2026年の母の日は、5月10日(日)でした。母の日は毎年5月の第2日曜日にあたり、2027年は5月9日(日)です。日付は毎年変わるため、プレゼントを準備する際はカレンダーで確認しておきたい記念日の一つです。
2026年4月に花キューピット株式会社が公表した母の日調査では、ギフト予算を前年と同程度に維持する人が71%、予算を3,000~4,999円とする人が44%に上りました。また、2人に1人が2週間以上前からプレゼントの準備を始めていたことも明らかになっています。物価高が続くなか、母の日の贈り物にどれほどお金をかけ、何を選ぶのがよいのでしょうか。
【今年の母の日はいつ?】2026年の日付と2027年の予定を確認

2026年の母の日は5月10日(日)で、すでに終了しています。日本では毎年5月の第2日曜日を母の日としており、特定の日付に固定されているわけではありません。
翌年以降も日付は変わります。日本郵便の母の日ギフト特集でも、2027年は5月9日(日)と案内されています。ゴールデンウィークが終わった直後に母の日を迎える年もあるため、連休前から準備を始めると、商品選びや配送手配に余裕を持てます。
母の日は国民の祝日ではありませんが、日頃の感謝を伝える機会として定着しています。2026年の実態を参考に、2027年の贈り物を早めに考えておくのも一つの方法です。
【花キューピット調査を分析】母の日ギフトの予算・準備時期の実態
母の日のプレゼント選びで気になるのが、周囲の人はいくら使い、いつから準備しているのかという点です。花キューピット株式会社が2026年4月7日に公表した調査は、物価高の影響を受けるなかでのギフト予算や購入時期を把握する手がかりになります。
同社の調査では、母の日ギフトの予算を前年と同程度に維持すると回答した人が71%でした。予算額では3,000~4,999円が44%で最多です。また、プレゼントを決定・購入する時期については、1か月以上前と2~3週間前を合わせて50%に達しました。
各設問の対象者は同一ではありません。予算の維持に関する設問はギフトを検討している209人、予算額に関する設問はギフトを贈ると回答した256人、準備時期に関する設問は母の日にギフトを贈った経験のある354人が集計対象です。この違いを踏まえて数字を読む必要があります。
予算の傾向を別の調査と比較すると、日比谷花壇が公表した2026年のアンケートでも、3,000~4,999円が36.6%で最多、5,000~6,999円が33.2%で続きました。調査ごとに対象者や質問が異なるものの、3,000~6,999円が主要な予算帯になっていることがうかがえます。
| 調査項目 | 主な結果 | 読み取れるポイント |
|---|---|---|
| 予算の維持 | 71%が前年と同程度 | 物価高のなかでも、贈り物の予算を維持する人が多い |
| 予算額 | 3,000~4,999円が44% | 3,000円台から4,000円台が中心的な価格帯 |
| 準備時期 | 2週間以上前からの準備が50% | 早めに候補を比較し、計画的に購入する人が半数 |
| 別調査の予算額 | 3,000~4,999円が36.6%、5,000~6,999円が33.2% | 5,000円前後も十分に検討される予算帯 |
なお、上表の最初の3項目は花キューピット株式会社の2026年調査、最後の項目は日比谷花壇の2026年アンケートに基づきます。単純に同じ母集団の結果として比較するのではなく、それぞれの調査で示された傾向として捉えるのが適切です。
準備時期については、早く動くほど選択肢を比較しやすくなります。人気商品や配送日時の指定には制約が生じる場合もあるため、次の母の日では4月中旬までに候補を絞り、必要に応じて早めに注文するのが現実的です。
【3,000円・5,000円で選ぶ】母の日プレゼントのおすすめと人気傾向
母の日のギフト相場を考えるとき、3,000円と5,000円は予算を決める目安になります。大切なのは、高額な品を選ぶことではなく、贈る相手が使いやすく、負担なく受け取れるものを選ぶことです。
3,000円前後なら、気軽に楽しめる贈り物が候補です。季節の花、焼き菓子、紅茶やコーヒー、好みに合った小物などが考えられます。離れて暮らす母親に贈る場合は、持ち運びやすさや受け取りやすさも判断材料になります。
5,000円前後なら、複数の商品を組み合わせる選択肢も広がります。フラワーアレンジメントとお菓子のセット、上質な日用品、本人が希望するファッション小物、親子で楽しむ食事などが候補です。配送やラッピングに追加料金がかかる場合は、総額を確認してから購入しましょう。
母の日プレゼントの人気ランキングを見る際には、調査の対象を区別することも大切です。日比谷花壇の2026年アンケートでは、贈りたい花のスタイルとして、そのまま飾れるフラワーアレンジメントが44.7%で1位、鉢植えが19.6%、花束が15.4%、花とお菓子などのセットが12.7%、プリザーブドフラワーが6.0%でした。これは花の贈り方に関するランキングであり、すべてのプレゼントを対象とした総合ランキングではありません。
花キューピット株式会社が2026年に公式Xで実施した別のアンケートでは、回答が延べ4,838件集まりました。お母さんのイメージカラーは赤が73%で、花束とアレンジメントの比較ではアレンジメントが66%。飾るための手間を抑えたいという配慮も、選択理由の一つとして紹介されています。
一方、同調査では「何を贈ればいいか迷ってしまう」と回答した人が72%でした。好みを考えすぎて決められない場合は、本人が以前から欲しがっていたもの、普段使っているブランド、好きな食べ物など、具体的な手がかりを優先すると選びやすくなります。なお、Xを通じたアンケートは自発的な回答によるもので、全国の母の日ギフト購入者全体をそのまま代表する統計ではありません。
