お笑いコンビ「さらば青春の光」の東ブクロと、お笑いトリオ「鬼ヶ島」の和田貴志をめぐる不倫騒動は、2013年に芸能界で大きな話題となったスキャンダルです。和田の結婚相手だった女性と東ブクロの関係が報じられ、夫婦はその後離婚。さらば青春の光にとっても、独立直後の厳しい時期に重なった出来事として知られています。
騒動の経緯は、2013年10月の日刊スポーツの報道に加え、2017年のスポニチのインタビュー記事、2020年にテレビ東京系の番組で当事者が語った内容などから、少しずつ明らかになってきました。2024年には和田がテレビ番組で東ブクロとの過去について再び言及し、2026年現在も当時の出来事は芸人同士の関係を語る際に取り上げられています。報道された事実と当事者の説明を時系列で整理し、離婚の理由、松竹芸能の退所との関係、騒動後の活動まで解説します。
【東ブクロと鬼ヶ島・和田貴志の不倫騒動】2013年に何があったのか

騒動の中心にいたのは、さらば青春の光の東ブクロと、鬼ヶ島の和田貴志、そして和田の当時の妻です。和田の妻は当時、芸能活動をしていた女性で、東ブクロとは舞台出演などを通じて接点があったと報じられています。
日刊スポーツは2013年10月31日付の記事で、東ブクロが同年春ごろ、和田の妻だった女性と不倫交際していたと報道しました。同紙は、関係が3月から5月ごろまで続いたとする関係者の説明も伝えています。
和田は当時、結婚したばかりでした。スポニチの2020年2月の記事によると、和田は同年4月に12歳年下の女性タレントと結婚し、6月に結婚式を挙げたと説明されています。一方、2017年のスポニチ記事では入籍時期を3月と記載しており、結婚時期の細部には報道間で差があります。
いずれの報道でも、結婚から間もない時期に不倫問題が発覚し、その後、夫婦が離婚したという大筋は共通しています。
この騒動が強い印象を残したのは、単に芸人の女性問題だったからではありません。先輩芸人の新婚家庭に関わる問題だったこと、当事者が同じお笑い業界に属していたこと、そしてさらば青春の光が独立した直後だったことが重なり、仕事上の人間関係にも影響が及んだからです。
【時系列で整理】不倫の発覚から報道、当事者の証言まで
騒動を理解するうえでは、実際に関係があったとされる時期、和田が問題を知った時期、世間に報道された時期を区別する必要があります。これらは必ずしも同じ日ではありません。
| 時期 | 出来事 | 報道・証言の内容 |
|---|---|---|
| 2013年1月 | 松竹芸能が契約解除を発表 | さらば青春の光との専属契約を同年3月末で解除すると公表。 |
| 2013年春ごろ | 東ブクロと和田の妻との関係 | 日刊スポーツが、関係者の話として3月から5月ごろまでの交際を報道。 |
| 2013年6月ごろ | 結婚式と問題の発覚 | 和田は後年のテレビ番組で、結婚式後まもなく不倫問題が発覚したと説明。 |
| 2013年10月31日 | 不倫交際が報道される | 日刊スポーツが東ブクロと和田の妻との不倫交際を報じた。 |
| 2017年3月 | 和田が番組で騒動を再び語る | スポニチが、和田による当時の経緯や元妻に関する新たな説明を報道。 |
| 2020年2月 | 東ブクロと和田が経緯を説明 | テレビ東京系「じっくり聞いタロウ」で、双方が当時の出来事や心情について語った。 |
| 2024年12月 | 和田が過去の関係に言及 | テレビ朝日系「アメトーーク!」で、東ブクロと最後に会った時期などを説明。 |
| 2026年 | それぞれ芸能活動を継続 | さらば青春の光は公式に2026年のツアーを告知。過去の騒動と現在の活動は分けて捉える必要がある。 |
この年表で特に重要なのは、2013年1月の松竹芸能の契約解除発表と、同年10月の不倫報道の順番です。事務所との契約に関する発表が先にあり、不倫騒動が広く報じられたのはその後でした。
また、和田が問題を知った時期と、新聞で一般に報じられた時期も異なります。2013年10月の記事を「不倫が始まった日」と解釈するのは誤りで、報道された日付はあくまで公になった時期を示しています。
【不倫騒動の真相】東ブクロが語ったドッキリ企画と関係発覚の経緯
騒動の具体的な経緯について、まとまった説明が伝えられたのは2020年2月です。テレビ東京系「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」で、和田と東ブクロがそれぞれ当時の出来事を振り返りました。番組内容は、テレビ東京の情報メディア「テレ東プラス」でも紹介されています。
東ブクロの説明によると、発端は、和田の妻から「先輩芸人の妻を口説く」という趣旨のドッキリ企画があると聞かされたことでした。企画上のやり取りとして、東ブクロから女性を誘ったように見せることになり、2人はメッセージを交わしたといいます。
その後、2人はホテルで会いましたが、東ブクロの説明では、現場で女性からドッキリではないと告げられたにもかかわらず、関係を持ってしまったとのことです。東ブクロは番組で、自身の判断の甘さを認める趣旨の発言をしています。
