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万博の次回開催国はどこ?2027年セルビア・2030年サウジアラビアを徹底比較

土屋 航平 土屋 航平 • 更新: • 公開: • 読了約 21 分
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2026年10月現在、大阪・関西万博の次に開催される国際博覧会は、2027年のセルビア・ベオグラード万博です。一方、大阪・関西万博と同じ「登録博覧会」に分類される次の万博は、2030年のサウジアラビア・リヤド万博となります。この2つは開催年だけでなく、博覧会の種類、開催期間、会場規模、テーマにも大きな違いがあります。

博覧会国際事務局(BIE)の公式発表によると、ベオグラード万博は2027年5月15日から8月15日までの93日間、リヤド万博は2030年10月1日から2031年3月31日までの6カ月間にわたって開催される予定です。2025年に閉幕した大阪・関西万博の次の開催地を知りたい人は、まず「次に開催される万博」と「次の登録博覧会」を区別すると、情報を正確に整理できます。

【まず結論】万博の次回開催国はどこ?2027年セルビアと2030年サウジアラビア

万博次回開催国

「万博の次回開催国」を調べる際に混乱しやすいのは、国際博覧会に複数の区分があることです。開催年が最も近いイベントを尋ねているのか、大阪・関西万博と同じ規模・区分のイベントを尋ねているのかによって、答えが変わります。

2025年4月13日から10月13日まで開催された大阪・関西万博は、BIEの分類で「登録博覧会」に当たります。その次に開催される国際博覧会が、2027年のセルビア・ベオグラード万博です。そして、次の登録博覧会が2030年のサウジアラビア・リヤド万博となります。

したがって、「大阪・関西万博の次に開かれる万博はどこ?」という質問への答えはセルビアです。「次の世界万博はどこ?」という意味で、登録博覧会に限定している場合はサウジアラビアが該当します。

この違いは、単なる呼び方の問題ではありません。会場の設計、開催期間、参加国が展示を行う方法、イベント全体の規模を理解するうえでも重要です。

【比較表】2027年ベオグラード万博と2030年リヤド万博の違い

両大会の基本情報を比較すると、2027年と2030年の万博がそれぞれ異なる役割を担っていることが分かります。開催地や日程に加えて、BIEが定める公式区分とテーマを確認しておきましょう。

比較項目 2027年ベオグラード万博 2030年リヤド万博
開催国 セルビア サウジアラビア
開催都市 ベオグラード リヤド
開催日程 2027年5月15日〜8月15日 2030年10月1日〜2031年3月31日
公式区分 認定博覧会(専門博) 登録博覧会(世界博覧会)
開催期間 93日間 6カ月間
公式テーマ Play for Humanity – Sport and Music for All Foresight for Tomorrow
会場規模 最大25ヘクタールの枠組み 約600万平方メートルの会場計画
主な特徴 遊び、スポーツ、音楽を通じた人間の成長や交流 技術、地球環境、人間、文化、協働を通じた未来の形成

表の情報は、BIEの各大会公式ページと主催者の公表資料に基づいています。会場面積は専門博に適用される上限と、リヤド万博の計画面積を示しており、実際の展示面積が同じ条件で比較できるという意味ではありません。

また、リヤド万博のテーマについては、開催国決定時の表現と、正式登録後の公式表記を区別する必要があります。2023年の開催国決定時には「The Era of Change: Together for a Foresighted Tomorrow」というテーマ表現が使われましたが、2025年の正式登録に関するBIEの発表では「Foresight for Tomorrow」と表記されています。

【2027年ベオグラード万博】セルビアで開かれる専門博の日程・テーマ・最新情報

2027年のベオグラード万博は、セルビアの首都ベオグラードで2027年5月15日から8月15日まで開催される認定博覧会です。英語の公式テーマは「Play for Humanity – Sport and Music for All」。日本語では「人類のための遊び――すべての人にスポーツと音楽を」といった意味になります。

BIEは、この大会を西バルカン地域で初めて開催される専門博として紹介しています。会場ではスポーツや音楽、遊びが人々の成長や創造性、社会のつながりにどのような役割を果たすのかを、各国の展示や文化プログラムを通じて伝える計画です。

開催日程は2027年5月15日から8月15日まで

開催期間は93日間です。専門博は原則として最長3カ月、展示区域は最大25ヘクタールという枠組みで運営されます。大阪・関西万博のような半年間の登録博覧会と比べると、期間も会場の制度上の規模もコンパクトです。

ベオグラード万博の会場は、セルビアのベオグラード市内にあるスルチン地区の開発計画と結び付いています。主催者は、国際パビリオン、テーマ展示エリア、企業・優良事例の展示エリアなどを整備する構想を示しています。

