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かまいたちのキングオブコント戦績を徹底解説!2016年3位から2017年優勝へ

長谷川 澪 長谷川 澪 • 更新: • 公開: • 読了約 16 分
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お笑いコンビ・かまいたちのキングオブコント戦績を振り返るうえで、最大の転換点となったのが2016年の決勝3位と、翌2017年の優勝です。山内健司と濱家隆一は、初めて決勝に進出した2016年に総合914点を獲得。惜しくも優勝を逃しましたが、2017年には最終得点942点を記録し、10代目キングの座をつかみました。

2017年大会では、ファーストステージ1位のにゃんこスターが大きな話題を集めるなか、かまいたちが最終決戦で逆転。2本のコントで見せた表現力と構成力、そして前年の経験を生かした勝負の組み立てが注目されました。2026年最新の大会結果やキングオブコント歴代優勝者の変遷も交えながら、かまいたちが王者になった理由を詳しく解説します。

【2016年】かまいたちはキングオブコント決勝3位から始まった

かまいたちキングオブコント

かまいたちがキングオブコントの決勝に初進出したのは2016年です。2004年に結成した山内健司と濱家隆一は、関西を中心に舞台経験を積み重ね、結成13年目にしてコント日本一を決める大会の決勝にたどり着きました。

2016年10月2日に開催された決勝では、ファーストステージで458点を獲得。上位5組によるファイナルステージにも進み、2本目で456点を記録しました。合計914点で最終順位は3位。優勝したライスの936点、2位のジャングルポケットの930点に続く結果でした。

当時の決勝結果を報じたマイナビニュースなどによると、ファーストステージではライスとジャングルポケットがともに466点を獲得し、かまいたちを上回っていました。かまいたちも高得点を記録していたものの、2本の合計で頂点に届かなかったのです。

この2016年の経験は、翌年の優勝を理解するうえで欠かせません。決勝に初進出した時点で高い評価を得ていた一方、優勝するには1本のネタだけでなく、2本目でも強い印象を残す必要がありました。かまいたちはその課題を翌年に乗り越えます。

【2017年】最終得点942点で優勝!2年間の戦績を比較

2017年10月1日、かまいたちはキングオブコントの10代目王者に輝きました。大会公式アーカイブと当日の報道によると、エントリー総数は2477組。かまいたちはファーストステージで2位につけ、ファイナルステージで最高得点を獲得して逆転優勝を果たしました。

2016年と2017年の決勝成績を比較すると、ファーストステージの得点を伸ばしただけでなく、最終決戦での得点が大きく上昇していることが分かります。

年度・項目 ファーストステージ ファイナルステージ 最終結果
2016年 458点 456点 914点・3位
2017年 464点 478点 942点・優勝
前年差 +6点 +22点 合計+28点

注目すべきは、2017年のファイナルステージで獲得した478点です。審査員5人がそれぞれ100点満点で採点する方式のもと、かまいたちはこの日最高の得点を記録。ファーストステージの464点と合わせて942点となり、優勝を決めました。

2016年からの伸びは合計28点です。もちろん、年度ごとに披露するネタや審査員の評価は異なるため、点数の上昇だけで実力の変化をすべて説明することはできません。それでも、2017年に2本目で高得点を獲得し、最終順位を逆転させた事実は、かまいたちの勝負強さを示しています。

【にゃんこスターとの順位差】942点を生んだ最終決戦の結果

キングオブコント2017を語るうえで欠かせないのが、にゃんこスターとの順位争いです。結成からわずか約5カ月で決勝に進出したにゃんこスターは、リズム縄跳びを取り入れた独特のネタで強いインパクトを残しました。

ファーストステージの順位は、にゃんこスターが466点で1位、かまいたちが464点で2位でした。その差はわずか2点。前半の審査では、にゃんこスターが優勝候補の一角として先行していたのです。

しかし、ファイナルステージでは状況が一変します。かまいたちは478点、にゃんこスターは462点を獲得。2本目だけで16点の差がつき、合計得点では次のようになりました。

  • 1位:かまいたち 942点
  • 2位:にゃんこスター 928点
  • 3位:さらば青春の光 922点
  • 4位:ジャングルポケット 910点
  • 5位:アンガールズ 904点

かまいたちとにゃんこスターの最終的な差は14点です。ファーストステージで2点負けていたかまいたちが、ファイナルステージで16点上回ったことで、順位が逆転しました。

お笑いナタリーが掲載した審査員別の採点結果を見ると、かまいたちのファイナルステージは松本人志96点、大竹一樹97点、三村マサカズ95点、日村勇紀96点、設楽統94点。全員が94点以上をつけています。特定の審査員だけが突出して高く評価したのではなく、5人から安定して高い評価を受けたことが942点につながりました。

