2026年の甲子園埼玉県予選は、7月26日に県営大宮球場で決勝が行われ、花咲徳栄が浦和学院を7-3で下して、2年ぶり9度目の優勝を果たしました。第108回全国高等学校野球選手権埼玉大会には、県内150校から139チームが参加。夏の甲子園出場を懸けた約3週間の戦いは、強豪校同士の決勝で幕を閉じました。埼玉新聞や高校野球ドットコムの大会記録でも、優勝校、準優勝校、決勝スコアが確認できます。
この記事では、2026年の埼玉大会の結果速報、準決勝のスコア、トーナメントの進行、試合日程、県営大宮球場での決勝、テレ玉の高校野球中継、歴代優勝校を整理します。加えて、埼玉代表・花咲徳栄の甲子園での結果や、2026年秋の県内高校野球の動きまで解説します。
【2026年の結果速報】花咲徳栄が浦和学院を7-3で下し優勝

第108回全国高校野球選手権埼玉大会の決勝は、2026年7月26日、県営大宮球場で開催されました。花咲徳栄と浦和学院という県内屈指の強豪校が激突し、花咲徳栄が7-3で勝利。夏の埼玉大会を制し、2年ぶり9度目となる甲子園出場を決めました。
試合は序盤から一方的な展開にはなりませんでした。浦和学院が3回に先制し、花咲徳栄が6回に追いつく展開。均衡が崩れたのは8回で、花咲徳栄が勝ち越しに成功すると、9回にも追加点を挙げてリードを広げました。浦和学院も8回裏に2点を返して食い下がりましたが、最後は花咲徳栄が逃げ切りました。
一球速報.comの公式記録では、花咲徳栄は12安打、浦和学院は9安打。両チームともに安打を重ねた試合でしたが、終盤の好機を得点につなげた花咲徳栄が勝負を決めました。浦和学院にとっては悔しい準優勝となり、甲子園出場は持ち越しとなりました。
今回の優勝で注目したいのは、花咲徳栄が2024年以来、再び夏の埼玉県大会を制したことです。2025年の代表校は叡明でしたが、2026年は花咲徳栄が県内の頂点に返り咲きました。優勝校だけでなく、決勝まで勝ち上がった浦和学院や準決勝進出校の戦いぶりも、大会全体を振り返るうえで欠かせません。
【準決勝・組み合わせ】昌平と立教新座はどこまで迫った?
決勝進出を懸けた準決勝は、7月24日に行われました。花咲徳栄は昌平を6-3で破り、浦和学院は立教新座に9-0で勝利。対照的なスコアで、それぞれ決勝への切符を手にしています。
花咲徳栄と昌平の試合は、3点差の接戦となりました。昌平も決勝進出を狙って粘りましたが、花咲徳栄が得点を積み重ねて勝利。一方、浦和学院は立教新座を無失点に抑え、9得点で快勝しました。両校が決勝へ進んだことで、2026年の埼玉大会は花咲徳栄と浦和学院の強豪対決に集約されました。
高校野球ドットコム、朝日新聞・日刊スポーツの大会記録では、準々決勝から決勝までの結果も確認できます。準々決勝では、花咲徳栄が川口市立に9-2、昌平が山村学園に3-2、浦和学院が秀明英光に10-0、立教新座が大宮東に11-6で勝利しました。ベスト4には、花咲徳栄、浦和学院、昌平、立教新座が名を連ねています。
主な日程と結果を整理すると、次のとおりです。
| 日程 | 大会段階 | 主な結果・内容 |
|---|---|---|
| 6月17日 | 組み合わせ抽選会 | 対戦カード決定 |
| 7月8日 | 開会式・1回戦 | 県営大宮球場で開幕 |
| 7月9日~20日 | 1回戦~5回戦 | 各球場で勝ち上がりを争う |
| 7月22日 | 準々決勝 | 花咲徳栄、浦和学院、昌平、立教新座が4強入り |
| 7月24日 | 準決勝 | 花咲徳栄6-3昌平、浦和学院9-0立教新座 |
| 7月26日 | 決勝 | 花咲徳栄7-3浦和学院 |
大会は雨天順延を考慮した日程で組まれ、決勝は7月26日に実施されました。トーナメント表を見る際は、単にシード校の位置を追うだけでなく、準々決勝の勝者がどの準決勝カードに進むのかを確認すると、優勝争いの構図をつかみやすくなります。
【決勝スコアを分析】勝負を分けた8回の集中打と9回の追加点
2026年の埼玉大会決勝を象徴したのは、終盤における花咲徳栄の攻撃でした。イニング別のスコアは、花咲徳栄が6回に1点、8回に3点、9回に3点。浦和学院は3回に1点を先制し、8回にも2点を挙げましたが、終盤の失点を取り返すには至りませんでした。
3回裏、浦和学院が先制。花咲徳栄は6回表に佐伯真聡の適時打で同点とし、試合を振り出しに戻しました。その後、両チームとも得点できない時間帯が続き、勝敗の行方は終盤へ持ち越されます。
試合が大きく動いたのは8回表です。花咲徳栄は1死一、三塁の好機をつくり、奥野敬太の2点適時二塁打で勝ち越し。さらに本田新志の適時打で1点を加え、3-1としました。浦和学院も8回裏に2点を返して1点差まで迫りましたが、花咲徳栄は9回表に笹崎昌久の適時三塁打などで3点を追加。7-3と再び突き放しました。
投手面では、花咲徳栄の黒川凌大が先発し、9回を投げ切って3失点の完投。終盤に相手の反撃を受けながらも、最後までマウンドを守りました。TBS NEWS DIGの試合報道も、奥野の勝ち越し打と黒川の完投を優勝の重要な場面として伝えています。
この試合から読み取れるのは、安打数の多さだけでは勝敗が決まらないという点です。花咲徳栄は12安打を放ちましたが、特に8回の勝ち越し打と9回の追加点が大きな意味を持ちました。浦和学院も9安打を記録しており、得点機をつくる力は示しましたが、終盤の攻防で明暗が分かれました。
【歴代優勝校】埼玉県高校野球の勢力図はどう変わった?
