2026年の映画賞シーズンを前に、スポーツ報知が主催する「報知映画賞」が注目を集めています。第51回報知映画賞のファン投票は10月1日に始まり、締切は2026年10月31日(土)。10月28日現在、投票期間は残りわずかです。候補作品・俳優の選出を経て、11月の選考委員会で各賞の受賞者が決まる予定です。
前年の第50回では、映画『国宝』が作品賞・邦画部門を受賞し、主演男優賞の吉沢亮、主演女優賞の北川景子をはじめ、話題作や実力派俳優が表彰されました。2026年の投票方法やノミネート発表の見通し、選考基準、歴代受賞者、BS10プレミアム賞の仕組みまで、報知新聞社の公式発表と過去の受賞記録をもとに整理します。
【2026年最新】第51回報知映画賞の投票締切とノミネート発表はいつ?

第51回報知映画賞のファン投票は、報知新聞社が2026年10月1日に公表した募集要項に基づき実施されています。締切は10月31日(土)で、インターネットとはがきによる応募が可能です。
報知映画賞は、スポーツ新聞が単独開催する映画賞として1976年に誕生しました。2026年で第51回を迎え、ファンが作品や俳優を推薦する仕組みを長年維持しています。単に映画評論家が選ぶ賞ではなく、一般の映画ファンが候補選出の入口に参加できる点が特徴です。
気になるノミネート発表については、公式募集要項で選考の流れが示されている一方、第51回の候補一覧の具体的な公表日は明記されていません。公表されている予定は、ファン投票の結果を踏まえて候補を選出し、11月の選考委員会で各賞を決定するというものです。
したがって、10月28日時点では、候補発表と受賞結果を区別して情報を確認する必要があります。ファン投票で上位に入った作品や俳優が、そのまま受賞者になるわけではありません。正式なノミネート一覧と最終結果は、報知新聞社による公式発表で確認するのが確実です。
なお、投票対象となる新作の公開期間は、2025年12月1日から2026年11月30日まで。有料で一般公開された作品に加え、この期間内に公開予定の作品も対象に含まれます。そのため、投票締切の時点で未公開の映画でも、対象期間内の公開予定などの条件を満たせば候補となる可能性があります。
【投票方法】オンライン・はがきの応募手順と注意点
報知映画賞のファン投票は、オンラインとはがきの2つの方法が公式募集要項に掲載されています。報知映画賞事務局の公式案内では、主要映画館に設置された投票用紙による応募も案内されています。オンラインでの登録に抵抗がある人は、はがきによる応募を検討できます。
オンライン投票の手順インターネットで投票する場合は、スポーツ報知の報知映画賞投票フォームから応募します。投票フォームの利用には、無料の「読売ID」登録が必要です。登録自体は無料ですが、入力内容や応募条件を確認してから送信しましょう。
- スポーツ報知の報知映画賞投票サイトを開く。
- 読売IDを登録するか、登録済みのIDでログインする。
- 作品賞・邦画部門、主演男優賞、主演女優賞などの各部門に投票する。
- 締切の10月31日までに応募を完了する。
俳優賞や監督賞に投票するときは、人物名だけでなく対象作品名も明記する必要があります。作品と演技の組み合わせを正確に入力することが、応募時の基本です。
はがき投票の書き方と送付先はがきで応募する場合は、各部門で投票する作品名・人物名に加え、希望する賞品をA賞からG賞までの中から1つ選び、必要事項を記入します。記載漏れを防ぐため、投函前に次の項目を確認してください。
- 投票する部門と作品名・人物名
- 希望する賞品(A賞~G賞から1つ)
- 郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号
送付先は、報知新聞社事業部「報知映画賞」係です。郵便番号は〒130-8633。締切は消印有効ではなく、10月31日必着と案内されています。郵送する場合は、配送にかかる日数を考慮し、余裕を持って投函しましょう。
また、投票は全部門の記入が求められています。候補が思い浮かばない部門は、募集要項に従って「該当なし」と記入できます。無理に作品や人物を選ぶ必要はありません。
投票者には抽選で賞品が当たる企画も用意されています。2026年の募集では、ホテルのペアディナー券やカメラなどが賞品として発表されています。応募の際は、投票内容だけでなく、賞品の選択や必要事項にも注意してください。
