2026年10月28日現在、男子バスケのアジアカップ結果を振り返るうえで基準となる最新の本大会は、2025年8月5日〜17日にサウジアラビアのジッダで開催された「FIBAアジアカップ2025」です。優勝したのはオーストラリア代表。決勝で中国代表を90-89の1点差で下し、大会3連覇を達成しました。一方、日本代表はグループリーグを2勝1敗で通過したものの、準々決勝進出決定戦でレバノンに敗れ、最終順位は9位となりました。
加えて、2026年9月に開催された愛知・名古屋アジア大会では、男子日本代表が決勝まで進出し、韓国に57-67で敗れて銀メダルを獲得しています。FIBAアジアカップとアジア大会は別の大会であり、2025年の9位と2026年の準優勝は分けて理解する必要があります。ここでは、公式大会記録をもとに、最終順位、決勝スコア、日本代表の試合経過、歴代優勝国、次回開催予定まで整理します。
【2026年最新】バスケアジアカップ2025の結果と大会概要

FIBA(国際バスケットボール連盟)の公式大会記録によると、FIBAアジアカップ2025には16チームが出場しました。グループリーグは4組に分かれて行われ、各組1位は準々決勝へ直接進出。2位と3位は準々決勝進出決定戦を戦い、勝者がベスト8入りする方式でした。
日本代表が所属したグループBでは、イランが3戦全勝で1位、日本が2勝1敗で2位。日本は決勝トーナメントへの道を残しましたが、最初のノックアウト方式の試合でレバノンに敗れ、ベスト8進出を逃しました。大会全体では、オーストラリア、中国、イラン、ニュージーランドが上位4チームとなっています。
なお、ここで扱うのは男子のFIBAアジアカップです。女子のFIBA女子アジアカップや、U18などの年代別大会とは別の競技大会であり、検索時には大会名とカテゴリーを確認する必要があります。
【FIBAアジアカップ2025最終順位】日本9位、豪州が3連覇
大会の最終順位は以下のとおりです。FIBA公式サイトの最終順位では、オーストラリアが1位、中国が2位、イランが3位、ニュージーランドが4位。日本は9位に入りました。
| 最終順位 | 代表チーム | 大会結果・注目点 |
|---|---|---|
| 1位 | オーストラリア | 中国との決勝を90-89で制し、3連覇 |
| 2位 | 中国 | 決勝で1点差の惜敗 |
| 3位 | イラン | 3位決定戦でニュージーランドに79-73で勝利 |
| 4位 | ニュージーランド | 3位決定戦でイランに敗退 |
| 5位 | チャイニーズ・タイペイ | 準々決勝でイランに敗退 |
| 6位 | 韓国 | 準々決勝で中国に敗退 |
| 7位 | フィリピン | 準々決勝でオーストラリアに敗退 |
| 8位 | レバノン | 準々決勝でニュージーランドに敗退 |
| 9位 | 日本 | 準々決勝進出決定戦でレバノンに敗退 |
| 10位 | サウジアラビア | 最終順位10位 |
| 11位 | ヨルダン | 最終順位11位 |
| 12位 | グアム | 最終順位12位 |
| 13位 | カタール | 最終順位13位 |
| 14位 | イラク | 最終順位14位 |
| 15位 | インド | 最終順位15位 |
| 16位 | シリア | 最終順位16位 |
この順位表で押さえておきたいのは、日本が9位だったことと、ベスト8の最後の枠を懸けた試合で敗れたことです。日本はグループリーグで2勝を挙げましたが、グループを突破しただけでは準々決勝への進出は決まりません。大会独自のトーナメント方式が、最終順位を左右しました。
【バスケ日本代表試合結果】男子日本代表が9位に終わった経緯
日本代表の大会成績は、グループリーグの3試合と、準々決勝進出決定戦の1試合で整理できます。序盤の2勝で決勝トーナメントへの望みをつないだ一方、グループ首位のイランに敗れたことが、その後の対戦経路に影響しました。
- 2025年8月6日:日本 99-68 シリア。大会初戦を31点差で制し、白星スタート。
- 2025年8月8日:イラン 78-70 日本。接戦となったものの、イランに敗戦。
- 2025年8月10日:グアム 63-102 日本。39点差で勝利し、グループBを2勝1敗で終える。
- 2025年8月12日:日本 73-97 レバノン。準々決勝進出決定戦で敗れ、9位が確定。