埼玉県高校野球の夏の大会では、花咲徳栄と浦和学院が優勝争いの中心となる年が多い一方、聖望学園や叡明など、異なる学校が頂点に立つシーズンもあります。日刊スポーツの過去成績や埼玉高校野球情報局の大会記録をもとに、近年の主な優勝校を振り返ります。
- 2016年:花咲徳栄が優勝。
- 2017年:花咲徳栄が優勝し、夏の甲子園でも全国制覇を達成。
- 2018年:南埼玉大会は浦和学院、北埼玉大会は花咲徳栄が優勝。記念大会のため南北に分かれて実施。
- 2019年:花咲徳栄が優勝。
- 2020年:全国選手権と通常の埼玉大会は中止。代替の独自大会では狭山ヶ丘が優勝したが、公式の夏の選手権大会の優勝回数には含まれない。
- 2021年:浦和学院が優勝。
- 2022年:聖望学園が優勝。
- 2023年:浦和学院が優勝。
- 2024年:花咲徳栄が優勝。
- 2025年:叡明が昌平を5-2で破り、優勝。
- 2026年:花咲徳栄が浦和学院を7-3で破り、優勝。
歴代の結果を追うと、花咲徳栄は2016年、2017年、2019年、2024年、2026年など、複数のシーズンで優勝しています。浦和学院も2021年、2023年をはじめ、長年にわたって上位争いに加わってきました。ただし、毎年同じ学校が勝ち続けているわけではありません。2022年には聖望学園、2025年には叡明が優勝し、勢力図の変化も見られます。
なお、歴代優勝校を比較するときに注意したいのが、2018年の南北分割大会と2020年の独自大会です。2018年は通常年とは異なり、南北それぞれの代表校が決まりました。2020年は全国選手権が中止となり、県独自の代替大会が開催されています。大会方式の違いを考慮せずに優勝回数だけを比較すると、実態を誤って理解するおそれがあります。
花咲徳栄の2026年優勝は、単に強豪校が勝ったというだけではなく、前年の代表校・叡明から夏の県王者の座が移ったことも示しています。翌年の優勝候補を考える際には、過去の優勝回数に加え、秋季大会や春季大会の結果、投手陣の継続性、主力選手の入れ替わりなども見ておきたいところです。
【甲子園出場校・全国大会の結果】埼玉代表は花咲徳栄
2026年の夏の甲子園に埼玉県代表として出場したのは、県大会を制した花咲徳栄です。浦和学院は決勝で敗れ、甲子園出場を逃しました。夏の埼玉大会で優勝することは、県代表として全国大会に進むための条件であり、準優勝では出場権を得られません。
花咲徳栄は8月5日から22日まで開催された第108回全国高等学校野球選手権大会に出場しましたが、8月12日の2回戦で宮城県代表の仙台育英と対戦し、0-1で敗れました。日本高等学校野球連盟の試合結果では、仙台育英が6回に挙げた1点を守り切り、花咲徳栄は無得点に終わっています。
つまり、2026年の埼玉大会では県内の頂点に立ったものの、甲子園では1点差で惜敗する結果となりました。県大会での7-3の勝利と、全国大会での0-1の敗戦を並べて見ると、地方大会を勝ち抜く力と、全国の強豪校を相手に得点を奪う難しさの両方が浮かび上がります。
また、秋の大会にも目を向けると、埼玉県内の勢力図は夏の結果だけでは語れません。埼玉高校野球情報局の2026年大会結果によると、秋季県大会は西武台が山村学園を7-3で破って優勝しました。秋季関東大会では、埼玉代表の西武台と山村学園はいずれも初戦で敗退しています。夏の優勝校が、そのまま秋も県内の頂点に立つとは限らないことが分かります。
翌年以降の甲子園出場校を予想するなら、夏の優勝校だけでなく、秋季県大会や春季県大会の成績も確認するのが有効です。春夏秋で大会の意味や出場条件は異なりますが、複数の大会を追うことで、チームの成長や世代交代をより立体的に捉えられます。
【試合日程・県営大宮球場・テレ玉中継】速報を確認する方法
2026年の埼玉大会は、7月8日に開幕し、7月26日の決勝で全日程を終えました。参加規模は県内150校139チーム。連合チームを含む多くの学校が出場するため、1回戦から準決勝までの結果を追うには、日付だけでなく球場と対戦カードを併せて確認することが大切です。
