関東大学ラグビーのリーグ戦入れ替え戦は、秋季リーグの順位を受けて、翌シーズンの所属カテゴリーが決まる重要な一戦です。1部と2部、2部と3部の間では、下位カテゴリーの上位校が上位カテゴリーの下位校に挑み、勝敗によって昇格・残留・降格が決まります。
2026年10月28日現在、関東大学ラグビーの秋季リーグ戦は進行中です。関東ラグビーフットボール協会が公表する2026年度の日程・結果では、11月にもリーグ戦が予定されており、入れ替え戦の出場校を決める最終順位はまだ確定していません。ここでは、入れ替え戦の仕組み、出場条件、2026年度の日程・対戦カードの発表状況、直近の公式結果、観戦前に確認したいポイントを整理します。
【2026年最新】関東大学ラグビー入れ替え戦の日程・対戦カードはいつ決まる?

2026年度の入れ替え戦を観戦したい人が、まず押さえておきたいのは、秋季リーグの順位確定と入れ替え戦の開催発表は別の段階だという点です。
関東ラグビーフットボール協会の2026年度公式日程によると、リーグ戦1部では11月14日、15日、29日などに試合が予定されています。2部も11月8日、22日などに試合が組まれており、10月28日時点ではシーズン途中です。残り試合の結果によって順位が変動するため、現段階で入れ替え戦の出場校を確定扱いすることはできません。
また、入れ替え戦の開催日、キックオフ時刻、会場、チケット情報は、レギュラーシーズンの日程とは別に確認する必要があります。前年の開催日をそのまま2026年度の日程として扱うのは避けたいところです。
2026年度の正式な対戦カードを確認する際は、関東ラグビーフットボール協会の公式サイトにある「大学」から「関東大学リーグ戦」の日程・結果を確認し、入れ替え戦の開催告知が掲載されているかをチェックしてください。関東大学ラグビーフットボール連盟のリーグ戦情報も、競技規則や順位決定方法を確認する際の参考になります。
なお、2026年度の1部には専修大学が所属しています。これは2025年度の1部・2部入れ替え戦で専修大学が大東文化大学を破り、昇格を決めた結果です。前年度の入れ替え戦は、翌年度のリーグ構成に直接反映されることがわかります。
【リーグ戦グループの位置づけ】対抗戦との違いと各部の役割
関東大学ラグビーには、関東大学ラグビーリーグ戦グループと関東大学対抗戦グループがあります。いずれも関東ラグビーフットボール協会が関わる大学ラグビーの大会ですが、別々の競技体系です。
そのため、「関東大学ラグビーの入れ替え戦」という言葉だけでは、リーグ戦の入れ替え戦なのか、対抗戦A・Bグループの入れ替え戦なのかが判別できない場合があります。今回扱うのは、リーグ戦グループ内で1部から下位カテゴリーへとつながる昇降格制度です。
リーグ戦グループでは、各部のリーグ戦を通じて順位を決定します。上位カテゴリーで戦うチームは残留を目指し、下位カテゴリーの上位チームは昇格を目指します。毎年の入れ替えによってチーム構成が変化するため、前年の所属部と当年の所属部が異なる大学もあります。
基本的には1部から4部まで各8校でリーグ戦を行い、5部以下は区分や大会形式に応じた運営となります。部ごとの試合結果や順位は、関東大学ラグビーフットボール連盟および関東ラグビーフットボール協会が掲載する年度別の公式情報で確認できます。
重要なのは、リーグ戦で上位に入ることと、入れ替え戦で実際に昇格することは同じではないという点です。下位カテゴリーで優勝しても、入れ替え戦が設定されている場合は、その試合の結果が昇格の可否を左右します。
【入れ替え戦の仕組み】昇格・降格の条件と出場校の決まり方
関東大学ラグビーのリーグ戦入れ替え戦では、隣り合うカテゴリーの指定順位同士が対戦します。関東大学ラグビーフットボール連盟の競技細則には、1部・2部、2部・3部、3部・4部、4部・5部の組み合わせが定められています。
1部・2部入れ替え戦の基本的な組み合わせは、次のとおりです。
- 1部7位 対 2部2位
- 1部8位 対 2部1位
