元大関・栃ノ心の現在は、現役時代の怪力で知られた力士から、ジョージアの食文化やワインを日本に広める実業家へと大きく変化しています。2026年10月の報道では、ジョージア産ワインとはちみつを扱う株式会社Royal Georgiaの経営、東京・墨田区のジョージア料理店「GEORGIAN HOUSE」の運営、駐日ジョージア大使館での文化・スポーツ分野の活動など、複数の仕事を掛け持ちしていることが伝えられました。
加えて、現役引退後は約90キロの減量を経験し、2026年9月には自身のSNSで背筋力300kgを報告。千葉県内でのワイン用ブドウ栽培やワイナリー建設も将来の目標に掲げています。ここでは、日本相撲協会の公式記録、2026年の最新報道、店舗情報などをもとに、栃ノ心の現在の仕事、引退理由、家族、現役時代の成績、今後の計画を整理します。
【2026年最新】栃ノ心の現在は?実業家・飲食店経営者として活躍

栃ノ心ことレヴァニ・ゴルガゼ氏は、1987年10月13日生まれ、ジョージアのムツヘタ出身。大相撲では春日野部屋に所属し、最高位は大関でした。2023年5月場所中に現役を引退してからは、母国ジョージアと日本をつなぐ仕事に軸足を移しています。
2026年10月12日付のスポーツ報知、デイリースポーツなどの報道によると、現在は主に次の活動に取り組んでいます。
- 株式会社Royal Georgiaを通じたジョージア産ワイン・はちみつの輸入販売
- 東京都墨田区のジョージア料理店「GEORGIAN HOUSE」の経営
- 駐日ジョージア大使館での文化・スポーツ分野のアドバイザー業務
- トークイベントやメディア出演などを通じた相撲経験の発信
- 千葉県内でのワイン用ブドウ栽培とワイナリー建設に向けた準備
引退後の仕事について、栃ノ心は2026年10月のトークイベントで、現役時代よりも仕事が多く、時間が足りない一方、新しい目標ができて充実している趣旨の発言をしています。相撲だけに集中していた生活から、輸入販売、飲食店経営、文化交流へと活動領域が広がったことがうかがえます。
こうした転身の背景には、ジョージアの伝統や食文化を日本で紹介したいという思いがあります。単に知名度を生かして商品を販売するだけでなく、食事やワインを実際に体験できる場所をつくり、母国の魅力を伝えようとしている点が特徴です。
【会社・店舗】Royal GeorgiaとGEORGIAN HOUSEの場所・評判を解説
株式会社Royal Georgiaは何をしている会社?株式会社Royal Georgiaは、栃ノ心が引退後に立ち上げた、ジョージア産のワインとはちみつなどを扱う事業会社です。日本ジョージア商工会議所の会員紹介でも、同社はジョージアワインの取り扱い事業者として紹介されています。
栃ノ心は幼い頃から、ジョージアでの農作業やワイン造りを手伝ってきました。2026年10月の報道では、17歳の頃に亡くなった祖父から、ジョージアワインを広めてほしいと伝えられた経験も紹介されています。引退後の事業は、幼少期の経験と家族から受け継いだ思いを、日本での仕事につなげたものです。
ワインのほか、はちみつなどの特産品も取り扱っています。販売事業では一般消費者への提供だけでなく、飲食店などへの卸売も案内されています。ワインの生産地や製法、料理との組み合わせを含めて紹介できることは、元力士としての知名度とは別の強みです。
GEORGIAN HOUSEはいつオープンした?場所とアクセス栃ノ心がオーナーを務める「GEORGIAN HOUSE(ジョージアンハウス)」は、東京都墨田区吾妻橋にあるジョージア料理のレストランです。2026年2月24日に営業を開始しました。スポニチの開業報道によると、栃ノ心は現役時代から母国の関係者などにジョージア料理店を開いてほしいと要望されており、引退後に準備を進めてきました。
所在地は東京都墨田区吾妻橋2-3-7。都営浅草線の本所吾妻橋駅から徒歩約1分という立地で、浅草や東京スカイツリー周辺を訪れる際にも立ち寄りやすい場所です。
店舗は3階建てで、スポニチは総床面積約520平方メートル、約120人が利用できる規模と報じています。店内にはジョージアの風景や国旗などが飾られ、2018年初場所で幕内優勝を果たした際の優勝額も展示されています。料理を味わうだけでなく、オーナーの故郷や相撲人生にも触れられる空間づくりが特徴です。
メニューと口コミから見る評判代表的な料理には、ニンニクとクリームを使った鶏肉料理のシュクメルリ、餃子に似た形のヒンカリ、チーズを使ったハチャプリなどがあります。豆や野菜、肉、チーズを取り入れた伝統料理を楽しめるほか、ジョージアワインやはちみつ、皮製品などの特産品を購入できる販売スペースも併設されています。
2026年のTime Out Tokyoの店舗紹介でも、プハリ、シュクメルリ、ヒンカリなど、都内では珍しいジョージアの家庭料理を幅広く楽しめる店として紹介されました。
