「今すぐKiss Me」や「BELIEVE IN LOVE」で知られるロックバンド・LINDBERG(リンドバーグ)。ボーカルの渡瀬マキは、1987年にアイドル歌手としてデビューし、翌1988年にLINDBERGを結成しました。2002年の解散、2009年の期間限定復活、2014年の本格的な再始動を経て、2026年もライブを中心に活動を続けています。
渡瀬マキの夫は、LINDBERGのギタリスト・平川達也です。2人はバンド結成以前に音楽活動を通じて出会い、1997年に結婚しました。2026年には新曲「Be Okay」のリリースや全国ツアーも展開。アイドル時代から現在までの歩み、夫婦の出会い、代表曲の誕生背景、最新ライブ日程を整理します。
【2026年最新】渡瀬マキとLINDBERGの現在は?ライブ・新曲情報

2026年10月末時点のLINDBERGは、渡瀬マキ(ボーカル)、平川達也(ギター)、川添智久(ベース)、小柳“cherry”昌法(ドラム)の4人を中心に活動しています。レコード会社のテイチクエンタテインメントが掲載する公式プロフィールでも、結成以来の歩みと4人のメンバーが紹介されています。
2026年4月7日には、新曲「Be Okay」をデジタルリリースしました。ぴあ音楽やENCOUNTが報じたメンバーへのインタビューによると、この曲はABCプロ野球中継のテーマソングとして制作されたものです。困難に直面しても前を向くというメッセージを掲げ、過去の応援ソング「every little thing every precious thing」ともつながる作品になっています。
ライブ活動も活発です。10月には名古屋・大阪・横浜で「Zepp STEP JUMP」を開催。続く全国ツアー「POP STEP JUMP」は、11月から12月にかけて実施されます。以下は、LINDBERG公式スタッフブログ「FLIGHT-LINDBERG」に掲載された秋冬ツアー日程です。
LINDBERG LIVE TOUR 2026「POP STEP JUMP」開催予定
- 11月6日(金):広島 LIVE VANQUISH(開場18:15/開演19:00)
- 11月8日(日):高松 MONSTER(開場16:30/開演17:00)
- 11月13日(金):福岡 DRUM LOGOS(開場18:00/開演19:00)
- 11月15日(日):大分 DRUM Be-0(開場16:30/開演17:00)
- 11月20日(金):浜松 窓枠(開場18:30/開演19:00)
- 11月22日(日):四日市 CLUB ROOTS(開場16:30/開演17:00)
- 11月23日(月・祝):神戸 VARIT.(開場16:30/開演17:00)
- 11月27日(金):京都 FANJ(開場18:15/開演19:00)
- 11月29日(日):金沢 REDSUN(開場16:30/開演17:00)
- 12月4日(金):仙台 darwin(開場18:30/開演19:00)
- 12月6日(日):HEAVEN'S ROCK 宇都宮 VJ-2(開場16:30/開演17:00)
- 12月10日(木):札幌 PENNY LANE24(開場18:15/開演19:00)
- 12月12日(土):小樽 GOLDSTONE(開場16:30/開演17:00)
- 12月18日(金):東京 豊洲PIT(開場18:00/開演19:00)
公式スタッフブログに掲載されたチケット料金は税込7,700円で、入場時には別途ドリンク代が必要です。未就学児は入場不可とされています。販売状況や公演内容の変更については、最新の公式告知や各プレイガイドの案内を確認してください。
2026年の活動を理解するうえで注目したいのは、LINDBERGが懐かしのヒット曲を披露するだけの存在ではないことです。新曲を発表し、全国ツアーを組み、オリジナルメンバーで演奏を続けています。過去の代表曲を大切にしながら、現在進行形のバンドとして活動している点が特徴です。
【年表で整理】渡瀬マキのアイドル時代からLINDBERG再始動まで
渡瀬マキの経歴を振り返ると、アイドルからロックバンドのボーカリストへの転身が、キャリアの大きな分岐点だったことが分かります。本人の公式プロフィールとLINDBERGの公式ヒストリーをもとに、主な出来事を整理しました。
