2026年の大リーグ(MLB)レギュラーシーズンは、ミルウォーキー・ブルワーズが103勝59敗、勝率.636でナ・リーグ最高成績を記録し、ロサンゼルス・ドジャースが100勝62敗で続きました。ア・リーグではタンパベイ・レイズが98勝64敗、勝率.605でリーグトップに立ち、ニューヨーク・ヤンキースも93勝を挙げてポストシーズンに進出しています。
MLB順位表2026を正しく読み解くには、勝敗数や勝率だけでなく、地区別順位、ワイルドカード争い、得失点差、直近10試合の成績を組み合わせて見ることが欠かせません。2026年10月28日時点ではワールドシリーズも進行中です。レギュラーシーズンの最終成績を整理し、上位チームの強さとプレーオフ進出につながった数字を比較します。
【2026年レギュラーシーズン最終成績】全30球団の勝敗・勝率・地区順位

2026年の大リーグ順位表では、ナ・リーグのブルワーズとドジャースが勝率.600を超え、リーグを代表する好成績を残しました。ア・リーグではレイズが98勝を積み上げ、地区優勝チームとしてポストシーズンに進出しています。
以下はMLB公式順位表に掲載されたレギュラーシーズンの成績を、リーグと地区ごとに整理した一覧です。勝率は小数第3位まで、得失点差は得点から失点を引いた数値、直近10試合はシーズン終了時点の10試合における勝敗を示します。ポストシーズンの区分は地区優勝、ワイルドカード(WC)、圏外に分けています。
| リーグ・地区 | 地区順位 | チーム | 勝敗 | 勝率 | 得失点差 | 直近10試合 | 進出区分 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ア・リーグ東 | 1 | タンパベイ・レイズ | 98勝64敗 | .605 | +86 | 5勝5敗 | 地区優勝 |
| ア・リーグ東 | 2 | ニューヨーク・ヤンキース | 93勝68敗 | .578 | +138 | 5勝5敗 | WC |
| ア・リーグ東 | 3 | ボストン・レッドソックス | 87勝75敗 | .537 | +78 | 5勝5敗 | WC |
| ア・リーグ東 | 4 | ボルティモア・オリオールズ | 79勝82敗 | .491 | -21 | 6勝4敗 | 圏外 |
| ア・リーグ東 | 5 | トロント・ブルージェイズ | 79勝83敗 | .488 | -46 | 4勝6敗 | 圏外 |
| ア・リーグ中 | 1 | クリーブランド・ガーディアンズ | 85勝77敗 | .525 | +11 | 8勝2敗 | 地区優勝 |
| ア・リーグ中 | 2 | シカゴ・ホワイトソックス | 84勝78敗 | .519 | +56 | 7勝3敗 | WC |
| ア・リーグ中 | 3 | ミネソタ・ツインズ | 77勝85敗 | .475 | -58 | 6勝4敗 | 圏外 |
| ア・リーグ中 | 4 | デトロイト・タイガース | 76勝86敗 | .469 | +71 | 4勝6敗 | 圏外 |
| ア・リーグ中 | 5 | カンザスシティ・ロイヤルズ | 69勝93敗 | .426 | -120 | 2勝8敗 | 圏外 |
| ア・リーグ西 | 1 | ヒューストン・アストロズ | 81勝81敗 | .500 | -32 | 5勝5敗 | 地区優勝 |
| ア・リーグ西 | 2 | テキサス・レンジャーズ | 80勝82敗 | .494 | -46 | 4勝6敗 | 圏外 |
| ア・リーグ西 | 3 | シアトル・マリナーズ | 76勝86敗 | .469 | -58 | 6勝4敗 | 圏外 |
| ア・リーグ西 | 4 | アスレチックス | 64勝98敗 | .395 | -238 | 3勝7敗 | 圏外 |
| ア・リーグ西 | 5 | ロサンゼルス・エンゼルス | 62勝100敗 | .383 | -97 | 4勝6敗 | 圏外 |
| ナ・リーグ東 | 1 | アトランタ・ブレーブス | 94勝68敗 | .580 | +116 | 5勝5敗 | 地区優勝 |
