さんの相撲好きは、いつ始まったのでしょうか。2018年に放送されたフジテレビ系「ボクらの時代」での発言や、2015年のサイゾーPremiumのインタビューをたどると、子どもの頃の相撲との接点と、大学時代に本格的なファンになった時期を分けて考える必要があります。
子どもの頃には、若乃花・貴乃花兄弟を中心とした若貴ブームの時代に相撲に親しんでいました。2018年の番組では、久米宏さんやデーモン閣下さんとの対談で、子ども時代に日本で相撲を見ていたことを振り返っています。
ただし、現在につながる熱心な観戦の始まりは、それだけではありません。2015年のサイゾーPremiumのインタビューで、市川さんは相撲を本格的に見るようになった時期を「2005年頃」と説明しています。大学生の頃に観戦するようになり、力士の特徴や取組の技術に関心を深めていったのです。
当時は稀勢の里や豪栄道、豊真将らが台頭してきた時期でもありました。市川さんは、そうした力士たちを長く応援してきたことを語っています。特定の力士の成長を追い続ける経験が、相撲を一時的な娯楽ではなく、長期的に見届ける競技として楽しむ土台になったと考えられます。
市川紗椰の相撲愛を時系列で整理| 時期 | 出来事・発言 | 相撲愛を読み解くポイント |
|---|---|---|
| 子ども時代 | 若貴ブームの頃に相撲に親しむ | 本格的な観戦に先立つ、相撲との接点 |
| 2005年頃 | 大学時代に本格的に観戦するようになる | 本人が2015年のインタビューで説明した観戦開始の時期 |
| 2015~2016年 | 豪栄道への思いや、体格と技術の関係をメディアで語る | 力士の個性や競技構造への関心が表面化 |
| 2017~2018年 | 稀勢の里への思いを語り、相撲の合理性や技術面についても発言 | 勝敗だけでなく、力士の心理や技術を考察する姿勢 |
| 2025年11月 | テレビ朝日系「アメトーーク!」の「相撲大好き芸人」に出演 | 毎場所の観戦や序ノ口から見る楽しみを紹介 |
| 2026年1月11~12日 | 初日の序ノ口から観戦し、翌12日にNHK大相撲中継へゲスト出演 | 観戦歴20年と紹介され、現在も熱心なファンであることが伝わる |
この経緯から分かるのは、市川さんの相撲愛が一度のブームや、特定の番組出演だけで生まれたものではないということです。2005年頃からの継続的な観戦に、力士への思い入れと技術分析が積み重なり、現在の深い知識につながっています。
【序ノ口から観戦】市川紗椰が幕内以外の取組にも注目する理由
市川さんの相撲愛を象徴するのが、序ノ口から取組を見る観戦スタイルです。2025年11月放送のテレビ朝日系「アメトーーク!」では、毎場所、地方場所にも足を運び、可能なときは序ノ口から観戦すると語りました。2026年初場所でも、その姿勢を裏付ける行動が報じられています。
序ノ口は、大相撲の番付で最下位に位置する階級です。テレビ中継で大きく取り上げられる幕内の人気力士とは異なり、知名度や実績がまだ十分ではない力士も多くいます。しかし、番付が低いことは、取組に見どころがないことを意味しません。
序ノ口から観戦する面白さは、力士の現在の実力だけでなく、相撲人生の出発点を見届けられることにあります。新弟子がどのような立ち合いを見せるのか、得意な形を作れるのか、相手の攻めにどう対応するのか。こうした細かな部分に注目すれば、短い取組にも多くの発見があります。
旭富士のデビュー戦に対する市川さんの反応も、その一例です。初めて土俵に上がる力士の取組には、番付上位の力士同士の対戦とは異なる緊張感があります。市川さんは、将来の番付や知名度が確定していない段階から、目の前の一番を楽しんでいるのです。
また、本場所の会場で朝から観戦すれば、幕下以下の取組から幕内まで、同じ土俵で繰り広げられるさまざまな相撲を比較できます。番付による実力差だけでなく、体格、得意技、立ち合い、相手との相性など、競技の幅広さが見えてきます。
相撲をこれから見始める人にとっても、序ノ口からの観戦は有効な楽しみ方です。最初から力士の名前や番付をすべて覚える必要はありません。目の前の取組で、どちらが先に有利な体勢を作ったのか、どの技が勝負を決めたのかを考えるだけでも、相撲の見方は変わります。
【決まり手と力士分析】豪栄道・稀勢の里への思いに見る観戦眼
市川紗椰さんの相撲好きな理由を理解するには、応援する力士だけでなく、取組をどのように見ているかに注目する必要があります。本人は過去のインタビューで、相撲の魅力として、力と力、技と技、力と技がぶつかり合う競技性を挙げています。
