高校サッカーで「プレミア二部」と検索すると、プレミアリーグの2部に当たる大会があるのか、プリンスリーグ2部とは何が違うのか、昇格するには何位が必要なのか、といった疑問が浮かびます。2026年の高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグは、高校年代の日本サッカーにおける最上位リーグです。正式な全国共通の「プレミア二部」というリーグが設けられているわけではありません。
日本サッカー協会(JFA)が公表している2026年度の大会概要によると、プレミアリーグはEAST・WEST各12チーム、合計24チームで構成され、下位チームはプリンスリーグへ降格します。一方、各地域のプリンスリーグで好成績を収めたチームには、プレミアリーグプレーオフを経て昇格する道が開かれています。2026年10月28日に確認できる公式順位、参加チーム、昇格・降格条件、年末までの試合日程を整理します。
【結論】「プレミア二部」とは?高校サッカーのリーグ構造を解説

「プレミア二部」という言葉を理解するには、高校年代のサッカーリーグがどのような階層で構成されているかを知る必要があります。
JFAが主催する高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグは、18歳以下の年代を対象とした国内最高峰のリーグです。その下に全国9地域のプリンスリーグがあり、さらに都道府県単位のリーグなどが続く構造になっています。
つまり、プレミアリーグの下に全国一律の「プレミアリーグ2部」があるわけではありません。プレミアリーグから降格したチームが次年度に所属するのは、原則として該当する地域のプリンスリーグです。
高校年代のリーグ構造- 最上位:高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ
- 地域リーグ:高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ
- 都道府県リーグなど:各都道府県の大会規定に基づくリーグ
ただし、プリンスリーグの下部構造は地域ごとに異なります。地域によってはプリンスリーグに1部・2部などの区分があり、「プリンスリーグ2部」という呼び方が使われます。この2部は地域内のカテゴリーを指すもので、全国共通の単一リーグではありません。
JFAの大会説明では、2024年度に約3,800チームが登録されていた高校年代のカテゴリーのうち、プレミアリーグに参加できるのは24チームとされています。限られた枠を争うリーグであることが、昇格・降格制度の大きな意味につながっています。
【2026年最新】プレミアEAST・WESTの参加チーム一覧
2026年シーズンの高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグには、24チームが参加しています。地理的条件などを踏まえてEASTとWESTに分かれ、それぞれ12チームでリーグ戦を行います。
プレミアEASTの参加チーム- 青森山田高校
- ベガルタ仙台ユース
- 鹿島アントラーズユース
- 前橋育英高校
- 昌平高校
- 柏レイソルU-18
- 流通経済大学付属柏高校
- 東京ヴェルディユース
- FC東京U-18
- 横浜FCユース
- 川崎フロンターレU-18
- 帝京長岡高校
- ジュビロ磐田U-18
- 名古屋グランパスU-18
- 東山高校
- ガンバ大阪ユース
- ヴィッセル神戸U-18
- 米子北高校
- ファジアーノ岡山U-18
- サンフレッチェ広島F.Cユース
- アビスパ福岡U-18
- サガン鳥栖U-18
- 大津高校
- 神村学園高等部
参加チームの顔ぶれから分かるのは、高校のサッカー部とJリーグクラブの育成組織が同じリーグで競い合っていることです。青森山田高校や前橋育英高校のような高校サッカーの強豪校と、鹿島アントラーズユースやヴィッセル神戸U-18などのクラブユースが、同じ競技環境で年間を通じて対戦します。
プレミアリーグは高校サッカー選手権のような一発勝負のトーナメントとは異なります。長期のリーグ戦を通して、選手の成長、チームの安定性、選手層の厚さが順位に反映される仕組みです。
【2026年最新順位】EAST・WESTの首位と降格圏をチェック
2026年10月28日に確認したJFA公式の勝敗表では、EASTは流通経済大学付属柏高校が勝点40で首位、WESTはヴィッセル神戸U-18が勝点41で首位に立っています。順位はシーズン中に変動するため、以下は確認時点の公式掲載値として捉えてください。
表は各リーグの順位、チーム名、勝点をまとめたものです。勝点が同じチームの順位も、公式勝敗表に掲載された順序に従っています。
| リーグ | 順位 | チーム名 | 勝点 |
|---|---|---|---|
| EAST | 1位 | 流通経済大学付属柏高校 | 40 |
| EAST | 2位 | 鹿島アントラーズユース | 37 |
| EAST | 3位 | 柏レイソルU-18 | 36 |
| EAST | 4位 | FC東京U-18 | 35 |
| EAST | 5位 | 前橋育英高校 | 28 |