公式テーマはスポーツと音楽、そして「遊び」

ベオグラード万博の特徴は、科学技術や経済成長だけでなく、遊びという身近な活動を国際的なテーマに据えている点です。公式説明では、遊びが人間の創造性や革新、成長を促し、不確実な社会において個人や地域社会の回復力を高める可能性に注目しています。

テーマは「Power of Play」「Play for Progress」「Play Together」という3つのサブテーマに展開されます。それぞれ、遊びを通じた回復や持続可能性、進歩や想像力の促進、人々の交流や平和、包摂を重視する考え方です。

スポーツや音楽は、言語や国境を越えて参加しやすい分野です。そのため、ベオグラード万博は、各国の技術力や産業政策を競う場というよりも、文化交流や人間の可能性を体験する場としての性格が強い大会になります。

2026年時点の参加状況と来場者見込み

ベオグラード万博の公式サイトでは、139の国・国際参加者が参加を確定したと案内されています。また、来場者は400万人超を見込んでいます。いずれも主催者が公表している参加状況や予測であり、最終的な参加者数や来場者数を示す実績値ではありません。

公式案内では、93日間を通じて8,000を超えるイベントも計画されています。各国の展示だけでなく、音楽やスポーツ、文化的なプログラムを含めて楽しめる構成を目指している点が特徴です。

なお、2027年の開催国は2023年6月21日にBIE加盟国の投票でセルビアに決まりました。その後、2024年11月25日にはBIE総会が正式な認定を承認しています。開催国の選出から正式な認定まで、段階を踏んで準備が進められてきました。

【2030年リヤド万博】サウジアラビアの開催期間・テーマ・最新計画

2030年のリヤド万博は、サウジアラビアの首都リヤドで2030年10月1日から2031年3月31日まで開催される登録博覧会です。大阪・関西万博と同じ区分に当たり、世界各国がそれぞれのパビリオンなどを通じて、地球規模の課題や未来社会のあり方を発信する場となります。

BIEは2023年11月28日、サウジアラビアを2030年万博の開催国に選出しました。さらに2025年6月17日には、BIE総会がリヤド万博の正式登録を承認しています。2026年現在、開催地の決定だけでなく、国際博覧会としての正式な登録も済んでいます。

開催期間は2030年10月から2031年3月まで

リヤド万博の開催期間は6カ月間です。会場計画の規模は約600万平方メートルで、主催者は197の参加国、230を超えるパビリオン、4,200万人以上の来場を見込んでいます。これらは公式サイトに掲載された計画上の数値であり、確定した最終実績ではありません。

サウジアラビアは、国家変革計画「ビジョン2030」を進めています。経済の多角化や観光産業の育成、都市開発などを進める同国にとって、リヤド万博は国際社会に向けて将来像を示す大規模な機会になります。

公式テーマ「Foresight for Tomorrow」が示すもの

リヤド万博の公式テーマは「Foresight for Tomorrow」です。未来を見通し、変化を理解し、技術革新や持続可能性、国際的な協力を通じて将来の社会を形づくるという考え方が中心にあります。

公式サイトでは、テーマを支える分野として「Technology(技術)」「Planet(地球)」「Humanity(人間)」「Culture(文化)」「Collaboration(協働)」の5つを掲げています。気候や環境、技術、人々の暮らし、文化の継承、国際協力といった課題を横断的に扱う構想です。

ベオグラード万博が遊びやスポーツ、音楽という具体的な切り口から人間の可能性を考えるのに対し、リヤド万博は社会全体の未来を広く扱います。このテーマの違いは、展示の内容や国際会議、企業・研究機関による参加企画にも反映されると考えられます。

リヤド万博の準備状況を見る際のポイント

2026年時点で注目したいのは、正式登録を経て、国際参加者の招請や会場計画などの実施段階に入っていることです。開催日程や公式テーマはBIEの発表で確認でき、会場の整備方針や参加見込みは主催者の公式情報で追うことができます。

ただし、参加国数、展示内容、施設の完成時期、イベントの詳細は、今後の準備状況に応じて更新される可能性があります。旅行を計画する場合は、開催年だけを頼りにせず、正式な開幕日、チケット情報、交通アクセス、宿泊条件が発表された段階で確認することが大切です。

【開催国決定の経緯】セルビアとサウジアラビアはどう選ばれた?

