倉本一真(くらもと・かずま)は、レスリングの全日本選手権で3連覇を達成し、総合格闘技(MMA)への転向後も豪快な投げ技を武器に活躍してきた格闘家です。女子レスリングのリオデジャネイロ五輪金メダリスト・登坂絵莉さんの夫としても知られ、競技実績と家族に関する話題の両面で関心を集めています。
2026年は、KNOCK OUT-UNLIMITEDの初代スーパーフェザー級王者としての活動に加え、10月19日のプロ修斗公式戦で約2年半ぶりにMMAへ復帰したことも注目点です。日本修斗協会の公式試合結果によると、復帰戦ではパク・チウに判定1-2で惜敗しました。現在の年齢やプロフィール、レスリング時代の経歴、戦績、結婚公表から長男誕生までを時系列で整理します。
【倉本一真のプロフィール】年齢・出身地・所属ジムを整理

倉本一真は、レスリングのグレコローマンスタイルを土台に、総合格闘技や打撃を含むUNLIMITEDルールへと活動の幅を広げてきた日本人ファイターです。競技ごとにルールや勝利条件が異なるため、プロフィールを確認する際は、レスリング選手としての実績とプロ格闘家としての活動を分けて捉える必要があります。
| 項目 | プロフィール |
|---|---|
| 名前 | 倉本一真(くらもと・かずま) |
| 生年月日 | 1986年10月29日 |
| 年齢 | 2026年10月28日時点で39歳。翌29日に40歳 |
| 出身地 | 滋賀県 |
| 身長 | 163~164cm(掲載する団体によって表記差あり) |
| 所属 | リバーサルジム新宿Me,We/MAJESTIC |
| レスリングの主な実績 | 全日本選手権3連覇、世界選手権出場 |
| 主な競技活動 | 総合格闘技、KNOCK OUT-UNLIMITED |
| 獲得タイトル | 初代KNOCK OUT-UNLIMITEDスーパーフェザー級王者 |
| 妻 | 元女子レスリング選手の登坂絵莉さん |
生年月日や所属、階級などは、RIZIN FIGHTING FEDERATIONおよびKNOCK OUTの選手プロフィールに掲載されています。身長はRIZINの紹介では163cm、KNOCK OUTでは164cmと表記されているため、媒体を横断して比較する場合は注意が必要です。
2026年10月28日時点では39歳で、翌日の誕生日に40歳を迎えます。年齢だけを見るとベテランの領域に入っていますが、2025年に新たなルールで王座を獲得し、2026年にはMMAの試合にも戻っていることから、競技者として複数の挑戦を続けていることが分かります。
【経歴】レスリング全日本選手権3連覇から総合格闘技へ
倉本一真のキャリアを語るうえで欠かせないのが、男子グレコローマンレスリングで築いた実績です。滋賀県の日野高校から山梨学院大学へ進み、大学卒業後は自衛隊に所属。国内トップレベルの選手として実績を重ねました。
日本レスリング協会の公式情報を掲載した「レスリング・スピリッツ」によると、倉本は2012年の全日本選手権男子グレコローマン60kg級で初優勝。2013年にも優勝し、2014年は59kg級で3年連続3度目の優勝を果たしています。階級変更を挟みながら、全日本選手権で3連覇を達成したことは、当時の国内競技における実力を示す実績です。
国際大会でも実績を残しており、2012年のアジア選手権では2位、2013年の世界選手権では7位に入っています。2014年の世界選手権にも出場しました。国内タイトルだけでなく、世界選手権の舞台を経験している点も、倉本の競技歴を理解するうえで重要です。
ただし、レスリングでの成功が、そのまま総合格闘技での成功を保証するわけではありません。レスリングでは組み合いから相手を投げる技術が中心になりますが、MMAではパンチやキック、寝技、関節技、絞め技への対応も求められます。倉本は、長年磨いてきた組み技を土台にしながら、別の競技体系に適応してきました。
2017年末から2018年にかけてプロ修斗で活動を本格化させ、ジャーマンスープレックスなどの豪快な投げ技で注目を集めます。2019年には修斗の年間表彰でMVPとベストバウトを受賞。レスリングで培った技術をプロ格闘技の見どころへ転換したことが、初期のキャリアを特徴づけています。
【戦績と転機】修斗・RIZIN・KNOCK OUTの歩みを時系列で解説
倉本のキャリアは、レスリングからMMAへ移行した時期、RIZINへ参戦した時期、そしてKNOCK OUT-UNLIMITEDで王座を獲得した時期に分けて見ると理解しやすくなります。
| 時期 | 主な出来事 | 競技上の意味 |
|---|---|---|
| 2012年 | 全日本選手権で初優勝 | 男子グレコローマンの国内トップへ |
| 2013年 | 全日本選手権連覇、世界選手権7位 | 国内外で実績を積む |
| 2014年 | 全日本選手権3連覇 | レスリング時代の代表的な実績を確立 |
| 2017~2019年 | プロ修斗で活動、2019年に年間MVP・ベストバウトを受賞 | レスリングの投げ技をMMAで発揮 |