一方、にゃんこスターはファーストステージで松本人志と三村マサカズから97点を獲得するなど、独創性とインパクトで高く評価されました。両者の差は、どちらのネタが絶対的に優れていたかという単純な問題ではありません。異なる個性を持つ2組が、それぞれのネタを披露し、2本の合計得点で勝敗が決まった結果です。

【かまいたちのコントネタ一覧】山内健司と濱家隆一の役割に注目

2017年の優勝を支えたのは、方向性の異なる2本のコントでした。吉本興業のニュースセンターや当日の会見報道では、1本目の「告白の練習」と、2本目の「軽い気持ちで」が紹介されています。

1本目「告白の練習」は、学校一の美女から告白を受ける場面を想定し、山内が演じる人物が練習するところを濱家が目撃する設定です。山内が作り出す人物の奇妙さと、濱家が状況に反応していく演技が組み合わさり、会話のなかで違和感が膨らんでいきます。

吉本興業の当時の報道によると、このネタは2017年8月に開催した大阪・なんばグランド花月での単独ライブで披露されたものでした。大会までの準備期間が長かったとはいえない新しいネタでしたが、舞台で積み上げてきた経験が本番の完成度を支えました。

2本目「軽い気持ちで」は、サーフショップでウェットスーツを試着したところ、きつくて脱げなくなるという設定です。題材そのものは日常にありそうな出来事ですが、状況が悪化していく過程と、必死さが増していく演技によって笑いを生み出しました。

このネタの発想について、濱家は大阪でのロケ番組などでウェットスーツを着る機会が多かったことを振り返っています。身近な経験をコントの設定に落とし込んだ点が特徴です。極端なキャラクターを描く1本目と、誰もが状況を想像しやすい2本目を並べたことで、かまいたちの表現の幅が際立ちました。

かまいたちのネタ作りを担う山内健司は、設定や展開の組み立てで独特の世界観を作り上げます。一方の濱家隆一は、相手役としての演技や反応、会話のテンポを通じて、その世界観を観客に伝える役割を担っています。2人の個性が別々に機能するのではなく、同じ状況を共有することで笑いが成立する点が、コンビとしての強みです。

2016年の決勝で披露したネタも振り返っておきましょう。当時の決勝結果をまとめたお笑いデータ資料では、1本目が「監禁」、2本目が「ホームルーム」とされています。初決勝の時点ですでに3位に入る実力を示しており、2017年の優勝は一夜限りの偶然ではなく、舞台で磨いてきたコントの積み重ねの延長線上にありました。

【かまいたちが優勝した理由】評判を分けた独創性と安定感

かまいたちが2017年のキングオブコントで優勝した理由を整理すると、主に3つの要素が見えてきます。

第一に、設定から笑いへつなげる構成力です。「告白の練習」では人物の異様さを徐々に見せ、「軽い気持ちで」では試着という身近な行為を予想外の展開へと導きました。設定を説明するだけで終わらず、観客が状況を理解したあとに笑いが積み重なる構造がありました。

第二に、2本目でも評価を伸ばしたことです。ファーストステージで首位だったにゃんこスターを逆転するには、1本目とは別の魅力を示す必要がありました。かまいたちは最終決戦で478点を獲得し、審査員全員から94点以上の評価を受けています。総合得点だけでなく、2本目の完成度が勝敗を左右したことが数字から読み取れます。

第三に、前年の経験を生かして舞台に臨んだことです。2017年の優勝後、濱家は当日の会見で、前年は審査員を意識しすぎていたものの、今回は観客を笑わせることに集中し、寄席のような感覚でネタを披露したと説明しています。評価を意識しすぎるのではなく、自分たちの間で笑いを作ることに集中した姿勢が印象的でした。

当時の評判を考えるうえでは、にゃんこスターの存在も重要です。独創的なネタが強い注目を集めたため、大会直後の報道では、話題性の面で優勝者のかまいたちが相対的に目立ちにくくなる状況も取り上げられました。しかし、話題になった順番と審査結果は別のものです。にゃんこスターがファーストステージで1位を獲得した一方、かまいたちは2本の合計得点で優勝しました。

かまいたちの評価を「にゃんこスターより面白かったから」と一言で片づけると、勝因を見誤ります。大会のルールに沿って2本のネタを披露し、それぞれで高い評価を獲得したことが優勝につながりました。独創的な発想に加えて、ネタ全体の完成度や演技の安定感が必要だったのです。