万博の開催国は、開催を希望する国が立候補し、博覧会国際事務局(BIE)の加盟国による投票などを経て決まります。BIEは国際博覧会の開催を調整・監督する政府間組織であり、開催国や博覧会の区分を理解するうえで欠かせない存在です。

2027年の開催国は4回の投票を経てセルビアに決定

BIEの公式発表によると、2027年の専門博の開催国は2023年6月21日、BIE第172回総会で選出されました。開催候補には、米国ミネソタ州、タイのプーケット、セルビアのベオグラード、スペインのマラガ、アルゼンチンのバリローチェが含まれていました。

投票は4回にわたって行われ、最終的にセルビアの開催計画が支持を集めました。テーマは「Play for Humanity – Sport and Music for All」で、2027年5月15日から8月15日までベオグラードで開催する計画が採用されています。

その後、2024年11月のBIE総会で正式な認定が承認されました。開催国に選ばれることと、博覧会として正式な認定を受けることは別の段階です。この経緯は、万博の開催決定を調べる際に押さえておきたい点です。

2030年の開催国はサウジアラビアに決定

2030年の登録博覧会をめぐっては、サウジアラビアのリヤド、韓国の釜山、イタリアのローマが開催地に立候補しました。BIE第173回総会で行われた2023年11月28日の投票では、サウジアラビアが第1回投票で119票を獲得し、開催国に選出されています。

BIEの公表結果では、韓国が29票、イタリアが17票でした。候補が3カ国の場合、規定上、開催国を第1回投票で決めるには投票の3分の2以上が必要です。サウジアラビアはこの条件を満たし、追加投票を行わずに開催国の座を獲得しました。

2025年6月にはBIE総会が正式登録を承認しました。したがって、2026年時点でリヤド万博は開催地が選ばれただけの構想段階ではなく、国際博覧会として正式登録された大会です。

博覧会国際事務局(BIE)の役割とは

BIEは、1928年の国際博覧会条約に基づいて設立された政府間組織です。国際博覧会の開催を調整し、登録博覧会や認定博覧会の区分、開催間隔、期間などのルールを管理しています。

開催地の発表や主催者のニュースだけでは、博覧会の区分や正式な開催状況が分かりにくい場合があります。その際は、BIEの公式ページに掲載された区分、日程、テーマ、正式登録・認定の発表を確認するのが確実です。

【歴代万博開催国一覧】大阪・関西万博から次の開催地までを整理

次回開催国を理解するには、直近の登録博覧会と専門博の流れを合わせて見ると分かりやすくなります。登録博覧会は5年ごとの開催が基本で、その間に専門博が開催される仕組みです。ただし、過去には開催間隔や制度が異なっていた時期もあります。

  • 2010年:中国・上海万博。登録博覧会として開催され、都市開発や国際交流の大規模な舞台となりました。
  • 2015年:イタリア・ミラノ万博。食料や栄養、持続可能性を扱った登録博覧会です。
  • 2017年:カザフスタン・アスタナ万博。エネルギーをテーマに開催された専門博です。
  • 2020年:アラブ首長国連邦・ドバイ万博。新型コロナウイルスの影響で開催が延期され、実際には2021年10月から2022年3月まで開催されました。
  • 2025年:日本・大阪・関西万博。「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、2025年4月13日から10月13日まで開催されました。
  • 2027年:セルビア・ベオグラード万博。大阪・関西万博の次に開催される専門博です。
  • 2030年:サウジアラビア・リヤド万博。大阪・関西万博と同じ登録博覧会の次回開催に当たります。

この一覧で注意したいのは、「万博」という言葉が登録博覧会だけを指すとは限らないことです。一般的なニュースや検索では、専門博も含めた国際博覧会全体を「万博」と呼ぶ場合があります。そのため、開催年を追うだけでは、どの種類の博覧会を指しているのか判断できないことがあります。

登録博覧会と専門博の違い

登録博覧会は、英語の公式名称では「International Registered Exhibition」と呼ばれます。世界各国が普遍的なテーマのもとに参加し、独自のパビリオンを建設したり、専用スペースを活用したりして展示を行います。開催期間は最長6カ月で、現在の制度では5年ごとの開催が基本です。

一方、専門博に相当する認定博覧会は「International Recognised Exhibition」と呼ばれます。人類が直面する特定の課題をテーマに据え、開催期間は最長3カ月、会場の展示区域は最大25ヘクタールとされています。会場の基本的な施設は主催者側が整備し、参加者は提供されたスペースを自国のテーマに合わせて活用します。

つまり、登録博覧会と専門博は、どちらが上位という関係ではありません。幅広いテーマを大規模に扱うか、明確な課題に焦点を当てるかという、制度上の違いがあります。ベオグラード万博とリヤド万博の比較でも、この区分を押さえることが重要です。

