三井住友銀行の振込手数料は、振込先の銀行だけでなく、SMBCダイレクト、ATM、窓口のどれを利用するかによって大きく変わります。2026年10月28日時点で、個人向けの他行あて振込は、SMBCダイレクトなら3万円未満154円、3万円以上220円です。一方、ATMで現金を使うと880円、窓口で現金を使うと990円かかります。
ただし、Oliveアカウントの無料回数や、三井住友銀行アプリの「ことら送金」を活用すれば、他行あての送金も手数料無料にできます。三井住友銀行の公式手数料一覧と2026年5月26日公開の公式FAQをもとに、同一支店あての料金、3万円未満・3万円以上の違い、定額自動送金の注意点まで整理します。
【2026年最新】三井住友銀行の振込手数料は利用方法でいくら変わる?

三井住友銀行の個人向け振込手数料を比較すると、最も基本的な節約方法は、インターネットバンキングの「SMBCダイレクト」を利用することです。三井住友銀行の公式料金表では、三井住友銀行あての振込は無料、他行あては3万円未満154円、3万円以上220円と案内されています。
3万円未満と3万円以上で料金が変わるのは、主に他行あてのSMBCダイレクト、ATMの当行キャッシュカード振込、定額自動送金などです。窓口や現金による振込は、他行あての場合、3万円を境に料金が変わらない項目もあります。
以下は、三井住友銀行の個人向け公式手数料一覧を基にした比較です。金額は1回あたりの税込手数料で、Oliveなどの優遇が適用されない通常料金を示しています。
【料金比較表】3万円未満・3万円以上のATM・窓口・ネット振込
| 振込方法 | 三井住友銀行あて | 他行あて・3万円未満 | 他行あて・3万円以上 |
|---|---|---|---|
| SMBCダイレクト | 無料 | 154円 | 220円 |
| ATM・当行キャッシュカード | 無料 | 165円 | 275円 |
| ATM・現金 | 550円 | 880円 | 880円 |
| 窓口・口座出金 | 220円 | 605円 | 605円 |
| 窓口・現金 | 880円 | 990円 | 990円 |
| 定額自動送金《きちんと振込》 | 同一店あては振込手数料無料 | 385円 | 550円 |
出典:三井住友銀行「振込手数料」。定額自動送金には、原則として1回110円の取扱手数料が別途かかります。同一店あてでも通常は取扱手数料がかかるため、振込手数料が無料という表示だけで総額を判断しないよう注意が必要です。Oliveの優遇条件は別途適用されます。
表から分かるのは、振込額が3万円以上かどうかだけでなく、振込方法そのものが料金を大きく左右することです。たとえば、他行へ2万円を送る場合、SMBCダイレクトなら154円ですが、ATMで現金を使うと880円になります。差額は726円です。
また、他行あてに3万円を振り込む場合、SMBCダイレクトは220円、ATMの当行キャッシュカードは275円です。現金を使う必要がなければ、ネット振込を優先することで手数料を抑えられます。なお、イーネットATMやローソン銀行ATMで当行キャッシュカードを利用する場合は、振込手数料とは別に所定のATM利用手数料がかかることがあります。
【同一支店あて】三井住友銀行内の振込はどこまで無料?
三井住友銀行の口座から、同じ三井住友銀行の口座へ振り込む場合、SMBCダイレクトと当行キャッシュカードを使ったATM振込は、同一支店あて・別支店あてのどちらも無料です。振込金額が3万円未満でも3万円以上でも変わりません。
この点は、振込手数料を節約したい人が知っておきたいポイントです。「同じ支店だから無料なのか」と考えがちですが、ネット振込では別支店あてでも無料です。三井住友銀行内の振込なら、支店の一致にこだわる必要はありません。
ただし、同じ銀行への振込であっても、現金を使う場合や窓口で手続きをする場合は料金が発生します。公式料金表では、ATMの現金振込は550円、窓口で口座から出金する振込は220円、窓口での現金振込は880円です。
また、「同一店あて」という区分は、単に受取人と同じ支店名が表示されているかどうかだけで決まるものではありません。三井住友銀行の公式案内では、受取口座のある店舗の窓口・ATMでの振込や、SMBCダイレクトなどで引落口座と受取口座の支店が同じ場合の振込を同一店あてとして扱っています。
【手数料を無料にする方法】Olive・ことら送金・Vポイントの条件
他行あての振込手数料を無料にしたい場合、2026年の三井住友銀行の公式案内で押さえておきたい方法は、Oliveアカウント、ことら送金、Vポイントによる割引の3つです。ただし、それぞれ利用条件が異なります。
1.Oliveアカウントの無料回数を使う
Oliveアカウントの契約口座からSMBCダイレクトで他行あてに振り込むと、アカウントランクに応じて毎月の無料回数が適用されます。一般、ゴールド、プラチナプリファードは月3回まで、Olive Infiniteは月10回まで無料です。通常なら154円または220円かかる振込でも、無料回数の範囲内なら手数料を抑えられます。
無料回数を超えた分には、原則として通常の振込手数料がかかります。毎月の振込件数が多い場合は、無料回数を使い切った後の料金も含めて判断しましょう。
2.ことら送金を使う
ことら送金は、三井住友銀行アプリから利用できる個人向けの送金サービスです。1回あたり10万円以下の個人あて送金であれば、他行あてを含めて手数料無料で利用できます。ただし、送金先はことら送金に対応する金融機関に限られます。
通常のSMBCダイレクトとは別のサービスであり、パソコンなどからSMBCダイレクトにログインして利用することはできません。また、送金後のキャンセルや返金はできないため、送金先の口座情報と金額を確かめてから手続きを進める必要があります。
