2026年10月28日現在、大相撲の幕下星取表で直近の確定成績を確認するなら、令和8年九月場所(秋場所)が基準になります。秋場所は9月13日から27日まで開催され、幕下では伊波が7戦全勝で優勝。10月26日に発表された十一月場所(九州場所)の新番付では、東幕下筆頭まで番付を上げました。
幕下は、十両昇進を目指す力士や、関取経験者が再起を図る力士などが競い合う重要な階級です。星取表には単なる勝敗だけでなく、勝ち越し・負け越し、休場の有無、東西の番付、次場所の昇進を考える手掛かりが詰まっています。ここでは2026年の最新情報を軸に、記号の意味から幕下優勝、十両昇進の条件、過去場所との比較方法まで整理します。
【2026年最新】幕下星取表は九月場所が直近の確定成績

2026年10月28日時点では、九月場所が終了した直近の本場所です。日本相撲協会の年間日程表によると、十一月場所は福岡国際センターで11月8日から22日まで開催されます。番付は10月26日に発表されており、場所前の最新情報としては、九月場所の成績と十一月場所の新番付を組み合わせて確認するのが適切です。
ここで注意したいのは、「最新の番付」と「最新の星取表」は同じものではないという点です。番付は力士の地位を示す一覧で、星取表は本場所での取組結果を記録したもの。十一月場所の番付が公表されていても、場所が始まる前であれば同場所の勝敗はまだ確定していません。
幕下の星取表を調べる際は、次の3点をそろえて確認すると、情報を取り違えにくくなります。
- 場所:令和8年九月場所なのか、十一月場所なのか。
- 情報の種類:取組結果を示す星取表なのか、次場所の地位を示す番付なのか。
- 更新状況:千秋楽までの成績が確定しているか、次場所の番付だけが発表されているか。
日本相撲協会公式サイトでは、星取表、取組結果、番付、過去の成績などをそれぞれ確認できます。幕下力士の現在の成績を調べるときは、まず対象となる場所を選び、幕下の欄に切り替えてから力士名と成績を照合するのが基本です。
【令和8年九月場所】幕下優勝は伊波、7戦全勝で東幕下筆頭へ
2026年秋場所の幕下で最も注目される結果は、伊波の7戦全勝優勝です。日本相撲協会の優勝力士一覧によると、伊波は尾上部屋所属で、九月場所は西幕下二十五枚目から出場。7勝0敗で幕下優勝を果たしました。
加えて、10月26日に発表された十一月場所の番付では、伊波は東幕下筆頭に昇進しています。九月場所の西幕下二十五枚目から、十両昇進まであと一歩に迫る位置へ進んだことになります。
伊波の直近の成績を見ると、今回の全勝がどれほど大きな転機だったかがわかります。
- 2026年一月場所:3勝4敗
- 2026年三月場所:2勝5敗
- 2026年五月場所:2勝5敗
- 2026年七月場所:4勝3敗
- 2026年九月場所:7勝0敗、幕下優勝
- 2026年十一月場所:東幕下筆頭
三月場所と五月場所では負け越したものの、七月場所で勝ち越し、九月場所で全勝優勝を達成しました。星取表を複数の場所にわたって追うと、1場所の成績だけでは見えにくい上昇の流れを把握できます。
なお、幕下優勝は7戦全勝が基本的な優勝成績です。伊波のケースでは、単に優勝したというだけでなく、次場所の番付が東幕下筆頭まで上がったことが大きなポイントになります。
一方、幕下の優勝力士が必ずしも次場所に十両へ昇進するわけではありません。優勝時の番付や昇進条件との関係も含めて考える必要があります。
【九州場所の幕下番付】東西の上位力士と直前場所の成績を比較
十一月場所の新番付では、伊波のほかにも、幕下上位で勝ち越しを目指す力士や、十両から陥落して再起を図る力士が並びます。九月場所の成績と新番付を組み合わせると、どの力士が昇進に近い位置にいるのかを把握しやすくなります。
以下は、日本相撲協会の発表した十一月場所の番付と、九月場所の成績を照合した幕下上位の主な力士です。
| 十一月場所の番付 | 力士 | 九月場所の成績・状況 | 注目点 |
|---|---|---|---|
| 東幕下筆頭 | 伊波 | 西幕下25枚目・7勝0敗 | 幕下優勝を経て筆頭へ昇進 |
| 西幕下筆頭 | 天昇山 | 東幕下8枚目・6勝1敗 | 大きく番付を上げて幕下筆頭へ |
| 東幕下2枚目 | 錦木 | 西十両14枚目・6勝9敗 | 十両から幕下へ陥落 |
| 西幕下2枚目 | 碇潟 | 西幕下4枚目・4勝3敗 | 勝ち越しを経て上位へ |
| 東幕下3枚目 | 豪刃雄 | 西幕下7枚目・5勝2敗 | 勝ち越しで上位へ進出 |