| 2020年 | 修斗の世界バンタム級暫定王座決定戦に出場。大みそかにRIZINデビュー | 主要MMAイベントへ活動を拡大 |
| 2022~2024年 | RIZINで加藤ケンジ、魚井フルスイング、ヤン・ジヨンらと対戦 | 勝利と敗戦を重ねながら経験を蓄積 |
| 2024年12月 | KNOCK OUT-UNLIMITEDで重森陽太にTKO勝ち | 新たなルールへの挑戦を開始 |
| 2025年6月 | 栗秋祥梧に判定勝ち | 初代UNLIMITEDスーパーフェザー級王者に |
| 2026年10月19日 | 修斗でパク・チウと対戦し、判定1-2で敗戦 | 約2年半ぶりのMMA復帰戦 |
この年表は、日本レスリング協会関連資料、RIZINの選手紹介、KNOCK OUT公式プロフィールおよび日本修斗協会の試合結果をもとに整理したものです。
2020年5月には、修斗世界バンタム級暫定王座決定戦で岡田遼と対戦しましたが、2ラウンドでTKO負けを喫し、王座獲得には届きませんでした。その後、同年12月31日のRIZIN.26で中原太陽に1ラウンドTKO勝ちを収め、RIZINデビューを勝利で飾っています。
RIZINでは、2021年のバンタム級ジャパンGPでアラン・ヒロ・ヤマニハに判定負けを喫する一方、2022年には加藤ケンジにTKO勝ち、魚井フルスイングに判定勝ちを収めました。2022年11月の元谷友貴戦、2023年4月の太田忍戦では敗れていますが、2024年4月29日のRIZIN.46ではヤン・ジヨンに判定2-1で勝利しました。
戦績を確認する際は、MMAとKNOCK OUT-UNLIMITEDを混同しないことが大切です。KNOCK OUT公式プロフィールでは、同団体の戦績が14戦10勝(6KO)4敗、UNLIMITEDルールの戦績が2戦2勝(1KO)と掲載されています。これらは同じ競技の通算成績ではなく、ルール別に区分された数字です。
【2026年最新情報】現在は何をしている?KNOCK OUT王座と修斗復帰
2026年の倉本一真を理解するうえで、最も新しい大きな動きは10月19日の修斗公式戦です。日本修斗協会の発表によると、倉本は後楽園ホールで行われたバンタム級5分3ラウンドの試合で、韓国のパク・チウと対戦しました。結果は判定1-2。3人のジャッジのうち2人がパクを支持し、倉本は惜しくも敗れました。
倉本がMMAの試合に出場するのは、2024年4月のRIZIN.46でヤン・ジヨンに勝利して以来、約2年半ぶりでした。その間はKNOCK OUT-UNLIMITEDを主戦場の一つとし、2024年12月の重森陽太戦、2025年6月の栗秋祥梧戦で勝利。2025年6月22日には、KNOCK OUT-UNLIMITEDスーパーフェザー級の初代王者となりました。
ここで注目したいのは、UNLIMITEDルールが一般的なキックボクシングとは異なる競技形式である点です。KNOCK OUT公式の王座決定戦の説明では、グラウンド状態での肘打ちやサッカーボールキックなど、通常の立ち技競技とは異なる攻撃が認められるルールとして紹介されています。レスリングの投げ技とMMAの経験を持つ倉本にとって、組み技から打撃へ移行する技術を活用しやすい舞台でした。
2026年10月時点で、倉本はUNLIMITEDの王座を持つ一方、MMA復帰戦では敗戦を経験しました。この結果だけで選手としての評価を決めるのは早計です。MMAとUNLIMITEDでは許される技や試合展開が異なり、各競技で求められる対応も変わります。今後の動向を追う際には、次の試合がどのルールで行われるのかを確認が必要です。
また、所属先としてKNOCK OUT公式プロフィールに記載されているのは、リバーサルジム新宿MeWe/MAJESTICです。RIZINや修斗の公式紹介でも、リバーサルジム新宿Me,Weが所属先として掲載されています。
【結婚と家族】登坂絵莉との結婚公表は2020年、長男は2021年誕生
倉本一真の妻は、2016年リオデジャネイロ五輪の女子レスリング48kg級で金メダルを獲得した登坂絵莉さんです。2人は競技者同士の夫婦として知られています。
2020年8月5日、登坂さんは自身のSNSで倉本との入籍を公表しました。同日の報道では、交際期間は3年とされ、登坂さんはリオ五輪後のけがで苦しんでいた時期に倉本が支えになったことを結婚報告の中で伝えています。倉本も同日、自身のSNSで入籍を報告しました。
その約1年後の2021年8月10日、2人の間に第一子となる男の子が誕生しました。登坂さんは8月21日に長男の出産を公表。報道によると、競技を続けたい気持ちと子どもを望む気持ちの両方があり、夫婦で話し合いを重ねたうえで妊娠・出産を経て次に進むことを決めたと説明しています。
このように、結婚公表は2020年8月5日、長男の誕生日は2021年8月10日です。結婚から約1年で第一子が誕生したことになります。2026年10月時点で、報道により確認できる子どもに関する情報は長男の誕生までであり、家族の私生活の細部を競技成績と同じように公的情報として扱うことはできません。