3.Vポイントによる振込手数料の割引を確認する
三井住友銀行は、Vポイントを利用したSMBCダイレクトの振込手数料割引も案内しています。Oliveの無料回数を使い切った場合や、ことら送金の条件に合わない場合は、選択肢の一つになります。利用に必要なポイント数や適用条件は、申し込み前に銀行の最新案内で確認してください。
なお、ことら送金には1回10万円以下という上限があるため、高額の家賃やまとまった資金の移動などには通常の振込が必要になる場合があります。送金額と受取人の条件を確認し、無料であることだけを理由に方法を選ばないことが大切です。
【定額自動送金】《きちんと振込》の手数料とOliveの優遇
家賃や毎月の仕送りなど、決まった日に同じ相手へ送金するなら、三井住友銀行の定額自動送金《きちんと振込》が候補になります。指定した日に指定口座から自動的に振り込むサービスで、毎月の手続きを繰り返す手間を省けます。
一方、通常の契約では振込手数料に加え、1回につき110円の取扱手数料が必要です。他行あての場合、3万円未満なら振込手数料385円に取扱手数料110円を加えた495円、3万円以上なら550円に110円を加えた660円が基本的な負担になります。
ここで大きな違いが生まれるのがOliveです。Oliveアカウントの契約口座を出金口座に指定すると、《きちんと振込》の振込手数料と取扱手数料の両方が無料になります。SMBCダイレクトの他行あて振込にある月3回・月10回という無料回数とは異なり、定額自動送金の手数料優遇には同じ回数制限がありません。
ただし、優遇を受けるには、送金日の2営業日前の17時時点でOliveアカウントを契約している必要があります。加えて、初回振込に向けた申し込みは、公式案内に従って余裕をもって済ませましょう。残高不足を防ぐため、振込日前日までに必要額を口座へ用意しておくことも重要です。
【プロの結論】振込手数料を抑えるなら、金額・相手・頻度で選ぶ
三井住友銀行の振込手数料を比較するときは、単純に「ネットが安い」「ATMが便利」と判断するのではなく、送金額、受取人、送金頻度の3点を確認するのが合理的です。
少額の個人あて送金なら、まずことら送金を検討する。1回10万円以下で、受取人と金融機関が対応条件を満たしていれば、手数料無料で送金できます。ただし、送金後の取り消しができないため、金額や相手の確認を徹底してください。
10万円を超える送金や、ことら送金の対象外なら、SMBCダイレクトを優先する。通常の他行あて振込は3万円未満154円、3万円以上220円です。Oliveを契約している場合は、残っている無料回数を確認するとよいでしょう。
毎月決まった相手に送金するなら、Oliveと定額自動送金を組み合わせる。通常は取扱手数料も発生する《きちんと振込》ですが、所定のOlive優遇が適用されれば、振込手数料と取扱手数料の両方を無料にできます。
反対に、窓口での手続きが必要な人や、現金で振り込まなければならない人は、ネット振込より高い料金を見込む必要があります。特に、他行あての現金振込はATMで880円、窓口で990円です。操作に不安がある場合は利便性も判断材料になりますが、料金差を把握したうえで選ぶことが大切です。
また、振込先の口座情報を誤ると、手数料が戻らないケースがあります。三井住友銀行の公式案内では、他行あての振込で振込先の内容相違などにより入金できなかった場合、振込資金は出金口座へ戻されても、振込手数料は返還されないとされています。手数料の節約と同じくらい、受取人名・金融機関・支店・口座番号の確認も欠かせません。
【三井住友銀行手数料振込】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:三井住友銀行から他行へ3万円を振り込むと手数料はいくらですか?
A1:通常のSMBCダイレクトなら220円、当行キャッシュカードを使うATM振込なら275円です。現金を使うATM振込は880円、窓口で口座から振り込む場合は605円、現金で振り込む場合は990円です。Oliveなどの優遇が適用される場合は、実際の負担が変わります。
Q2:三井住友銀行の同一支店あて振込は無料ですか?
A2:SMBCダイレクトと当行キャッシュカードを使ったATM振込は無料です。ただし、ATMでの現金振込や窓口での振込には手数料がかかります。定額自動送金は、振込手数料が無料でも通常は別途110円の取扱手数料がかかるため注意してください。
Q3:Oliveを契約すれば他行あて振込は何回でも無料になりますか?
A3:SMBCダイレクトの他行あて振込は、一般・ゴールド・プラチナプリファードなら月3回まで、Olive Infiniteなら月10回まで無料です。通常の振込では無料回数を超えると手数料が発生します。一方、定額自動送金《きちんと振込》は、所定の条件を満たせば振込手数料と取扱手数料が無料になります。
2026年10月28日時点の三井住友銀行の個人向け振込手数料は、SMBCダイレクトの他行あてが3万円未満154円、3万円以上220円です。ATMや窓口で現金を使うと880円・990円と負担が大きくなるため、まずはネット振込を基本に考えると効率的です。
他行あての手数料をさらに抑えるなら、Oliveの月間無料回数、10万円以下の個人あて送金に対応することら送金、Vポイントによる割引を確認しましょう。毎月の決まった送金には、Oliveによる定額自動送金の優遇も有効です。
振込手数料は、振込先や金額だけで決まるわけではありません。送金方法と無料条件を確認し、取扱手数料やATM利用手数料まで含めた総額で比較することが、無駄な支出を減らす近道です。
参照した公式情報:三井住友銀行「振込手数料」「ことら送金」「定額自動送金《きちんと振込》」、三井住友銀行公式FAQ「振込手数料を知りたい(他行あて)」「他行あて振込手数料を無料にする方法は?」。