2026年1月18日、広島市で開催された「天皇盃 第31回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会」は、宮城県が2時間16分55秒の大会タイ記録で初優勝を飾りました。2位は福島県、3位は兵庫県。前回までの優勝チームが長野県だったなか、宮城県が新たな歴史を刻みました。
今大会では、1区の鈴木大翔選手が19分06秒の区間新記録をマーク。加えて、最長13kmの7区では群馬県の青木瑠郁選手が36分57秒で区間賞を獲得しました。この記事では、日本陸上競技連盟の公式リザルトと大会公式記録をもとに、全国47都道府県の総合順位、7区間の区間賞、コースの特徴、歴代優勝チームまで詳しく整理します。
【全国都道府県対抗男子駅伝2026】宮城県が初優勝!総合順位と大会記録を解説

第31回大会の優勝は宮城県。総合タイムは2時間16分55秒で、前回大会の長野県が記録した2時間16分55秒に並びました。大会新記録ではなく、大会タイ記録での優勝です。
宮城県は1区で仙台育英高校の鈴木大翔選手が首位発進。2区終了時点では福島県に先行を許しましたが、3区終了時点で再び総合トップに立ち、その後は首位を守ってフィニッシュしました。序盤の好発進だけでなく、中盤以降に先頭を取り戻し、リードを維持した点が優勝への重要な流れとなりました。
2位の福島県は2時間17分20秒。宮城県との差は25秒でした。3位の兵庫県は2時間17分53秒で、福島県との差は33秒。4位の岡山県は2時間17分55秒、5位の群馬県は2時間17分58秒と、表彰台の直後ではわずかなタイム差の争いが続きました。
日本陸上競技連盟が公表した公式リザルトでは、上位8チームは宮城、福島、兵庫、岡山、群馬、埼玉、愛知、千葉の順です。前回までの開催大会で優勝を重ねてきた長野県は、今回は2時間20分05秒で20位となりました。
【全国男子駅伝2026の全47都道府県結果】総合順位・タイム一覧
以下は、第31回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会の総合成績です。順位は公式リザルトに基づき、47都道府県すべてのフィニッシュタイムを掲載しています。同タイムのチームについても、公式発表の順位に従って記載しました。
| 総合順位 | 都道府県 | 総合タイム |
|---|---|---|
| 1位 | 宮城県 | 2時間16分55秒 |
| 2位 | 福島県 | 2時間17分20秒 |
| 3位 | 兵庫県 | 2時間17分53秒 |
| 4位 | 岡山県 | 2時間17分55秒 |
| 5位 | 群馬県 | 2時間17分58秒 |
| 6位 | 埼玉県 | 2時間18分16秒 |
| 7位 | 愛知県 | 2時間18分24秒 |
| 8位 | 千葉県 | 2時間18分50秒 |
| 9位 | 静岡県 | 2時間18分55秒 |
| 10位 | 神奈川県 | 2時間19分14秒 |
| 11位 | 大阪府 | 2時間19分19秒 |
| 12位 | 京都府 | 2時間19分21秒 |
| 13位 | 広島県 | 2時間19分24秒 |
| 14位 | 福岡県 | 2時間19分30秒 |
| 15位 | 鳥取県 | 2時間19分48秒 |
| 16位 | 山形県 | 2時間19分51秒 |
| 17位 | 鹿児島県 | 2時間19分54秒 |
| 18位 | 茨城県 | 2時間19分59秒 |
| 19位 | 熊本県 | 2時間20分02秒 |
| 20位 | 長野県 | 2時間20分05秒 |
| 21位 | 新潟県 | 2時間20分08秒 |
| 22位 | 宮崎県 | 2時間20分13秒 |
| 23位 | 岐阜県 | 2時間20分22秒 |
| 24位 | 栃木県 | 2時間20分26秒 |
| 25位 | 東京都 | 2時間20分36秒 |
| 26位 | 佐賀県 | 2時間20分44秒 |
| 27位 | 岩手県 | 2時間21分05秒 |
| 28位 | 北海道 | 2時間21分26秒 |
| 29位 | 山口県 | 2時間21分31秒 |
| 30位 | 三重県 | 2時間21分47秒 |
| 31位 | 滋賀県 | 2時間22分02秒 |
| 32位 | 奈良県 | 2時間22分05秒 |
| 33位 | 沖縄県 | 2時間22分06秒 |
| 34位 | 高知県 | 2時間22分25秒 |
| 35位 | 山梨県 | 2時間22分25秒 |
| 36位 | 福井県 | 2時間22分25秒 |
| 37位 | 富山県 | 2時間22分43秒 |
| 38位 | 大分県 | 2時間22分49秒 |
| 39位 | 青森県 | 2時間23分07秒 |
| 40位 | 徳島県 | 2時間23分13秒 |
| 41位 | 愛媛県 | 2時間23分32秒 |
| 42位 | 秋田県 | 2時間24分20秒 |
| 43位 | 石川県 | 2時間24分23秒 |