ここで注意したいのは、ドッキリの話が出ていたことと、実際に関係を持ったことは別の問題だという点です。東ブクロ自身も、企画だと聞いていたことだけを理由に責任を否定したわけではありません。先輩の妻と知りながら関係を持ったことについて、自身の行動に問題があったと説明しています。
一方、和田は、元妻が所属していた事務所の社長も当時の経緯に関わっていたと説明しました。和田の見立てでは、その社長が元妻に東ブクロを誘うよう促した可能性があったといいます。ただし、これは番組内で和田が示した推測を含む説明であり、第三者による関与のすべてが独立して立証されたという意味ではありません。
2017年のスポニチ報道でも、和田は元妻と事務所社長との関係について語っています。しかし、当事者の番組発言と、客観的な資料によって確定した事実は区別して読む必要があります。騒動の中心となった東ブクロと元妻との関係については、当事者自身が番組で説明した内容がある一方、周囲の人物の意図や関与については、和田の説明や推測を含む部分があります。
【和田貴志の離婚理由】元妻への気持ちと東ブクロへの現在の感情
和田が離婚を決意した理由についても、2020年の「じっくり聞いタロウ」で具体的な証言が紹介されました。和田によると、問題が発覚した直後から、すぐに離婚しようと考えていたわけではなかったそうです。
しかし、不倫を知った後、元妻と再び関係を持った際に、東ブクロの顔が頭に浮かんでしまったと説明しています。その瞬間に夫婦関係を続けることは難しいと感じ、離婚を決めたというのが、番組で語られた経緯です。
この証言から分かるのは、和田の離婚理由が、単純に不倫を知ったことだけではなかったということです。夫婦関係を修復しようとする気持ちがあったとしても、裏切りを知った後に以前と同じ関係へ戻れるとは限りません。和田の説明では、相手への信頼を取り戻せるかどうかが決定的な問題になっていました。
ただし、夫婦の離婚に至るまでのすべての事情が、公に詳しく語られているわけではありません。和田がテレビ番組で説明したのは、自身が離婚を決意した際の心情や、当時の経緯の一部です。元妻の私生活や内面について、報道にない事情まで断定することはできません。
東ブクロに対する和田の感情にも変化があったようです。2020年の番組で、和田は東ブクロについて、嫌いという感情はあるものの、5年も怒りが続くわけではないという趣旨の発言をしました。長い時間が経過したことで、当時の怒りがそのまま続いているわけではないことをうかがわせます。
これは、騒動を完全に水に流した、あるいは両者が親しい関係に戻ったという意味ではありません。和田が過去の出来事を振り返り、自分の感情について率直に話したものとして受け止めるのが適切です。
【さらば青春の光への影響】松竹芸能の退所騒動とは別の問題
東ブクロの不倫騒動を語る際、さらば青春の光と松竹芸能の契約解除を同じ事件として扱う記事も見られます。しかし、日付と当時の発表内容を整理すると、両者は区別して考える必要があります。
オリコンニュースや日刊スポーツの2013年1月の報道によると、松竹芸能は1月28日、さらば青春の光との専属契約を3月末で解除すると発表しました。同社は、度重なる話し合いの結果、これ以上コンビの芸能活動を支えることが難しいと判断した旨を説明しています。
一方、当時の東ブクロと森田哲矢は、事務所との契約について、以前から話し合いを重ねてきた結果であり、不祥事や解雇が原因ではないという趣旨の説明をしていました。つまり、事務所との契約問題については、会社側の説明とコンビ側の説明がそれぞれ存在しています。
不倫交際が広く報じられたのは2013年10月です。したがって、不倫報道が松竹芸能の契約解除を引き起こしたと断定するのは、時系列に合いません。独立と不倫騒動は同じ年に起きたものの、発表された順番も、当事者が説明した内容も異なります。
ただし、不倫騒動が独立後の活動に影響したことは、後年の報道から読み取れます。日刊スポーツは2013年10月、当時のさらば青春の光が所属先を決められず、フリーで活動を続けていた状況を報じました。また、一部の芸人との共演が難しい状況についても伝えています。
2021年1月のスポニチ記事では、東ブクロが騒動直後の状況を振り返り、芸人仲間との関係が厳しくなったことや、独立直後に相方の森田へ負担をかけたことを語っています。コンビとして新しい活動基盤をつくろうとしていた時期に、個人のスキャンダルが重なったことは、仕事上の信用や人間関係の面で大きな負担になったと考えられます。
その後、さらば青春の光は個人事務所「ザ・森東」を拠点に活動を続け、テレビ出演やライブなどを通じて仕事の幅を広げてきました。騒動による影響を無視することはできませんが、現在のコンビの活動を2013年当時の状況だけで評価するのも適切ではありません。
【東ブクロと和田貴志のその後】2024年の発言と2026年現在