| ナ・リーグ東 | 2 | フィラデルフィア・フィリーズ | 88勝74敗 | .543 | +15 | 4勝6敗 | WC |
| ナ・リーグ東 | 3 | マイアミ・マーリンズ | 80勝82敗 | .494 | +3 | 5勝5敗 | 圏外 |
| ナ・リーグ東 | 4 | ワシントン・ナショナルズ | 77勝85敗 | .475 | +6 | 6勝4敗 | 圏外 |
| ナ・リーグ東 | 5 | ニューヨーク・メッツ | 74勝88敗 | .457 | -32 | 5勝5敗 | 圏外 |
| ナ・リーグ中 | 1 | ミルウォーキー・ブルワーズ | 103勝59敗 | .636 | +214 | 8勝2敗 | 地区優勝 |
| ナ・リーグ中 | 2 | シカゴ・カブス | 89勝73敗 | .549 | +147 | 5勝5敗 | WC |
| ナ・リーグ中 | 3 | ピッツバーグ・パイレーツ | 82勝80敗 | .506 | +28 | 7勝3敗 | 圏外 |
| ナ・リーグ中 | 4 | セントルイス・カージナルス | 77勝85敗 | .475 | -29 | 2勝8敗 | 圏外 |
| ナ・リーグ中 | 5 | シンシナティ・レッズ | 75勝87敗 | .463 | -160 | 4勝6敗 | 圏外 |
| ナ・リーグ西 | 1 | ロサンゼルス・ドジャース | 100勝62敗 | .617 | +201 | 8勝2敗 | 地区優勝 |
| ナ・リーグ西 | 2 | サンディエゴ・パドレス | 91勝71敗 | .562 | +41 | 8勝2敗 | WC |
| ナ・リーグ西 | 3 | アリゾナ・ダイヤモンドバックス | 86勝76敗 | .531 | +9 | 6勝4敗 | 圏外 |
| ナ・リーグ西 | 4 | サンフランシスコ・ジャイアンツ | 65勝97敗 | .401 | -91 | 2勝8敗 | 圏外 |
| ナ・リーグ西 | 5 | コロラド・ロッキーズ | 58勝104敗 | .358 | -192 | 2勝8敗 | 圏外 |
この一覧から分かるのは、リーグ全体の勝率ランキングと地区別順位は必ずしも一致しないことです。例えば、ア・リーグのヤンキースは93勝を挙げましたが、東地区ではレイズの後塵を拝しました。一方、アストロズは勝率.500ながら西地区首位でシーズンを終えています。地区内の競争環境が、ポストシーズンへの道筋を左右したシーズンでした。
【アメリカンリーグ順位】レイズが首位、ヤンキースは93勝でワイルドカード進出
アメリカンリーグ順位で最も目を引くのは、レイズの98勝64敗です。勝率.605は全リーグを通じても上位に入る数字で、得点736、失点650、得失点差はプラス86でした。得点と失点の差でもプラスを維持しており、攻撃と守備の両面で安定したシーズンを送ったことが読み取れます。
ヤンキースは93勝68敗、勝率.578。得点739に対して失点601で、得失点差はプラス138でした。レイズより勝利数は少ないものの、得失点差ではレイズを52点上回っています。これは、ヤンキースが得点力と失点抑制の両面で高い水準を保っていたことを示す数字です。
レッドソックスは87勝75敗、ホワイトソックスは84勝78敗で、それぞれワイルドカード枠を獲得しました。ガーディアンズは85勝77敗で中地区を制し、アストロズは81勝81敗で西地区首位。勝率だけで全チームを横並びにするより、地区優勝とワイルドカードの区分を分けて順位を見ることが、実際の進出条件を理解する近道です。
特に注目したいのは、アストロズの得失点差がマイナス32だった点です。得点734に対して失点766と、得点力以上に失点がかさんだ一方、地区内では首位に立ちました。シーズンを通じた総合力の評価と、地区内での順位争いの結果は、同じものではありません。
【ナショナルリーグ順位】ブルワーズ103勝、ドジャース100勝の圧倒的成績
ナショナルリーグ順位のトップは、103勝59敗、勝率.636のブルワーズです。全30球団で最多の勝利数を記録し、得点832、失点618、得失点差プラス214という優れた数字を残しました。直近10試合も8勝2敗で、シーズン終盤まで好調を維持しています。
