2026年のパ・リーグホームラン王に輝いたのは、福岡ソフトバンクホークスの栗原陵矢選手です。レギュラーシーズンを40本塁打で終え、自身初の最多本塁打者賞を獲得。打点も118に伸ばし、打撃部門の2冠を達成しました。2位には千葉ロッテマリーンズの山口航輝選手が38本で続き、北海道日本ハムファイターズのレイエス選手とソフトバンクの近藤健介選手が32本で並んでいます。
2025年に本塁打王と打点王を獲得したレイエス選手から、タイトルが栗原選手へ移った2026年。両シーズンの成績を比較すると、ホームラン王争いの変化だけでなく、出場機会と本塁打の積み重ね方、歴代の強打者が残した記録との距離も見えてきます。NPB公式個人成績をもとに、最新ランキングから歴代の本塁打王、シーズン最多記録まで詳しく整理します。
【2026年最新】パ・リーグホームラン王は誰?栗原陵矢が40本で初戴冠

2026年のパ・リーグ本塁打王は、ソフトバンクの栗原陵矢選手です。NPB公式の2026年度個人成績とパ・リーグの表彰記録では、栗原選手が40本塁打、118打点で、ともに初受賞となりました。
2026年のパ・リーグ公式戦は10月6日に全日程が終了。栗原選手は本塁打王だけでなく打点王も獲得し、シーズンを通して長打力と得点を生み出す力の両方を示しました。最終成績は打率.271、142試合出場、146安打、40本塁打、118打点、出塁率.365、長打率.557、OPS.922です。
なかでも注目したいのは、40本塁打と118打点を同時に記録した点です。ホームランは単独で試合の流れを変えられる一方、打点は走者を生還させる働きを示す指標です。両部門でリーグトップに立った栗原選手は、単に本塁打を量産しただけでなく、得点を生み出す中心打者としてシーズンを完走しました。
なお、2026年の40本塁打は球団にとっても節目の数字です。パ・リーグ公式のタイトル獲得者紹介によると、栗原選手は10月1日に40号へ到達。打撃2冠という結果は、初の個人タイトル獲得を象徴するシーズンとなりました。
【2026年パ・リーグ本塁打ランキング】栗原・山口・レイエスの成績を比較
2026年の本塁打ランキングでは、栗原選手と山口選手が40本、38本と高い水準で競い合いました。3位タイにはレイエス選手と近藤選手が入り、28本の正木智也選手も上位に続いています。
| 順位 | 選手 | 所属球団 | 本塁打数 | 打点 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 栗原陵矢 | ソフトバンク | 40本 | 118 |
| 2位 | 山口航輝 | ロッテ | 38本 | 81 |
| 3位タイ | レイエス | 日本ハム | 32本 | 82 |
| 3位タイ | 近藤健介 | ソフトバンク | 32本 | 108 |
| 5位 | 正木智也 | ソフトバンク | 28本 | — |
出典:NPB公式2026年度パ・リーグ個人成績、パ・リーグ公式成績資料。正木選手の打点は本表では省略しています。
1位と2位の差はわずか2本です。栗原選手が40本に到達した一方、山口選手も38本を記録しており、2026年のタイトル争いは上位2人が40本近い数字を残す接戦となりました。
また、本塁打数だけでは見えない違いもあります。近藤選手は32本塁打ながら108打点を挙げ、打点では栗原選手に次ぐリーグ2位。レイエス選手も32本塁打、82打点に加えて打率.313を記録し、首位打者賞を獲得しています。ホームラン王の順位だけで打者の総合的な貢献度を判断するのではなく、打率や打点、出塁率などを組み合わせて見ることが大切です。
【徹底比較】栗原陵矢40本と山口航輝38本、差を分けたものは?
