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夏のオリンピック開催地一覧2026最新版!歴代都市と2036年候補国を徹底解説

長谷川 澪 長谷川 澪 • 更新: • 公開: • 読了約 20 分
目次

夏のオリンピック開催地は、2024年のパリ(フランス)に続き、2028年がロサンゼルス(アメリカ)、2032年がブリスベン(オーストラリア)に決まっています。では、その次の2036年大会はどこで開催されるのでしょうか。2026年10月現在、国際オリンピック委員会(IOC)は開催地の選考に向けた新たな日程を公表しており、インド、カタール、韓国などが招致への関心を示しています。

夏季オリンピック開催地一覧を歴代大会から整理すると、開催都市の移り変わりだけでなく、戦争による大会中止、東京2020の延期、そして開催地選考の仕組みの変化も見えてきます。この記事では、2026年時点の開催地と今後の日程を一覧表で比較し、2036年大会の決定時期や候補国の動向まで詳しく解説します。

【2026年最新】夏のオリンピック開催地はどこ?次回はロサンゼルス

夏のオリンピック開催地

2026年現在、夏季オリンピックの開催地として確定している直近の大会は、2024年のパリ、2028年のロサンゼルス、2032年のブリスベンです。2036年大会は選考過程にあり、開催都市はまだ決まっていません。

ここで注意したいのが、2026年という年の意味です。2026年にはイタリアでミラノ・コルティナ冬季オリンピックが開催されましたが、夏季オリンピックは開催されません。夏季大会の次の開催年は2028年です。日本オリンピック委員会(JOC)の大会別資料でも、パリ2024、ロサンゼルス2028などが夏季大会として整理されています。

また、開催地を調べるときは「開催国」と「開催都市」を区別することも大切です。例えば、2028年大会の開催国はアメリカ、開催都市はロサンゼルスです。一方、2032年大会はブリスベンを中心に、クイーンズランド州南東部の地域も含めた計画で準備が進められています。

開催地の情報を確認する際は、次の3点を押さえると混乱しません。

  • 直近の開催実績:2024年パリ大会
  • 次回以降の確定開催地:2028年ロサンゼルス、2032年ブリスベン
  • 今後の選考対象:2036年大会。開催国・開催都市ともに未決定

【歴代一覧】夏のオリンピック開催都市と開催国を1896年から整理

近代オリンピックの夏季大会は、1896年にギリシャのアテネで始まりました。その後、ヨーロッパや北米を中心に開催され、1964年の東京大会を経て、アジアや南米などにも開催地域が広がっています。

以下は、JOCの「オリンピック開催地一覧」を基に、歴代の開催都市と開催国をまとめた一覧です。戦争で中止された大会、開催返上となった大会、将来の開催予定も区別しています。

開催年 開催都市 開催国・地域 備考
1896年アテネギリシャ近代五輪の第1回
1900年パリフランス第2回
1904年セントルイスアメリカ第3回
1908年ロンドンイギリス第4回
1912年ストックホルムスウェーデン第5回
1916年ベルリンドイツ第一次世界大戦で中止
1920年アントワープベルギー第7回
1924年パリフランスパリで2回目の開催
1928年アムステルダムオランダ第9回
1932年ロサンゼルスアメリカロサンゼルス初開催
1936年ベルリンドイツ第11回
1940年東京(返上)日本開催権返上後、代替開催も中止
1944年ロンドンイギリス第二次世界大戦で中止
1948年ロンドンイギリス戦後初の夏季大会
1952年ヘルシンキフィンランド第15回
1956年メルボルン、ストックホルムオーストラリア、スウェーデン馬術競技は検疫上の事情からストックホルムで開催
1960年ローマイタリア第17回
1964年東京日本アジア初の夏季五輪
1968年メキシコシティメキシコ第19回
1972年ミュンヘン西ドイツ第20回
1976年モントリオールカナダ第21回
1980年モスクワソ連第22回
1984年ロサンゼルスアメリカロサンゼルス2回目
1988年ソウル韓国第24回
1992年バルセロナスペイン第25回
1996年アトランタアメリカ第26回
2000年シドニーオーストラリア第27回
2004年アテネギリシャアテネ2回目
2008年北京中国第29回
2012年ロンドンイギリスロンドン3回目
2016年リオデジャネイロブラジル南米初の夏季五輪
2020年東京日本新型コロナウイルスの影響で2021年に延期開催
2024年パリフランスパリ3回目
2028年ロサンゼルスアメリカ開催予定
2032年ブリスベンオーストラリア開催予定
2036年未定未定IOCが開催地選考を進行中