ドジャースは100勝62敗、勝率.617でナ・リーグ西地区を制しました。得点801、失点600、得失点差プラス201、直近10試合は8勝2敗です。100勝を超えた2球団が、勝率だけでなく得失点差でも他チームを大きく引き離した点は、2026年のMLBチーム勝敗表を象徴する結果といえます。
東地区ではブレーブスが94勝68敗、勝率.580で地区優勝。得失点差もプラス116となりました。ワイルドカードではパドレスが91勝71敗、カブスが89勝73敗、フィリーズが88勝74敗で進出しています。パドレスは直近10試合で8勝2敗を記録し、終盤の勢いという面でも存在感を示しました。
一方、ダイヤモンドバックスは86勝76敗、勝率.531と勝ち越したものの、同地区のドジャースとパドレスを上回れず、ポストシーズン進出を逃しました。地区内での順位争いは、リーグ全体の勝率ランキングを見るだけでは把握できない競争の厳しさを示しています。
【MLB勝率ランキング・得失点差ランキング・直近10試合】数字を組み合わせて強さを読む
MLB勝率ランキングを見る際、最初に確認したいのは勝率.600の壁です。2026年はブルワーズが.636、ドジャースが.617、レイズが.605を記録しました。この3球団は、シーズンを通じて高い勝率を維持したチームです。
ただし、勝率は試合の結果を集約した指標であり、試合内容のすべてを表すわけではありません。そこで役立つのが、得失点差ランキングです。得失点差は「総得点-総失点」で計算し、プラスが大きいほど、得点面で失点を上回ったことを示します。
2026年の上位を見ると、ブルワーズはプラス214、ドジャースはプラス201、ヤンキースはプラス138、カブスはプラス147、ブレーブスはプラス116でした。特にブルワーズとドジャースは、勝利数と得失点差の両方で優れた成績を残しています。
ただし、得失点差が大きければ必ず優勝できるわけではありません。1試合で大量得点を記録した試合がある一方、接戦を落とすケースもあります。得失点差はチームの総合的な得点・失点傾向を把握するための指標であり、単独で勝敗を予測するものではありません。
直近10試合の成績は、シーズン終盤の調子を確認するのに適しています。ブルワーズ、ドジャース、パドレスはいずれも8勝2敗でした。ガーディアンズも8勝2敗、ホワイトソックスは7勝3敗と、終盤に好成績を残したチームが複数あります。
一方で、直近10試合はシーズン全体の成績に比べて対象期間が短く、対戦相手や日程の影響を受けやすい指標です。勝率が高いチームが必ず直近10試合でも好調とは限らず、逆にシーズン成績が振るわなくても終盤に持ち直すチームがあります。勝敗表、得失点差、直近10試合をセットで比較することで、長期的な実力と短期的な勢いを区別できます。
【MLB地区別順位とワイルドカード順位】プレーオフ進出を左右した条件
MLBのポストシーズンは、地区優勝とワイルドカードの2つのルートで進出チームが決まります。2026年はア・リーグでレイズ、ガーディアンズ、アストロズ、ナ・リーグでブルワーズ、ブレーブス、ドジャースが地区優勝を果たしました。さらに各リーグのワイルドカード枠を通じて、勝率上位のチームが進出しています。
地区優勝は、その地区で最も高い成績を残すことが条件です。そのため、リーグ全体の勝率ランキングで上位にいても、同地区のライバルがさらに多く勝てば地区優勝を逃す場合があります。ヤンキースとレイズの関係は、その典型例です。
ワイルドカードは、地区優勝を逃したチームにも進出の機会を与える制度です。2026年のア・リーグではヤンキース、レッドソックス、ホワイトソックス、ナ・リーグではパドレス、カブス、フィリーズがワイルドカードで進出しました。地区別順位とワイルドカード順位を別々に確認することで、どのチームがどのルートで進出したかが明確になります。
