映画監督、音楽家、小説家として活動し、ロックバンド「Bialystocks(ビアリストックス)」のボーカルとしても知られる甫木元空(ほきもと・そら)。2026年9月15日には、俳優の夏帆との結婚を発表し、あらためて注目を集めました。
甫木元空は、2016年に映画『はるねこ』で長編映画監督デビューを果たし、2022年には映画『はだかのゆめ』、2023年には同名の小説を発表。映画・音楽・文学という異なる領域を横断してきたクリエイターです。2025年公開の映画『BAUS 映画から船出した映画館』では監督・脚本を担当し、夏帆も出演しています。
【プロフィール】甫木元空の読み方・年齢・生年月日・学歴を整理

甫木元空の読み方は「ほきもと・そら」です。映画監督としてキャリアを始め、音楽活動や小説執筆にも表現の幅を広げてきました。新潮社の著者プロフィールや山口情報芸術センター(YCAM)の紹介でも、映画・音楽・文学を横断するクリエイターとして紹介されています。
基本プロフィールは次のとおりです。
- 名前:甫木元空(ほきもと・そら)
- 生年:1992年
- 出身地:埼玉県
- 年齢:2026年10月時点で34歳
- 学歴:多摩美術大学映像演劇学科卒業
- 職業:映画監督、音楽家、小説家
- 音楽活動:Bialystocksのボーカルを務め、ギターも担当
- 配偶者:俳優の夏帆
生年月日については、1992年2月9日とする情報があります。2026年10月時点では34歳で、2027年2月に35歳を迎える年齢です。
学歴を見るうえで注目したいのは、多摩美術大学の映像演劇学科で映像表現を学んだ点です。在学中には映画監督の青山真治から指導を受け、卒業後もそのつながりが映画制作へと発展しました。
映画情報サイトのプロフィールによると、甫木元は卒業制作としてセミドキュメンタリー作品『終わりのない歌』を発表し、第26回東京学生映画祭で準グランプリを受賞しています。学生時代から映像と音楽の関係を意識した表現に取り組んでいたことが、その後の活動を理解する手がかりになります。
甫木元空の特徴は、単に複数の仕事を掛け持ちしていることではありません。映画で描いた世界を音楽で表現し、さらに小説という別の形式へ展開するなど、表現手段そのものを横断している点にあります。
【経歴・年表】映画監督としての出発点から小説家デビューまで
甫木元空のキャリアをたどると、映画制作が出発点となり、音楽、文学へと活動領域が広がっていったことが分かります。主な節目を整理すると、次のようになります。
| 時期 | 主な出来事 | 活動上の意味 |
|---|---|---|
| 大学在学中 | 青山真治の指導を受け、映像制作に取り組む | 映画制作の基礎を築く |
| 2016年 | 長編映画『はるねこ』で監督デビュー | 監督・脚本・音楽を担当。ロッテルダム国際映画祭のコンペティション部門に出品 |
| 2019年 | Bialystocksを結成 | 映画制作と並行して音楽活動を本格化 |
| 2022年 | 『はだかのゆめ』公開、Bialystocksがメジャーデビュー | 映画と音楽の双方で活動を展開 |
| 2023年 | 小説『はだかのゆめ』を刊行 | 小説家としてもデビュー |
| 2025年 | 『BAUS 映画から船出した映画館』公開 | 映画監督・脚本家として新たな長編作品を発表 |
| 2026年 | 夏帆との結婚を発表。Bialystocks初の日本武道館公演を開催 | 私生活と音楽活動の両面で大きな節目を迎える |
長編映画デビュー作の『はるねこ』は、青山真治と仙頭武則が共同プロデュースを務め、甫木元自身が監督・脚本・音楽を担当した作品です。第46回ロッテルダム国際映画祭のコンペティション部門に出品され、海外の映画祭でも紹介されました。
青山真治は、映画『ユリイカ』などで知られる映画監督です。甫木元にとっては、映像表現を学んだ師であると同時に、作品づくりを後押しした重要な存在でした。
その後の『はだかのゆめ』では、映画と音楽、文学がより密接につながります。2022年に映画が公開され、翌2023年には新潮社から同名の小説が刊行されました。映像作品と小説を別々の仕事として切り離すのではなく、一つの題材を異なる表現形式で掘り下げていく姿勢がうかがえます。