歴代開催地を見ると、同じ都市が繰り返し開催するケースがある一方、開催地域は少しずつ広がってきました。ロンドンは1908年、1948年、2012年の3回、ロサンゼルスも1932年、1984年に続き2028年の開催が予定されています。

ただし、一覧にある「開催年」は、必ずしも実際に競技が行われた年と一致するわけではありません。東京2020大会は大会名に2020を残したまま、実際には2021年に開催されました。歴代大会を調べる場合は、大会の名称と実施時期を分けて把握する必要があります。

次の2大会は開催地が決定しており、公式日程も公表されています。旅行や観戦の計画を立てる場合は、開会式・閉会式の日程と、競技ごとの実施日程を区別して確認しましょう。

2028年:ロサンゼルスオリンピック

開催期間は2028年7月14日〜30日です。ロサンゼルスでの開催は1932年、1984年に続く3回目となります。大会組織委員会のLA28が公表した公式日程では、7月14日に開会式、7月30日に閉会式が予定されています。

開催計画の特徴は、既存のスタジアムや競技施設を活用する方針です。LA28は新たな恒久施設の建設を抑え、南カリフォルニアの既存会場を活用する計画を示しています。これは、五輪後に使われない施設を大量に残すリスクや、大会のための新規投資を抑える観点から注目される点です。

なお、開会式と閉会式の日程が決まっていても、各競技の開始時刻や会場は競技日程の更新によって変更される可能性があります。観戦を目的に渡航する場合は、競技別の公式スケジュールを確認してから航空券や宿泊先を手配するのが現実的です。

2032年:ブリスベンオリンピック

開催期間は2032年7月23日〜8月8日です。オーストラリアのブリスベンが中心となり、クイーンズランド州南東部の地域と連携して大会を実施する計画です。IOCの大会資料でも、この期間が夏季オリンピックの日程として示されています。

ブリスベン大会の特徴は、都市単独で競技施設を完結させるのではなく、広い地域を活用する開催構想にあります。会場配置や交通網、選手の移動時間、既存施設の利用計画などが、大会運営を評価するうえで重要になります。

ロサンゼルスとブリスベンの両大会に共通するのは、開催都市の知名度だけでは大会の全体像を把握できないという点です。実際の競技会場は周辺地域にも広がるため、観戦計画では都市名だけでなく、競技会場の所在地や移動条件にも目を向ける必要があります。

【選考の仕組み】オリンピック開催地はIOCがどう決める?

夏季オリンピックの開催地を選ぶのは、国際オリンピック委員会(IOC)です。開催を希望する国や都市が名乗りを上げるだけで決まるわけではなく、計画の実現可能性、財政面の保証、競技施設、選手の環境、開催後の地域への効果などを含めて評価されます。

IOCは2019年に新たな開催地選考の対話方式を導入し、2026年には2036年大会に向けた選考制度の改革を進めました。従来のように一律の招致日程を設定する方式から、開催計画の熟度やIOC側の戦略に合わせて候補を絞り込む方式へと変化しています。

開催地決定までの4段階
  1. 継続的対話(Continuous Dialogue):IOCと開催に関心を持つ国・地域が、具体的な大会年を確定させずに計画の可能性を探ります。この段階では、開催の確約や最終候補入りを意味しません。
  2. 戦略的対話(Strategic Dialogue):IOC理事会が選んだ関心表明者について、特定大会に向けた計画をより詳しく評価します。施設計画や財政保証などが検討されます。
  3. 対象を絞った対話(Targeted Dialogue):優先開催候補として選ばれた相手と、具体的な計画や法的・財政的保証を詰めます。
  4. 開催地の選出:IOC理事会が選出に進める候補を示し、IOC総会でIOC委員が投票します。開催地は秘密投票によって決まります。

IOCの公式説明では、将来開催地委員会が候補の計画を検討し、IOC理事会に助言・推薦を行います。最終的に開催地を選ぶ権限はIOC総会にあります。つまり、開催を表明したこと、IOCと対話を始めたこと、最終候補に選ばれたこと、開催地に決定したことは、それぞれ異なる段階です。