2人の関係については、2023年1月に日本テレビ系の番組「踊る!さんま御殿!!」へ夫婦で出演したことも報じられました。日刊スポーツによると、登坂さんは倉本からのプロポーズが「けさ固め」の態勢だったと明かしています。レスリングを共通の背景に持つ夫婦ならではのエピソードとして紹介されました。
【人物像を読み解く】倉本一真の強みと、ネット情報で誤解しやすい点
倉本一真のキャリアには、レスリングの実績を維持するだけでなく、競技の枠組みを変えながら自分の強みを生かそうとする姿勢が表れています。全日本選手権3連覇はレスリング選手としての完成度を示す実績ですが、その後は総合格闘技に挑み、さらにUNLIMITEDルールで王座を獲得しました。
特に特徴的なのは、投げ技を単なる得意技にとどめず、試合の組み立てに活用している点です。MMAでは組み技から打撃、寝技へと局面が変化します。UNLIMITEDでは、競技ルールの範囲内で投げやグラウンドの攻防を打撃につなげる場面も生まれます。レスリングの経験は大きな土台になりますが、異なるルールに合わせた技術の調整も欠かせません。
一方、戦績を見る際には、異なる団体や競技の数字を単純に合算しないことが重要です。KNOCK OUT公式プロフィールの14戦10勝4敗は同団体での掲載戦績であり、MMAの戦績とは別です。また、修斗の公式記録は修斗での試合を対象とするため、RIZINなどを含む全競技の総合成績とは一致しません。選手の強さを比較するなら、競技形式、対戦相手、試合内容を合わせて見る必要があります。
2026年10月のパク・チウ戦についても、結果は判定1-2の敗戦ですが、僅差の判定であることと、試合そのものの内容を分けて考えるべきです。勝敗は公式記録として重要である一方、今後の評価には、試合後の調整や次戦のパフォーマンスも関係します。現時点では、次の試合予定や新たな結果を確認しながら評価するのが適切です。
家族に関する情報も同様です。登坂絵莉さんとの結婚公表や長男の誕生は、日付を含めて報道で確認できる事実です。しかし、夫婦の現在の生活や子どもの詳細について、公開されていない内容まで推測して人物像を組み立てる必要はありません。公表された家族の事実と、競技者としての実績を分けて理解することが、倉本一真を正確に知る近道です。
【倉本一真】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:倉本一真は2026年現在何歳ですか?
A1:1986年10月29日生まれです。2026年10月28日時点では39歳で、10月29日に40歳になります。
Q2:倉本一真のレスリング時代の実績は何ですか?
A2:男子グレコローマンレスリングで、2012年、2013年、2014年に全日本選手権を制し、3連覇を達成しました。2013年の世界選手権では7位に入っています。
Q3:倉本一真は現在どこのジムに所属していますか?
A3:リバーサルジム新宿Me,Weに所属しています。KNOCK OUTの選手プロフィールでは、MAJESTICも併記されています。
Q4:倉本一真はKNOCK OUTの何級の王者ですか?
A4:KNOCK OUT-UNLIMITEDの初代スーパーフェザー級王者です。2025年6月22日の王座決定戦で栗秋祥梧に判定勝ちし、タイトルを獲得しました。
Q5:倉本一真と登坂絵莉の結婚はいつですか?子どもはいますか?
A5:2人は2020年8月5日に結婚を公表しました。2021年8月10日には第一子となる長男が誕生しています。
Q6:倉本一真の2026年最新試合結果はどうなっていますか?
A6:2026年10月19日のプロ修斗公式戦でパク・チウと対戦し、判定1-2で敗れました。2024年4月以来、約2年半ぶりのMMA復帰戦でした。
倉本一真は、レスリング全日本選手権3連覇という確かな実績を持ち、総合格闘技へ転向した後もRIZINや修斗で経験を積み、KNOCK OUT-UNLIMITEDの初代スーパーフェザー級王者に上り詰めた格闘家です。投げ技を軸としたスタイルと、異なるルールへの挑戦がキャリアの大きな特徴となっています。
2026年10月の最新動向では、約2年半ぶりのMMA復帰戦でパク・チウに判定1-2で敗れたことが確認できます。今後の評価を考えるうえでは、MMAとUNLIMITEDを分けて戦績を確認し、次戦のルールや対戦相手、試合内容を合わせて追うことが重要です。
家族については、登坂絵莉さんとの結婚公表が2020年8月5日、長男の誕生が2021年8月10日という時系列が確認できます。競技者としての歩みと家族に関する公表事実の両方を押さえることで、倉本一真という人物をより立体的に理解できます。
今後の注目点は、UNLIMITED王者としての活動を続けるのか、MMAで再び勝利を積み重ねるのかという競技面の選択です。レスリングで培った技術を異なる舞台でどう生かしていくのか。次の試合と公式発表が、倉本一真の2026年以降を読み解く重要な材料になります。