【プロの視点】次の万博はどちらを見るべき?注目ポイントと判断基準

2027年のベオグラード万博と2030年のリヤド万博は、単に開催年が異なるイベントではありません。テーマの性格や会場規模、開催期間が違うため、どのような体験や情報を求めているかによって注目する大会も変わります。

文化・スポーツ・音楽を楽しみたいなら2027年ベオグラード

スポーツや音楽、文化交流を通じて各国の価値観に触れたい人にとって、ベオグラード万博は注目すべき大会です。テーマが具体的で、遊びや人間の創造性といった身近な題材から国際的な課題を考えられる点が特徴です。

開催期間が93日間と比較的短いため、旅行を検討する場合は、訪問時期と見たいプログラムを早めに絞ることがポイントになります。参加国やイベントの内容は準備段階で更新されるため、主催者が発表する最新の展示・催事情報を確認すると、計画を立てやすくなります。

未来技術や環境、都市の変化に関心があるなら2030年リヤド

技術革新、環境問題、文化、国際協力など、複数の分野を横断して未来社会を考えたい人には、リヤド万博が大きな関心対象になります。6カ月間という長い開催期間と大規模な会場計画により、多様な国際展示や交流プログラムが展開される見通しです。

ただし、会場面積や参加国数、来場者数の見込みだけで、実際の満足度を判断することはできません。具体的な展示内容、移動のしやすさ、混雑対策、気候条件、滞在費なども含めて検討する必要があります。旅行先として比較する場合は、開催地の観光情報や交通・宿泊条件も重要な判断材料です。

開催国のニュースを追うなら「選出」「正式認定・登録」「開催準備」を区別

万博関連のニュースを読む際には、開催国の選出、BIEによる正式な認定・登録、会場建設や参加国の確定という段階を分けて理解すると、情報を整理しやすくなります。ベオグラードは2023年に開催国に選ばれ、2024年に正式認定を受けました。リヤドは2023年に開催国に選ばれ、2025年に正式登録されています。

また、開催テーマについても、立候補時の説明と、正式登録後の公式表記が異なる場合があります。リヤド万博のようにテーマ表現が整理されるケースでは、過去の報道だけでなく、BIEの最新の開催概要と主催者の公式発表を併せて確認することが大切です。

【万博次回開催国】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:大阪・関西万博の次の開催国はどこですか?

A1:開催年が最も近い国際博覧会は、2027年のセルビア・ベオグラード万博です。2027年5月15日から8月15日まで開催されます。大阪・関西万博と同じ登録博覧会に限定した場合、次の開催国は2030年のサウジアラビアです。

Q2:2027年のセルビア万博と2030年のサウジアラビア万博は何が違いますか?

A2:セルビアのベオグラード万博は、遊び・スポーツ・音楽をテーマにした認定博覧会(専門博)で、開催期間は93日間です。サウジアラビアのリヤド万博は、未来社会や技術、環境、文化などを幅広く扱う登録博覧会で、開催期間は6カ月間です。

Q3:2030年リヤド万博の開催日程とテーマは決まっていますか?

A3:はい。BIEの正式登録発表では、開催期間は2030年10月1日から2031年3月31日まで、公式テーマは「Foresight for Tomorrow」とされています。今後の展示内容やチケットなどの詳細は、主催者の公式発表で確認できます。

【プロの結論】次回開催国を正しく理解するためのポイント

2026年10月時点で、大阪・関西万博の次に開催される国際博覧会は、2027年のセルビア・ベオグラード万博です。そして、次の登録博覧会は2030年のサウジアラビア・リヤド万博です。この2つの答えが異なるのは、万博に複数の区分が存在するためです。

ベオグラード万博は「Play for Humanity – Sport and Music for All」をテーマに、遊びやスポーツ、音楽を通じた人間の成長と交流を扱います。一方、リヤド万博は「Foresight for Tomorrow」を掲げ、技術、地球環境、人間、文化、協働という幅広い分野から未来社会を考える構想です。

次回開催国を調べるときは、開催年と都市だけでなく、登録博覧会か認定博覧会か、公式日程はいつか、テーマは何か、BIEの正式な認定・登録を受けているかという4点を確認が必要です。こうした基準を押さえれば、2027年のセルビアから2030年のサウジアラビアへと続く万博の流れを、ニュースや旅行計画の両面から正確に理解できます。

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トレンドリサーチャー 土屋 航平
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試合結果はリーグ公式記録と照合し、選手コメントは発表元と日付を添えて掲載します。数値は一次記録のみを使います。

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