この違いを理解しておくと、ニュースで「招致を目指す」「IOCと協議中」「候補に選ばれた」といった表現が使われた際、どこまで手続きが進んでいるのかを判断しやすくなります。

【2036年大会】開催地はいつ決まる?インド・カタール・韓国の招致動向

2036年夏季オリンピックの開催地は、2026年10月28日時点で未決定です。IOCが2026年10月に公表した選考日程では、2027年3月に関心表明者を戦略的対話へ進める候補を絞り込み、2028年12月に優先開催候補との対象を絞った対話を開始し、2029年半ばにIOC総会で開催地を選出する計画となっています。

現在、IOCが2036年大会の開催に関心を示す関係者として公表しているのは、ドイツ、ハンガリー、インド、カタール、韓国、南アフリカ、トルコの7カ国です。これらは継続的対話の段階にある関係者であり、最終候補や開催決定国の一覧ではありません。

2036年大会の主な選考スケジュール
  • 2026年10月31日:IOCが2036年大会について新たな関心表明者を検討対象に加える期限。
  • 2026年11月:現在の関心表明者が将来開催地委員会に計画を提示する予定。
  • 2027年3月まで:IOCによる実現可能性評価を進める。
  • 2027年3月:IOC理事会が戦略的対話に進む関係者を絞り込む予定。
  • 2028年12月:選ばれた優先開催候補との対象を絞った対話を開始する予定。
  • 2029年半ば:IOC総会で開催地を選出する予定。

特に2026年10月31日は、2036年大会の選考に関心を示す新たな関係者を加える期限としてIOCが示した日付です。2026年10月28日現在、期限まで残り3日ですが、この期限を過ぎた時点で開催地が決まるわけではありません。その後も評価や対話、候補の絞り込みが続きます。

インド:初の五輪開催を目指す動き

インドは2036年大会の招致に関心を示している国の一つです。インドが開催国に選ばれれば、同国初のオリンピック開催となります。人口規模やスポーツ市場の大きさを背景に国際的な注目を集める一方、実際の評価では競技施設の整備、移動・宿泊の受け入れ能力、資金計画、行政面の保証など、具体的な大会運営能力が問われます。

IOCの公表資料で確認できるのは、インドが2036年大会への関心を示す関係者に含まれていることです。招致への意欲と、IOCによる最終的な開催地選出は別の段階であり、現時点では開催決定を意味しません。

カタール:中東での開催構想に注目

カタールも2036年大会の開催に関心を示しています。カタールが開催国となれば、イスラム教徒が多数を占める国で初めての夏季オリンピック開催となる可能性があり、国際スポーツ大会の開催実績をどのように五輪計画へつなげるかが焦点となります。

一方、開催計画の評価では、気候条件に応じた競技環境、選手や観客の安全、会場整備の持続可能性、財政面の裏付けなどが検討対象になります。開催への関心を示しているという事実だけで、これらの条件をクリアしたと判断することはできません。

韓国:過去の開催実績を持つ候補国

韓国は1988年にソウルで夏季オリンピックを開催し、2018年には平昌で冬季オリンピックを開催しました。夏季大会の開催経験を持つことは、運営ノウハウや施設の活用を考えるうえで一つの要素になります。

ただし、過去に五輪を開催した実績があることだけで、次の大会の開催地に選ばれるわけではありません。既存施設の更新費用、地域の交通・宿泊計画、国民や自治体の支持、長期的なレガシーなど、現在の計画そのものが評価されます。

なお、IOCが公表している7カ国の一覧は、2036年大会への関心を示す関係者の一覧です。インド、カタール、韓国だけに候補を絞ったものではなく、ドイツ、ハンガリー、南アフリカ、トルコも含まれています。

【開催国と開催都市の違い】2036年の候補を見極める3つの判断基準

夏季オリンピックのニュースを読む際、開催国と開催都市を混同しないことが重要です。大会名には代表的な都市が使われることが多いものの、競技会場はその都市の外にも設置できます。ロサンゼルス2028やブリスベン2032も、都市名だけでは大会全体の会場配置を説明しきれません。

また、IOCは開催地を選ぶ際、単純に都市の知名度や国の経済規模だけを比較しているわけではありません。2026年に公表された2036年大会の選考方針では、競技施設の配置や選手の体験、資金計画、政治・世論の支持、大会を実行する能力、開催後に地域へ残す効果などが評価項目として挙げられています。