【選考基準】報知映画賞の部門一覧と受賞者が決まる仕組み
報知映画賞の大きな特徴は、ファン投票を候補選出に反映させたうえで、最終的な受賞者を選考委員会が決める二段階の仕組みです。ファン投票の順位だけで受賞が自動的に決まる制度ではありません。
報知新聞社の公式募集要項によると、各賞ではファン投票の最上位の作品・人物を含め、報知映画賞事務局が原則として作品部門は15作品、アニメ作品賞は5作品、個人部門は10人をノミネートします。その後、選考委員会で受賞者を決定します。
主な表彰部門は次の9部門です。
- 作品賞・邦画部門:日本映画の作品を対象とする賞。
- 作品賞・海外部門:海外作品を対象とする賞。
- アニメ作品賞:アニメーション映画を対象とする賞。
- 主演男優賞・主演女優賞:作品の中心を担う俳優の演技を評価する賞。
- 助演男優賞・助演女優賞:脇を支える俳優の演技を評価する賞。
- 監督賞:映画の演出を担った監督を評価する賞。
- 新人賞:原則として、本格デビューから3年以内の俳優・監督などを対象とする賞。
俳優賞や監督賞では、海外作品に出演した日本の俳優や、海外作品を演出した日本の監督も対象に含まれます。新人賞には本格デビューからの年数に関する基準があり、単純に若い俳優だけを対象とする制度ではありません。
一方、一般にいう「選考基準」について、公開された募集要項が示しているのは、対象期間、各賞の部門、候補者数の目安、ファン投票と選考委員会による決定という枠組みです。演技力や作品の完成度などを何点ずつ配点するかといった詳細な採点式は、募集要項には示されていません。
つまり、投票結果はファンの支持を反映する重要な材料ですが、それだけで作品の芸術的評価や最終順位を決めるものではありません。人気と選考委員による評価の両方が関係する点を理解すると、ノミネート発表や受賞結果をより正確に読み解けます。
【歴代受賞者】第48回~第50回の作品賞・主演賞を比較
報知映画賞の過去の受賞一覧を振り返ると、邦画部門の作品賞や主演賞には、その年の映画界を代表する作品・俳優が並んでいます。2023年から2025年までの主要な受賞結果を比較すると、作品賞と個人賞の組み合わせから、各年の映画界の動向が見えてきます。
| 開催年・回 | 作品賞・邦画部門 | 監督賞 | 主演男優賞 | 主演女優賞 | アニメ作品賞 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023年・第48回 | 『月』 | 山崎貴 | 横浜流星 | 綾瀬はるか | 『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』 |
| 2024年・第49回 | 『正体』 | 塚原あゆ子 | 横浜流星 | 石原さとみ | 『ルックバック』 |
| 2025年・第50回 | 『国宝』 | 李相日 | 吉沢亮 | 北川景子 | 劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来 |
※各年の受賞結果は、報知新聞社の過去の受賞一覧および各回の受賞発表に基づきます。
第48回から第49回にかけては、横浜流星が主演男優賞を2年連続で受賞しました。第49回では『正体』が作品賞・邦画部門を受賞し、助演女優賞の吉岡里帆と合わせて同作が複数の賞を獲得しています。
第50回では『国宝』が作品賞・邦画部門に選ばれ、主演男優賞の吉沢亮、監督賞の李相日、BS10プレミアム賞にもつながりました。1つの作品が複数部門で評価されるケースは、作品全体の評価と個々の演技への評価が重なることを示す好例です。
【第50回の受賞結果】『国宝』と吉沢亮・北川景子の評価
2025年に発表された第50回報知映画賞では、『国宝』が作品賞・邦画部門を受賞しました。報知新聞社の2025年12月2日付の受賞発表によると、主演男優賞は『国宝』の吉沢亮、主演女優賞は『ナイトフラワー』の北川景子が受賞。2人とも報知映画賞の主演賞は初受賞でした。
第50回の各賞の結果は次のとおりです。
- 作品賞・邦画部門:『国宝』
- 作品賞・海外部門:『エミリア・ペレス』
- アニメ作品賞:劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来
- 主演男優賞:吉沢亮(『国宝』)