| 44位 | 島根県 | 2時間24分33秒 |
| 45位 | 和歌山県 | 2時間24分54秒 |
| 46位 | 香川県 | 2時間26分21秒 |
| 47位 | 長崎県 | 2時間29分25秒 |
順位表から見えてくるのは、上位争いの密度です。4位の岡山県と5位の群馬県の差は3秒、3位の兵庫県と4位の岡山県の差は2秒しかありません。上位8チームのうち、5チームが2時間17分台を記録しました。
一方、34位から36位までは高知県、山梨県、福井県がいずれも2時間22分25秒で並びました。表示タイムが同じでも順位は異なるため、順位を確認するときはタイムだけでなく公式の順位表も併せて見る必要があります。
【全国男子駅伝2026の区間賞一覧】鈴木大翔が区間新、青木瑠郁が最終区を制す
2026年大会では、1区の鈴木大翔選手が区間新記録を樹立したほか、静岡県、群馬県、兵庫県、福島県、埼玉県からも区間賞獲得者が生まれました。各区間の最速記録と選手は次のとおりです。
- 1区(7.0km):鈴木大翔(宮城県・仙台育英高校)19分06秒。区間新記録。
- 2区(3.0km):関響佑(静岡県・清水中学校)8分25秒。
- 3区(8.5km):帰山侑大(群馬県・駒澤大学)23分35秒。
- 4区(5.0km):新妻昂己(兵庫県・西脇工業高校)14分05秒。
- 5区(8.5km):栗村凌(福島県・学法石川高校)24分07秒。
- 6区(3.0km):逸見明駿(埼玉県・川越西中学校)8分34秒。
- 7区(13.0km):青木瑠郁(群馬県・國學院大學)36分57秒。
この区間賞一覧は、日本陸上競技連盟が公表した公式記録に基づいています。中学生、高校生、大学生、社会人がそれぞれの区間を担う大会らしく、異なる年代の選手が各区間で結果を残しました。
1区・鈴木大翔が19分06秒の区間新記録宮城県の鈴木大翔選手は、仙台育英高校の選手として1区7kmを19分06秒で走破しました。区間賞だけでなく、区間新記録を記録した点が今大会の大きなトピックです。宮城県はこの区間で首位に立ち、優勝争いに弾みをつけました。
ただし、1区での首位発進がそのまま優勝を保証したわけではありません。2区終了時には福島県が総合首位に浮上しています。駅伝では、序盤の勢いを中継所ごとにどうつなぐかが勝敗を左右します。
7区・青木瑠郁が36分57秒で区間賞群馬県の青木瑠郁選手は、最長区間となる7区13kmで36分57秒をマーク。2位の静岡県・西澤侑真選手の36分58秒を1秒上回りました。岡山県の池田勘汰選手も37分16秒で3位に入っています。
青木選手の区間賞は個人記録として際立つ一方、群馬県の総合順位は5位でした。最終区の区間賞とチームの総合優勝は別の評価軸です。駅伝の結果を深く読み解くには、個人の区間タイムと、6人の走者がつないだ中継時点の順位、そして最終的な総合タイムを分けて確認することが欠かせません。
【全国男子駅伝のコース】7区間48kmの距離と各区間の特徴
全国都道府県対抗男子駅伝は、広島市の平和記念公園前を発着点とする全7区間・48.0kmのコースで行われます。2026年大会は1月18日午後0時30分にスタートしました。日本陸上競技連盟の大会情報と公式リザルトには、各区間の距離と選手別の記録が掲載されています。
- 1区:7.0km — 高校生が担当する序盤の区間。チームの流れをつくる重要なスタートです。
- 2区:3.0km — 中学生が担う短距離区間。短い距離でのスピードが大切です。
- 3区:8.5km — 大学生・社会人などが力を発揮する長めの区間です。
- 4区:5.0km — 高校生が担当する区間。前後の区間とのつながりが重要になります。
- 5区:8.5km — 高校生が担う長距離区間。総合順位を左右する場面の一つです。
- 6区:3.0km — 中学生が走る短距離区間。アンカーへ渡す順位が注目されます。
- 7区:13.0km — 大学生・社会人などが担う最長区間。優勝争いの決着をつけるアンカー区間です。
中学生、高校生、大学生・社会人が力を合わせることが、この大会の大きな特徴です。単に各都道府県のトップランナーを集めるだけでなく、年代の異なる選手が一つのチームとして襷をつなぐため、選手選考や区間配置も結果を左右します。
2026年大会の宮城県は、1区の区間新記録で好スタートを切ったあと、2区で一度首位を譲り、3区終了時点で再びトップに浮上しました。区間賞の数だけでは説明できない、区間ごとの順位変動とチーム全体の安定感が優勝につながったと考えられます。
【全国都道府県対抗男子駅伝の歴代優勝チーム】長野の連覇から宮城の初優勝へ
大会公式サイトの歴代優勝チーム記録によると、2026年大会の前には長野県が複数回にわたって優勝を重ねていました。2026年は宮城県が初めて頂点に立ち、優勝チームの顔ぶれが変わりました。
- 2026年・第31回:宮城県 — 2時間16分55秒。初優勝、大会タイ記録。
- 2025年・第30回:長野県 — 2時間16分55秒。大会記録を樹立。