口コミについては、Yahoo!マップなどのレビュー掲載で高評価が見られ、内装の雰囲気や料理、初めて食べるジョージア料理への関心を評価する声が掲載されています。ただし、開業からまだ日が浅く、口コミ件数も限られています。少数の投稿だけで長期的な人気やサービスの安定性まで判断するのは早い段階です。
訪問を検討する場合は、最新の営業時間、予約条件、メニュー、価格を店舗の案内で確認しておくと安心です。特に複数人で訪れるなら、ヒンカリやシュクメルリなどをシェアしながら、ジョージア料理を幅広く試す楽しみ方が考えられます。
【体重108キロ前後?】約90キロ減量した栃ノ心の現在の体型と背筋力300kg
現役時代から約90キロ減量、現在の体重は?栃ノ心の近況で大きな話題になっているのが、現役引退後の体型変化です。2026年7月に公開された豊ノ島のYouTubeチャンネル出演時、栃ノ心は現役時代の最大体重が198キロだったこと、現在は約108キロであることを説明したと報じられています。
加えて、2026年10月12日のデイリースポーツなどの報道でも、引退後に約90キロ減量したと紹介されました。現役時代の大きな体格を知る相撲ファンにとって、印象が大きく変わる数字です。
ただし、108キロは2026年7月の出演時点で伝えられた体重です。日々の変動もあるため、2026年10月現在の正確な計測値として固定することはできません。日本相撲協会の引退力士プロフィールに記載された176キロも、現役時代の公式プロフィールに基づく数値であり、現在の体重を示すものではありません。
減量の理由については、2026年7月の報道で、現役時代のように無理に食べることをやめたと説明したことが伝えられています。力士は相撲で必要な体格を維持するため、一般的な生活とは異なる食事管理を行います。引退後に競技向けの体重を維持する必要がなくなったことが、体型の変化につながったと考えられます。
背筋力300kgを報告!引退後も怪力は健在体重が大きく減っても、栃ノ心の力が失われたわけではありません。2026年9月12日、本人は公式Xで背筋力を測定する動画を公開し、背筋力300kgを記録したと報告しました。翌13日にはTHE ANSWERやTHE DIGESTなどが取り上げ、引退後も健在な怪力が話題になりました。
動画では、背筋力計のバーを引き上げ、測定器の針が振り切れたように見える様子が紹介されています。本人も力がまだ健在であることを伝えています。
ただし、この300kgは本人が公開した測定結果として理解するのが適切です。測定条件や機器の上限などをそろえた競技者間の比較データではありません。それでも、現役時代に相手を豪快につり上げ、上手投げで圧倒した栃ノ心らしい近況といえます。
体重が約90キロ減ったことと、背筋力300kgを報告したことは矛盾しません。体重は身体全体の重さであり、背筋力は特定の動作で測定する力です。減量によって体格が変わっても、長年の稽古で培った筋力や身体の使い方が残っている可能性があります。
【引退理由と経緯】栃ノ心はなぜ大相撲を辞めた?断髪式までの年表
栃ノ心の引退は、仕事や人生設計を優先したものというより、度重なるけが、とりわけ左肩の故障によって本来の相撲が取れなくなったことが直接の理由でした。
2023年1月の初場所4日目に左肩を脱臼し、途中休場。その後も左腕に十分な力が入らず、生命線だった左上手を引く相撲が難しくなりました。春場所では十両に陥落して5勝10敗。続く2023年5月場所では初日から5連敗し、6日目の5月19日に引退届を提出しました。
引退会見では、けがをしてから自分の相撲が取れなくなったことや、相撲を取るのが怖くなったことを明かしています。あと2、3年は現役を続けられると信じていたとも語っており、本人にとっても苦渋の決断でした。
日刊スポーツやデイリースポーツの当時の報道では、左肩の状態が深刻で、師匠の春日野親方も相撲を取る稽古を通じて回復の難しさを見極めていたことが伝えられています。過去には膝の大けがで番付を大きく落としながら復帰した経験もあり、けがを克服して大関まで上り詰めた力士でした。
引退後の2024年2月4日には、東京・両国国技館で「栃ノ心引退断髪披露大相撲」が開催されました。日刊スポーツなどによると、断髪式では約300人がはさみを入れ、最後は師匠の春日野親方が止めばさみを入れて大銀杏を切り落としました。17年間の力士生活に正式な区切りをつけた日です。
栃ノ心は日本国籍を取得しておらず、日本相撲協会に残って親方として活動する道は選びませんでした。引退会見では、日本とジョージアを行き来しながら暮らす希望も語っていました。その後、実際に母国の文化や食を日本で紹介する事業へと進んでいます。
主な経歴を時系列で整理すると、次のとおりです。
| 時期 | 出来事 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 2006年3月 | 初土俵 | 春日野部屋から大相撲の世界へ |
| 2008年1月 | 新十両 | 関取に昇進 |
| 2008年5月 | 新入幕 | 幕内力士となる |
| 2010年7月 | 新三役 | 小結・関脇などの三役へ進出 |
| 2018年1月 | 幕内初優勝 | 初場所で幕内最高優勝を達成 |
