NHK Eテレ『おかあさんといっしょ』で、子どもたちと一緒に体を動かし、明るい笑顔を届けてきた「体操のお姉さん」。2026年は、7年間にわたって初代を務めた秋元杏月(あきもと・あづき)さんが番組を卒業し、新たにアンジェさんが「おどりのお姉さん」として加わるという大きな転換期を迎えました。
ここで押さえておきたいのは、アンジェさんが秋元さんの「2代目体操のお姉さん」ではなく、番組で初めて設けられた「おどりのお姉さん」の初代だという点です。2026年10月現在の出演者、秋元さんの卒業理由とその後、歴代の身体表現担当との違いまで、NHKの発表、本人のインタビュー、所属事務所や東海テレビの公式情報をもとに整理します。
【2026年最新】体操のお姉さんは現在誰?アンお姉さんとの違い

2026年10月現在、『おかあさんといっしょ』には、正式な肩書きとしての「体操のお姉さん」はいません。秋元杏月さんの卒業後、女性の身体表現担当として新たに登場したのが、アンジェさんこと「アンお姉さん」です。
NHKは2026年2月18日、秋元さんの卒業と、アンジェさんが新設の「おどりのお姉さん」に就任することを発表しました。新体制での出演開始日は3月30日です。これは単純な担当者の交代にとどまらず、女性出演者の肩書きそのものが変わる節目となりました。
2026年度の主な出演者と担当は、次のとおりです。
- 歌のお兄さん:花田ゆういちろうさん
- 歌のお姉さん:ながたまやさん
- 体操のお兄さん:佐久本和夢さん
- おどりのお姉さん:アンジェさん(アンお姉さん)
歌のお兄さん・お姉さんと体操のお兄さんは引き続き出演しています。変更されたのは、女性の身体表現を担うポジションです。
「現在の体操のお姉さんは誰?」という疑問に対しては、検索上の便宜的な呼び方と番組の正式な肩書きを分けて考える必要があります。アンお姉さんは、子どもたちと一緒に体操やダンスをする出演者ですが、正式には「おどりのお姉さん」です。
【秋元杏月のプロフィール】卒業理由と7年間の経緯
秋元杏月さんは、2019年4月に『おかあさんといっしょ』の初代「体操のお姉さん」に就任しました。それまでの女性出演者が主に「身体表現のお姉さん」と呼ばれていたのに対し、秋元さんは「体操のお姉さん」という肩書きを初めて担った人物です。
所属事務所GATEの公式プロフィールによると、秋元さんは1997年3月29日生まれ、愛知県出身。身長162cmで、新体操の競技歴は10年に及びます。長年の新体操で身につけた身体能力や表現力を生かし、番組の体操やダンスのコーナーで活躍してきました。
初代体操のお姉さんとしての代表的な担当は、体操「からだ☆ダンダン」です。立って体を動かす通常の体操だけでなく、座ったまま参加できる「すわってからだ☆ダンダン」などにも携わり、幅広い子どもたちが体を動かす機会を届けてきました。
卒業を決めた理由は「次のステップ」NHKは2026年2月18日、秋元さんの卒業を公表しました。最後の出演は3月28日の放送で、3月30日からアンジェさんが新たに加わっています。
集英社オンラインが2026年3月20日に掲載した卒業インタビューで、秋元さんは卒業について、大きなきっかけが一つあったわけではなく、活動を続ける中で少しずつ次のステップに進みたいと考えるようになったと説明しました。
また、卒業を決断した背景として、7年間の活動を通じてやりきったという気持ちが芽生えたことも語っています。報道各社が伝えた会見では、次の担当者にバトンを渡す時期として今がよいと判断した旨を明かしました。
つまり、秋元杏月さんの卒業理由として本人が示しているのは、長年の活動を終え、自らの意思で新しい段階へ進むという考えです。病気やトラブルなど、別の理由が卒業につながったとする公式発表はありません。
卒業後の秋元杏月は現在何をしている?秋元さんはNHKを卒業した後も、子どもたちと関わる仕事を続けています。集英社オンラインのインタビューでは、卒業後に取り組みたいこととして、子どもと関わる仕事を軸に、さまざまなことへ挑戦したいという意向を語っていました。
その具体的な動きとして注目されるのが、東海テレビの新番組『あづきおねえさんとイッチーたいそう』です。東海テレビの2026年9月25日付の発表によると、同番組は9月28日に放送を開始し、放送に先立って公式YouTubeでの先行配信も始まりました。
番組では、秋元さんが東海テレビのキャラクター・イッチーや、同局アナウンサーの速水里彩さんと一緒に体操を届けます。オリジナル楽曲「3・2・1 イッチーGO!」に合わせて数を数えながら体を動かす内容で、立って行うバージョンと、椅子に座ったままできるバージョンを用意しています。
所属事務所の公式情報では、秋元さんは2026年7月からTBS系『ラヴィット!』の火曜シーズンレギュラーとしても活動し、10月には東海テレビ『スイッチ!』の金曜レギュラー出演も掲載されています。番組卒業は芸能活動の終了ではなく、子ども向けの体操を中心に、テレビ出演やイベントなどへ活動領域を広げる転機になっています。