| 年 | 主な出来事 | ポイント |
|---|---|---|
| 1986年 | ヤングジャンプクイーングランプリを受賞 | 芸能活動の出発点となる実績 |
| 1987年 | 渡瀬麻紀名義でアイドル歌手デビュー | 「パールモンド・Kiss」などをリリース |
| 1988年 | LINDBERGを結成 | 平川達也、川添智久、小柳昌法と活動を開始 |
| 1989年 | LINDBERGとしてデビュー | シングルとアルバムを同時リリース |
| 1990年 | 「今すぐKiss Me」が大ヒット | オリコン1位を獲得し、バンドの知名度が急上昇 |
| 1991年 | 「BELIEVE IN LOVE」を発売 | テレビ番組のオープニングテーマとして話題に |
| 1995年 | ソロアルバム「message d’amour」を発売 | ソロアーティストとしても作品を発表 |
| 1997年 | 平川達也と結婚 | 音楽活動を通じて築いた関係が結婚へ |
| 2002年 | LINDBERGが解散 | 育児に専念するための決断が大きな理由に |
| 2009年 | 期間限定で再始動 | デビュー20周年を記念した1年間の活動 |
| 2014年 | LINDBERGが本格的に再始動 | デビュー25周年の節目に復活 |
| 2018年 | 機能性発声障害を公表 | 治療のため活動を休止 |
| 2020年 | ライブ活動を徐々に再開 | 回復を目指しながらステージに復帰 |
| 2026年 | 「Be Okay」をリリース、全国ツアーを展開 | 結成から続く4人の活動が現在も進行 |
この年表から見えるのは、渡瀬マキのキャリアが一度のブレイクだけで説明できないことです。アイドル時代の経験、バンドへの転身、家庭を優先するための解散、そして再始動。状況に応じて活動の形を変えながら、音楽との関係を継続してきました。
【結成理由を解説】渡瀬マキがアイドルからロックバンドへ転身した背景
渡瀬マキは1969年2月22日生まれ、三重県鳥羽市出身です。1987年、18歳のときに「渡瀬麻紀」の名前でアイドル歌手としてデビューしました。当時のキャッチフレーズは「真珠のような女の子」。本人の公式プロフィールによると、アイドル名義では「パールモンド・Kiss」「I Love You」「ノーカウント」の3枚のシングルをリリースしています。
しかし、本人が後年のテレビ出演で語ったところによると、憧れていたアイドル活動には違和感もあったといいます。事務所の社長に相談した結果、デパートの屋上などでカラオケを使って歌う形式から、ライブハウスで生バンドをバックに歌う方向へと活動が変わりました。
そのバックバンドにいたのが、後に夫となるギタリストの平川達也でした。2026年8月のテレビ東京系番組への出演内容を伝えたオリコンニュースや日刊スポーツによると、渡瀬は平川に初めて会ったとき、父親に似ていると感じ、親近感を覚えたと振り返っています。
さらに重要なのが、作詞を通じた音楽的な交流です。当時から自分の気持ちをノートに書き留めていた渡瀬は、その歌詞を平川に見せました。平川が歌詞にメロディーをつけたことが、バンド活動への思いを強めるきっかけになったといいます。
平川はその後、音楽仲間だったベーシストの川添智久とドラマーの小柳昌法に声をかけ、1988年にLINDBERGが結成されました。翌1989年4月25日には、シングル「ROUTE 246」とアルバム「LINDBERG I」を同時リリースしてデビューします。
バンド名は、大西洋無着陸飛行で知られる飛行家チャールズ・リンドバーグに由来します。LINDBERG公式サイトのヒストリーでは、大きな夢に向かって前向きに進む姿勢がバンドのコンセプトとして紹介されています。名前の由来にも、前進を重んじるグループの方向性が表れています。
渡瀬マキの転身は、単にアイドルからロックへジャンルを変えたという話ではありません。自分が歌いたい方法を模索するなかで、歌詞を書くこと、メロディーを受け取ること、仲間と演奏することが一つにつながっていった。その過程が、LINDBERGというバンドの出発点でした。
【代表曲と誕生秘話】「今すぐKiss Me」「BELIEVE IN LOVE」はなぜヒットした?
