2026年衆院選の結果を評価するうえで、最も注目すべきなのは比例代表の得票数の変化です。選挙情報局の集計では、れいわ新選組の衆院選比例代表の得票数は、2024年の約380万票から2026年の約167万票へ減少しました。減少幅は約56%に達します。
議席数も、2024年衆院選の9議席から2026年衆院選の1議席へと減りました。ただし、2026年の選挙前議席数を基準にした報道では8議席から1議席への減少、すなわち7議席減と表現されています。選挙結果を比較するときは、直前の議席数を基準にするのか、前回選挙で獲得した議席数を基準にするのかを明確にする必要があります。
この数字から明確に読み取れるのは、2026年衆院選で党の比例票が大幅に減ったことです。一方、その原因を単一の要因に絞るには、選挙区ごとの得票、候補者への支持、他党との競合、投票行動の変化などを別々に検討する必要があります。議席の減少だけを見て、支持者がすべて離れたと判断することもできません。
また、2025年参院選では比例代表で約388万票を獲得して3議席を得ています。衆院選の比例代表は全国11ブロックごとに議席を配分する一方、参院選の比例代表は全国単位で議席を配分するため、得票数が近くても議席数が同じになるとは限りません。
【比例代表・特定枠の仕組み】得票数と当選人数はどう違う?

れいわ新選組の当選者一覧を読む際には、比例代表の仕組みを理解しておくと、選挙結果を誤解しにくくなります。
衆議院の比例代表はブロックごとに議席を配分衆議院の比例代表は、全国を11ブロックに分けて行われます。各政党が獲得した票に応じてブロックごとの議席が配分され、その議席数と候補者の名簿順位、重複立候補者の扱いなどによって当選者が決まります。
そのため、全国で獲得した比例票の合計だけでは、どのブロックで何人が当選したかまでは分かりません。2026年のれいわ新選組は、比例南関東ブロックで山本ジョージ氏が当選し、党全体では1議席となりました。
参議院の比例代表は政党票・個人票・特定枠を区別参議院の比例代表では、政党名による投票と候補者個人名による投票が集計されます。通常の候補者は党の獲得議席数や候補者間の得票順位などに基づいて当選が決まり、特定枠の候補者は名簿で定められた優先順位に従って当選します。
2025年参院選の伊勢崎賢治氏は特定枠で当選しました。木村英子氏や奥田ふみよ氏の個人名得票だけを比較して、3人の当選順や党への貢献度を判断するのは適切ではありません。党の総得票数と候補者個人の得票数は、別々の指標として確認する必要があります。
【名前や当選状況の誤解に注意】山本ジョージ氏と歴代議員を正しく確認
2026年衆院選の当選者を検索すると、「山本ジョージ」と「山本譲司」という2種類の表記を見かけることがあります。れいわ新選組の公式選挙結果では「山本ジョージ」と表記される一方、報道各社の選挙速報には「山本譲司」と表記する例があります。検索時は両方の表記を使うと、関連する選挙情報を確認しやすくなります。
もう一つ注意したいのは、選挙で当選した人と、現在在職している議員を混同しないことです。たとえば、2022年参院選では水道橋博士氏が当選しましたが、辞職後は大島九州男氏が繰り上げ当選しました。2021年衆院選でも、山本太郎氏の辞職後にくしぶち万里氏が繰り上げ当選しています。歴代当選者一覧を作成する場合は、選挙当日の結果と、その後の議員交代を分けて記録することが欠かせません。
最新の所属議員を知りたい場合は党の議員一覧、過去の選挙で誰が当選したかを知りたい場合は各選挙の確定結果を参照するのが適切です。政党の公式発表は党が公表する当選者を確認するうえで役立ち、選挙管理委員会などの公的資料は得票数や選挙結果の確認に役立ちます。
【れいわ新選組当選者一覧】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年衆院選でれいわ新選組から当選したのは誰ですか?
A1:2026年2月8日投開票の第51回衆議院議員総選挙では、比例南関東ブロックの山本ジョージ氏が当選しました。党全体の獲得議席は1議席です。
Q2:2025年参院選で当選したれいわ新選組の候補者は誰ですか?
A2:比例代表で伊勢崎賢治氏、木村英子氏、奥田ふみよ氏の3人が当選しました。伊勢崎氏は特定枠による当選です。
Q3:れいわ新選組は2024年衆院選で何議席を獲得しましたか?
A3:2024年10月27日の衆院選では9議席を獲得しました。比例代表の得票数は全国で約380万票でした。
Q4:2025年参院選の比例得票数が2026年衆院選より多いのはなぜですか?
A4:選挙の種類と比例代表の制度が異なるためです。参院選の比例代表は全国単位で議席を配分しますが、衆院選は11ブロックごとに配分します。得票数だけで当選人数を直接比較することはできません。
Q5:れいわ新選組の歴代当選者を調べるとき、何に注意すべきですか?
A5:選挙当日に当選した候補者、辞職後の繰り上げ当選者、現在在職している議員を区別することです。2019年以降の衆院選・参院選を選挙ごとに確認すると、当選者の変遷を整理できます。
2026年10月時点で、れいわ新選組の直近の国政選挙における当選者は、2026年衆院選の山本ジョージ氏、2025年参院選の伊勢崎賢治氏、木村英子氏、奥田ふみよ氏です。2026年衆院選では1議席にとどまり、2024年衆院選の9議席から大きく減少しました。
歴代当選者の変遷を振り返ると、2019年の国政進出、2021年の衆院選での議席獲得、2022年参院選での当選、2024年衆院選での9議席への拡大、2025年参院選での3議席獲得、そして2026年衆院選での後退という流れが見えてきます。
選挙結果を正しく読み解くための判断基準は、①誰が当選したか、②党が何議席を獲得したか、③比例代表で何票を得たか、④選挙後に議員の交代があったかの4点です。この4つを分けて確認すれば、れいわ新選組の歴代当選者一覧と議席数の推移を、数字に基づいて把握できます。今後の選挙を評価する際も、単に議席の増減を見るだけでなく、得票数や制度の違いを踏まえて比較することが大切です。