2026年の春高バレーは、男子が京都の東山高校、女子が大阪の金蘭会高校の優勝で幕を閉じました。第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会は、2026年1月5日から11日まで東京体育館で開催され、男女各52校が高校バレー日本一を争いました。
この記事では、春高バレー2026の組み合わせ抽選会で決まったトーナメントの仕組みから、男子・女子の初戦の対戦カード、試合日程、注目校の勝ち上がり、決勝の試合結果までを整理します。4連覇を目指した駿台学園や、全国大会で存在感を示した鎮西高校の戦いも振り返ります。
【春高バレー2026の組み合わせ】第78回大会の全体像と抽選会の結果

2026年大会の正式名称は「ジャパネット杯 春の高校バレー JVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会」です。日本バレーボール協会(JVA)の公式発表によると、組み合わせ抽選会は2025年11月30日に東京都内で行われました。
出場校は男子52校、女子52校の合計104校。各都道府県の代表校を中心に、北海道・神奈川県・大阪府からは男女各2校、東京都からは男女各3校が出場する枠組みでした。
大会は東京体育館を会場に、1回戦から決勝までをトーナメント形式で実施。1回戦を戦わず2回戦から登場するシード校もあり、抽選結果を読む際には、単に初戦のカードを見るだけでなく、勝ち上がった場合の次の対戦相手まで確認が必要です。
抽選会の段階では、男子の駿台学園が大会4連覇を目指す存在として注目されました。鎮西高校もインターハイなどでの実績を背景に上位進出が期待され、女子ではインターハイを制した金蘭会が優勝候補の一角に挙げられていました。
なお、2026年大会はすでに終了しています。現在、2026年のトーナメント表を調べる場合は、開催前に発表された組み合わせと、実際の試合結果が反映された最終記録を区別して確認すると、情報を取り違えずに済みます。
【男子の組み合わせ】駿台学園・鎮西・東山の対戦カードと結果
男子のトーナメントでは、東山高校、駿台学園、鎮西高校、清風高校などが優勝争いの中心となりました。最終的には東山が頂点に立ちましたが、そこに至るまでには、鎮西との準々決勝や、駿台学園を破った清風の快進撃など、見逃せない展開がありました。
以下は、男子1回戦の対戦カードと試合結果です。組み合わせを振り返る際の基礎資料として、日付ごとに整理しました。
男子1回戦:2026年1月5日
- 東洋(東京)2-0 開智(和歌山)
- 静清(静岡)2-0 鳥取中央育英(鳥取)
- 愛工大名電(愛知)2-1 常翔学園(大阪)
- 慶応義塾(神奈川)0-2 川内商工(鹿児島)
- 添上(奈良)0-2 県岐阜商(岐阜)
- 清風(大阪)2-0 札幌大谷(北海道)
- 東北(宮城)2-0 高松工芸(香川)
- 大分南(大分)1-2 東海大相模(神奈川)
- 鎮西学院(長崎)0-2 崇徳(広島)
- 西原(沖縄)2-0 新田(愛媛)
- 足利大附(栃木)1-2 小松大谷(石川)
- 郡山北工(福島)0-2 岡山東商(岡山)
男子1回戦:2026年1月6日
- 市立高知商(高知)0-2 日本航空(山梨)
- 山形中央(山形)1-2 松本国際(長野)
- 弘前工(青森)1-2 佐賀学園(佐賀)
- 都城工(宮崎)2-0 徳島科学技術(徳島)
- 雄物川(秋田)2-0 松阪工(三重)
- 一関修紅(岩手)1-2 高岡第一(富山)
- 安来(島根)2-0 高崎(群馬)
- 高川学園(山口)1-2 土浦日大(茨城)
男子のシード校は、東亜学園、鎮西、駿台学園、市立尼崎、近江、福井工大福井、東山、福岡大大濠、東海大札幌、関根学園、市立船橋、春日部共栄の12校でした。これらの学校は2回戦から登場しています。
特に注目されたのが、駿台学園と鎮西の勝ち上がりです。駿台学園は2回戦で県岐阜商を2-0、3回戦で日本航空を2-0、準々決勝で福井工大福井を2-1と下しました。一方の鎮西は、2回戦で愛工大名電に2-1、3回戦で土浦日大に2-0で勝利。しかし準々決勝では東山に0-2で敗れ、ベスト4進出を逃しました。
東山は2回戦で東北を2-0、3回戦で福岡大大濠を2-0、準々決勝で鎮西を2-0と破り、準決勝へ進出。雄物川との準決勝も3-0で制し、決勝への切符をつかみました。
【女子の組み合わせ】金蘭会・就実・東九州龍谷の対戦カードと結果