| 2018年7月 | 大関昇進 | 最高位の大関に昇進 |
| 2023年1月 | 左肩を脱臼 | 休場後も故障の影響が続く |
| 2023年5月19日 | 現役引退 | 左肩の故障などにより引退を決断 |
| 2024年2月4日 | 引退相撲・断髪式 | 両国国技館で17年間の力士生活に幕 |
| 2026年2月24日 | GEORGIAN HOUSE開業 | 東京・墨田区でジョージア料理店を運営 |
| 2026年9月 | 背筋力300kgを報告 | 公式Xの測定動画が話題に |
| 2026年10月 | 実業家としての近況を報道 | ワイン販売、飲食店経営、ワイナリー計画を紹介 |
【大関時代の活躍】栃ノ心の歴代番付・幕内優勝・通算成績
栃ノ心は、恵まれた体格と右四つからの力強い攻め、上手投げを武器に活躍しました。日本相撲協会の公式プロフィールによると、身長は192センチ、現役時代のプロフィール体重は176キロ。最高位は大関で、ジョージア出身力士として初めて幕内最高優勝を達成した実績を持ちます。
大きな転機となったのが2018年初場所です。栃ノ心はこの場所で幕内初優勝を果たし、同年7月場所に大関へ昇進しました。膝の大けがで一時は幕下まで番付を落とした経験があり、そこから幕内に復帰して大関にまで上り詰めた経歴は、相撲協会の八角理事長も評価していました。
大関在位は2018年7月場所から2019年3月場所までと、2019年7月場所から同年9月場所までの計7場所です。けがの影響もあって大関の地位を長く維持することはできませんでしたが、幕内最高優勝1回をはじめ、複数の三賞を獲得しています。
日本相撲協会公式プロフィールに掲載された主な成績は次のとおりです。
- 生涯戦歴:681勝615敗106休、102場所
- 幕内戦歴:559勝573敗68休、80場所
- 幕内最高優勝:1回
- 十両優勝:3回
- 幕下優勝:2回
- 殊勲賞:2回
- 敢闘賞:6回
- 技能賞:3回
- 金星:2個
記録のうえで注目したいのは、優勝回数だけではありません。栃ノ心は、深刻な膝のけがによって番付を落としながら、再び幕内に戻り、最終的には大関まで昇進しました。相手をつり上げるほどのパワーと、右四つからの攻めを徹底して磨いたことが、復活と躍進を支えた要素です。
一方で、左肩の故障によって得意の組み手を生かせなくなったことは、引退に直結しました。栃ノ心の力士人生は、怪力という長所だけでなく、その力を発揮するための身体の状態がいかに重要かを示しています。
【家族と将来】妻・子供との暮らし、千葉のワイナリー計画
栃ノ心の妻と子供は?2026年の家族構成栃ノ心は日本人の妻と家庭を築いており、2026年10月の報道では、千葉県内の自宅で妻、3歳の長男、同年5月に誕生した長女と暮らしていると紹介されました。家族4人で日本に生活の基盤を置きながら、仕事を通じてジョージアとのつながりを保っています。
2024年2月の引退相撲の際にも、妻と当時生後9カ月の長男と日本で暮らしていることが報じられていました。その後、2026年5月に第二子となる長女が誕生したことが伝えられています。
引退後の活動を考えるうえでは、家族との生活基盤を日本に置きながら、ジョージアの食文化を広める事業を育てている点も重要です。飲食店や輸入販売、文化交流に加えて子育てにも取り組む生活は、現役時代とは異なる忙しさを伴っているようです。
千葉でワイナリーを建設する計画はどうなっている?栃ノ心が次の目標として掲げているのが、日本でのワイナリーづくりです。2026年10月12日のスポーツ報知、デイリースポーツなどの報道によると、千葉県内に自宅を購入し、近隣の農地を借りてワイン用のブドウを栽培する計画を進めています。
報道では、2027年にブドウの栽培を始めることを目指していると紹介されました。ただし、これは栽培開始に向けた計画であり、ワイナリーの完成日や一般向けの営業開始日が確定したという意味ではありません。具体的な開業時期は、今後の発表を待つ必要があります。
ジョージアは長いワイン造りの歴史を持つ国として知られ、栃ノ心自身も幼少期から家族のワイン造りを手伝ってきました。輸入販売で母国のワインを日本に紹介するだけでなく、日本国内でブドウを育てる段階へ進めば、事業の幅はさらに広がります。
ただし、ブドウの栽培からワインの醸造、販売までには、農地の管理、品種の選定、気候への適応、醸造設備の整備、食品関連の法令への対応など、多くの課題があります。栃ノ心も2026年10月の報道で、飲食店経営には法律や従業員教育など、取り組むべきことが多いと話しています。
そのため、現時点では「2027年にブドウ栽培を始めることを目指す段階」と理解するのが正確です。ワイナリーの開業が実現すれば、ジョージア産ワインの輸入販売と日本での生産を組み合わせた新たな事業展開につながる可能性があります。
【栃ノ心現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:栃ノ心は2026年現在、何をしている?
