キングコングの同期芸人には、南海キャンディーズの山里亮太、ダイアン、とろサーモンの久保田かずのぶ、なかやまきんに君、ウーマンラッシュアワーの村本大輔など、現在も第一線で活躍する顔ぶれがそろっています。彼らは「華のNSC大阪22期」とも呼ばれ、若手時代から互いの才能を意識し合ってきた世代です。
2026年3月には、テレビ東京系「あちこちオードリー」やテレビ朝日系「深夜のダイアン」などで、キングコングと同期芸人の関係が改めて話題になりました。山里亮太がキングコングへの嫉妬や過去の嫌がらせを明かした一方、西野亮廣は山里への敬意を語っています。かつての対抗心は、現在も続く不仲を意味するのでしょうか。それとも、互いの成功を認め合う関係へ変化したのでしょうか。
【まず結論】キングコングの同期芸人は誰?大阪NSC22期を中心に解説

キングコングの同期を調べる際、まず押さえたいのがNSC大阪22期を中心とする芸人グループです。南海キャンディーズの山里亮太やダイアン、とろサーモンの久保田かずのぶらが同世代にあたり、若手時代から互いの実力を知る間柄として知られています。
吉本興業のNSC公式卒業生一覧にも、大阪22期の芸人として梶原雄太(キングコング)、久保田かずのぶ、ダイアン、山里亮太、村本大輔、中山功太、林健(ギャロップ)などが掲載されています。なかやまきんに君も同世代として紹介される代表的な芸人です。
ただし、「同期」という言葉には、養成所の同じ期に在籍したという意味だけでなく、デビュー時期や芸人同士の世代区分という意味もあります。キングコングやNON STYLEのように、メディアや本人たちが同期として扱う範囲と、公式の卒業生一覧の掲載方法が必ずしも一致しないケースもあります。
そのため、同期芸人を正確に整理するには、NSCの期だけでなく、実際の活動開始時期や、本人たちがどのような関係を語っているかも見る必要があります。
【同期芸人一覧】南海キャンディーズ・ダイアン・とろサーモンらの顔ぶれ
キングコングの同期世代は、漫才、テレビの司会、バラエティー、筋肉・フィットネス、ピン芸など、異なる分野で存在感を発揮する芸人が多いことが特徴です。代表的な名前と活動の特徴を整理します。
南海キャンディーズ・山里亮太は、キングコングの快進撃を間近で見ていた同期の一人です。若手時代には西野亮廣への強い対抗心を抱いていたことを明かしています。2026年3月の「あちこちオードリー」では、当時の嫉妬や嫌がらせを振り返り、同期同士の競争が生々しく語られました。現在はテレビ番組の司会などでも活躍しています。
ダイアン・津田篤宏、ユースケは、キングコングと養成所時代から関わりが深いコンビです。西野と梶原は、NSC時代に仲良くしていた同期としてダイアンの名前を挙げています。一方で、当時の津田やユースケがキングコングと親しくすることに気を使っていたというエピソードもあり、単純な親友関係では説明できない複雑さがあります。
とろサーモン・久保田かずのぶも、大阪22期世代を代表する芸人です。毒舌や独特の表現力を生かした活動で知られています。なお、とろサーモンの相方である村田秀亮はNSC大阪21期として掲載されており、コンビの2人が同じ期というわけではありません。
なかやまきんに君は、お笑いに加え、筋肉やフィットネスを軸に独自の活動を展開してきました。2021年末に吉本興業を退社して独立し、トレーニング関連の発信や事業にも取り組んでいます。同じ芸人という出発点から、異なる分野でキャリアを築いた代表例です。
ウーマンラッシュアワー・村本大輔も、同期世代の一人です。社会的なテーマを扱う漫才など、独自の表現スタイルで知られています。ほかにも、中山功太、ギャロップの林健、スーパーマラドーナ、ミサイルマンなど、多彩な芸人がこの世代に名を連ねます。
加えて、同期として語られる機会が多いのがNON STYLEの石田明と井上裕介です。2008年のM-1グランプリで優勝した2人は、キングコングやダイアンと同世代のライバルとして知られています。ただし、NON STYLEはNSCに通っておらず、2000年の結成後にオーディションを経て吉本興業に所属した経歴を持ちます。石田自身も公式ブログで、大阪22期や東京5期と同期扱いしていることを説明しています。
【東西NSC期生比較】大阪22期と東京5期、NON STYLEの位置づけ
キングコングの同期を語る際には、大阪の養成所だけでなく、同時期に活動を始めた東京の芸人にも目を向ける必要があります。NSC大阪22期と同世代として語られる東京NSC5期には、ピースや平成ノブシコブシなどがいます。
