キングオブコントの歴代優勝者は、2008年の初代王者・バッファロー吾郎から、2026年に第19代王者となったジェラードンまで、全19組です。東京03、ロバート、バイきんぐ、かまいたち、ジャルジャル、空気階段など、コント界を代表する実力派が歴代の頂点に立ってきました。
2026年10月17日に開催された「キングオブコント2026」では、ジェラードンが優勝。ファーストステージとファイナルステージでともに671点を獲得し、合計1342点で頂点に立ちました。TBSの公式大会情報やMANTANWEBの決勝結果をもとに、2008年から2026年までの優勝者一覧、近年の決勝得点、ファイナリスト、大会の歴史と見どころを整理します。
【2008年から2026年まで】キングオブコント歴代優勝者一覧・全19大会

キングオブコントは、TBS系列で放送されるコント日本一決定戦です。2008年に第1回大会が始まり、2026年大会で第19回を迎えました。
まずは、歴代優勝者を開催年と大会回で確認しましょう。検索時に混同しやすい大会回と開催年を並べると、初代王者から最新王者までの流れが一目でわかります。
| 開催年 | 大会回・代数 | 優勝者 |
|---|---|---|
| 2008年 | 第1回・初代王者 | バッファロー吾郎 |
| 2009年 | 第2回・第2代 | 東京03 |
| 2010年 | 第3回・第3代 | キングオブコメディ |
| 2011年 | 第4回・第4代 | ロバート |
| 2012年 | 第5回・第5代 | バイきんぐ |
| 2013年 | 第6回・第6代 | かもめんたる |
| 2014年 | 第7回・第7代 | シソンヌ |
| 2015年 | 第8回・第8代 | コロコロチキチキペッパーズ |
| 2016年 | 第9回・第9代 | ライス |
| 2017年 | 第10回・第10代 | かまいたち |
| 2018年 | 第11回・第11代 | ハナコ |
| 2019年 | 第12回・第12代 | どぶろっく |
| 2020年 | 第13回・第13代 | ジャルジャル |
| 2021年 | 第14回・第14代 | 空気階段 |
| 2022年 | 第15回・第15代 | ビスケットブラザーズ |
| 2023年 | 第16回・第16代 | サルゴリラ |
| 2024年 | 第17回・第17代 | ラブレターズ |
| 2025年 | 第18回・第18代 | ロングコートダディ |
| 2026年 | 第19回・第19代 | ジェラードン |
歴代優勝者の顔ぶれを見ると、トリオ、コンビ、独自のキャラクターを前面に押し出す芸人、緻密な会話劇を得意とする芸人など、コントの表現方法が幅広いことがわかります。
また、2023年から2026年にかけては、サルゴリラ、ラブレターズ、ロングコートダディ、ジェラードンと、4大会連続で異なる組が優勝しています。2026年までの歴代王者に、複数回優勝した組はありません。
【2026年最新結果】ジェラードンが第19代王者に!決勝得点と優勝の背景
2026年10月17日に生放送された「キングオブコント2026」で優勝したのは、ジェラードンです。TBSの大会公式サイトは10月17日に第19代王者の決定を告知し、MANTANWEBも同日、決勝の結果を報じました。
ジェラードンはアタック西本とかみちぃによるコンビです。トリオ時代には2021年大会で決勝に進出しており、2026年は新体制での決勝進出を果たして優勝しました。5年ぶりの決勝で、コンビとして初めて挑んだ舞台を制した点も、今回の大会を象徴する出来事です。
2026年大会には3445組がエントリー。優勝賞金は1000万円で、決勝には敗者復活戦を勝ち上がったスパイシーガーリックを含む11組が出場しました。
ファイナルステージ進出3組の最終結果は次のとおりです。
- 優勝:ジェラードン ファースト671点、ファイナル671点、合計1342点
- 2位:蛙亭 ファースト661点、ファイナル648点、合計1309点
- 3位:ヤッホイ ファースト653点、ファイナル629点、合計1282点
ジェラードンは1本目、2本目の両方で671点を記録しました。MANTANWEBの決勝報道によると、ファーストステージでは「酔っ払い」、ファイナルステージでは「マジックバー」のコントを披露し、両ステージでトップの得点を獲得しています。
注目すべきなのは、優勝が単に1本目の高得点だけで決まったわけではないことです。上位3組による最終決戦でも671点を獲得し、2位の蛙亭に33点差をつけました。2本のネタを通じて評価を積み重ねた結果が、1342点という最終成績につながっています。
なお、2026年大会では審査員が7人体制となりました。前年までの5人審査による得点と単純に比較すると、点数の大きさを実力差と誤解するおそれがあります。歴代得点を見る際は、優勝者だけでなく、採点方式や審査員数も確認する必要があります。