| 西幕下3枚目 | 栃大海 | 東十両14枚目・5勝10敗 | 十両から幕下へ陥落 |
この比較からわかるのは、幕下上位には、幕下で勝ち越して番付を上げた力士と、十両で負け越して幕下に戻った力士が同時に存在するということです。同じ幕下でも、前場所の地位と成績によって次場所の立ち位置は大きく変わります。
特に伊波は、西幕下二十五枚目で7戦全勝という結果を残し、東幕下筆頭まで上がりました。十両昇進を考える際には、現在の地位だけでなく、直前場所の成績や十両からの陥落者の数もあわせて見る必要があります。
【幕下星取表の見方】○●□■や「や」の意味を正しく理解する
幕下星取表を初めて見る人が迷いやすいのが、勝敗を示す記号です。日本相撲協会公式サイトの星取表では、○や●だけでなく、不戦勝・不戦敗、休みや取組なしなどを区別して表示しています。
- ○:勝ち。通常の取組で勝利したことを示します。
- ●:負け。通常の取組で敗れたことを示します。
- □:不戦勝。対戦相手が休場などで取組を行えず、不戦勝となったことを示します。
- ■:不戦敗。自分が休場などによって取組を行えず、不戦敗となったことを示します。
- や:休み・取組なし。その日に取組が組まれていない場合などに使われます。
- ×:引分。通常の勝ち負けでは決着しなかったことを示す記号です。
- △:痛分。相撲の記録上、通常の勝敗とは区別される表示です。
ここで特に重要なのは、□と■を○と●と同じ勝敗の方向で読み取ること、そして「や」を自動的に休場と判断しないことです。
幕下以下の力士は、15日間すべてに取組があるわけではありません。通常は1場所で7番の相撲を取るため、星取表に「や」や取組のない日が並んでいても、それだけで負傷や途中休場を意味するわけではありません。
実際に休場しているかどうかを確かめるには、星取表だけで判断せず、公式の休場力士情報や当日の取組結果も確認してください。記号の表示は、利用するサイトによって細かな表記が異なる場合もあるため、凡例を先に読むと確実です。
【幕下の勝ち越し・負け越し】7番勝負と東西の番付の関係
幕下の勝敗は、基本的に1場所7番の取組を基準に整理します。15日間の開催期間中、力士は決められた日に相撲を取り、その合計成績によって勝ち越しか負け越しかが決まります。
- 7勝0敗:全勝。幕下優勝を争ううえで最も強い成績です。
- 6勝1敗:大きな勝ち越し。次場所の番付上昇が期待されます。
- 5勝2敗:勝ち越し。番付を上げる材料になります。
- 4勝3敗:勝ち越し。番付上昇につながる可能性があります。
- 3勝4敗:負け越し。通常は番付を下げる方向に働きます。
- 2勝5敗・1勝6敗:大きな負け越し。次場所の番付への影響に注意が必要です。
4勝3敗以上が勝ち越し、3勝4敗以下が負け越しというのが、7番勝負を読む基本です。ただし、不戦勝や不戦敗、休場が含まれる場合は、その内訳も確認しながら成績を読む必要があります。
また、東西の番付は、同じ枚数であれば東が西より上位として扱われます。たとえば東幕下筆頭と西幕下筆頭では、東幕下筆頭のほうが上位です。とはいえ、東西だけで次場所の昇進や降格が決まるわけではありません。前場所の地位、勝敗、昇進枠などを総合して番付が編成されます。
幕下は東西それぞれに力士が配置され、幕下全体では120人規模の階級です。星取表を比較するときは、同じ枚数の東西力士を並べてみると、勝ち越しの価値や番付の変動が理解しやすくなります。
もう一つ押さえておきたいのが、勝ち越しと昇進は別の概念だという点です。4勝3敗を記録しても、必ず大幅に番付が上がるわけではありません。一方で、幕下上位での大きな勝ち越しや全勝は、十両昇進を検討するうえで重要な材料になります。
【幕下から十両への昇進条件】全勝優勝でも自動昇進ではない
幕下の星取表を追う読者にとって、最大の関心事の一つが十両昇進です。十両以上は関取と呼ばれ、待遇や身分の面でも大きな節目になります。そのため、幕下上位の力士がどのような成績を残したかは、次場所の番付を読むうえで重要です。
日本相撲協会の公式解説では、幕下十五枚目以内で全勝優勝した力士について、翌場所の十両昇進に関する内規が紹介されています。ただし、これは絶対に例外のない自動昇進の保証ではありません。番付編成には審判部による判断があり、昇進枠などの事情も関係します。
昇進の可能性を考える際には、次のポイントを確認してください。
- 番付の位置:幕下上位にいるかどうか。十両昇進を考えるうえで重要な条件です。
- 成績の内容:4勝3敗の勝ち越しか、5勝2敗以上の好成績か、7戦全勝か。