大阪では漫才を軸に早くから実績を積んだ芸人が目立ち、東京ではコントやバラエティーでも存在感を発揮する芸人が育ちました。もちろん、これは傾向を整理するための見方であり、各期の全員を一括りにできるわけではありません。
代表的な人物と節目を、以下の表にまとめました。
| 区分・時期 | 主な人物・出来事 | 押さえておきたいポイント |
|---|---|---|
| NSC大阪22期世代 | キングコング、南海キャンディーズ、ダイアン、とろサーモン久保田、村本大輔、中山功太、ギャロップ林など | 若手時代から実力派が集まり、長年にわたり第一線で活躍する芸人が多い。 |
| なかやまきんに君 | 大阪22期世代として紹介される芸人 | 独立後はフィットネスやトレーニング関連の活動にも展開。 |
| 東京NSC5期 | ピース、平成ノブシコブシ、5GAP、大西ライオンなど | 大阪22期と同時期に育った東京の芸人世代。 |
| 2000年 | キングコングがNHK上方漫才コンテストで最優秀賞を受賞 | 養成所時代から頭角を現し、同期との実力差が意識されるきっかけとなった。 |
| 2007年M-1グランプリ | キングコング3位、ダイアン7位 | 同期世代の競争が大きな舞台でも続いていた。 |
| 2008年M-1グランプリ | NON STYLE優勝、ダイアン6位、キングコング8位 | 同期世代のNON STYLEが頂点に立ち、世代内の競争を象徴する結果となった。 |
| 2026年 | テレビ番組で同期の確執や若手時代の嫉妬を回顧 | 過去の対立だけでなく、現在の敬意や関係性の変化にも注目が集まった。 |
2008年のM-1グランプリでは、NON STYLEが優勝し、ダイアンは6位、キングコングは8位でした。大会公式の歴代結果にも記録されているこの結果は、同期世代の実力が一組だけに集中していたわけではないことを示しています。
養成所時代に先行したキングコングが、後年の賞レースでは同期や同世代のライバルと競い合う。この長い競争の積み重ねが、22期世代の関係を理解するうえで重要です。
【嫉妬とライバル関係】キングコングが同期から反感を買った理由
キングコングと同期芸人の関係を語るうえで、欠かせないのが若手時代の圧倒的なスピード出世です。
西野亮廣と梶原雄太は1999年にコンビを結成し、2000年にはNHK上方漫才コンテストで最優秀賞を受賞しました。テレビ東京の「あちこちオードリー」に関する公式記事でも、結成からわずか5カ月での受賞が紹介されています。養成所に通う同期たちにとって、同じ時期にスタートしたコンビが早々に結果を出したことは、大きな刺激だったはずです。
2026年3月18日放送の「あちこちオードリー」で、山里亮太は当時を振り返り、キングコングの活躍があまりにも速かったことへの嫉妬を語りました。加えて、オーディションで客の反応を悪くするため、梶原に乱暴に扱われたという内容の虚偽の手紙を自作して劇場周辺にばらまいたことも告白しています。
これは単なる冗談めいたライバル意識にとどまらず、若手芸人が限られたチャンスを奪い合っていた当時の空気を伝えるエピソードです。山里自身が番組で「過剰な嫌がらせもした」と振り返ったことからも、感情がかなり強かったことがうかがえます。
一方、同じ番組では、西野が山里の立場を理解する姿勢も語られました。山里が敵意を向けても、西野は彼を抱きしめ、相手の気持ちを受け止めようとしたというのです。山里にとっては、その対応さえ悔しかったといいます。
この話から見えてくるのは、嫉妬が一方的な嫌悪だけで終わらなかったことです。圧倒的な才能を目の当たりにした悔しさは、相手を超えたいという執念にもつながりました。山里は2024年にも、同期が芸人を辞めずに残っている理由の一つとしてキングコングの存在を挙げ、先に成功した彼らに負けたくない気持ちが芸人人生を続ける原動力になったと語っています。
つまり、同期の嫉妬はキングコングを遠ざける力であると同時に、自分たちも芸人として生き残ろうとする力でもあったのです。
【確執の真相】山里亮太・ダイアン・梶原雄太は現在も仲が悪いのか
「キングコングは同期から嫌われている」「山里やダイアンとは今も不仲なのではないか」といった疑問が生まれる背景には、若手時代のエピソードが繰り返し紹介されてきたことがあります。しかし、当時の反感と、2026年現在の人間関係は分けて考える必要があります。
2026年3月18日放送の「あちこちオードリー」では、山里がキングコングへの嫉妬や嫌がらせを率直に語りました。一方、テレビ東京の公式記事によると、西野は現在の山里について、同期の中で最も売れた人物として敬意を示しています。若手時代の感情がそのまま固定されているわけではありません。