| EAST | 6位 | 青森山田高校 | 28 |
| EAST | 7位 | 帝京長岡高校 | 25 |
| EAST | 8位 | 東京ヴェルディユース | 22 |
| EAST | 9位 | 昌平高校 | 18 |
| EAST | 10位 | ベガルタ仙台ユース | 14 |
| EAST | 11位 | 横浜FCユース | 13 |
| EAST | 12位 | 川崎フロンターレU-18 | 12 |
| WEST | 1位 | ヴィッセル神戸U-18 | 41 |
| WEST | 2位 | 名古屋グランパスU-18 | 35 |
| WEST | 3位 | サガン鳥栖U-18 | 33 |
| WEST | 4位 | サンフレッチェ広島F.Cユース | 32 |
| WEST | 5位 | アビスパ福岡U-18 | 29 |
| WEST | 6位 | 米子北高校 | 24 |
| WEST | 7位 | 大津高校 | 24 |
| WEST | 8位 | 神村学園高等部 | 24 |
| WEST | 9位 | ガンバ大阪ユース | 23 |
| WEST | 10位 | 東山高校 | 18 |
| WEST | 11位 | ジュビロ磐田U-18 | 10 |
| WEST | 12位 | ファジアーノ岡山U-18 | 5 |
順位を見る際に特に重要なのは、首位争いだけでなく、各リーグの11位・12位に位置するチームです。2026年の大会規定では、この4チームが次年度のプリンスリーグへの自動降格対象になります。
EASTでは横浜FCユースと川崎フロンターレU-18、WESTではジュビロ磐田U-18とファジアーノ岡山U-18が、確認時点の順位表で降格圏に入っています。ただし、シーズン終了まで順位が確定したわけではなく、残り試合や未消化試合の結果によって状況は変わります。
また、EASTとWESTは別々のリーグとして順位を競います。EASTの首位とWESTの首位を勝点だけで比較して年間優勝を決める方式ではありません。各リーグの優勝チームがファイナルに進み、U-18年代の日本一を争います。
【昇格・降格の仕組み】プレミアリーグプレーオフはどう決まる?
プレミアリーグとプリンスリーグをつなぐ制度は、シーズン終了時の自動降格と、年末のプレーオフによる昇格です。2026年度のJFA公式大会概要では、降格するチーム数とプレーオフの参加枠が明確に定められています。
プレミアリーグから降格する条件EAST・WESTそれぞれのリーグで、年間順位が11位または12位となったチームは、次年度のプリンスリーグへ自動降格します。各リーグで2チームずつ、合計4チームが降格する仕組みです。
この降格はプレーオフで残留を争う方式ではありません。リーグの最終順位によって決まるため、下位チームにとっては、最終節まで勝点を積み上げて降格圏を脱することが最大の目標になります。
プリンスリーグから昇格する条件プリンスリーグのチームには、プレミアリーグプレーオフを勝ち抜いて昇格する道があります。JFAが2026年10月21日に公表した大会概要によると、プレーオフには全国9地域のプリンスリーグから、成績上位の16チームが参加します。
- 北海道:1チーム
- 東北:2チーム
- 関東:3チーム
- 北信越:1チーム
- 東海:2チーム
- 関西:2チーム
- 中国:2チーム
- 四国:1チーム
- 九州:2チーム
16チームは4つのブロックに分かれて勝ち抜き戦を行います。各ブロックの勝者、合計4チームに、2027年度のプレミアリーグへ参入する権利が与えられます。なお、プレミアリーグ所属クラブのセカンドチームは、プレーオフの参加対象に含まれません。
昇格・降格の流れを整理- プレミアリーグの各リーグ11位・12位:プリンスリーグへ自動降格
- 各地域のプリンスリーグ上位チーム:地域別の出場枠に応じてプレーオフへ
- プレーオフ参加16チーム:4ブロックの勝ち抜き戦で競う
- 各ブロックの勝者4チーム:翌年度のプレミアリーグ参入権を獲得
ここで押さえたいのは、プリンスリーグで優勝しただけで、必ずプレミアリーグへ昇格できるわけではないことです。プレーオフへの出場資格を得ることと、実際にプレミアリーグへ参入することは別の段階です。地域ごとのリーグ順位と、全国プレーオフの結果を分けて確認する必要があります。
【徹底比較】プレミアリーグとプリンスリーグ、プリンス2部の違い
「プレミアリーグとプリンスリーグの違い」を理解するうえで、最も大切なのは全国の最上位リーグか、地域ごとのリーグかという点です。名称が似ていても、大会の位置付けと昇格の仕組みは異なります。
プレミアリーグとプリンスリーグプレミアリーグは全国から選ばれた24チームが参加するトップカテゴリーです。一方、プリンスリーグは全国9地域で開催され、地域内のチームがプレミアリーグへの昇格を目指します。
プレミアリーグはEAST・WEST各12チームによるホーム&アウェイ方式の2回戦総当たりで、1チームあたり22試合を行います。地域のプリンスリーグもリーグ戦を基本としますが、チーム数や大会形式、下部カテゴリーとの昇降格条件は地域ごとの規定を確認する必要があります。
