2026年のメジャーリーグベースボール(MLB)は、レギュラーシーズンの熾烈な戦いを経て、年間王者を決定づけるポストシーズンへと突入しました。日本国内でも大谷翔平選手、山本由伸投手、そして今季から加わった佐々木朗希投手を擁するロサンゼルス・ドジャースの連覇ロードをはじめ、日本人メジャーリーガーたちの活躍に連日大きな注目が集まっています。
本稿では、日本時間9月30日のワイルドカードシリーズ開幕からワールドシリーズ決着までの全ステージ日程、試合開始時間、トーナメント組み合わせの仕組み、さらにNHKでのテレビ中継や配信スケジュールまで、押さえておくべき最新情報を整理してお届けします。
【全体日程】2026年MLBポストシーズンのステージ別開催スケジュール

公式発表日程に基づき、2026年のポストシーズンはワイルドカードシリーズを皮切りに、地区シリーズ(ディビジョンシリーズ)、リーグ優勝決定シリーズ(チャンピオンシップシリーズ)、そして頂上決戦であるワールドシリーズへと段階的に進行します。全日程は日本時間ベースで早朝から昼前にかけてプレイボールを迎える設定となっています。
各ラウンドは短期決戦特有のタイトな日程で組まれており、移動日を含めた緻密な投手ローテーション管理がチームの勝敗を大きく左右します。特に移動日を挟まない連戦があるシリーズでは、ブルペン陣の運用とベンチワークの巧拙が如実に結果へ反映されます。
【早見表】ポストシーズン2026全ステージ日程・試合数・日本時間一覧
各ラウンドの試合方式、開催期間、日本時間における主な試合開始時間帯を一覧表にまとめました。観戦計画を立てる際のリファレンスとしてご活用ください。
| シリーズ名 | 試合方式 | 開催期間(日本時間) | 主な試合開始時間(日本時間) | 備考・みどころ |
|---|---|---|---|---|
| ワイルドカードシリーズ(WC) | 3戦2勝先取(全戦上位本拠地) | 9月30日(水)~10月2日(金) | 午前2:00~午前9:00台 | シード3位~6位が激突。3日連続開催の過密日程。 |
| 地区シリーズ(LDS) | 5戦3勝先取(2-2-1方式) | 10月4日(日)~10月11日(日) | 午前4:00~午前10:00台 | シード1位・2位の上位免除シード球団が登場。 |
| リーグ優勝決定シリーズ(LCS) | 7戦4勝先取(2-3-2方式) | 10月13日(火)~10月22日(木) | 午前5:00~午前9:00台 | リーグ覇者を決める7番勝負。リーグMVP表彰も実施。 |
| ワールドシリーズ(WS) | 7戦4勝先取(2-3-2方式) | 10月24日(土)~11月1日(日) | 午前9:00開始予定 | 両リーグ王者が激突する頂上決戦。最高峰の栄冠を争う。 |
【勝ち上がりの仕組み】ナショナルリーグ&アメリカンリーグのトーナメント構造
ポストシーズンの出場枠は両リーグ各6球団、合計12球団で構成されています。各リーグのシード順位はレギュラーシーズンの勝率に基づいて厳密に決定され、上位シード球団には明確なアドバンテージが与えられる仕組みです。
シード1位とシード2位の各地区優勝球団は、ワイルドカードシリーズが免除され、地区シリーズへ自動的に進出します。一方、シード3位(地区優勝球団のうち勝率3位)はシード6位(ワイルドカード3位)と対戦し、シード4位(ワイルドカード1位)はシード5位(ワイルドカード2位)と対戦します。ワイルドカードシリーズはすべて上位シードの本拠地で行われるため、移動負荷の面でも上位チームに利があります。
【ドジャース動向】大谷翔平・山本由伸・佐々木朗希の起用とチーム状況