大会序盤には、シリア戦でジョシュ・ホーキンソンが26得点、13リバウンドを記録。グアム戦でも日本は102得点を挙げました。しかし、グループリーグの最終戦で勝ち上がりを決めたわけではなく、次のレバノン戦がベスト8進出を左右する大一番となりました。
日本が9位になった最大の分岐点直接の分岐点は、レバノンとの準々決勝進出決定戦です。日本は73-97で24点差の敗戦を喫しました。レバノンはインサイドを含むバランスの取れた攻撃を展開し、日本を上回る97得点を記録。日本はこの試合を勝ち切れず、準々決勝への進出を逃しました。
日本の個人成績では、ホーキンソンが大会平均17.0得点、11.8リバウンドを記録し、リバウンド面で存在感を示しました。一方、チームとしてはイラン戦を落とした後、レバノン戦でも勝利をつかめなかったことが、最終順位に直結しています。グループリーグの勝敗だけを見て日本の成績を評価すると、この大会の実際の経過を見誤ることになります。
【アジアカップ決勝スコア】豪州90-89中国、1点差の激闘
2025年8月17日に行われた決勝は、オーストラリア代表が中国代表を90-89で下す劇的な展開となりました。第1クォーターは中国が25-17と先行。オーストラリアは第2クォーター以降に反撃し、最後まで勝敗が分からない接戦を制しました。
FIBA公式の試合記録によると、オーストラリアは第4クォーターに逆転。残り1分9秒にウィリアム・ヒッキーが勝ち越しのシュートを決め、終盤のフリースローも生かしてリードを守りました。試合終了間際、中国の胡明軒(フー・ミンシュエン)が放った3ポイントシュートは決まらず、1点差で試合が終了しました。
決勝の主な個人成績- オーストラリア・ザビエル・クックス:30得点、9リバウンド。
- オーストラリア・ジェイリン・ギャロウェイ:23得点、5リバウンド。
- オーストラリア・ウィリアム・ヒッキー:15得点。
- 中国・胡明軒:26得点。
- 中国・胡金秋(フー・ジンチウ):20得点、10リバウンド。
オーストラリアは2017年、2022年、2025年と3大会連続で優勝。FIBA公式の大会史によると、同国は2025年大会終了時点で大会通算18連勝を記録していました。決勝の1点差は偶然の勝利というより、終盤の得点力と接戦を締めくくる力が問われた試合だったことを示しています。
3位決定戦ではイランがニュージーランドを79-73で破り、銅メダルを獲得しました。準決勝はオーストラリアがイランに92-48、中国がニュージーランドに98-84で勝利。決勝に進んだ2チームだけでなく、イランも安定した戦いで大会上位に食い込みました。
【バスケアジアカップ歴代優勝国】中国の黄金期から豪州の3連覇へ
FIBAアジアカップの歴史を振り返ると、長年にわたり中国が圧倒的な実績を残してきました。FIBA公式の大会史では、2003年までに中国が13回の優勝を記録したと紹介されています。その後はイランが2007年、2009年、2013年に優勝し、アジアの勢力図に変化が生まれました。
近年の大会では、オーストラリアが2017年に初優勝を果たして以降、2022年、2025年とタイトルを獲得。中国も2015年大会を制しており、歴代の優勝国を確認すると、中国の伝統的な強さに加え、オーストラリアの継続的な支配力が際立ちます。
近年の主な優勝国は次のとおりです。
- 2025年:オーストラリア
- 2022年:オーストラリア
- 2017年:オーストラリア
- 2015年:中国
- 2013年:イラン
- 2011年:中国
- 2009年:イラン
- 2007年:イラン
- 2005年:中国
- 2003年:中国
歴代成績を見る際には、現在の「FIBAアジアカップ」という大会名だけで検索せず、旧名称時代の大会記録も含めて確認することが大切です。大会名や開催間隔が変わっていても、FIBAの公式大会史では過去の優勝実績をたどることができます。
【2026年アジア大会との違い】日本は9位から銀メダルへ
2026年のバスケットボール関連ニュースを追ううえで、FIBAアジアカップと愛知・名古屋アジア大会を混同しないことが重要です。FIBAアジアカップはアジアの男子ナショナルチームが争う独立した大陸選手権。一方、アジア大会は多競技を実施する国際総合スポーツ大会であり、バスケットボールはその競技の一つです。