2026年のランキングを分析するうえで見逃せないのが、出場試合数の違いです。栗原選手は142試合に出場して40本塁打、山口選手は113試合で38本塁打を記録しました。出場試合数では栗原選手が29試合多く、シーズンの積み重ねという点で優位に立っています。
一方、試合数で単純に割ると、栗原選手は1試合当たり約0.282本、山口選手は約0.336本の本塁打を記録した計算になります。さらに打数で比較すると、栗原選手は539打数で40本、山口選手は412打数で38本です。山口選手は打数に対する本塁打の割合が高く、出場した試合や打席での長打力が際立ちました。
この比較から分かるのは、ホームラン王を決めるのは本塁打の合計数であり、1試合当たりや1打数当たりのペースではないということです。出場機会を確保しながら本塁打を積み上げた栗原選手と、限られた試合数で高い本塁打ペースを示した山口選手。両者は異なる強みを発揮しました。
栗原選手の118打点も、評価を深める重要な数字です。山口選手の81打点に対して37打点多く、本塁打数だけでなく得点への貢献度でも差をつけました。個人タイトルの獲得回数や本塁打の本数だけを見るのではなく、出場試合数、打数、打点を併せて確認すると、それぞれのシーズンの特徴をより正確に把握できます。
【2025年との違い】前年の本塁打王レイエスは32本で3位タイ
2025年のパ・リーグ本塁打王は、北海道日本ハムファイターズのフランミル・レイエス選手でした。レイエス選手は32本塁打、90打点を記録し、本塁打王と打点王の2冠を獲得。翌2026年は32本塁打を記録したものの、栗原選手が40本まで伸ばしたため、ランキングでは近藤選手と並ぶ3位タイとなりました。
2025年と2026年を比較すると、本塁打王の獲得ラインが大きく変化したことが分かります。2025年はレイエス選手の32本がトップでしたが、2026年は40本が必要なシーズンとなりました。レイエス選手の本塁打数自体は前年と同じでも、栗原選手と山口選手がそれを上回る数字を残したため、順位が変わったのです。
また、レイエス選手は2026年に打率.313を記録し、初の首位打者賞を獲得しました。前年の本塁打王が、翌年は打率部門のタイトルを手にした点も見どころです。ホームランの本数だけを追うと見落としがちですが、打者の強みは長打力だけではありません。シーズンによって異なる指標で結果を残すことも、選手の価値を測るうえで重要です。
【パ・リーグ本塁打王の歴代一覧】2020年から2026年までの変遷
パ・リーグの本塁打王は、毎年40本以上を記録するとは限りません。投手との力関係や打者の出場状況などによってタイトルの獲得本数は変わり、複数選手が同じ本数で並ぶシーズンもあります。直近の受賞者を振り返ると、2026年の40本という数字が持つ意味も見えてきます。
- 2026年:栗原陵矢(ソフトバンク)40本。初受賞。
- 2025年:レイエス(日本ハム)32本。打点王との2冠。
- 2024年:山川穂高(ソフトバンク)34本。4度目の本塁打王。
- 2023年:グレゴリー・ポランコ(ロッテ)、近藤健介(ソフトバンク)、浅村栄斗(楽天)が26本で並び、3人が同時受賞。
- 2022年:山川穂高(西武)41本。
- 2021年:杉本裕太郎(オリックス)32本。
- 2020年:浅村栄斗(楽天)32本。
この一覧で特に目を引くのが、2023年の3人同時受賞です。ポランコ選手、近藤選手、浅村選手がそれぞれ26本で並び、単独の本塁打王は生まれませんでした。2024年は山川選手が34本、2025年はレイエス選手が32本でタイトルを獲得し、2026年には栗原選手が40本まで数字を伸ばしています。
歴代の本塁打王を見ると、複数回タイトルを獲得した選手もいます。山川選手は2018年、2019年、2022年、2024年に最多本塁打者賞を獲得し、通算4度の受賞を記録しています。対して栗原選手は2026年が初受賞。2025年に初めて本塁打王となったレイエス選手も含め、初タイトルを手にする選手と複数回獲得する選手の双方が、リーグの本塁打争いを彩っています。
【プロ野球パ・リーグ最多本塁打記録】40本は歴代何位の水準?