決勝の会場となった県営大宮球場は、県大会の主要会場の一つです。テレ玉が公表した2026年の放送日程では、開会式や1回戦からの中継に加え、7月22日の準々決勝、24日の準決勝、26日の決勝が放送対象となりました。決勝は午前10時開始予定で、テレビ放送は午前9時45分からの予定でした。
テレ玉では大会開催日の夜に「高校野球ダイジェスト」も放送され、試合結果や注目場面を振り返れる構成となっていました。また、テレ玉の大会特設情報では、県内各球場のスケジュールや試合速報の案内も掲載。スポーツナビやバーチャル高校野球など、インターネットでの試合中継・結果確認手段も用意されていました。
試合日程や中継を調べるときは、次の基準で情報を使い分けると便利です。
- 対戦カード・トーナメント表:大会主催者や高校野球専門媒体の組み合わせ情報を確認する。
- 試合中の結果速報:テレ玉のデータ放送や試合速報サービスで、イニングごとの得点を確認する。
- 準決勝・決勝の振り返り:テレビ中継やスポーツニュースの試合記事で、勝負を分けた場面を把握する。
- 球場別の日程:会場ごとの開始時間を確認し、雨天順延や日程変更にも注意する。
特に、県営大宮球場の試合だけを追っていると、別会場で行われた試合の結果を見落とす場合があります。準々決勝以降の組み合わせを正確につかむには、複数球場の結果をまとめて確認するのがおすすめです。中継予定は大会開催時点の情報であり、翌年の放送日程や配信方法は改めて発表を確認する必要があります。
【甲子園埼玉県予選】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の甲子園埼玉県予選で優勝した高校はどこですか? A1:花咲徳栄です。7月26日の決勝で浦和学院を7-3で破り、2年ぶり9度目の優勝を果たしました。
Q2:2026年の埼玉大会の準決勝の結果は? A2:7月24日に行われ、花咲徳栄が昌平に6-3、浦和学院が立教新座に9-0で勝利しました。この2校が決勝に進みました。
Q3:2026年の埼玉大会には何チームが参加しましたか? A3:県内150校から139チームが参加しました。大会は7月8日に開幕し、7月26日の決勝で全日程を終了しています。
Q4:2026年の埼玉代表・花咲徳栄は甲子園で勝ちましたか? A4:1回戦を突破した後、8月12日の2回戦で仙台育英に0-1で敗れました。
Q5:埼玉大会の試合中継はどこで確認できますか? A5:2026年大会では、テレ玉が主要試合を生中継し、開催日の夜には「高校野球ダイジェスト」を放送しました。ネット配信や速報サービスも利用できました。翌年の放送予定は、テレ玉などの公式発表で確認してください。
2026年の第108回全国高校野球選手権埼玉大会は、花咲徳栄が浦和学院を7-3で破り、2年ぶり9度目の優勝を飾りました。準決勝では昌平と立教新座を退け、決勝では8回の勝ち越しと9回の追加点で勝利を確かなものにしました。参加139チームの頂点に立った花咲徳栄は、埼玉代表として夏の甲子園に出場しましたが、全国大会では仙台育英に0-1で敗れています。
大会を振り返るうえで大切なのは、優勝校とスコアだけでなく、準決勝までの勝ち上がり、終盤の得点経過、投手陣の働き、歴代優勝校との比較を組み合わせて見ることです。歴代成績には2018年の南北分割大会や2020年の独自大会といった例外もあるため、単純な優勝回数だけで学校の強さを判断しないことも重要です。
2026年秋の県大会では西武台が優勝し、夏の王者とは異なる学校が県内の頂点に立ちました。次の甲子園出場校を見極めるなら、夏の結果を出発点に、秋季大会、春季大会、組み合わせ、投手の安定感、接戦での得点力まで追うのが有効です。埼玉県の高校野球は、ひと夏の優勝で終わるのではなく、次の世代の台頭とともに新たな勢力図を描いていきます。