2026年の第20回アジア競技大会は、9月19日〜10月4日に愛知・名古屋で開催されました。男子バスケットボールは一部競技が開会式に先立って始まり、日本はグループリーグを2勝1敗で通過。準々決勝でチャイニーズ・タイペイに85-78、準決勝で中国に97-77で勝利し、決勝へ進出しました。
決勝では韓国に57-67で敗れたものの、日本は銀メダルを獲得。1962年ジャカルタ大会以来となる決勝進出を果たしました。2025年のFIBAアジアカップで9位に終わった日本が、翌年のアジア大会では準優勝したことになります。大会ごとに出場チーム、対戦相手、日程、代表選考が異なるため、2つの結果を単純に同一の順位推移として扱うことはできません。
検索するときは、「FIBAアジアカップ2025」と「2026年アジア大会・男子バスケットボール」を分けて指定すると、試合結果や最終順位を取り違えにくくなります。特に「日本代表9位」という情報は2025年のFIBAアジアカップを指し、2026年のアジア大会の最終成績ではありません。
【FIBAアジアカップ次回開催予定】2029年大会へ向けた動き
男子FIBAアジアカップの次回大会は2029年開催予定です。FIBAアジア地域の公式競技カレンダーでは、開催期間は2029年7月31日〜8月12日と案内されています。2026年10月28日現在、開催国については公式の大会史ページで確定情報が示されていません。
次回大会への出場権をめぐっては、2026年に予選プロセスが進んでいます。FIBAアジア地域事務局の発表によると、2025年大会に出場した16チームは、2029年大会の本予選に直接参加する枠を得ています。日本にとっては、2025年大会で9位だったこと以上に、次の大会へ向けてチーム力を高め、アジアの上位国と渡り合うための準備を進めることが課題となります。
2026年の予選日程では、男子FIBAアジアカップ2029のプレ予選第1ラウンドが8月24日〜9月1日に予定され、第2ラウンドは11月23日〜12月1日に予定されています。日本を含む2025年大会の出場チームは、このプレ予選ではなく、本予選に進む枠組みです。次回大会の出場国や組み合わせを追う際には、プレ予選と本予選を区別して確認しましょう。
【バスケアジアカップ結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:FIBAアジアカップ2025の優勝国はどこですか?
A1:オーストラリアです。2025年8月17日の決勝で中国を90-89で破り、2017年、2022年に続く3大会連続優勝を達成しました。
Q2:男子日本代表はなぜ9位だったのですか?
A2:日本はグループBを2勝1敗で2位通過しましたが、準々決勝進出決定戦でレバノンに73-97で敗れました。そのためベスト8には進めず、最終順位は9位となりました。
Q3:2026年のアジア大会でも日本は9位だったのですか?
A3:いいえ。2026年の愛知・名古屋アジア大会では、男子日本代表は決勝に進出し、韓国に57-67で敗れて銀メダルを獲得しました。2025年のFIBAアジアカップとは別の大会です。
Q4:FIBAアジアカップの次回開催はいつですか?
A4:男子大会は2029年7月31日〜8月12日の開催予定です。2026年10月28日現在、開催国は公式の大会史ページで確定情報が示されていません。
Q5:2025年大会の3位と4位はどの国ですか?
A5:3位はイラン、4位はニュージーランドです。3位決定戦ではイランがニュージーランドを79-73で下しました。
2026年10月28日現在、男子FIBAアジアカップの最新本大会結果は2025年大会です。オーストラリアが中国との決勝を90-89で制して3連覇を達成し、イランが3位、ニュージーランドが4位、日本は9位となりました。日本の敗退は、グループリーグで2勝を挙げた後、レバノンとの準々決勝進出決定戦で敗れたことが直接の要因です。
一方、2026年の愛知・名古屋アジア大会では男子日本代表が銀メダルを獲得しました。2025年の9位と2026年の準優勝は、別々の大会で得た結果として整理する必要があります。バスケアジアカップの順位を調べる際は、まず大会の開催年、男子・女子の区別、グループリーグと決勝トーナメントのどの段階かを確認することが、正確な情報にたどり着く近道です。
次回の男子FIBAアジアカップは2029年開催予定。日本代表がアジアの上位国と再びタイトルを争えるかどうか、今後の代表活動と予選の動向が注目されます。