そして2025年には、長編映画『BAUS 映画から船出した映画館』を発表。映画監督としての仕事を続けながら、Bialystocksの活動も拡大させています。
【映画監督としての代表作】『はるねこ』『はだかのゆめ』『BAUS』の魅力
甫木元空の映画作品を知るうえで、まず押さえておきたいのが長編監督作の3作品です。それぞれ制作の背景や題材は異なりますが、記憶、生と死、土地に根差した生活、文化を受け継ぐ人々といったテーマが、彼の創作を読み解く手がかりになります。
『はるねこ』(2016年)
甫木元空が監督・脚本・音楽を担当した長編映画デビュー作です。青山真治のプロデュースのもとで制作され、ロッテルダム国際映画祭のコンペティション部門にも出品されました。
監督としてだけでなく音楽面も担ったことは、その後の活動を考えるうえでも重要です。映画の映像と音を別々に扱うのではなく、作品全体の表現として組み立てる姿勢が、初期の長編作品から見られます。
『はだかのゆめ』(2022年)
2022年に公開された長編映画で、第35回東京国際映画祭のNippon Cinema Now部門に選出されました。四万十川のほとりを舞台に、生と死、家族との暮らし、記憶と風景が交差する作品です。
この作品は、甫木元自身の人生経験とも重なる題材を含んでいます。新潮社から刊行された小説版には、映画と同名の小説に加え、映画のシナリオなども収録されました。映画を見たあとに小説を読むことで、同じ題材が文章の中でどのように展開されるのかを比較できます。
『BAUS 映画から船出した映画館』(2025年)
2025年3月21日に公開された長編映画です。2014年に閉館した吉祥寺バウスシアターをめぐる歴史と、映画館を支えてきた人々の物語を描いています。
本作は、本田拓夫の著書を原作とし、2022年に亡くなった青山真治が温めていた脚本を甫木元が引き継いで完成させた作品です。甫木元は監督と脚本を担当し、音楽は大友良英が手がけました。
主演は染谷将太。峯田和伸、夏帆らが出演しています。夏帆は主人公サネオの妻となるハマを演じました。
映画館という場所を通して、映画だけでなく演劇や音楽など、さまざまな文化が交わる歴史を描いた点も特徴です。映画を単なる映像作品としてではなく、人や文化が集まる場所と結びつけて考えるうえでも興味深い作品です。
なお、甫木元は映画監督としての作品制作に加え、ミュージックビデオの演出にも携わっています。日テレNEWS NNNなどの報道では、松村北斗の「憧憬のアーチ」や、あいみょんの「ざらめ」のミュージックビデオを監督したことも紹介されています。
【Bialystocks】甫木元空はボーカル・ギターとして何をしている?
映画監督としての顔と並んで、甫木元空を語るうえで欠かせないのが、オルタナティブ・ロックバンド「Bialystocks」での活動です。読み方は「ビアリストックス」。2019年に結成された2人組の音楽ユニットで、甫木元空とキーボードを担当する菊池剛を中心に活動しています。
甫木元はボーカルとギターを担当。映画制作を通じて培ってきた映像的な感覚や物語性が、音楽活動にもつながっています。
2022年には「Quicksand」をメジャーデビュー作として発表。映画『はだかのゆめ』では、同作の主題歌にもなった楽曲が、映像と音楽の関係を象徴する存在になりました。
Bialystocksの活動は、映画ファンだけでなく、音楽リスナーにも甫木元空の名前が知られるきっかけとなっています。加えて、2024年公開の映画『ルート29』では、Bialystocksが主題歌「Mirror」と劇中音楽を担当。音楽と映画の双方で表現を続ける活動が、作品を通じて結びついています。
2026年には、バンドの活動規模がさらに拡大しました。7月15日には初の日本武道館公演を開催し、スペースシャワーTVの番組紹介では約1万人を動員した公演として取り上げられています。同月には「FUJI ROCK FESTIVAL '26」にも初出演し、GREEN STAGEでパフォーマンスを披露しました。
こうした実績から見えてくるのは、甫木元が映画監督としての知名度を音楽に移しているだけではないという点です。Bialystocksはバンドとして独自の活動を積み重ね、楽曲提供やライブ、アルバム制作を通じて音楽リスナーとの接点を広げています。
【小説家としての顔】『はだかのゆめ』に込められた記憶と風景