ダイアンとの関係にも、単純な不仲では説明できない事情があります。2024年6月放送の「アメトーーク!」では、キングコングの2人がNSC時代に親しくしていた同期としてダイアンの名前を挙げました。津田篤宏は、キングコングと仲良くしていると同期への裏切りのように見られかねなかった、と当時の空気を振り返っています。
この証言は、キングコングとダイアンが必ずしも個人的に険悪だったのではなく、周囲の競争意識が関係に影響していたことを示しています。同期の中で突出した存在と親しくすること自体が、微妙な立場を生んでいたのです。
加えて、2026年3月にはテレビ朝日系「深夜のダイアン」にキングコングの2人が出演し、津田と梶原の間で報じられた口論や、かつての関係について語り合いました。津田と梶原のやりとりには厳しい言葉も飛び出しましたが、番組内では過去の経緯を笑いに変えながら、互いの見方をぶつけ合う展開になっています。
同月20日放送の「ぽかぽか」では、西野が「本当に会話しないレベルなのは梶原さんです」と冗談を交えて語り、スタジオを沸かせました。この発言も番組のトークの流れで出たものであり、コンビの関係や同期全員との関係を、その一言だけで判断することはできません。
西野は「深夜のダイアン」でも、梶原に対する同期の不満について、若手時代に先行していたころの感覚のまま接してしまうことが一因ではないかと分析しました。かつて追いかける側だった芸人たちも、それぞれの経験を重ねてきた。だからこそ、昔と同じ態度が今では違った意味に受け取られる場合があるのです。
確執の真相を整理するなら、若手時代に強い嫉妬や反感があったことは本人たちの証言から確認できる一方、現在の関係は番組でのやりとりや相互の評価も含めて見る必要がある、ということになります。過去の不仲エピソードだけを切り取って、同期全員が今も敵対していると結論づけるのは正確ではありません。
【2026年現在の活躍】同期芸人はそれぞれどんな道を歩んでいる?
大阪22期世代が注目される理由は、若手時代の競争だけではありません。長い年月を経ても多くの芸人が活動を続け、それぞれ異なる領域で実績を積み重ねている点にあります。
キングコングは、コンビでの活動に加え、西野が絵本、映画、舞台、プロデュースなどに活動領域を広げ、梶原も「カジサック」名義のYouTube活動などを展開しています。2026年8月には、西野の公式ブログで2027年春のキングコング全国漫才ツアーが発表されました。個人活動の幅を広げながら、コンビとして漫才に取り組む動きも続いています。
南海キャンディーズの山里亮太は、テレビの司会や情報番組などで存在感を発揮しています。若手時代にはキングコングに強い対抗心を抱いていましたが、現在は自身の成功を確立し、同期との過去を笑いに変えて語れる立場になりました。
ダイアンは、テレビのバラエティー番組などで活躍し、2026年にはキングコングとの同期トークが大きな話題になりました。若手時代の距離感やライバル意識を、長年の付き合いがあるからこそ成立するトークとして披露できることも、彼らの強みです。
とろサーモンの久保田かずのぶは、相方の村田秀亮とともにM-1グランプリ2017の王者となった芸人です。若手時代から長いキャリアを重ね、賞レースで頂点に立った経験は、同期世代が長年にわたって競争を続けてきたことを象徴しています。
なかやまきんに君は、お笑いにとどまらず、フィットネスや筋肉をテーマにした発信、関連事業などでも活動しています。独立後も独自のブランドを築いており、同世代の芸人が必ずしも同じキャリアを歩むわけではないことを示しています。
NON STYLEは、2008年のM-1グランプリ優勝を大きな節目として、漫才コンビとして活動を続けています。キングコングやダイアンと同じ大会に出場し、同世代の中から優勝をつかんだ経験は、同期世代の競争を語る際に欠かせない要素です。
ウーマンラッシュアワーの村本大輔や中山功太なども、それぞれの表現スタイルを生かして活動しています。テレビでの露出や賞レースの結果だけでは、芸人としての成功を一律に測れません。漫才、ピン芸、司会、フィットネス、創作活動と、活躍の形が多様化している点こそ、この世代の特徴です。
2026年の同期トークが注目されたのも、単に昔の確執が面白いからではありません。同じ場所からスタートした芸人たちが、それぞれの道で生き残り、長い時間を経て当時の感情を語れるようになったことに、世代の厚みがあります。
【キングコング同期】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:キングコングの同期芸人で最も有名なのは誰ですか?