花以外のプレゼントを考えているなら、日常で使うタオルやパジャマ、好きなお店のお菓子、外食、家事を代わる時間なども候補になります。化粧品や香りの強い商品は好みが分かれやすいため、普段使っているものを把握している場合に選ぶと安心です。
【カーネーションの由来】アンナ・ジャービスと日本・海外の母の日の違い
母の日にカーネーションを贈る習慣は、20世紀初頭のアメリカに由来すると広く紹介されています。中心人物として知られるのが、亡くなった母親を追悼し、母の日を広める活動を行ったアンナ・ジャービスです。
1908年、アンナ・ジャービスは母親を偲ぶ教会の集まりで、母が好きだった白いカーネーションを配りました。その後、母への感謝を伝える日を広める運動が進み、1914年にはアメリカで5月の第2日曜日を母の日とする宣言が出されました。日本でも教会などを通じて習慣が広まり、戦後には5月の第2日曜日が定着していきました。
かつては、亡くなった母親を偲ぶ白いカーネーションと、健在の母親に贈る赤いカーネーションを区別する慣習が知られていました。しかし、現在は色や花の種類に厳格な決まりはありません。花キューピット株式会社の紹介でも、贈る花の種類や色に特定のルールはないとされています。母親の好きな色や花を選ぶことも、十分に自然な贈り方です。
母の日の日付は世界共通ではありません。アメリカや日本、オーストラリアなどでは5月の第2日曜日が一般的ですが、イギリスではキリスト教の四旬節に関連する日曜日に祝い、通常は3月にあたります。フランスでは原則として5月の最終日曜日に祝い、聖霊降臨祭と重なる場合は6月の第1日曜日に移ります。
こうした違いは、母の日が単純に世界共通の日付を採用した記念日ではなく、各国の宗教的・文化的な背景を持つ行事であることを示しています。海外の家族や知人にメッセージを送る場合は、日本の日付をそのまま当てはめず、相手の国の習慣を確認するとよいでしょう。
【母の日メッセージ文例とプロの結論】感謝が伝わる選び方
プレゼントに添えるメッセージは、長文である必要はありません。花キューピット株式会社が2026年に実施したXアンケートでは、伝えたいメッセージとして「健康を願って」が61%、「ありがとう」が39%でした。日頃の感謝だけでなく、相手の健康を気遣う気持ちも、母の日の言葉として支持されています。
母の日のメッセージ文例としては、次のような言葉が使えます。
- 定番の感謝:「いつもありがとう。これからも元気でいてね。」
- 離れて暮らす母へ:「なかなか会えないけれど、いつも感謝しています。体に気をつけて過ごしてね。」
- 照れくささを抑えたいとき:「日頃のお礼に、ささやかなプレゼントを贈ります。気に入ってもらえたらうれしいです。」
- 食事や体験を贈るとき:「いつもありがとう。今度、一緒にゆっくりご飯を食べに行こうね。」
大切なのは、例文をそのまま使うことより、自分と相手の関係に合う言葉に整えることです。普段から短いメッセージを送り合う家庭なら、一言だけでも自然です。改まった文章が苦手な場合は、カードに「いつもありがとう」と書き、口頭で気持ちを伝える方法もあります。
【プロの結論】母の日ギフトは、予算・実用性・気持ちの3点で判断するのがおすすめです。まず無理のない予算を決め、次に相手の好みや生活に合うものを選び、最後に短い言葉を添える。この順番なら、金額や人気ランキングに振り回されにくくなります。
花を飾る習慣がない人に花束を贈るより、好きなお菓子や一緒に過ごす時間のほうが喜ばれる場合もあります。反対に、普段は自分で花を買わない人にとって、季節の花は特別な楽しみになる可能性があります。相手の普段の行動を手がかりにすることが、失敗を減らす近道です。
【今年の母の日】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の母の日はいつでしたか?
A1:2026年5月10日(日)でした。日本では毎年5月の第2日曜日が母の日です。
Q2:2027年の母の日はいつですか?
A2:2027年5月9日(日)です。日付は毎年変わるため、プレゼントを配送する場合は、注文時にお届け予定日も確認しましょう。
Q3:母の日ギフトの予算相場はいくらですか?
A3:花キューピット株式会社の2026年調査では3,000~4,999円が最多の44%でした。日比谷花壇の調査でも3,000~4,999円が最多となっており、3,000円台から5,000円前後は予算を決める際の参考になります。ただし、相場に合わせるために無理をする必要はありません。
Q4:カーネーション以外のプレゼントでも問題ありませんか?
A4:問題ありません。お菓子、日用品、食事、体験型ギフトなど、相手の好みに合うものを選べます。花を贈る場合も、カーネーション以外の花やアレンジメントを選択できます。
Q5:母の日のプレゼントはいつから準備すればよいですか?
A5:目安としては2週間~1か月前に候補を決めると余裕を持って選べます。花キューピット株式会社の2026年調査でも、2週間以上前から準備する人が半数でした。人気商品や配送日の指定を希望する場合は、早めの注文が安心です。
2026年の母の日は5月10日(日)でした。花キューピット株式会社の調査では、ギフト予算を前年と同程度に維持する人が71%、3,000~4,999円を予算とする人が44%に上り、2週間以上前から準備を始める人も半数を占めました。別の調査でも3,000~6,999円が主要な予算帯となっており、5,000円前後は検討しやすい目安です。
次の母の日は2027年5月9日(日)。人気ランキングや相場は参考になりますが、誰にとっても正解となるプレゼントはありません。母親の好み、日常生活、受け取りやすさを考え、無理のない金額で選ぶことが大切です。
カーネーションを贈る場合も、花以外のプレゼントを選ぶ場合も、最後に添える「ありがとう」の一言が贈り物の意味を深めます。2027年の母の日に向けて、早めに候補を考えながら、自分らしい形で感謝を伝えてみてはいかがでしょうか。