甫木元空は、2023年に刊行された小説『はだかのゆめ』で小説家としてもデビューしました。映画と同名の作品ですが、小説は映像を文章に置き換えただけのものではありません。新潮社の書籍紹介では、四万十川のほとりで過ごす日々や、祖父との暮らし、家族の記憶などが物語の中心に置かれています。
作品には、母の故郷である高知へ移り住んだ主人公の生活や、家族の生と死にまつわる記憶が織り込まれています。個人的な経験を出発点にしながら、土地の風景や人々の営みへと視野を広げていることが特徴です。
同書には映画『はだかのゆめ』のシナリオも収録されています。小説と映画の両方を読む、あるいは見ることで、同じ題材が異なるメディアでどのように表現されているかを比較できます。
映画では、俳優の身体や風景、音楽、映像の時間が物語を形づくります。一方、小説では、言葉によって記憶や感情をたどることができます。甫木元の活動を理解するには、作品をジャンル別に分けるだけでなく、表現方法の違いにも目を向けることが大切です。
このように、甫木元空の創作活動は映画監督、音楽家、小説家という肩書だけでは捉えきれません。異なる表現手段を使いながら、記憶や風景、人間の生を繰り返し掘り下げている点に、活動全体をつなぐ特徴があります。
【夏帆との結婚】発表日はいつ?馴れ初めや共演作品の事実関係
2026年9月15日、俳優の夏帆が自身の公式サイトで、甫木元空との結婚を発表しました。同日、甫木元もBialystocksの公式サイトを通じて結婚を報告しています。テレビ朝日ニュース、MANTANWEB、日刊スポーツなど複数の報道でも、2人の結婚が伝えられました。
夏帆は発表文で、これまで出会い、関わってきた人々への感謝を述べたうえで、「これからは家族としてお互いの健康を第一に考え、一つ一つのご縁を大切にしながら、より一層創作活動に励んでまいります」との趣旨を伝えました。
甫木元も同様に、周囲への感謝と、家族として互いの健康を大切にしながら創作活動に励む意向を表明しています。双方の発表では、仕事への姿勢と周囲への感謝が共通して示されています。
2人の接点として公に知られているのが、映画『BAUS 映画から船出した映画館』です。甫木元が監督・脚本を担当した同作に夏帆が出演しており、2025年3月の公開を通じて、2人が映画制作の現場で関わっていたことが分かります。
ただし、映画での共演・共同制作と、交際を始めた時期や出会いの経緯は別の話です。2人がいつ、どのように知り合い、交際に発展したのかという詳細な馴れ初めは、結婚発表の文面では明らかにされていません。『BAUS』が2人の出会いの場だったと断定できる公表情報もありません。
また、結婚発表は2026年9月15日ですが、この日付が婚姻届の提出日と一致するかどうかについて、発表文からは判断できません。報道で確認できる確かな節目は、両者が同日に結婚を公表したことです。
甫木元空と夏帆は、それぞれ映画や創作の世界で活動してきた人物です。今回の発表で公にされたのは結婚と今後の創作活動への意欲であり、家庭生活の詳細については多くを語っていません。公表された内容と、推測にとどまる話題を分けて受け止めることが、2人のニュースを理解するうえで重要です。
【2026年最新情報】甫木元空とBialystocksの現在、今後の予定
2026年10月時点の甫木元空は、映画監督としての活動に加え、Bialystocksの音楽活動でも大きな節目を迎えています。特に注目されるのが、初の日本武道館公演と、年末に予定されている4枚目のフルアルバムです。
日本武道館公演は2026年7月15日に開催。Bialystocksにとって初めての日本武道館公演で、スペースシャワーTVの公演紹介では、ステージ後方まで客席を開放した360度レイアウトで約1万人を動員したとされています。
また、2026年10月20日にバンドの公式サイトなどで発表された情報によると、4枚目のフルアルバム『Savanna』は12月16日に発売予定です。収録予定曲には、テレビアニメ『違国日記』のエンディングテーマ「言伝」、フジテレビ系ドラマ『ラムネモンキー』の主題歌「Everyday」、テレビ朝日系報道番組『サタデーステーション』のテーマ曲「一瞬」などが含まれます。その他の収録内容は順次発表される予定です。