A1:南海キャンディーズの山里亮太、ダイアン、とろサーモンの久保田かずのぶ、なかやまきんに君、ウーマンラッシュアワーの村本大輔などが代表的です。NON STYLEも、NSC大阪22期や東京5期と同期扱いされることが多いコンビです。
Q2:キングコングと山里亮太が仲が悪いと言われる理由は何ですか?
A2:キングコングが養成所時代から賞を獲得し、急速に売れたことへの嫉妬が背景にあります。山里は2026年3月のテレビ番組で、当時の対抗心や嫌がらせを自ら振り返りました。一方、西野は現在の山里への敬意も語っています。
Q3:ダイアンはキングコングと本当に仲が悪いのですか?
A3:若手時代には同期内の競争意識があり、親しくすることにも気を使う状況があったと語られています。ただし、NSC時代から交流があり、2026年3月にはテレビ番組で過去の関係を率直に語り合っています。昔のエピソードだけで現在の関係を断定することはできません。
Q4:NON STYLEもNSC大阪22期なのですか?
A4:NON STYLEはNSCに通っておらず、2000年5月に結成し、オーディションを経て吉本興業に所属したコンビです。石田明は自身の公式ブログで、大阪22期や東京5期と同期扱いしていることを説明しています。
Q5:キングコングの同期芸人は2026年現在も活躍していますか?
A5:はい。山里亮太はテレビの司会など、ダイアンはバラエティー番組、とろサーモンは漫才や個人活動、なかやまきんに君はフィットネス関連など、それぞれの分野で活動しています。キングコングも2027年春の全国漫才ツアーを発表しており、コンビとしての活動を続けています。
キングコングの同期芸人を理解するうえで重要なのは、NSC大阪22期を中心に、南海キャンディーズの山里亮太、ダイアン、とろサーモンの久保田かずのぶ、なかやまきんに君、ウーマンラッシュアワーの村本大輔など、実力派が集まった世代だという点です。
キングコングが養成所時代から急速に成功したことで、同期には嫉妬や反発が生まれました。山里が2026年に明かした嫌がらせのエピソードや、ダイアンとの関係をめぐる証言は、その競争の激しさを物語っています。
しかし、長いキャリアを経た現在、彼らの関係は単純な敵対関係ではありません。過去の悔しさを笑いに変え、相手の成功を認める言葉も生まれています。キングコングの同期世代が今も注目されるのは、若手時代の嫉妬だけでなく、互いに刺激を受けながら芸人として生き残ってきた歴史があるからです。
同期の関係を知りたいときは、昔の不仲エピソードだけで判断せず、本人たちが出演した番組での発言、賞レースの記録、現在の活動も合わせて見ることが大切です。2026年以降も、キングコングと同期芸人がどのような形で共演し、過去の関係を語っていくのか、引き続き注目されます。
主な参照資料:吉本興業「NSC卒業生の紹介」、テレビ東京「テレビ東京プラス」、テレビ朝日「テレ朝POST」、スポニチアネックス、日刊スポーツ、M-1グランプリ公式サイト、西野亮廣公式ブログ、NON STYLE石田明公式ブログ。