【2023〜2025年】サルゴリラ・ラブレターズ・ロングコートダディの優勝を振り返る
2026年のジェラードンに続く近年の王者を振り返ると、決勝での接戦や、初優勝までの歩みが大会の魅力を際立たせています。
2025年の第18回大会はロングコートダディが優勝しました。2025年10月11日に開催された決勝では、ファーストステージで474点、ファイナルステージで471点を獲得し、合計945点を記録。エントリー数は3449組で、当時の過去最多でした。
2025年のファイナルステージでは、や団が合計937点、レインボーが918点。ロングコートダディは2位のや団を8点上回り、悲願の初優勝を果たしました。ファーストステージで首位に立っただけでなく、2本目でも高い評価を維持したことが勝利につながっています。
2024年の第17回大会はラブレターズが制しました。マイナビニュースの決勝報道によると、ラブレターズはファーストステージで475点、ファイナルステージで472点を獲得し、合計947点で優勝。ロングコートダディは946点、ファイヤーサンダーは945点でした。
優勝から3位までの差は、わずか2点です。決勝での1点が順位を左右するという、採点競技ならではの緊張感が表れた大会でした。ラブレターズは5回目の決勝進出で頂点に立ち、長年の挑戦を実らせています。
2023年の第16回大会ではサルゴリラが優勝しました。日刊スポーツなどの決勝報道によると、ファーストステージ482点、ファイナルステージ482点の合計964点を記録。当時の歴代最高得点での優勝となりました。
同大会の2位はカゲヤマの945点、3位はニッポンの社長の934点です。サルゴリラはファーストステージで首位に立ち、ファイナルステージでも同じ482点を獲得しました。両ステージでトップの得点を取るという、非常に安定した勝ち方でした。
この3大会の結果から読み取れるのは、1本目のインパクトだけでは優勝が保証されないことです。ラブレターズの接戦、ロングコートダディの2本合計945点、サルゴリラの両ステージ首位という異なる勝ち方は、コントの面白さを複数のネタで示すことの重要性を物語っています。
【歴代王者の系譜】東京03・ロバート・バイきんぐ・かまいたち・ジャルジャル
キングオブコントの歴史をたどると、各時代のコントシーンを代表する芸人が王者になってきたことがわかります。初期の大会では、東京03、キングオブコメディ、ロバート、バイきんぐなどが優勝し、その後もシソンヌ、かまいたち、ジャルジャル、空気階段らがタイトルを獲得しました。
2008年の初代王者・バッファロー吾郎が誕生した第1回大会は、現在の採点方式と異なる形式で行われました。決勝進出者を2ブロックに分け、各ブロックの勝者が最終決戦へ進み、最後は決勝進出者以外のファイナリストによる投票で王者を決定。初回の記録を現在の点数とそのまま比較できないのは、このためです。
2009年の第2回大会は東京03が優勝。2009年以降は現在につながる複数ネタの得点を競う形式へと移行し、コントの構成力や演技、設定の独創性などを総合的に評価する大会として発展していきました。
2011年のロバート、2012年のバイきんぐの優勝も、歴代王者を語るうえで欠かせません。2017年にはかまいたち、2020年にはジャルジャルが優勝し、テレビで広く知られる芸人がコントの実力を証明する舞台としての存在感を高めていきました。
一方、2018年のハナコ、2021年の空気階段、2022年のビスケットブラザーズ、2023年のサルゴリラと、王者の顔ぶれは多彩です。大会は特定の芸風だけを評価するものではなく、日常を切り取る会話劇、強烈なキャラクター、意外性のある設定、緻密な構成など、異なるアプローチが優勝につながっています。
歴代王者を調べる際には、優勝年だけでなく、当時のファイナリストや大会形式も合わせて見ると、各組の強みやコントシーンの変化が理解しやすくなります。
【決勝結果・得点・ファイナリスト】キングオブコントの審査方式を整理
キングオブコントの決勝では、複数組がファーストステージでネタを披露し、得点上位の組がファイナルステージへ進みます。そこで2本目のネタを披露し、両ステージの合計得点で優勝者が決まる方式が、近年の大会の基本です。
2026年大会では、10組の決勝進出者に敗者復活戦の勝者1組を加えた計11組が出場しました。TBSの大会公式発表によると、敗者復活戦は大会史上初の試みです。決勝進出枠が増えたことで、ファイナリスト選出までの競争にも新たな展開が生まれました。
2026年の決勝に出場した11組は、ジェラードン、蛙亭、ヤッホイ、相性はいいよね、元祖いちごちゃん、ザ・マミィ、ダウ90000、ななまがり、ニッポンの社長、や団、スパイシーガーリックです。このうちファイナルステージに進んだのは、ジェラードン、蛙亭、ヤッホイの3組でした。