また、MLB公式のポストシーズン方式では、各リーグの地区優勝チームのうち成績上位2チームが地区シリーズへの直接進出枠を得ます。残る地区優勝チームとワイルドカード3チームは、3試合制のワイルドカードシリーズを戦います。レギュラーシーズンの成績は、進出の可否だけでなく、ポストシーズン序盤の戦い方にも影響するのです。
なお、2026年10月28日時点では、レギュラーシーズンは終了していますが、ワールドシリーズはまだ決着していません。ブルワーズとレイズのシリーズは第4戦でレイズが4対3の延長戦を制し、ブルワーズが3勝1敗でリードしています。レギュラーシーズンの最終成績と、ポストシーズンの結果は分けて確認する必要があります。
【プロの結論】勝敗表を正しく比較するための3つの判断基準
大リーグチーム成績を分析するときは、次の3つの観点を押さえると、単なる順位の確認から一歩踏み込んだ比較ができます。
1.まず勝率でシーズン全体の結果を確認する。勝率は勝利数と敗戦数を基にした基本指標です。ブルワーズの.636、ドジャースの.617、レイズの.605という数字は、シーズン全体を通じた安定感を示しています。ただし、勝敗数の合計が球団ごとに異なる場合は、勝利数だけでなく勝率も確認してください。
2.得失点差で試合内容の傾向を確かめる。勝率が近いチーム同士を比較する際、得失点差は有効な補助指標です。ヤンキースのプラス138やカブスのプラス147は、シーズンを通じて得点が失点を大きく上回ったことを示しています。一方、アストロズのように得失点差がマイナスでも地区優勝する例があり、指標を順位の代わりに使うのは適切ではありません。
3.直近10試合とポストシーズンの進出条件を確認する。直近10試合は短期的な状態を把握するための指標です。勝率が高いチームが終盤に失速する場合もあれば、シーズン終盤に調子を上げるチームもあります。加えて、地区優勝とワイルドカードでは進出ルートが異なるため、最終的な順位と進出区分を併せて見ることが大切です。
MLB順位表2026を読む際に避けたい誤解は、「得失点差が大きいチームほど必ず順位が上になる」「直近10試合の成績だけでプレーオフの勝敗が決まる」という考え方です。どの指標にも役割があり、単独の数字ですべてを説明することはできません。複数の数字を組み合わせることが、チームの強さを理解するうえで最も実用的な方法です。
【大リーグチーム成績】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のMLBで最も成績が良かったチームはどこですか?
A1:レギュラーシーズンの最多勝利はミルウォーキー・ブルワーズです。103勝59敗、勝率.636、得失点差プラス214を記録し、全30球団のトップに立ちました。
Q2:ア・リーグとナ・リーグの首位チームはどこですか?
A2:ア・リーグはタンパベイ・レイズが98勝64敗、勝率.605で最高成績を残しました。ナ・リーグはミルウォーキー・ブルワーズが103勝59敗、勝率.636で首位です。
Q3:MLBの順位表では勝率と得失点差のどちらを重視すべきですか?
A3:まず勝率でシーズン全体の結果を確認し、得失点差で得点と失点のバランスを比較する方法がおすすめです。直近10試合の成績を加えれば終盤の勢いも把握できますが、短期間の成績だけでチームの総合力を判断するのは避けましょう。
2026年のレギュラーシーズンは、ブルワーズの103勝、ドジャースの100勝、レイズの98勝が大きな見どころとなりました。ヤンキースやパドレスなども高い勝率を記録し、地区優勝だけではないワイルドカード争いの重要性を示しています。
大リーグチーム成績を比較する際は、勝敗数と勝率を基本に、地区別順位、ワイルドカード順位、得失点差、直近10試合を順に確認するのが効果的です。レギュラーシーズンの順位とポストシーズンの結果を区別することも欠かせません。2026年の成績は、シーズンを通じた安定感と短期決戦での勝負強さが、必ずしも同じ指標では測れないことを示しています。
参照した公開情報:MLB公式の2026年レギュラーシーズン順位表・ポストシーズン日程、およびAP通信によるワールドシリーズ第4戦の報道。順位と直近10試合の成績はMLB公式掲載値を基にしています。