アルバムを引っ提げた全国ホールツアー「Bialystocks Savanna Tour 2026-2027」も予定されています。公式発表では全国8都市9公演の開催が案内され、10月には全公演の完売を受けて、2027年7月29日と30日に東京ガーデンシアターで追加公演を行うことも発表されました。
この動きは、Bialystocksが音楽活動の規模を広げていることを示しています。テレビ番組やアニメへの楽曲提供、フェスへの出演、武道館公演、アルバム発売、全国ツアーと、活動の接点は多方面に広がっています。
一方、映画監督としての甫木元空を追うなら、2025年公開の『BAUS 映画から船出した映画館』や、映画と小説の両方で展開された『はだかのゆめ』が重要な作品です。音楽の新しい動向だけでなく、今後の映画制作や文学活動にも注目することで、甫木元の表現活動をより立体的に理解できます。
2026年の活動を追う際には、アルバムやツアーの予定と、すでに開催・発売された実績を区別しておくことも大切です。『Savanna』は10月時点では発売前の作品であり、全国ツアーも今後の開催予定です。最新情報はBialystocksの公式発表を基準に確認するのが確実です。
【甫木元空】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:甫木元空の読み方と年齢は?
A1:読み方は「ほきもと・そら」です。1992年生まれで、2026年10月時点では34歳です。
Q2:甫木元空の代表作は何ですか?
A2:映画では長編監督デビュー作の『はるねこ』(2016年)、『はだかのゆめ』(2022年)、『BAUS 映画から船出した映画館』(2025年)が代表的です。小説家としては、2023年に刊行された『はだかのゆめ』があります。
Q3:甫木元空はBialystocksで何を担当していますか?
A3:2019年に結成されたBialystocksでボーカルとギターを担当しています。2026年7月にはバンド初の日本武道館公演を開催し、4枚目のアルバム『Savanna』を12月16日に発売する予定です。
Q4:甫木元空と夏帆はいつ結婚を発表しましたか?
A4:2026年9月15日です。夏帆は公式サイトで、甫木元はBialystocksの公式サイトを通じて、それぞれ結婚を報告しました。
Q5:甫木元空と夏帆の馴れ初めは公表されていますか?
A5:交際の開始時期や具体的な出会いの経緯は、結婚発表では明らかにされていません。2人は甫木元が監督・脚本を担当した映画『BAUS 映画から船出した映画館』で仕事をともにしていますが、それが出会いのきっかけだったと断定できる公表情報はありません。
Q6:甫木元空は2026年現在、どのような活動をしていますか?
A6:映画監督・小説家としての活動に加え、Bialystocksのボーカルとして音楽活動を続けています。2026年には日本武道館公演を開催し、12月発売予定のアルバム『Savanna』や、全国ホールツアーの準備が進んでいます。
甫木元空は、映画監督としてキャリアを築き、Bialystocksのボーカル・ギターとして音楽活動を展開し、小説家としても作品を発表してきたクリエイターです。『はるねこ』『はだかのゆめ』『BAUS 映画から船出した映画館』という映画作品をたどると、映像と音楽、文学を別々の領域として扱わず、表現の可能性を広げてきた歩みが見えてきます。
2026年9月15日には夏帆との結婚を発表し、私生活でも大きな節目を迎えました。2人は映画『BAUS 映画から船出した映画館』で仕事をともにしていますが、馴れ初めなどの詳細は公表されていません。結婚発表で示されたのは、互いの健康を大切にしながら創作活動に励むという意向です。
そして2026年後半の注目点は、Bialystocksの初武道館公演に続くアルバム『Savanna』の発売と全国ツアーです。映画監督としての次の作品、小説家としての新たな発表、そして音楽活動の展開をそれぞれ追うことで、甫木元空という人物の創作活動をより深く理解できるでしょう。
甫木元空を知るための判断基準は、結婚報道だけで人物像を決めつけず、映画・音楽・文学の実際の作品に触れることです。肩書の多さだけでは見えない表現上のつながりに目を向けると、彼がどのようなクリエイターなのかが、より明確になります。