- 主演女優賞:北川景子(『ナイトフラワー』)
- 助演男優賞:佐藤二朗(『爆弾』)
- 助演女優賞:森田望智(『ナイトフラワー』)
- 監督賞:李相日(『国宝』)
- 新人賞:松谷鷹也(『栄光のバックホーム』)
- BS10プレミアム賞:『国宝』
『国宝』は作品賞、主演男優賞、監督賞、BS10プレミアム賞の4つの賞で評価されました。作品の完成度だけでなく、主演俳優の演技や監督の演出、別枠の作品レビューによる評価まで、異なる角度から支持を得たことが特徴です。
主演女優賞の北川景子は『ナイトフラワー』での演技が評価されました。同作は助演女優賞の森田望智も受賞しており、1つの作品から複数の俳優が評価される結果となっています。
海外部門では『エミリア・ペレス』、アニメ作品賞では『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』が選出されました。邦画の実写作品だけでなく、海外映画やアニメーション作品にも独立した評価の場が設けられていることが、報知映画賞の特徴です。
【BS10プレミアム賞】通常のファン投票との違いと応募条件
第50回から新設されたBS10プレミアム賞も、第51回を追ううえで見逃せないポイントです。この賞は通常の9部門とは別に設けられた賞で、BS10プレミアムが実施するレビュー投稿の仕組みを通じて作品を評価します。
第51回の公式案内では、2025年12月以降に公開された邦画作品を対象に、作品の感想と評価を投稿できるとされています。評価項目は、口コミ、オリジナリティ、映像、ストーリー、演技の5つです。
一般のファン投票と異なるのは、投稿資格に条件がある点です。BS10プレミアム賞のレビュー投稿は、投稿期間中にBS10プレミアムへ加入している人が対象とされています。投稿期間は2026年10月31日までで、投稿者には抽選で報知映画賞の表彰式への招待などが用意されています。
第50回では『国宝』がこの賞にも選ばれました。作品の感想を投稿する制度と、各部門のファン投票は同じものではありません。投票したい部門が通常の報知映画賞なのか、BS10プレミアム賞なのかを確認し、それぞれの応募条件に従うことが大切です。
また、BS10プレミアム賞の評価項目は、一般のファン投票における公式の配点基準を意味するものではありません。両者を混同せず、別の評価制度として理解すると、賞の仕組みを整理しやすくなります。
【報知映画賞】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:第51回報知映画賞のファン投票はいつまで?
A1:2026年10月31日(土)までです。オンライン投票は同日まで受け付けられ、はがきは同日必着です。郵送の場合は消印有効ではないため、到着日を考慮して早めに投函してください。
Q2:報知映画賞の投票に会員登録は必要?
A2:オンライン投票では無料の読売ID登録が必要です。会員登録を利用しない場合は、必要事項を記入したはがきによる応募方法があります。投票する部門、作品名・人物名、希望賞品、氏名や連絡先などの記載事項を確認しましょう。
Q3:第51回のノミネート作品や受賞結果は発表された?
A3:第51回の募集要項では、ファン投票上位の作品・人物を含めて候補を選出し、11月の選考委員会で各賞を決定する予定が示されています。候補一覧の具体的な発表日については募集要項に明記されていないため、正式なノミネート発表と受賞結果は報知新聞社の公式発表で確認してください。
2026年の第51回報知映画賞は、10月31日のファン投票締切を控え、候補選出と11月の選考委員会に注目が集まる時期です。オンライン投票とはがき投票が用意され、ファンの支持を候補選出に反映させたうえで、最終的な受賞者を選考委員会が決定します。
応募する場合は、締切日だけでなく、対象作品の公開期間、各賞の部門、俳優賞・監督賞における作品名の記入、はがきの必着条件を確認が必要です。候補や受賞結果を知りたい場合は、ファン投票の順位と正式なノミネート・受賞発表を区別して確認しましょう。
前年の第50回では『国宝』が複数の賞を獲得し、吉沢亮や北川景子らが主演賞に選ばれました。第51回でも、邦画、海外映画、アニメ、俳優、監督それぞれの評価がどのように結実するのかが見どころです。歴代受賞者と最新の公式発表を照らし合わせながら、2026年の映画賞シーズンを追っていきましょう。