相撲にハマるきっかけとなった豪栄道2015年のサイゾーPremiumや2016年の週プレNEWSのインタビューで、市川さんは豪栄道が相撲にハマるきっかけを作った力士だと語っています。最初は外見に惹かれて応援していましたが、取組を見続けるうちに、体格的な特徴が競技上の強みになる仕組みに気づいたといいます。
本人が着目していたのは、豪栄道の腕の短さと、まわしを取った後の密着性です。一見すると不利に思える体格上の特徴が、相手との隙間を小さくし、組んだ後の攻防で利点になることがある。この発見が、相撲をより深く楽しむ入口になりました。
ここには、市川さんの観戦眼が表れています。単に大きな力士が強い、速い力士が有利と考えるのではなく、体の特徴がどのように技術へ結び付くのかを観察しているのです。相撲は体格や筋力が重要な競技ですが、それらの要素が常に同じ形で勝敗に影響するわけではありません。
稀勢の里をめぐる期待と不安稀勢の里も、市川さんが長く注目してきた力士の一人です。2017年には、横綱昇進後の稀勢の里について、昇進そのものへの期待と、横綱として結果を求められることへの不安を語っています。
スポニチの報道によると、市川さんは稀勢の里の横綱昇進について、本人が周囲から余計な批判を受けない形で昇進してほしいという複雑な思いを明かしました。応援する気持ちだけでなく、横綱という地位が力士に与える重圧まで意識していたことがうかがえます。
力士を長く追い続けるファンは、勝ったか負けたかだけでなく、過去の成績やけが、得意な展開、周囲の期待も含めて取組を見ます。市川さんの発言からは、力士の背景を知るほど、一番ごとの勝敗に複雑な意味が生まれるという相撲観戦の醍醐味が伝わってきます。
決まり手に注目すると相撲の見え方が変わる2018年の「ボクらの時代」で、市川さんは相撲について、力の掛け方によって相手のバランスが崩れるなど、競技の理にかなった部分が好きだと話しています。相撲は一瞬の動きで勝負が決まることもありますが、その瞬間には、重心の移動や足の位置、まわしの取り方、相手の力を利用する技術などが凝縮されています。
例えば、2026年初場所で話題になった旭富士の上手出し投げや、安青錦の首投げも、決まり手の名前だけを覚えるより、どの体勢から技が出たのかを意識すると理解が深まります。相手の重心がどこにあるのか、自分の体勢を崩さずに技を出せるのか。そうした観点が、取組を分析する手がかりになります。
オリコンの過去のインタビューでは、市川さんは相撲について、力士ごとの出身地や所属部屋、決まり手の割合など、情報を集めて体系的に整理できる点にも関心を示しています。決まり手をデータとして把握することと、実際の取組を観察すること。その両方が、彼女の相撲愛を支えているのです。
【鉄道と相撲の共通点】市川紗椰の趣味はなぜ深くなるのか
市川紗椰さんは鉄道ファンとしても広く知られています。相撲と鉄道は一見すると異なる趣味ですが、本人のインタビューを読むと、どちらにも共通する楽しみ方があることが分かります。それは、情報を集め、個々の特徴を比較し、全体の仕組みを理解していくことです。
2015年のオリコンのインタビューでは、市川さんは、単に物を集めることよりもデータを集めることに強く惹かれると説明しています。鉄道なら車両の系統や製造会社、相撲なら力士の成績や所属部屋、決まり手などが、関心の対象になります。
鉄道では、車両単体のデザインだけでなく、路線や運行体系、車両の構造、街とのつながりを知ることで理解が広がります。相撲でも、力士の体格だけでなく、番付、所属部屋、得意技、過去の取組を合わせて見ることで、目の前の一番がより立体的に見えてきます。
2025年11月の「アメトーーク!」では、横綱と前頭17枚目の階級差を説明する際、市川さんが新幹線の車両や速度の話に例え、共演者の東京03・飯塚悟志さんからツッコミを受ける一幕もありました。鉄道と相撲の両方に詳しいからこそ、得意分野の知識を別の分野へ持ち込んで説明しようとした場面です。
このエピソードは、専門知識を持つ人ならではの面白さを示しています。詳しい人にとっては、異なる分野の構造が似て見えることがあります。一方、初めて聞く人にとっては、その共通点がすぐには分からないこともある。市川さんの趣味は、知識を披露するだけでなく、分野を横断して物事を理解しようとする姿勢にも特徴があります。
相撲と鉄道の共通点をもう一つ挙げるなら、時間をかけるほど新しい発見が生まれることです。鉄道では車両や路線の変化を追い、相撲では力士の成長や番付の変動を追う。同じ対象を継続して観察するからこそ、以前は気づかなかった特徴や変化が見えてきます。
こうした見方は、専門知識のない人にも応用できます。すべての用語を暗記する必要はなく、興味を持った対象について「何が違うのか」「なぜその結果になったのか」と考え続けることが、趣味を深める第一歩になります。
【2026年現在の活動と評判】相撲ファンとしての市川紗椰