【芸歴・賞レース戦績と歴代優勝者】2026年最新のキングオブコント

かまいたちの賞レース戦績は、キングオブコントだけにとどまりません。吉本興業の公式プロフィールには、2007年のABCお笑い新人グランプリ最優秀新人賞、2013年のABCお笑いグランプリ優勝、2017年のキングオブコント優勝、2019年のM-1グランプリ準優勝などが掲載されています。

こうした実績から見えてくるのは、かまいたちがコントに強いだけでなく、漫才でも高い競争力を持つコンビだということです。2017年のキングオブコント優勝後、2019年にはM-1グランプリで準優勝。コントと漫才という異なる形式の賞レースで結果を残したことが、コンビの評価をさらに高めました。

キングオブコントの歴代優勝者を振り返ると、2008年のバッファロー吾郎から、2009年の東京03、2010年のキングオブコメディ、2011年のロバート、2012年のバイきんぐ、2013年のかもめんたる、2014年のシソンヌ、2015年のコロコロチキチキペッパーズ、2016年のライスへと王者が交代しています。

2017年にかまいたちが優勝した翌年はハナコ、2019年はどぶろっく、2020年はジャルジャル、2021年は空気階段、2022年はビスケットブラザーズ、2023年はサルゴリラ、2024年はラブレターズ、2025年はロングコートダディが優勝。そして、2026年10月17日に開催された第19回大会では、ジェラードンが19代目キングに輝きました。大会公式サイトとMANTANWEBの報道で最新の優勝結果を確認できます。

2026年大会はエントリー総数3445組で、史上初の敗者復活戦が導入されました。加えて、決勝の審査員は従来の5人から7人へと増員されています。ジェラードンはファーストステージ671点、ファイナルステージ671点、合計1342点で優勝しました。

ここで注意したいのが、異なる年度の得点をそのまま比較しないことです。2017年は審査員5人による各100点満点、2026年は7人による各100点満点で、1ステージあたりの満点が異なります。したがって、942点と1342点の数字だけを見て、どちらの王者が高く評価されたかを判断するのは適切ではありません。各年度の審査方式と大会ルールを踏まえて成績を読む必要があります。

【かまいたちキングオブコント】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:かまいたちはキングオブコントで何年に優勝しましたか? A1:2017年10月1日に開催されたキングオブコント2017で優勝しました。ファーストステージ464点、ファイナルステージ478点、合計942点を獲得し、10代目キングとなりました。

Q2:かまいたちのキングオブコント2016の順位は何位ですか? A2:2016年は決勝初進出で3位でした。ファーストステージ458点、ファイナルステージ456点、合計914点を獲得。優勝したライスの936点には22点届きませんでした。

Q3:2017年は、かまいたちとにゃんこスターのどちらが上位でしたか? A3:最終順位ではかまいたちが優勝、にゃんこスターが2位でした。ファーストステージではにゃんこスターが466点で首位、かまいたちが464点で2位でしたが、ファイナルステージでかまいたちが16点上回り、最終的に14点差で逆転しました。

Q4:かまいたちが2017年に披露したコントのタイトルは何ですか? A4:1本目は「告白の練習」、2本目は「軽い気持ちで」です。2本目はウェットスーツが脱げなくなる設定で、ファイナルステージ最高得点の478点を獲得しました。

Q5:キングオブコント2026年の優勝者は誰ですか? A5:2026年10月17日の決勝でジェラードンが優勝しました。合計1342点を獲得し、19代目キングとなっています。2026年大会では審査員が7人に増え、史上初の敗者復活戦も実施されました。

かまいたちのキングオブコント戦績は、2016年の決勝3位から2017年の優勝へとつながる、明確な転換点を持っています。初決勝では914点で3位に終わりましたが、翌年には合計942点を記録。ファーストステージで首位だったにゃんこスターを最終決戦で逆転し、10代目キングの座を獲得しました。

優勝の背景にあったのは、山内健司によるネタの構成力、濱家隆一の演技と間、そして方向性の異なる2本のコントを高い完成度で披露したことです。ファイナルステージで審査員5人全員から94点以上を獲得した事実は、かまいたちの強みを端的に示しています。

2026年にはジェラードンが新たな王者となり、キングオブコントの審査方式も変化しました。それでも、かまいたちが2017年に残した942点と逆転優勝の記録は、大会の歴史を振り返るうえで重要な実績です。結果を正しく理解するには、最終順位だけでなく、各ステージの得点、ネタの特徴、当時の大会ルールを合わせて確認することが大切です。

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トレンドリサーチャー 長谷川 澪
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