LINDBERGの代表曲として真っ先に挙がるのが、1990年2月7日に発売された「今すぐKiss Me」です。フジテレビ系ドラマ「世界でいちばん君が好き!」の主題歌に起用され、オリコンの作品データでは最高1位を記録。LINDBERG公式ヒストリーによると、3週連続で1位を獲得し、バンドが一気にブレイクするきっかけとなりました。
2026年8月の日刊スポーツの報道では、渡瀬がこの曲のタイアップ決定時を振り返っています。当時、バンドはアルバムを2枚発表していたものの、売り上げ面では苦戦していました。そこへドラマのプロデューサーが楽曲を聴き、作品に合う主題歌を1週間で制作できないかと打診。メンバーが複数の曲を持ち寄り、その中から選ばれた楽曲が「今すぐKiss Me」だったといいます。
興味深いのは、タイアップが決まった瞬間にすべてが順調だったわけではないことです。ドラマの初回放送で曲が流れるまで、メンバーは不安を感じていたと報じられています。実際にイントロが流れた瞬間の喜びは、長く苦戦していたバンドが大きな転機を迎えた象徴的な出来事でした。
このヒットには、楽曲そのものの魅力に加え、テレビドラマという広い接点がありました。音楽ファン以外にも曲が届き、バンド名と楽曲が結びついていったのです。オリコンの記録と公式ヒストリーを照らし合わせると、タイアップがLINDBERGの知名度を押し上げたことが分かります。
続く代表曲「BELIEVE IN LOVE」は、1991年7月3日に発売されました。フジテレビ系「夢で逢えたら」のオープニングテーマとして使用され、オリコンの作品データでは最高2位、ランキング登場23週を記録しています。
LINDBERG公式ヒストリーによると、番組のオープニングにはメンバーが原宿を歩く場面もあり、番組を通じてバンドを知った人も多かったとされています。「今すぐKiss Me」がドラマ主題歌としてブレイクを生んだのに対し、「BELIEVE IN LOVE」はテレビ番組との継続的な接点を通じて、バンドの存在感をさらに広げた楽曲でした。
そのほかの歴代ヒット曲としては、次の作品が挙げられます。
- 「JUMP」:1990年発売。国際スポーツフェア'90春のイメージソング。
- 「Dream On 抱きしめて」:1990年発売。スポーツイベントのイメージソングに起用。
- 「GLORY DAYS」:1991年発売。初期の代表的なシングルの一つ。
- 「恋をしようよ Yeah! Yeah!」:1992年発売。コカ・コーラのCMソング。
- 「Magical Dreamer」:1992年発売。NHKのアニメ「ヤダモン」のオープニングテーマ。
- 「胸さわぎのAfter School」:1993年発売。進研ゼミ「中学講座」のCMソング。
- 「every little thing every precious thing」:1996年発売。後年もスポーツ応援の文脈で注目されてきた楽曲。
LINDBERGの強みは、ロックバンドとしての演奏力だけではなく、ドラマ、テレビ番組、CM、アニメなど、異なるメディアを通じて楽曲が広がったことにもあります。キャッチーなメロディーと、渡瀬マキの明瞭で言葉を伝える歌唱が、幅広い世代に親しまれてきた理由の一つです。
【結婚・解散・再結成】渡瀬マキと夫・平川達也の関係
渡瀬マキと平川達也は1997年に結婚しました。平川はLINDBERGのギタリストであり、渡瀬がアイドル時代に生バンドで歌い始めた頃からの音楽仲間です。2人の関係は、芸能界で知り合って交際に発展したというより、音楽を一緒につくる過程で信頼を育てていった点に特徴があります。
渡瀬が書いた歌詞に平川が曲をつけた経験は、LINDBERG結成につながった重要な出来事でした。2026年8月のオリコンニュースや日刊スポーツの記事でも、2人の出会いとバンド結成の経緯が紹介されています。夫婦であり、同じバンドのメンバーでもある2人は、長年にわたって音楽活動を共にしてきました。
では、なぜLINDBERGは2002年に解散したのでしょうか。
この点について、渡瀬は2017年のCDJournalのインタビューで、解散の理由は当時生まれたばかりの息子に気持ちが向いていたことだったと説明しています。育児とバンド活動を両立できると考えていたものの、実際に子育てが始まると、仕事を続けながら十分に向き合うことは難しいと感じたそうです。
本人にとって、解散はバンドへの愛着が薄れたからではなく、家庭と音楽の双方に中途半端な向き合い方をしたくないという判断でした。2002年春に解散を発表し、同年7月から8月にかけて「FINAL FLIGHT TOUR」を実施。8月にLINDBERGは活動に一区切りをつけました。
その後、2009年にはデビュー20周年を記念して1年間限定で再始動しました。公式プロフィールによると、全国ツアーやイベントに参加し、12月31日の中野サンプラザ公演で再び活動を休止しています。
そして2014年、デビュー25周年を機に本格的な再始動を果たしました。かつての期間限定復活とは異なり、ライブやイベントへの出演を継続する体制へと移行。2020年にも結成30周年を記念するツアーを開催し、その後も活動を重ねてきました。
2018年には渡瀬が機能性発声障害を公表し、治療のために活動を休止しました。テイチクエンタテインメントの公式プロフィールでは、2020年から回復を目指しながら徐々にライブ活動を再開した経緯が説明されています。2026年に新曲の発表と全国ツアーを行っていることは、活動を継続している現在の姿を示しています。