2026年現在の市川紗椰さんは、相撲だけを専門に扱うタレントではありません。所属事務所BLUE LABELの公式プロフィールには、J-WAVE「MIDDAY LOUNGE」の火曜ナビゲーター、NHK-FM「×(かける)クラシック」への出演、週刊プレイボーイのコラムなどが掲載されています。モデルとしての活動に加え、幅広い趣味や知識を生かしたメディア出演を続けています。
そのなかで、2026年1月のNHK大相撲中継への出演は、長年の相撲ファンとしての顔が広く伝わる機会になりました。日刊スポーツやデイリースポーツは、序ノ口から観戦する姿勢や、取組への具体的な反応を紹介しています。単に「相撲が好きな芸能人」という紹介にとどまらず、どのように相撲を楽しんでいるのかまで伝えられた点が特徴です。
デイリースポーツは同日の中継について、SNS上で市川さんの相撲知識やコメントの深さを評価する反応があったと報じました。こうした反応は、彼女の専門性が視聴者に伝わったことを示す一例です。ただし、SNS上の一部の反応だけで、すべての視聴者の評価を代表できるわけではありません。
市川さんの魅力は、外見と趣味のギャップだけでは説明できません。過去のインタビューで具体的な力士名や技術上の特徴を挙げ、長年の観戦経験を自分の言葉で説明してきたことが、専門性への信頼につながっています。
なお、2026年初場所のNHK出演は、報道上はゲストとしての出演です。これをNHK大相撲中継の固定レギュラー就任と同じ意味に捉えるのは適切ではありません。現在の活動を調べる際は、過去のゲスト出演、本人の継続的な趣味、公式プロフィールに掲載されたレギュラー番組を分けて確認することが大切です。
【市川紗椰相撲】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:市川紗椰はいつから相撲が好きなのですか?
A1:子どもの頃には若貴ブームの時代に相撲に親しみ、本格的に観戦するようになったのは2005年頃です。本人が2015年のサイゾーPremiumのインタビューで、大学生の頃から観戦するようになったと説明しています。
Q2:市川紗椰はなぜ序ノ口から相撲を見るのですか?
A2:本人は、可能なときは序ノ口から観戦すると語っています。2026年初場所でも初日の最初の序ノ口の取組を観戦しました。新弟子のデビュー戦を含め、番付や知名度にかかわらず、取組そのものを楽しんでいることが分かります。
Q3:市川紗椰が相撲にハマったきっかけの力士は誰ですか?
A3:本人の過去のインタビューによると、きっかけとなったのは豪栄道です。当初は外見に惹かれて応援していましたが、腕の長さやまわしの取り方など、体格の特徴が相撲の技術にどう影響するかに気づき、競技としての面白さを深く知るようになりました。
Q4:市川紗椰は2026年の初場所でNHK大相撲中継に出演しましたか?
A4:はい。2026年1月12日の初場所2日目に、俳優の松重豊さんとともにゲスト出演しました。元大関・貴景勝の湊川親方が解説を務め、市川さんは相撲観戦歴20年と紹介されました。
Q5:市川紗椰は稀勢の里のファンなのですか?
A5:稀勢の里を長く応援してきたことが、過去のインタビューや報道で紹介されています。一方、本人は豪栄道を相撲にハマるきっかけとなった力士としても挙げています。両者は別の文脈で語られており、どちらか一人だけが相撲愛の中心というわけではありません。
市川紗椰さんの相撲愛は、2005年頃からの継続的な観戦と、力士の特徴や取組の仕組みを理解しようとする姿勢によって育まれてきました。若貴ブームの時代に相撲に親しみ、豪栄道をきっかけに競技の奥深さに気づき、稀勢の里らの活躍を長く見守ってきた経緯があります。
2026年1月のNHK大相撲中継では、観戦歴20年という紹介に加え、序ノ口のデビュー戦から観戦する姿勢が話題になりました。幕内の勝敗だけでなく、新弟子の成長や決まり手の技術にも注目することが、市川さんの相撲愛を特徴づけています。
彼女の観戦スタイルから学べるのは、相撲を楽しむために最初から膨大な知識を持っている必要はないということです。気になる力士を一人見つけ、その得意技や体格、過去の取組を少しずつ調べていけば、勝敗の背景が見えてきます。慣れてきたら序ノ口や幕下の取組にも目を向けることで、相撲の世界はさらに広がります。
市川紗椰さんの今後の相撲関連の出演や発言を追うなら、本人の発言が確認できるインタビュー、NHKなどの番組情報、日刊スポーツやスポーツ紙の取材記事を手がかりにするのが確実です。過去のゲスト出演を現在のレギュラー出演と混同せず、本人が実際に語った言葉と観戦の記録を合わせて読むことで、20年にわたる相撲愛の深さをより正確に理解できます。