精緻に作り込まれた日常系コントで『キングオブコント』決勝の常連となり、深夜ラジオでも熱狂的なリスナーを生み出した実力派お笑いコンビ・うしろシティ。2022年のコンビ解散から年月が経過した2026年現在も、彼らが残したコント作品やラジオ番組のトークは根強い支持を集めており、解散に至った背景やメンバーそれぞれの近況に対する関心は絶えません。
深夜番組での電撃的な結婚発表や、豪華な芸人仲間が婚姻届の証人を務めたエピソード、そして松竹芸能を離れてからの現在の立ち位置など、ネット上では様々な情報が飛び交っています。公式発表資料やメディア報道の客観的事実に基づき、うしろシティの結成から解散までの経緯、プライベートの真相、そして金子学と阿諏訪泰義の現在地を総括します。
【松竹芸能の看板コント師】うしろシティが築いた実績と軌跡

うしろシティは、2009年に金子学(新潟県出身)と阿諏訪泰義(神奈川県出身)によって結成されました。松竹芸能東京支社に所属し、当時の若手コントシーンにおいて独自の存在感を放ち始めます。金子のどこか哀愁漂うキャラクターと阿諏訪の鋭敏なツッコミが織りなすシチュエーションコントは、緻密な会話劇としての完成度が高く評価されていました。
TBS系列『キングオブコント』では2012年、2013年、2015年と通算3度も決勝進出を果たし、若手実力派コント芸人の筆頭格へと駆け上がりました。定期的に開催された単独ライブ『走ってるのかと思った』などの公演チケットは即完売を記録し、舞台を主戦場としながらも全国区の認知度を獲得していきました。
【深夜ラジオで伝説に】『星のギガボディ』と『オールナイトニッポンR』
彼らの魅力を語る上で欠かせないのが、ラジオパーソナリティとしての卓越したトーク力です。2013年にはニッポン放送『オールナイトニッポンR』を担当したほか、TBSラジオの『うしろシティ 星のギガボディ』(2016年〜2021年)は、深夜リスナーから絶大な支持を集める看板番組となりました。
同時間帯に放送されていた『アルコ&ピース D.C.GARAGE』などとともに「24時台三兄弟」の一角として親しまれ、毒気と親近感が同居するフリートークは数々の名場面を生み出しました。コントで見せる洗練された演技力とは一味違う、人間味あふれるリアルな感情の衝突がリスナーの心を掴んで離しませんでした。
【結婚発表の全貌】ラジオ予告から山里亮太・ヒロシの証人就任まで
うしろシティの歴史の中でファンの記憶に最も強く刻まれている出来事の一つが、メンバーの結婚にまつわる一連のドラマです。2020年8月5日深夜に放送された『うしろシティ 星のギガボディ』の番組内において、かねて交際していた一般女性へプロポーズするための「結婚予告」をオンエアで実施し、大きな話題を呼びました。
その予告通り、翌日である2020年8月6日に所属事務所を通じて正式に婚姻届を提出したことが発表されました。特筆すべきは、婚姻届の証人を務めた顔ぶれです。先輩芸人である山里亮太(南海キャンディーズ)とヒロシの2名が証人欄に署名・押印し、お笑い界の枠を超えた強固な絆を証明する心温まるニュースとして報道各社で大きく報じられました。
【時系列で見る軌跡】結成から解散までの主要ファクト年表
うしろシティの歩みを整理するため、結成から2022年のコンビ解散に至るまでの公式記録を以下の年表にまとめました。
| 年・月 | 主な出来事・マイルストーン | 当時の背景・公式記録 |
|---|---|---|
| 2009年 | コンビ結成 | 松竹芸能所属として活動を開始。緻密なコント路線を確立。 |
| 2012年・2013年 | 『キングオブコント』決勝進出 | 2年連続で決勝の舞台へ進出し、全国的な知名度を急拡大。 |
| 2013年9月 | 『オールナイトニッポンR』出演 | ニッポン放送をはじめとするラジオメディアで頭角を現す。 |
| 2015年 | 『キングオブコント』3度目の決勝進出 | 単独ライブを重ね、コント芸人としての地位を不動のものに。 |