解散、再結成、発声障害による休止と再開。LINDBERGの歴史は、一直線に続いた成功物語ではありません。家庭を優先するための決断や、健康上の課題と向き合う時間を経て、再びステージに立つ選択をしてきたことが、現在の活動につながっています。
【ソロ活動とメンバーの現在】渡瀬マキはLINDBERG以外でも活躍
渡瀬マキの活動はLINDBERGだけに限られません。本人の公式プロフィールによると、1995年にソロアルバム「message d’amour」をリリースし、1997年には「double berry」、2002年には「Happiness on The Kitchen Table」を発表しています。バンド活動と並行して、個人名義の作品も積み重ねてきました。
2010年には平川達也とのユニット「タツマキ」を結成し、2013年には5曲入りCD「タツマキベイベー」をリリースしました。2016年には渡瀬マキとしてのライブ活動を再始動。現在はソロライブ「酸いも甘いも」を定期的に開催するほか、作詞提供やナレーションにも取り組んでいます。
LINDBERGの4人のメンバーについても、公式プロフィールで確認できる基本的な役割は次のとおりです。
- 渡瀬マキ:ボーカル。歌唱に加え、作詞やソロ活動にも取り組む。
- 平川達也:ギター。渡瀬の夫であり、バンドの結成時から関わる主要メンバー。
- 川添智久:ベース。平川の音楽仲間としてバンド結成に参加。
- 小柳“cherry”昌法:ドラム。結成時からバンドを支えてきたメンバー。
長年活動を続けるバンドでは、メンバー交代や音楽性の変化が話題になることもあります。LINDBERGの場合は、オリジナルメンバー4人での活動が続いていることが大きな特徴です。2026年のライブ情報や新曲のインタビューでも、4人が現在の活動を支えていることが確認できます。
渡瀬マキの歌声や表現も、アイドル時代から現在まで同じ形で止まっているわけではありません。ソロ作品やインタビューでは、年齢や人生経験を重ねたことで、歌詞に込める思いや表現の幅が変わってきたこともうかがえます。過去のヒット曲を再現するだけではなく、現在の自分で歌い続けることが、長く活動するうえでの一つの軸になっています。
【渡瀬マキリンドバーグ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:渡瀬マキは現在もLINDBERGで活動していますか?
A1:はい。2026年は新曲「Be Okay」をリリースし、秋冬の全国ツアー「POP STEP JUMP」も予定されています。公式スタッフブログやレコード会社のプロフィールで活動情報を確認できます。
Q2:渡瀬マキの夫は誰ですか?
A2:夫はLINDBERGのギタリスト・平川達也です。2人は音楽活動を通じて出会い、1997年に結婚しました。平川が渡瀬の歌詞に曲をつけたことも、バンド結成につながった出来事の一つです。
Q3:LINDBERGが2002年に解散した理由は何ですか?
A3:渡瀬マキ本人は、当時生まれたばかりの子どもの育児に専念したいという思いが大きかったと振り返っています。その後、2009年に期間限定で再始動し、2014年に本格的な活動再開を果たしました。
Q4:「今すぐKiss Me」はいつ発売され、どのようにヒットしましたか?
A4:1990年2月7日に発売され、フジテレビ系ドラマ「世界でいちばん君が好き!」の主題歌に起用されました。オリコン1位を獲得し、LINDBERGが広く知られるきっかけになりました。
Q5:渡瀬マキはソロでも活動していますか?
A5:はい。ソロアルバムの発表に加え、現在もソロライブ「酸いも甘いも」を定期的に開催しています。作詞提供やナレーションなどの活動も行っています。
渡瀬マキとLINDBERGの歩みをたどると、1987年のアイドルデビューから1988年の結成、1990年の大ブレイク、2002年の解散、2009年の限定復活、2014年の本格再始動まで、活動の形が大きく変わってきたことが分かります。その節目には、音楽への思いだけでなく、家庭や健康と向き合う選択もありました。
夫の平川達也との関係も、単なる芸能人夫婦という枠では捉えきれません。音楽仲間として出会い、歌詞とメロディーの交流を通じてバンドを結成し、その後は夫婦としても音楽を共にしてきました。LINDBERGがオリジナルメンバーで活動を続けていることは、長年にわたる信頼関係を理解するうえで要点です。
2026年は新曲「Be Okay」のリリースに加え、秋冬の全国ツアーが予定されています。今後の活動を追うなら、公式スタッフブログのライブ告知、レコード会社のプロフィール、本人の公式プロフィールを基準にするのがおすすめです。ライブの日程やチケット情報は更新される可能性があるため、過去の記事だけで判断せず、最新の公演案内を確認することが大切です。
プロの結論:LINDBERGの魅力は、90年代のヒット曲を持つバンドという過去の実績だけではありません。メンバーそれぞれの人生を経て、同じ4人が再びステージに立ち、新しい楽曲を発表し続けていることにあります。渡瀬マキの現在を知るには、アイドル時代の「渡瀬麻紀」、代表曲の時代、家族を優先した解散、そして2026年のライブ活動までを一つの流れとして見ることが、最も確かな理解につながります。