女子は、インターハイ優勝校の金蘭会、実力校の就実、東九州龍谷、大阪国際などが上位争いを繰り広げました。最終的に金蘭会と就実が決勝に進み、金蘭会がストレート勝ちで優勝。3セットとも競り合いとなった決勝は、スコア以上に緊張感のある試合でした。
女子1回戦の対戦カードと結果は次のとおりです。
女子1回戦:2026年1月5日
- 福井工大福井(福井)2-0 高崎女(群馬)
- 京都橘(京都)2-0 豊川(愛知)
- 横浜隼人(神奈川)2-0 氷上(兵庫)
- 旭川実業(北海道)2-0 敬愛学園(千葉)
- 國學院栃木(栃木)0-2 銀河学院(広島)
- 日本航空(山梨)0-2 東九州龍谷(大分)
- 八王子実践(東京)2-1 西彼杵(長崎)
- 青森西(青森)0-2 文京学院大女(東京)
- 盛岡誠桜(岩手)1-2 熊本信愛女(熊本)
- 高松南(香川)0-2 三重(三重)
- 古川学園(宮城)2-0 城南(徳島)
- 富士見(静岡)2-0 松山東雲(愛媛)
女子1回戦:2026年1月6日
- 土浦日大(茨城)0-2 誠英(山口)
- 西原(沖縄)0-2 安来(島根)
- 航空石川(石川)1-2 米沢中央(山形)
- 高知中央(高知)2-1 日南学園(宮崎)
- 近江兄弟社(滋賀)2-1 岩美(鳥取)
- 郡山女大附(福島)0-2 鹿児島城西(鹿児島)
- 秋田北(秋田)0-2 細田学園(埼玉)
- 岐阜第一(岐阜)0-2 富山第一(富山)
女子のシード校は、福岡女学院、就実、金蘭会、下北沢成徳、都市大塩尻、新発田商、開智、三浦学苑、札幌大谷、鳥栖商、大阪国際、奈良文化の12校でした。金蘭会は2回戦から出場し、三重を2-0、誠英を2-0、熊本信愛女を2-0で破って準決勝へ進出しました。
準決勝では、金蘭会が東九州龍谷を3-2で下しました。もう一方の準決勝は就実が大阪国際に3-0で勝利。金蘭会と就実という、実績と勢いを兼ね備えた2校による決勝が実現しました。
女子の組み合わせで押さえておきたいのは、金蘭会が決勝までに勝ち上がる過程で、東九州龍谷とのフルセットの接戦を乗り越えていた点です。決勝のストレート勝ちだけを見ると一方的な試合に思えますが、準決勝の消耗戦を含めて振り返ることで、優勝までの道のりがより明確になります。
【春高バレー2026の試合日程】抽選会から決勝までの流れ
第78回大会は2026年1月5日から11日までのうち6日間にわたって開催されました。試合が行われた日は1月5日、6日、7日、8日、10日、11日で、9日は競技日程に含まれていません。
日本バレーボール協会が発表した競技日程を、ラウンド別にまとめると次のとおりです。
| 日付 | 競技内容 | 大会の注目ポイント |
|---|---|---|
| 2025年11月30日 | 組み合わせ抽選会 | 男女各52校のトーナメントが決定 |
| 2026年1月5日(月) | 開会式・男女1回戦 | 大会初日。各校が初戦に臨む |
| 1月6日(火) | 男女1回戦・2回戦 | シード校が登場し、トーナメントが進行 |
| 1月7日(水) | 男女2回戦 | ベスト16進出を懸けた戦い |
| 1月8日(木) | 男女3回戦・準々決勝 | ベスト4進出校が決定 |
| 1月10日(土) | 男女準決勝 | 男女各2校が決勝進出 |
| 1月11日(日) | 男女決勝・閉会式 | 東山と金蘭会が優勝 |
試合日程を確認する際に気をつけたいのが、抽選会の日付と大会の開催日を混同しないことです。抽選会は前年の11月30日、大会本番は翌年1月に行われました。また、同じ「2回戦」でも男女で試合開始時刻や対戦カードが異なるため、特定の学校を追う場合は男女別の試合記録を見る必要があります。
2026年大会の全試合結果を追うなら、JVAの大会情報や、男子・女子別に試合結果を掲載したバレーボール専門メディアの記録が参考になります。大会終了後の情報では、抽選時の対戦予定ではなく、実際に勝ち上がった学校と最終スコアを確認できます。
【春高バレー2026の優勝校】東山高校と金蘭会の決勝を振り返る
2026年1月11日の決勝で、男子は東山高校が清風高校に3-1で勝利しました。女子は金蘭会高校が就実高校を3-0で破っています。JVAの公式発表では、東山は6年ぶり2度目、金蘭会は7年ぶり4度目の優勝とされています。
男子決勝:東山 3-1 清風
- 第1セット:東山 25-21 清風
- 第2セット:東山 19-25 清風
- 第3セット:東山 25-19 清風
- 第4セット:東山 25-17 清風
男子決勝は、東山が第1セットを取ったあと、清風が第2セットを奪い返す展開となりました。第3セットでは東山が岩田怜緯選手を中心に攻撃を組み立てて25-19で取り、第4セットも主導権を握って25-17で勝利。東山は接戦を乗り越え、王座を取り戻しました。