2部・3部入れ替え戦も同じ考え方で、2部7位が3部2位と対戦し、2部8位が3部1位と対戦します。下位カテゴリーの1位校が上位カテゴリーの8位校と、2位校が7位校と対戦する仕組みです。
入れ替え戦の勝敗は、通常の試合と同じく試合の勝敗によって決まります。ただし、連盟の競技細則では、引き分けの場合はトライ数に関係なく上位カテゴリーのチームが残留すると定められています。また、入れ替え戦の勝敗判定には、通常のリーグ戦で用いるボーナス要点は含まれません。
つまり、下位カテゴリーのチームが昇格するには、原則として入れ替え戦そのものに勝つ必要があります。リーグ戦での勝ち点が多かったことや、試合中のトライ数が多かったことだけで昇格が決まるわけではありません。
なお、入れ替え戦は、リーグ戦の成立要件など大会運営上の条件にも左右されます。過去の年度では、リーグ戦の成立状況を踏まえて入れ替え戦の実施が正式に告知された例があります。2026年度についても、出場順位だけでなく、その年度の公式発表と競技規則を確認することが大切です。
【2025年度の入れ替え戦結果】1部・2部、2部・3部の直近実績
2026年度の入れ替え戦を予想するうえで参考になるのが、直近の2025年度に行われた公式戦の結果です。関東ラグビーフットボール協会が公表した記録では、1部・2部の入れ替え戦は2025年12月13日、2部・3部の入れ替え戦は同年12月7日に実施されました。
以下は、2025年度の主要な入れ替え戦4試合をまとめたものです。
| 開催日 | カテゴリー | 対戦カード・結果 | 昇降格の結果 |
|---|---|---|---|
| 2025年12月13日 | 1部・2部 | 大東文化大学 19-33 専修大学 | 専修大学が昇格、大東文化大学が降格 |
| 2025年12月13日 | 1部・2部 | 日本大学 43-40 中央大学 | 日本大学が残留、中央大学は2部残留 |
| 2025年12月7日 | 2部・3部 | 朝鮮大学校 45-27 東京農業大学 | 朝鮮大学校が残留、東京農業大学は3部残留 |
| 2025年12月7日 | 2部・3部 | 新潟食料農業大学 14-47 国士舘大学 | 国士舘大学が昇格、新潟食料農業大学が降格 |
1部・2部の入れ替え戦では、専修大学が大東文化大学に33-19で勝利し、1部への昇格を決めました。一方、日本大学は中央大学を43-40で破り、1部残留を果たしています。後者は3点差の接戦で、上位カテゴリーの地位を守る難しさが表れた試合でした。
2部・3部では、朝鮮大学校が東京農業大学を45-27で下して残留しました。もう一方の試合では、国士舘大学が新潟食料農業大学に47-14で勝利し、昇格を決めています。
この結果からわかるのは、下位カテゴリーの上位校が必ず昇格するわけではない一方、入れ替え戦に勝てば所属部を変えられるということです。リーグ戦の順位は出場校を決める基準であり、最終的な昇降格を決めるのは入れ替え戦の結果です。
【開催会場・日程・結果の確認先】公式情報を見落とさない方法
入れ替え戦の観戦を計画する場合は、日程、対戦カード、開催会場、チケット情報をそれぞれ確認する必要があります。過去の開催実績だけを見て会場やキックオフ時刻を判断すると、年度による変更を見落とすおそれがあります。
2025年度の1部・2部入れ替え戦は、熊谷ラグビー場で2試合が行われました。一方、2部・3部入れ替え戦は、朝鮮大学校グラウンドと国士舘大学グラウンドで開催されています。このように、カテゴリーによって会場が異なる場合があります。
公式情報を調べる際は、次の順番で確認すると効率的です。
- 関東ラグビーフットボール協会:年度別の大学ラグビー日程、試合結果、入れ替え戦の開催告知、会場やチケット情報を確認する。
- 関東大学ラグビーフットボール連盟:リーグ戦グループの競技細則、順位決定方法、入れ替え戦の基本的な組み合わせを確認する。
- 各大学ラグビー部の公式発表:所属部の変更、試合メンバー、チームからのお知らせなどを確認する。