- 十両側の状況:十両から幕下へ陥落する力士が何人いるか。
- 他の候補との比較:同じように好成績を残した力士が何人いるか。
2026年九月場所の伊波は、西幕下二十五枚目で7戦全勝という優れた成績を残しました。しかし、十一月場所の番付は東幕下筆頭です。全勝優勝という結果だけで十両昇進が自動的に決まるのではなく、全勝した時点の番付も重要だということがわかります。
また、幕下上位で4勝3敗や5勝2敗を記録した力士も、十両からの陥落者数や他の昇進候補との比較によって昇進の可能性が変わります。星取表を見るときは勝ち星の数だけに注目せず、番付と次場所の編成をセットで考えることが大切です。
【幕下の過去場所の星取表】次場所の番付を読むためのチェックポイント
幕下力士の成長や番付の変化を理解するには、1場所分の星取表だけでは情報が足りないことがあります。過去場所の成績をさかのぼり、どのような地位から何勝何敗を記録したかを比べると、番付の動きがより明確になります。
過去の星取表を確認する際は、次の順序で見るのがおすすめです。
- 直前場所の番付を確認する。東西と枚数を記録し、どの位置から出場したのかを把握します。
- 勝ち星と負け星を数える。7番の取組がどのような結果だったかを整理します。
- 勝ち越し・負け越しを判定する。4勝3敗以上か、3勝4敗以下かを確認します。
- 次場所の番付と照合する。実際に何枚上がったか、あるいは下がったかを比較します。
- 十両昇進や陥落の動きを確認する。幕下上位の力士については、十両との入れ替わりも見ます。
たとえば伊波は、2026年一月場所から五月場所までは負け越しが続きましたが、七月場所で4勝3敗、九月場所で7戦全勝と成績を伸ばしました。その後の十一月場所では東幕下筆頭に上がっています。このように複数場所を比較すれば、単に優勝力士の名前を確認するだけではわからない番付上昇の過程まで追えます。
過去の記録を探す場合は、日本相撲協会公式サイトの力士プロフィールや星取表を利用すると便利です。場所ごとの成績を確認し、番付表と組み合わせて見ることで、幕下から十両への昇進を目指す力士の現在地がわかります。
なお、十一月場所の取組が始まる前は、九月場所の成績が最新の確定結果です。十一月場所の番付はすでに公表されていますが、同場所の幕下勝敗一覧や優勝力士は、取組が進んでから確定します。最新情報を探す際は、この違いを意識してください。
【大相撲星取表幕下】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年最新の幕下星取表は、どの場所を見ればよいですか?
A1:2026年10月28日時点で、最新の確定成績は令和8年九月場所(秋場所)です。十一月場所の新番付は10月26日に発表されていますが、同場所の取組結果は初日の11月8日以降に更新されます。
Q2:幕下で4勝3敗なら、必ず次場所の番付が上がりますか?
A2:4勝3敗は勝ち越しですが、必ず番付が上がると決まっているわけではありません。前場所の地位、他の力士の成績、番付編成なども関係します。十両昇進についても、勝ち越しだけで決まるわけではありません。
Q3:星取表の「や」は休場を意味するのですか?
A3:「や」は休み・取組なしを示す記号です。幕下以下は15日間のうち通常7日間の取組となるため、取組がない日にも使われます。負傷などによる実際の休場かどうかは、公式の休場力士情報や取組結果で確認してください。
2026年の幕下星取表を理解するうえで、最も押さえておきたいのは、九月場所の確定成績と十一月場所の新番付を区別することです。秋場所では伊波が7戦全勝で幕下優勝を果たし、九州場所では東幕下筆頭へ昇進しました。この動きは、勝敗と番付の関係を理解するうえでわかりやすい例です。
星取表では、○と●で通常の勝敗を確認するだけでなく、□と■による不戦勝・不戦敗、「や」による休み・取組なしの表示にも注意してください。加えて、4勝3敗以上が勝ち越し、3勝4敗以下が負け越しという基本を押さえたうえで、東西の番付や次場所の地位を比較することが大切です。
十両昇進を予想するなら、勝ち星の数だけで判断するのは早計です。幕下上位での成績、全勝優勝の有無、十両からの陥落者、ほかの昇進候補の成績まで確認して初めて、昇進の可能性を具体的に考えられます。
今後の九州場所では、東幕下筆頭の伊波をはじめ、幕下上位の力士たちがどのような成績を残すかが注目点です。最新の取組結果を追うときは、星取表、番付、休場情報の3つを照合し、過去場所との比較を続けることで、幕下力士の勝敗と次場所の動きをより深く読み解けます。