A1:ジョージア産ワインとはちみつを扱う株式会社Royal Georgiaの経営、東京都墨田区のジョージア料理店GEORGIAN HOUSEの運営、駐日ジョージア大使館での文化・スポーツ分野の活動などに取り組んでいます。トークイベントやメディア出演も行っています。
Q2:栃ノ心の現在の体重は何キロ?本当に90キロ痩せた?
A2:2026年7月の動画出演時には約108キロと説明したことが報じられ、同年10月の報道でも現役時代から約90キロ減量したと紹介されています。現役時代の最大体重は198キロと伝えられていますが、現在の体重は日々変動します。
Q3:栃ノ心の背筋力300kgは本当?
A3:2026年9月12日、栃ノ心本人が公式Xで背筋力300kgを記録したと報告し、測定動画を公開しました。本人による測定結果として報道されていますが、測定条件をそろえた第三者機関の比較記録とは区別して理解するのが適切です。
Q4:栃ノ心はなぜ引退した?
A4:2023年1月場所で左肩を脱臼し、その後も故障の影響で本来の相撲が取れなくなったことが主な理由です。2023年5月19日に引退届を提出し、翌年2月4日に両国国技館で引退相撲と断髪式が行われました。
Q5:GEORGIAN HOUSEはどこにある?評判は?
A5:東京都墨田区吾妻橋2-3-7にあり、都営浅草線の本所吾妻橋駅から徒歩約1分です。2026年2月24日に営業を開始し、シュクメルリやヒンカリなどのジョージア料理を提供しています。口コミでは内装や料理を評価する声が見られますが、開業から日が浅く、レビュー件数はまだ限られています。
Q6:栃ノ心のワイナリーはいつ開業する?
A6:2026年10月の報道では、千葉県内の農地を借り、2027年にワイン用ブドウの栽培を始めることを目指していると伝えられました。ワイナリーの完成日や営業開始日は、まだ具体的に公表されていません。
2026年現在の栃ノ心は、現役時代の大関という実績を土台に、ジョージアの文化と食を日本に伝える実業家として活動しています。株式会社Royal Georgiaによるワイン・はちみつの輸入販売、GEORGIAN HOUSEの経営、大使館での文化・スポーツ分野の活動は、それぞれ別の仕事でありながら、母国と日本をつなぐという共通の目標で結ばれています。
体重は現役時代から約90キロ減り、2026年9月には背筋力300kgを報告しました。相撲のために大きな体格を維持する生活から離れても、怪力で知られた元大関の存在感は健在です。
また、妻と2人の子供との暮らしを大切にしながら、千葉でのブドウ栽培やワイナリー建設という次の目標にも取り組んでいます。栽培開始は2027年を目指す計画段階で、開業日は未定ですが、実現すれば輸入販売に続く新しい挑戦になります。
栃ノ心の近況を追う際に押さえておきたいのは、報道された計画と、すでに実現した活動を区別することです。GEORGIAN HOUSEの開業や背筋力300kgの本人報告は具体的な出来事ですが、ワイナリーについては今後の進展を待つ段階にあります。土俵を離れた栃ノ心が、どのように事業を育て、ジョージアと日本の交流を広げていくのか。2027年に向けたブドウ栽培の動きが、次の注目点となりそうです。