検索するときは「関東大学リーグ戦1部・2部入替戦」「関東大学リーグ戦2部・3部入替戦」のように、カテゴリーを明示すると情報を絞り込みやすくなります。「関東大学対抗戦A・Bグループ入替戦」と混同しないことも大切です。
また、試合日程は変更される場合があります。観戦当日は、以前に保存した日程表だけでなく、協会の最新告知や会場案内も確認してください。入場方法やチケットの取り扱いについても、開催年度の案内に従う必要があります。
【観戦前に押さえるポイント】順位表の読み方とよくある誤解
入れ替え戦をより深く楽しむには、単に勝敗を見るだけでなく、リーグ戦の順位と入れ替え戦のルールを切り分けて理解が必要です。
誤解1:2部で優勝すれば自動的に1部へ昇格できる。
1部・2部の入れ替え戦では、2部1位のチームも1部8位のチームとの試合に勝つ必要があります。リーグ戦での優勝は出場順位を決めるうえで大きな意味がありますが、入れ替え戦が設定されている場合、優勝だけで昇格が確定するわけではありません。
誤解2:引き分けならトライ数が多いチームが勝つ。
入れ替え戦では、引き分けの場合、トライ数にかかわらず上位カテゴリーのチームが残留します。下位カテゴリーのチームにとっては、同点で終わるだけでは昇格につながらないため、最後まで勝ち切ることが大切です。
誤解3:リーグ戦のボーナスポイントが入れ替え戦にも適用される。
通常のリーグ戦では、勝ち点制度によって順位が決まります。しかし、入れ替え戦の勝敗判定ではボーナス要点は含まれません。レギュラーシーズンの順位争いと入れ替え戦では、見るべきルールが異なります。
観戦時は、両チームの順位だけでなく、どちらが上位カテゴリーのチームなのかを確認しておくと、引き分けが持つ意味まで理解できます。特に終盤の接戦では、下位カテゴリーのチームがリスクを取って勝利を狙う必要がある点も、入れ替え戦ならではの見どころです。
【関東大学ラグビー入れ替え戦】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年度の関東大学ラグビー入れ替え戦はいつ開催されますか?
A1:2026年10月28日時点では、入れ替え戦の正式な開催日程は発表待ちです。秋季リーグ戦が進行中のため、関東ラグビーフットボール協会の公式日程・結果と開催告知を確認してください。
Q2:関東大学ラグビーの1部・2部入れ替え戦はどの順位同士が対戦しますか?
A2:基本的には1部7位と2部2位、1部8位と2部1位が対戦します。2部・3部では2部7位と3部2位、2部8位と3部1位が対戦します。年度ごとの正式な競技規則も確認してください。
Q3:入れ替え戦が引き分けになった場合、どちらが昇格しますか?
A3:連盟の競技細則では、引き分けの場合はトライ数に関係なく上位カテゴリーのチームが残留します。そのため、下位カテゴリーのチームは、原則として試合に勝つことが昇格の条件となります。
関東大学ラグビーのリーグ戦入れ替え戦は、秋季リーグの順位を受けて、隣接するカテゴリーのチーム同士が昇格・残留を争う制度です。1部・2部では1部7位と2部2位、1部8位と2部1位が対戦し、2部・3部でも同様の順位構成で試合が組まれます。
2025年度には、専修大学と国士舘大学が入れ替え戦で勝利して昇格を決めました。一方、日本大学や朝鮮大学校は勝利して残留しています。これらの結果は、リーグ戦の順位だけでは翌年度の所属部が確定しないことを示しています。
2026年10月28日現在、秋季リーグ戦はまだ終了しておらず、入れ替え戦の対戦カードや開催日程は正式発表待ちです。観戦や結果確認を予定している人は、関東ラグビーフットボール協会の公式情報を基準に、リーグ戦の最終順位、入れ替え戦の日程、会場、試合結果を順に確認してください。
【プロの結論】入れ替え戦を理解するうえで最も重要なのは、「リーグ戦の順位が出場校を決め、入れ替え戦の勝敗が昇降格を決める」という二段階の仕組みです。加えて、引き分けなら上位カテゴリーが残留するというルールを知っておけば、試合終盤の攻防や各チームの戦い方を、より明確な視点で楽しめます。