個人賞では、東山の岩田怜緯選手が男子最優秀選手賞を受賞しました。チームの優勝に加え、主力選手の活躍が大会を象徴する結果となりました。
女子決勝:金蘭会 3-0 就実
- 第1セット:金蘭会 25-20 就実
- 第2セット:金蘭会 29-27 就実
- 第3セット:金蘭会 28-26 就実
女子決勝はセットカウントこそ3-0でしたが、第2セットは29-27、第3セットは28-26と、いずれもデュースまでもつれ込む接戦でした。就実も終盤まで粘りを見せたものの、金蘭会はブロックやスパイクで勝負どころを押さえ、7年ぶりの優勝を決めました。
金蘭会の馬場柚希選手は女子最優秀選手賞を受賞。金蘭会はインターハイに続くタイトルを手にし、高校女子バレーのシーズンを締めくくる大きな成果を挙げました。
【プロの結論】トーナメント表から見える強豪校の勝ち上がりと大会の見どころ
春高バレーの組み合わせを見るうえで、最も大切なのは、学校の知名度や過去の優勝回数だけで勝敗を予測しないことです。トーナメントは一発勝負であり、1試合の結果がその後のすべてを左右します。シード校も初戦から勝利が保証されるわけではありません。
2026年大会は、その特徴がはっきり表れました。男子の駿台学園は4連覇を目指して準決勝まで進んだものの、清風との接戦を2-3で落としました。清風は決勝進出を果たしましたが、最後は東山に1-3で敗れ、初優勝には届きませんでした。
東山は準々決勝で鎮西を退け、準決勝では雄物川にストレート勝ち。決勝でも清風の反撃を受けながら、試合を立て直して勝利しました。単に組み合わせに恵まれたという見方だけでは、優勝までの過程を説明できません。対戦相手の強さに加え、セットを失った後にどう修正したかが、結果を読み解くポイントになります。
女子では、金蘭会が準決勝で東九州龍谷に3-2で競り勝ち、決勝では就実をストレートで下しました。準決勝でのフルセットの戦いを経ても決勝で勝ち切った点は、トーナメントを通じた試合運びを考えるうえで重要です。
また、組み合わせ表は大会前の予想と大会後の検証の両方に役立ちます。大会前なら、シード校の初戦や同じブロックに入った強豪校を確認することで、勝ち上がりの難しさを比較できます。大会後なら、どの段階で有力校が敗退したかを追い、最終的な順位と照らし合わせられます。
春高バレー2026の結果から得られる判断基準は明快です。優勝校を把握したい人は決勝のスコアを、強豪校の実力を比較したい人は準々決勝から準決勝までの対戦相手を、初戦の組み合わせを知りたい人は1回戦とシード校の2回戦を確認してください。目的に合わせて見る範囲を変えると、トーナメント表の情報をより正確に読み取れます。
【春高バレー組み合わせ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:春高バレー2026の組み合わせ抽選会はいつ行われましたか?
A1:2025年11月30日に東京都内で行われました。大会本番は2026年1月5日から11日まで、東京体育館で開催されました。
Q2:春高バレー2026の男子・女子の優勝校はどこですか?
A2:男子は京都府の東山高校、女子は大阪府の金蘭会高校です。東山は決勝で清風を3-1、金蘭会は就実を3-0で下しました。
Q3:駿台学園と鎮西高校は2026年大会でどこまで勝ち上がりましたか?
A3:駿台学園は準決勝まで進み、清風に2-3で敗れました。鎮西高校は準々決勝で東山に0-2で敗退し、ベスト4進出を逃しました。
春高バレー2026は、男女各52校が参加した第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会です。2025年11月30日の抽選会でトーナメントが決まり、2026年1月11日の決勝で男子は東山高校、女子は金蘭会高校が優勝しました。
男子では駿台学園の連覇が途絶え、清風が決勝へ進出。女子では金蘭会が東九州龍谷との接戦を制し、就実との決勝でも勝ち切りました。大会結果を振り返る際は、優勝校だけでなく、準決勝や準々決勝での対戦カードも確認すると、トーナメント全体の流れが見えてきます。
なお、2026年大会の組み合わせと結果は確定済みです。次回大会の対戦カードを探している場合は、2026年大会の記録と、次回大会の出場校・抽選結果を分けて確認することが大切です。
主な参照資料:日本バレーボール協会の組み合わせ発表・大会結果、男子および女子の全試合記録。