「プリンスリーグ2部」は全国共通ではないプリンスリーグ2部という表現は、地域によっては実際の大会区分を指します。しかし、日本全国に共通する「プリンスリーグ2部」という単一のリーグが存在するわけではありません。
例えば、地域内でプリンスリーグを複数のディビジョンに分けている場合、2部はその地域の1部より下のカテゴリーを意味します。別の地域ではリーグの区分や構成が異なるため、同じ「2部」という名称でも、所属チームや昇格条件をそのまま比較することはできません。
また、プリンスリーグの2部に所属しているチームが、翌年にプレミアリーグへ直接昇格できると考えるのも誤りです。プレミアリーグへの参入には、各地域の大会規定に基づく昇格経路や、プレミアリーグプレーオフへの出場条件を満たす必要があります。
高体連とJクラブユースの違いプレミアリーグには、高校のサッカー部とJリーグクラブのユースチームが参加しています。高体連所属の高校チームは学校の部活動を基盤とし、クラブユースはプロクラブなどの育成組織を基盤とする点が異なります。
ただし、プレミアリーグの順位は所属形態によって別々に決まるわけではありません。両者は同じリーグの規定に従って試合を行い、勝点を積み重ねます。高校サッカー選手権での実績やクラブの知名度だけでなく、リーグ戦での結果が評価される点が特徴です。
【プロの結論】2026年の日程・結果と順位表の正しい見方
2026年のプレミアリーグは4月4日に開幕し、12月13日の最終節まで続きます。JFAが公表している大会日程では、10月の第18節終了後、次の第19節は11月21日から23日に予定されています。中断試合の再試合などが設定される場合もあるため、各チームの消化試合数には注意が必要です。
2026年の主な日程- 第19節:11月21日〜23日
- 第20節:11月28日〜29日
- 第21節:12月5日〜6日
- 第22節・最終節:12月13日
- プレミアリーグプレーオフ:12月11日・13日
- プレミアリーグファイナル:12月20日
ファイナルは埼玉スタジアム2002で開催予定です。EASTとWESTの優勝チームが一発勝負で対戦し、年間王者を決定します。一方、プレーオフは広島県内の会場で開催され、プリンスリーグからの昇格を懸けた戦いが行われます。
順位表を見るときの3つの判断基準1.順位だけでなく勝点差を見る。首位争いでは、1試合の結果が優勝争いに影響することがあります。降格争いでも、勝点差と残り試合数を合わせて見ることで、各チームの状況を把握しやすくなります。
2.消化試合数を確認する。延期や中断試合の再試合があると、順位表の見かけ上の勝点だけでは実力関係を判断しにくくなります。JFA公式の順位表と日程・結果を照合することが欠かせません。
3.地域リーグとプレーオフを混同しない。プリンスリーグでの順位はプレーオフへの出場資格に関係しますが、プレミアリーグへの昇格はプレーオフの勝ち抜きによって決まります。地域リーグの順位だけで翌年度の所属カテゴリーが確定するとは限りません。
プロの視点から見ると、プレミアリーグの価値は単なる順位表だけでは測れません。全国トップレベルの高校とクラブユースが年間を通じて対戦し、その結果が次年度の所属カテゴリーにも影響する点に、このリーグの競技的な厳しさがあります。応援するチームの現在地を知りたい場合は、順位、勝点、残り試合、昇格・降格条件の4点をセットで確認するのが最も実用的です。
【プレミア二部】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:プレミア二部という高校サッカーのリーグはありますか?
A1:2026年のJFA公式大会体系では、全国共通の正式名称として「プレミア二部」は設けられていません。プレミアリーグの下位カテゴリーに当たるのは、全国9地域で開催されるプリンスリーグです。
Q2:プレミアリーグから降格するのは何位のチームですか?
A2:EAST・WESTそれぞれの11位と12位です。各リーグで下位2チーム、合計4チームが次年度のプリンスリーグへ自動降格します。
Q3:プリンスリーグからプレミアリーグへ昇格するには何位になればよいですか?
A3:地域のプリンスリーグで好成績を収め、プレミアリーグプレーオフの出場資格を獲得する必要があります。2026年は全国9地域から計16チームが参加し、4ブロックの勝者4チームが2027年度のプレミアリーグ参入権を獲得します。地域別の出場枠や細かな条件は、各地域の大会規定を確認してください。
「プレミア二部」という検索語で探しているリーグは、実際にはプレミアリーグの下に位置するプリンスリーグや、その地域の2部カテゴリーを指している可能性があります。正式なリーグ名と所属地域を確認することが、情報を取り違えないための第一歩です。
2026年のプレミアリーグは24チーム制で、EAST・WESTの各12チームが22試合を戦います。各リーグの11位・12位は自動降格となり、プリンスリーグからはプレーオフを勝ち抜いた4チームが翌年度の参入権を得ます。
最新順位を追う際は、首位争いだけでなく、降格圏の勝点差や残り試合、プリンスリーグの地域別出場枠にも注目してください。JFAの公式順位表・試合日程・大会規定を組み合わせて確認すれば、応援するチームの現在地と、次年度の昇格・降格の可能性をより正確に把握できます。