騒動から時間が経過した後も、東ブクロと和田はテレビ番組などで過去の出来事に触れています。2017年には和田が「ゴッドタン」の関連企画で騒動について説明し、2020年には双方の証言が番組で紹介されました。2022年には東ブクロ自身も、ABEMAの番組で過去最大のスキャンダルとして先輩芸人の妻との問題を振り返っています。
2024年12月19日放送のテレビ朝日系「アメトーーク!」では、鬼ヶ島のアイアム和田(旧名・和田貴志)が、東ブクロとの関係について再び言及しました。翌20日のスポニチ報道によると、和田は東ブクロと最後に会ったのは2015年で、フジテレビの「27時間テレビ」で一緒に相撲を取ったと説明しています。
同じ番組では、さらば青春の光の活躍について話題が及び、和田が東ブクロとの共演や仕事に触れる場面もありました。過去の騒動が、当事者の間だけでなく、芸人仲間の会話の中でも長く記憶されていることが分かります。
一方、過去の出来事が現在も同じ強さの対立として続いていると考えるのは早計です。和田は2020年に自身の怒りについて語り、2024年には最後に会った時期を説明しました。これらの発言は、当事者が過去を振り返っていることを示しますが、現在の親密な交流や正式な和解が成立したと示すものではありません。
2026年現在、さらば青春の光は公式に「ステゴロツアー2026」などの公演を告知しており、コンビとしての活動を継続しています。東ブクロについても、過去の不倫騒動だけでなく、芸人としての出演や活動が続いていることを踏まえて評価する必要があります。
また、東ブクロには2021年にも別の女性問題が報じられました。これは2013年の鬼ヶ島・和田をめぐる騒動とは別の出来事です。女性問題という共通点だけで複数の報道を混同すると、発生時期や関係者、問題の内容を誤って理解することになります。
2026年の現在を知るうえで押さえたいのは、2013年の騒動が実際に当事者の夫婦関係やコンビの活動に影響した一方、現在の活動状況はその後の長い経過を経て形成されているという点です。過去のスキャンダルは芸能人の評価に残り続けることがありますが、それだけで現在の関係や仕事の実態を決めつけることはできません。
【東ブクロ鬼ヶ島】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:東ブクロと鬼ヶ島・和田貴志の不倫騒動はいつ報じられた?
A1:日刊スポーツが2013年10月31日付で報じました。関係自体は同年春ごろのこととされ、報道された日と問題が起きた時期は異なります。
Q2:東ブクロと和田の元妻はどのように知り合った?
A2:報道では、当時の舞台出演などを通じて接点があったとされています。東ブクロは2020年のテレビ番組で、ドッキリ企画だと聞かされていたことや、ホテルで会った際の経緯を説明しました。
Q3:和田貴志が離婚を決意した理由は?
A3:2020年の番組で和田は、当初は離婚するつもりではなかったものの、元妻と再び関係を持った際に東ブクロの顔が頭に浮かび、夫婦関係を続けるのは難しいと感じた趣旨を語っています。
Q4:不倫騒動が原因で松竹芸能を退所したの?
A4:契約解除の発表は2013年1月、不倫報道は同年10月です。松竹芸能は話し合いの結果として契約解除を説明し、さらば青春の光側も不祥事や解雇が理由ではないという趣旨の説明をしていました。不倫騒動が退所の直接原因だったとするのは時系列に合いません。
Q5:東ブクロと和田貴志は現在、和解している?
A5:和田は2020年に東ブクロへの感情を語り、2024年にも過去の関係について言及しています。ただし、これらの発言だけで正式な和解や現在の親密な交流が確認されたとはいえません。
Q6:東ブクロは2026年現在も芸能活動を続けている?
A6:はい。さらば青春の光は2026年のツアーなどを公式に告知しており、コンビとして活動を続けています。2013年の騒動と、現在の仕事や活動状況は分けて考える必要があります。
東ブクロと鬼ヶ島・和田貴志をめぐる不倫騒動は、2013年に発生し、同年10月に広く報じられました。和田の結婚直後に問題が発覚し、夫婦はその後離婚。2020年には双方がテレビ番組で当時の経緯を語り、和田は離婚を決意した心情についても説明しています。
さらば青春の光への影響も見逃せません。独立直後の不倫騒動はコンビの人間関係や仕事に影響しましたが、松竹芸能との契約解除は2013年1月に発表されており、不倫報道より前の出来事です。退所問題と不倫騒動を一つの原因で説明することはできません。
2024年には和田が過去の関係を再び振り返り、2026年現在もさらば青春の光は芸能活動を続けています。騒動の全体像をつかむには、当時の新聞報道、後年のテレビ番組での証言、現在の公式な活動情報を分けて確認することが欠かせません。
芸能人のスキャンダルを読む際に大切なのは、話題性の強さではなく、何がいつ報じられ、誰がどのように説明したのかを見極めることです。2013年の出来事を現在の関係と混同せず、報道された経緯とその後の変化を踏まえることで、東ブクロと和田貴志をめぐる騒動の実態をより正確に理解できます。