歴代の決勝結果を読むときは、次の3点を押さえておくと誤解を避けられます。
- 合計得点と各ステージの得点を分ける:ファーストステージの首位が、そのまま優勝するとは限りません。
- ファイナル進出者と決勝出場者を区別する:決勝に出た組すべてが、2本目のネタを披露できるわけではありません。
- 年度ごとの審査方式を確認する:審査員数や採点形式が異なる大会同士では、合計点だけで優劣を判断できません。
たとえば、2023年のサルゴリラは合計964点、2024年のラブレターズは947点、2025年のロングコートダディは945点でした。これらは5人の審査員による各ステージ500点満点の形式で記録された点数です。
一方、2026年のジェラードンは7人審査のもとで合計1342点を獲得しました。数字だけを並べて「1342点だから歴代最高」と判断するのは適切ではありません。点数の意味は、採点方式とセットで考える必要があります。
【プロの結論】歴代優勝者からわかる、キングオブコントの本当の見どころ
歴代優勝者を比較すると、キングオブコントは単に最も大きな笑いを取った組を選ぶ大会ではないことが見えてきます。限られた時間の中で設定を理解させ、人物や状況に引き込み、笑いを積み上げ、最後まで観客の関心を維持できるか。その総合力が、複数のネタを通じて試されます。
第一の判断基準は、2本のネタを通した完成度です。2023年のサルゴリラは両ステージで482点を獲得し、2026年のジェラードンも両ステージで671点を記録しました。異なる採点方式の大会ではあるものの、どちらも1本目だけでなく、2本目でも高い評価を得た点が共通しています。
第二の判断基準は、芸風の幅です。東京03の会話劇、ロバートのキャラクター表現、ジャルジャルの独自の設定、空気階段の世界観、ラブレターズの構成力、ロングコートダディの発想力など、歴代王者の持ち味は一様ではありません。決まった正解の芸風があるのではなく、それぞれの強みを決勝の場で最大限に発揮することが勝利につながります。
第三の判断基準は、大会記録を正しい条件で読むことです。優勝回数、合計得点、決勝進出回数、エントリー数は、それぞれ異なる指標です。とりわけ2026年は審査員数が増え、敗者復活戦も導入されました。過去の大会と比較する際には、記録の数字だけでなく、その数字が生まれたルールまで確認する必要があります。
また、「過去に決勝へ進出した芸人は、翌年以降も必ず有利になる」「高得点を獲得した年ほど、歴代で優れたネタだった」といった見方にも注意が必要です。決勝進出経験は実績の一つですが、毎年のネタや競争相手、審査環境は異なります。単年度の順位だけで芸人の実力を固定的に評価することはできません。
2026年のジェラードンは、トリオ時代の決勝経験を経て、新体制で再び決勝の舞台に立ち、優勝をつかみました。この結果は、過去の実績を持つ芸人であっても、現在のネタと舞台で改めて評価を勝ち取る必要があることを示しています。
【キングオブコント歴代優勝】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:キングオブコントの初代王者は誰ですか?
A1:2008年に開催された第1回大会の優勝者はバッファロー吾郎です。最終決戦は投票方式で行われ、現在の得点方式とは異なる形式でした。
Q2:キングオブコント2026の優勝者は誰ですか?
A2:2026年10月17日の決勝で優勝したのはジェラードンです。ファーストステージ671点、ファイナルステージ671点の合計1342点で、第19代王者となりました。
Q3:キングオブコントの歴代最高得点は何点ですか?
A3:2023年大会ではサルゴリラが合計964点を獲得し、当時の歴代最高得点を記録しました。ただし、2026年大会では審査員が7人体制になり、ジェラードンは合計1342点を獲得しています。審査員数が異なるため、両者の数字を単純に比較することはできません。
キングオブコントの歴代優勝者は、2008年のバッファロー吾郎から2026年のジェラードンまで全19組です。東京03、ロバート、バイきんぐ、かまいたち、ジャルジャルといった実力派に加え、空気階段、サルゴリラ、ラブレターズ、ロングコートダディなど、時代ごとに異なる個性を持った芸人が王者の座を獲得してきました。
2026年大会では、ジェラードンが合計1342点で優勝。初の敗者復活戦や7人審査制の導入もあり、大会の歴史に新たな節目が加わりました。
歴代優勝者を調べるなら、開催年と大会回の一覧を基本に、決勝得点、ファイナリスト、当時の審査方式まで確認するのがおすすめです。優勝者の名前だけでは見えにくいコントの進化や、接戦を制した理由まで理解できれば、今後の大会もより深く楽しめます。