【歴代比較】身体表現のお姉さんから体操のお姉さんへ
『おかあさんといっしょ』で子どもたちと体を動かす女性出演者の歴史は、秋元さんの就任から始まったわけではありません。1981年から「身体表現のお姉さん」が登場し、時代ごとに異なるコーナーを担当してきました。
ただし、歴代の女性出演者をすべて「体操のお姉さん」と呼ぶと、正式な役職名の違いが分かりにくくなります。NHK Eテレの歴代出演者を比較する際は、「身体表現」「体操」「おどり」の3つを区別するのがポイントです。
| 担当区分・代 | 名前 | 主な担当コーナー | 担当期間 |
|---|---|---|---|
| 身体表現・初代 | 馮智英(ひょう・ちえ) | ハイ・ポーズ! | 1981年4月~1994年3月 |
| 身体表現・2代目 | 松野ちか | トライ!トライ!トライ! | 1994年4月~1999年3月 |
| 身体表現・3代目 | タリキヨコ(きよこ) | デ・ポン! | 1999年4月~2005年3月 |
| 身体表現・4代目 | いとうまゆ | ズーズーダンス、ゴッチャ! | 2005年4月~2012年3月 |
| 身体表現・5代目 | 上原りさ | パント! | 2012年4月~2019年3月 |
| 体操・初代 | 秋元杏月 | からだ☆ダンダン、すわってからだ☆ダンダン | 2019年4月~2026年3月 |
| おどり・初代 | アンジェ(アンお姉さん) | ダンス、体操などの身体表現 | 2026年3月30日~ |
この一覧から分かるのは、1981年から続く女性の身体表現担当の流れと、正式な「体操のお姉さん」という役職の歴史は同じではないということです。
馮智英さんから上原りささんまでの5人は「身体表現のお姉さん」。秋元さんは2019年に登場した初代「体操のお姉さん」で、アンジェさんは2026年に登場した初代「おどりのお姉さん」です。女性の身体表現担当を広い意味で一つの系譜として見ることはできますが、正式な肩書きの代数を混同しないことが大切です。
【役割の違い】身体表現・体操・おどりのお姉さんは何が違う?
3つの肩書きは、いずれも子どもたちに体を動かす楽しさを伝える点で共通しています。一方、番組の歴史をたどると、担当するコーナーや身体表現の見せ方には違いがあります。
身体表現のお姉さん:コーナーごとの表現を届ける役割身体表現のお姉さんは、1981年から2019年3月まで続いたポジションです。馮智英さんの「ハイ・ポーズ!」、タリキヨコさんの「デ・ポン!」、上原りささんの「パント!」など、各時代を象徴するコーナーを通じて、動作や表情、身ぶりで表現する楽しさを伝えてきました。
担当コーナーの名称や演出は出演者ごとに変化しました。単に運動の見本を見せるだけではなく、子どもがまねしやすい動きや、遊びの要素を含んだ表現を届けてきた点が特徴です。
体操のお姉さん:体操を中心に体を動かす役割2019年4月に登場した秋元さんは、番組史上初の体操のお姉さんです。身体表現のお姉さんという名称から役割が変わり、体操のお兄さんとともに、子どもたちが体を動かす番組構成の中で活躍してきました。
代表的なコーナーが「からだ☆ダンダン」です。秋元さんはこの体操を担当し、振り付けを見せるだけでなく、明るい表情や全身を使った動きで、子どもたちが一緒に参加できる雰囲気を作ってきました。
おどりのお姉さん:ダンスの表現力を生かす新しいポジション2026年3月30日から登場したアンジェさんは、初代おどりのお姉さんです。クラシックバレエをはじめ、コンテンポラリーダンスやジャズダンス、ヒップホップなどを学んできた経験が、新しいポジションに生かされています。
「おどりのお姉さん」は、従来の体操のお姉さんという肩書きをそのまま引き継いだものではありません。ダンスの表現力を軸に、子どもたちと体を動かす楽しさを共有する新しい役割として設けられました。
なお、「からだ☆ダンダン」は秋元さんの卒業後も継続しています。2026年春の新体制では、アンジェさんと体操のお兄さん・佐久本和夢さんが一緒に体操を披露しています。コーナーが続くことと、担当者の正式な肩書きが変わることは、分けて理解する必要があります。
【アンジェ・アンお姉さん】プロフィールと2026年の最新状況
アンジェさんは、2026年春に新設された「おどりのお姉さん」の初代です。番組内では「アンお姉さん」と呼んでほしいと紹介され、3月28日の秋元さんの卒業回にも登場しました。その後、3月30日から新年度のレギュラー出演を開始しています。
NHKの就任発表を伝えた共同通信などによると、アンジェさんは沖縄県で育ち、父親は英国人、母親は日本人です。2歳からクラシックバレエを始め、中学・高校・大学ではコンテンポラリーダンスやジャズダンスなど、幅広いジャンルを学んできました。就任発表時には大学4年生で、2026年3月に卒業する見込みと紹介されました。