| 2016年9月 | 『星のギガボディ』放送開始 | TBSラジオ深夜枠の看板番組として長期間リスナーに愛される。 |
| 2020年8月 | ラジオでの結婚発表 | 番組で結婚予告後、正式入籍。証人は山里亮太とヒロシ。 |
| 2021年3月 | 『星のギガボディ』放送終了 | 約4年半にわたる深夜ラジオのレギュラー放送に幕を下ろす。 |
| 2022年4月30日 | コンビ解散 | 所属事務所より正式発表。それぞれ個人での活動へ移行。 |
【解散経緯の背景】なぜ実力派コントコンビは歩みを分けたのか
2022年4月30日、所属事務所の松竹芸能から発表された解散の一報は、多くのお笑いファンに大きな衝撃を与えました。公式発表では、双方が今後の活動方針や個人のキャリアについて話し合いを重ねた結果、それぞれの道を歩むという前向きな結論に至ったと報告されています。
背景を分析すると、お笑い界全体の構造変化と個々の専門領域の深化が大きな要因として浮かび上がります。阿諏訪は以前から得意としていた料理やブッシュクラフト、本格的なソロキャンプの領域で唯一無二のポジションを築きつつありました。一方の金子も、舞台での演技や文筆、マンガ制作やサバイバルゲームといったカルチャー領域への関心を広げていました。長年コンビとして頂点を目指してきた二人が、人生の円熟期を迎えるにあたり、それぞれの強みを最大限に活かす道を選んだ自然な進化のプロセスであったと捉えられます。
【金子学と阿諏訪泰義の現在】それぞれの領域で放つ独自の存在感
コンビ解散後、両名はそれぞれの得意分野を活かした独自のフィールドで着実な活動を続けています。
金子学は、SNS(公式X)のプロフィールに「うしろシティというコンビでした」と掲げつつ、持ち前の高い演技力と表現力を活かして舞台出演やナレーション、エンタメ関連の企画など多角的な活動を展開しています。独特の観察眼から生み出されるユーモアと文章力は、演劇界やクリエイティブ業界の関係者からも高く評価されています。
阿諏訪泰義は、キャンプ・アウトドア業界のトップランナーとして不動の地位を築いています。自身の専門知識を詰め込んだ発信やギアの開発、アウトドア関連のメディア出演など、芸人の枠にとらわれないライフスタイルクリエイターとして幅広い層から支持を集めています。
また、コンビ時代に蓄積されたコント作品の数々は、現在も『うしろシティOfficial YouTube Channel』などの公式アーカイブで視聴可能であり、洗練された「マンガ」をはじめとする珠玉のネタは、令和の若いお笑いファンによって再発見され続けています。
【うしろシティ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:うしろシティはいつ正式に解散しましたか?
A1:2022年4月30日に所属事務所の松竹芸能より正式に解散が発表されました。2009年の結成から約13年間のコンビ活動に終止符を打ちました。
Q2:結婚発表の際、婚姻届の証人を務めた芸人は誰ですか?
A2:南海キャンディーズの山里亮太さんと、ピン芸人のヒロシさんの2名です。2020年8月5日のラジオ『星のギガボディ』で予告されたのち、翌日提出された婚姻届に証人として署名しました。
Q3:過去のコントや単独ライブの映像は今でも見られますか?
A3:はい。『うしろシティOfficial YouTube Channel』において、単独ライブ『走ってるのかと思った』で披露された代表作「マンガ」をはじめ、完成度の高い公式コント動画が現在も配信されています。
うしろシティの解散は一つの時代の区切りとなりましたが、彼らが松竹芸能の看板として築いたコントの歴史や深夜ラジオの熱狂は、今なお色褪せることはありません。金子学と阿諏訪泰義の二人は、それぞれが情熱を注ぐ領域へと活躍の場を移し、自らの個性と専門性を磨き続けています。
公式YouTubeチャンネルに残る普遍的なコント作品を味わい直しつつ、それぞれの道を切り拓く二人のクリエイティブな活動に今後も注目が集まります。