判断基準1:競技施設と選手の環境

大会の開催には、競技ごとの会場だけでなく、選手村、練習施設、交通アクセス、医療・安全対策など幅広い準備が必要です。既存施設を利用できるか、新設する場合は大会後も活用できるか、競技会場間の移動が選手に過度な負担を与えないかが重要になります。

判断基準2:資金計画と社会的な支持

オリンピックの開催には、競技施設の整備だけでなく、警備、輸送、運営、宿泊、情報通信など多くの費用が伴います。IOCが重視するのは資金の規模だけではなく、計画の実現可能性や法的・財政的な保証、政治や地域社会の支持です。

開催に伴う経済効果は、観光や雇用の増加だけでなく、公共投資の負担や大会後の施設維持費も含めて考える必要があります。招致側が示す経済効果の予測と、実際に地域に残る利益は同じものではありません。

判断基準3:大会後に地域へ何を残すか

IOCは、開催地が大会を通じて地域社会に長期的な利益をもたらすことも評価しています。スポーツ施設の継続利用、交通インフラの改善、地域スポーツへの参加機会、環境負荷への対応などがその例です。

大会期間中の華やかさだけでなく、開催後も地域住民が施設やインフラを活用できるかどうかが、開催計画の持続可能性を判断するうえで欠かせません。

【プロの結論】招致表明よりも「選考段階」と「実現可能性」を見る

2036年大会の動向を追うときは、国名だけを並べた候補ランキングよりも、IOCの選考がどこまで進んでいるかに注目するのが有効です。継続的対話に参加している段階では、開催国も開催都市も決定していません。戦略的対話への選出、対象を絞った対話への移行、そしてIOC総会での選出という段階を区別する必要があります。

開催計画を比較するときは、競技会場、財政保証、地域の支持、選手の環境、大会後の施設利用という5つの視点で確認すると、招致に関するニュースをより立体的に理解できます。開催への関心を示したというニュースだけで、開催地が有力になったと判断しないことが大切です。

【夏のオリンピック開催地】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年の夏季オリンピック開催地はどこですか?
A1:2026年に夏季オリンピックは開催されません。2026年はミラノ・コルティナ冬季オリンピックの年で、次の夏季大会は2028年のロサンゼルス大会です。

Q2:2028年ロサンゼルスオリンピックはいつ開催されますか?
A2:公式日程では、2028年7月14日に開会式、7月30日に閉会式が予定されています。競技別の日程や会場は、大会組織委員会の最新発表で確認してください。

Q3:2036年オリンピックの開催地はいつ決まりますか?
A3:IOCは2029年半ばに開催地を選出する計画を公表しています。2027年3月に戦略的対話へ進む関係者を絞り込み、2028年12月に優先開催候補との対象を絞った対話を開始する予定です。

Q4:2036年大会にはどの国が立候補していますか?
A4:IOCが公表した関心表明者は、ドイツ、ハンガリー、インド、カタール、韓国、南アフリカ、トルコの7カ国です。ただし、この段階は最終候補の確定や開催決定を意味しません。

Q5:オリンピック開催地はどのように決まりますか?
A5:IOCの将来開催地委員会が計画を評価し、IOC理事会が選考過程を進めます。最終的にはIOC総会でIOC委員が投票して開催地を選出します。現在の方式では、継続的対話、戦略的対話、対象を絞った対話を経て選出に進みます。

2026年10月現在、夏のオリンピック開催地は、2024年のパリから2028年のロサンゼルス、2032年のブリスベンへと続きます。ロサンゼルス大会は2028年7月14日〜30日、ブリスベン大会は2032年7月23日〜8月8日の日程が公表されています。

次の焦点となる2036年大会は、開催地の選考が進んでいる段階です。IOCは2027年3月に戦略的対話へ進む関係者を絞り込み、2028年12月に優先開催候補との対話を開始し、2029年半ばに開催地を選出する計画を示しています。インド、カタール、韓国を含む7カ国が関心を示していますが、現時点で開催国・開催都市は確定していません。

夏季五輪の開催地を調べる際は、歴代開催都市の一覧だけでなく、開催国と開催都市の違い、公式日程、IOCの選考段階を合わせて確認することが大切です。2036年大会についても、招致表明のニュースだけで判断せず、IOCによる評価や候補の絞り込み、最終的な選出時期を追うことで、開催地決定までの動きを正確に把握できます。

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トレンドリサーチャー 長谷川 澪
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