2026年ポストシーズンにおいて最大の注目を集めているのが、ロサンゼルス・ドジャースの戦いぶりです。今季のドジャースは、打撃陣の軸として圧倒的な存在感を示し続ける大谷翔平選手に加え、先発ローテーションを牽引する山本由伸投手、そしてメジャーの舞台で適応を進める佐々木朗希投手を揃えた盤石の布陣で臨んでいます。
ナショナルリーグの優勝争いにおいては、両リーグトップクラスの勝率を誇るミルウォーキー・ブルワーズをはじめ、屈指の投手陣を揃えるライバル球団とのマッチアップが焦点となります。短期決戦では、山本由伸投手のQS(クオリティスタート)達成率や、佐々木朗希投手の剛速球を活かしたロングリリーフや要所での起用、そして大谷翔平選手の勝負強い一打がシリーズ突破の絶対条件となります。
【放送・配信】NHK中継日程とインターネット配信サービスガイド
日本国内におけるMLBポストシーズンの試合中継は、テレビ放送とインターネットライブ配信の双方で幅広くカバーされています。放送スケジュールは日本時間の午前中に集中するため、録画設定や見逃し配信の活用が快適な観戦の鍵となります。
公共放送のNHKでは、BSを中心にドジャース戦をはじめとする注目カードを生中継。週末や重要な一戦では地上波(総合テレビ)でのサブチャンネル・メインチャンネル連動中継が組まれるケースもあります。一方、全試合をライブで余すところなく追いたいファン向けには、SPOTV NOWやABEMA、MLB.TVといった動画配信プラットフォームが有料生中継およびハイライト配信を提供しています。
【現地観戦・チケット】公式リセール市場とポストシーズンの鑑賞実態
ポストシーズンの現地観戦チケットは、レギュラーシーズンとは比較にならないほどプレミア化します。各球団の公式サイトによる一次販売は抽選やシーズンシートホルダー優先枠で即座に完売することが一般的です。
そのため、一般ファンがチケットを入手する際はMLB公式提携リセールマーケットプレイス(SeatGeekやStubHubなど)を経由することが主流となっています。特にドジャースタジアムのワールドシリーズ指定席などは価格が高騰しやすく、座席位置や試合の展開(第何戦で決着するか)によって価格が乱高下するため、取引規定や入場ポリシーを事前に確認しておくことが賢明です。
【mlb ポストシーズン日程】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ポストシーズンの試合日程は雨天中止などで変更されることがありますか?
A1:はい。悪天候による順延が発生した場合は、原則として予備日へのスライドや翌日への繰り越しが行われます。ただし、屋根付き球場やドーム球場での試合は定刻通り開催されるため、対戦カードの開催地ごとに日程変更の有無を確認する必要があります。
Q2:試合開始の日本時間は具体的に何時頃が多いですか?
A2:全米中継枠と各球場のタイムゾーンにより異なりますが、東部開催の試合は日本時間午前2時~5時台、西部開催(ドジャースタジアムなど)の試合は日本時間午前9時~11時前後の開始が一般的です。
Q3:MVPはどの段階で選出されますか?
A3:全米野球記者協会(BBWAA)が選出する年間レギュラーシーズンMVPはポストシーズン終了後の11月に発表されます。一方、ポストシーズン期間中には、各リーグの優勝決定シリーズで「リーグチャンピオンシップシリーズMVP」、そして頂上決戦終了時に「ワールドシリーズMVP」がそれぞれ選出・表彰されます。
2026年のMLBポストシーズンは、短期決戦ならではの極限の緊張感とハイレベルな戦術眼が交差する最高峰のステージです。日本時間での試合日程を正確に把握し、NHKの放送枠や各種配信サービスをあらかじめ確認しておくことで、熱戦の決定的瞬間を逃さず楽しむことができます。
世界一の称号とトロフィーを手にするのはどの球団か、そして日本人選手たちが歴史にその名を刻むのか。秋のベースボールクラシックから目が離せません。