就任時にアンジェさんが伝えたのは、踊りを通じて多くの子どもたちを笑顔にしたいという思いです。また、自分らしく自由に表現する楽しさを伝えたいと語っています。クラシックバレエで培った身体の使い方と、複数のダンスジャンルで学んだ表現力が、新しいポジションの個性につながっています。
2026年春の初登場時には、秋元さんらと「からだ☆ダンダン」などを披露しました。MANTANWEBは初登場時の視聴者の反応として、笑顔やダンスへの好意的なコメントを報じています。こうした反応はデビュー直後の声であり、視聴者全体の評価を数値化した調査とは異なりますが、新しい出演者への関心の高さをうかがわせます。
今後の見どころは、アンジェさんがダンスの専門性を生かしながら、子どもたちがまねしやすい動きや、自由に体を動かす楽しさをどのように番組に取り入れていくかです。新しい肩書きの定着は、出演者の交代だけでなく、番組が身体表現をどのように伝えていくかという観点からも注目されます。
【プロの結論】体操のお姉さんの評判と実態をどう見るべきか
体操のお姉さんは、テレビ画面の中で笑顔を見せながら動きを紹介する仕事です。しかし、その実態は、明るく振る舞うだけの役割ではありません。子どもがまねしやすい動き、音楽とのタイミング、表情による伝わりやすさ、共演者との連携など、複数の要素が大切です。
秋元さんは卒業前のインタビューで、新体操の技を披露するステージでは、失敗を想像して不安になり、実際に失敗すると泣いてしまうこともあったと振り返っています。画面の中で見える安定した笑顔の裏には、技術を磨き、緊張と向き合う時間がありました。
また、秋元さんは保護者から届いた手紙を読んで元気をもらったことや、子どもたちから受け取るエネルギーが自身の笑顔にもつながっていたことを語っています。コロナ禍でスタジオに子どもたちがいない時期にも出演を続けた経験は、子どもたちとの直接的な交流だけではない番組の役割を考えるうえでも重要です。
こうした実態を踏まえると、体操のお姉さんの評判を見る際には、次の3つの視点が役立ちます。
- 身体表現の技術:動きが正確であるだけでなく、子どもがまねしやすく、楽しそうに見えるか。
- 子どもとの距離感:視聴者に向けた表情や動作が、子どもたちの参加意欲につながっているか。
- 担当者と肩書きの区別:過去の出演者と現在の出演者を比較するとき、正式な役職名と担当コーナーを混同していないか。
また、SNSでの好意的な反応は出演者の魅力を知る手がかりになりますが、数件の投稿だけで全視聴者の評価を代表させることはできません。卒業や交代をめぐる情報も、本人の発言、NHKの発表、所属事務所の情報、報道各社の記事を照らし合わせて見ることが大切です。
秋元さんの7年間は、初代体操のお姉さんという役割を築いた期間でした。一方、アンジェさんの就任は、身体表現担当の新しい形が始まったことを意味します。過去の担当者への評価と新しい出演者への期待は、どちらか一方を選ぶものではありません。それぞれの時代に合った表現を受け入れながら、番組が子どもたちに届ける価値を見ていくことが、歴代比較の本質です。
【体操のお姉さん】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年現在の体操のお姉さんは誰ですか?
正式な「体操のお姉さん」は、秋元杏月さんが2026年3月に卒業して以降、不在です。現在はアンジェさんが初代「おどりのお姉さん」として出演しています。
Q2:秋元杏月さんはなぜ卒業したのですか?
本人は、活動を続ける中で次のステップに進みたいという思いが少しずつ強くなり、7年間をやりきったと感じたことを説明しています。NHKの発表や本人のインタビューでは、特定のトラブルが卒業理由だったとは説明されていません。
Q3:あづきお姉さんは卒業後、現在何をしていますか?
2026年9月28日から東海テレビの『あづきおねえさんとイッチーたいそう』に出演しています。TBS系『ラヴィット!』の火曜シーズンレギュラーや、東海テレビ『スイッチ!』への出演など、活動の幅も広がっています。
2026年10月現在、『おかあさんといっしょ』の正式な「体操のお姉さん」は不在で、アンジェさんが初代「おどりのお姉さん」として活躍しています。秋元杏月さんは2019年4月から2026年3月まで初代体操のお姉さんを務め、本人の意思で卒業を決断しました。
歴代を振り返ると、馮智英さん、松野ちかさん、タリキヨコさん、いとうまゆさん、上原りささんが「身体表現のお姉さん」として番組を支え、その後、秋元さんが「体操のお姉さん」、アンジェさんが「おどりのお姉さん」という新しい役割を担っています。名称は変わっても、子どもたちに体を動かす楽しさを伝えるという軸は続いています。
秋元さんの卒業後の活動と、アンジェさんが切り開く新しい身体表現。その両方に目を向けることで、出演者交代を単なる世代交代ではなく、『おかあさんといっしょ』が受け継いできた役割と変化の両面から理解できます。今後はアンお姉さんの表現の広がりと、あづきお姉さんが新たな場で届ける体操に注目したいところです。