2026年の栗原選手の40本塁打は、パ・リーグの歴代最多記録を更新した数字ではありません。NPBの歴代シーズン本塁打記録によると、パ・リーグではタフィ・ローズ選手が近鉄時代の2001年に55本、アレックス・カブレラ選手が西武時代の2002年に55本を記録しています。パ・リーグのシーズン最多記録は、この55本です。
なお、プロ野球全体のシーズン最多本塁打記録は、ウラディミール・バレンティン選手がヤクルト時代の2013年に記録した60本です。村上宗隆選手の2022年の56本も、NPB歴代記録の上位に入っています。リーグ内の記録と12球団全体の記録は区別して確認する必要があります。
パ・リーグの歴代記録と比べれば、栗原選手の40本は55本に15本届かない数字です。しかし、直近のタイトル争いでは2022年の山川選手が41本を記録した後、2023年は26本、2024年は34本、2025年は32本と推移してきました。こうした近年の数字を踏まえると、40本は2022年の41本に迫る高水準の成績です。
本塁打王の獲得回数を調べる際には、シーズンの本数だけでなく、同じ選手が何度タイトルを獲得したか、同数での複数受賞があったかも確認しましょう。2026年の栗原選手は初受賞、山川選手は通算4度の受賞、2023年は3人同時受賞というように、単純なランキングだけでは伝わらない歴史があります。
【パリーグホームラン王】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のパ・リーグホームラン王は誰ですか?
A1:福岡ソフトバンクホークスの栗原陵矢選手です。40本塁打で初の最多本塁打者賞を獲得し、118打点で打点王にも輝きました。
Q2:2026年の本塁打ランキング2位と3位は誰ですか?
A2:2位は千葉ロッテマリーンズの山口航輝選手で38本です。3位タイは北海道日本ハムファイターズのレイエス選手と福岡ソフトバンクホークスの近藤健介選手で、どちらも32本を記録しました。
Q3:2025年のパ・リーグ本塁打王は誰でしたか?
A3:北海道日本ハムファイターズのレイエス選手です。32本塁打、90打点で、本塁打王と打点王を獲得しました。
Q4:パ・リーグのシーズン最多本塁打記録は何本ですか?
A4:55本です。タフィ・ローズ選手が2001年に近鉄で、アレックス・カブレラ選手が2002年に西武で記録しました。なお、NPB全体のシーズン最多記録はバレンティン選手の60本です。
Q5:本塁打王を評価するとき、本塁打数以外に何を見るべきですか?
A5:打点、打率、出場試合数、打数、出塁率、長打率などを併せて確認するのがおすすめです。2026年は栗原選手が118打点、山口選手が38本塁打を113試合で記録しており、タイトルの順位と打者としての特徴は必ずしも同じではありません。
2026年のパ・リーグホームラン王は、40本塁打を記録した栗原陵矢選手です。118打点との打撃2冠を達成し、初の個人タイトルを手にしました。2位の山口航輝選手も38本を記録し、レイエス選手と近藤健介選手が32本で並ぶなど、上位には実力派の打者がそろいました。
2025年の本塁打王レイエス選手から栗原選手へタイトルが移ったことは、シーズンごとに本塁打争いの構図が変わることを示しています。一方、パ・リーグの歴代最多記録は55本であり、40本は記録更新ではなく、近年のタイトル争いでも高い水準に当たる数字です。
今後の本塁打王争いを追うなら、最新の本塁打ランキングに加えて、打点、出場試合数、打数、歴代の獲得回数まで確認すると、選手の活躍をより立体的に理解できます。2027年シーズンに40本を超える打者が現れるのか、栗原選手がタイトルを守るのか、山口選手やレイエス選手らが巻き返すのか。次のシーズンも、パ・リーグの長距離打者たちの競争から目が離せません。