- 2024年・第29回:長野県 — 2時間17分00秒。
- 2023年・第28回:長野県 — 2時間17分10秒。
- 2020年・第25回:長野県 — 2時間17分11秒。
- 2019年・第24回:福島県 — 2時間19分43秒。
- 2018年・第23回:埼玉県 — 2時間19分10秒。
- 2017年・第22回:長野県 — 2時間19分09秒。
- 2016年・第21回:愛知県 — 2時間20分12秒。
2021年と2022年は大会が中止されたため、開催された大会の優勝記録を比較する際は、その点にも注意が必要です。長野県は2020年と2023~2025年の開催大会で優勝し、2026年は20位。そこに宮城県が大会タイ記録で割って入ったことで、今後の勢力図にも注目が集まります。
また、歴代優勝タイムを比較すると、長野県が2025年に記録した2時間16分55秒は、2026年の宮城県と同じタイムです。大会タイ記録という言葉は、従来の記録を更新したという意味ではなく、過去の最高記録に並んだことを指します。優勝チームの歴史を追う際には、優勝回数と記録の両方を見ると大会の変遷が分かりやすくなります。
【プロの結論】2026年大会の記録から読み解く勝敗のポイント
2026年の結果を評価するうえで、最も重要なのは「区間賞を何人獲得したか」だけではありません。宮城県は1区で区間新記録を記録した一方、7区の区間賞は群馬県の青木瑠郁選手が獲得しています。それでも宮城県が総合優勝を果たした事実は、駅伝が個人の最速記録を単純に合算する競技ではないことを示しています。
宮城県は2区で一度トップを譲ったものの、3区終了時点で首位を取り戻しました。以降は各区間で大きく崩れることなくリードを守り、アンカーの山平怜生選手が2時間16分55秒でフィニッシュ。7区の個人タイムは37分54秒で区間22位でしたが、チームとしては首位を守り切っています。アンカーの区間順位だけで優勝チームの強さを判断できないことが、この結果からも分かります。
一方、福島県は総合2位、兵庫県は3位。岡山県と群馬県も3位との差がわずかで、上位争いは最後まで僅差でした。全47チームの順位を見ると、上位だけでなく、中位から下位まで各都道府県が記録を競い合ったことが分かります。
結果を調べる際は、次の3点を区別すると誤解を避けられます。
- 総合順位:7区間を通したチーム全体の最終順位。
- 区間賞:各区間で最も速いタイムを記録した選手の表彰。チーム順位とは必ずしも一致しません。
- 大会記録と区間新記録:大会記録は全体の総合タイム、区間新記録は個別の区間における記録です。2026年は宮城県が大会タイ記録、鈴木大翔選手が1区の区間新記録を記録しました。
総合成績を確認したい人は47都道府県の順位表、個人の活躍を知りたい人は区間賞一覧、長期的な勢力の変化を追いたい人は歴代優勝チームの記録を見るのが適切です。日本陸上競技連盟の公式リザルトと大会公式サイトを基準にすれば、速報記事の途中経過と確定した最終結果を混同せずに済みます。
【都道府県対抗男子駅伝結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:全国男子駅伝2026で優勝した都道府県はどこですか?
A1:宮城県です。2026年1月18日の第31回大会で、2時間16分55秒の大会タイ記録をマークし、初優勝を果たしました。
Q2:2026年の全国男子駅伝で福島県と兵庫県は何位でしたか?
A2:福島県は2時間17分20秒で2位、兵庫県は2時間17分53秒で3位でした。宮城県との差は、それぞれ25秒、58秒です。
Q3:2026年大会の区間賞を獲得した選手は誰ですか?
A3:1区は宮城県の鈴木大翔選手、2区は静岡県の関響佑選手、3区は群馬県の帰山侑大選手、4区は兵庫県の新妻昂己選手、5区は福島県の栗村凌選手、6区は埼玉県の逸見明駿選手、7区は群馬県の青木瑠郁選手です。鈴木選手は1区で区間新記録、青木選手は7区で36分57秒を記録しました。
第31回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会は、宮城県が2時間16分55秒で初優勝を飾りました。福島県が2位、兵庫県が3位となり、岡山県、群馬県、埼玉県、愛知県、千葉県までの8チームが入賞。1区の鈴木大翔選手による区間新記録、7区の青木瑠郁選手による区間賞も、2026年大会を象徴する記録となりました。
大会全体の結果を理解するには、総合順位、区間賞、歴代優勝チームの3つを併せて見ることが大切です。宮城県が大会タイ記録で歴史を塗り替えた一方、僅差で続いた福島県や兵庫県、区間ごとに強さを示した各チームの走りにも、次回大会へつながる見どころがありました。
全国男子駅伝の確定記録や過去大会の優勝チームを確認する際は、日本陸上競技連盟の公式リザルトと、ひろしま男子駅伝の大会公式記録が基本資料となります。2026年の結果を出発点に、各都道府県の順位変動や区間記録を追うことで、次回大会の見どころもより明確になります。