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サクラトゥジュールの競走成績と現在は?重賞2勝と2026年の金沢移籍を徹底解説

長谷川 澪 長谷川 澪 • 更新: • 公開: • 読了約 16 分
目次

サクラトゥジュールは、2024年の東京新聞杯と2025年の京都金杯を制した日本の競走馬です。2017年4月14日生まれの青鹿毛で、父ネオユニヴァース、母サクラレーヌという血統。7歳で重賞初制覇を果たし、8歳でもGⅢを勝利するなど、長く第一線で走り続けてきました。

2026年の現在、サクラトゥジュールはJRAの競走馬登録を抹消され、金沢競馬へ移籍しています。JRA公式発表とJBISサーチの競走成績によると、中央競馬で31戦7勝を記録した後、地方競馬でも出走を重ねています。この記事では、プロフィールや血統、馬名の由来、2024年・2025年の勝利、全戦績、そして2026年10月時点の最新状況まで整理します。

【プロフィール】サクラトゥジュールの生年月日・血統・馬名の由来

サクラトゥジュール

サクラトゥジュールは、北海道新ひだか町の谷岡牧場で生産された日本のサラブレッドです。JRAの競走馬情報によると、生年月日は2017年4月14日。馬主は株式会社さくらコマースで、中央競馬時代は美浦の堀宣行厩舎に所属していました。

現在の性別表記は「せん」。競走馬としてデビューした当初は牡馬でしたが、2025年の京都金杯を迎えるまでに去勢されており、8歳で重賞2勝目を手にしています。

基本プロフィールを

  • 馬名:サクラトゥジュール
  • 欧字名:Sakura Toujours
  • 生年月日:2017年4月14日
  • 毛色:青鹿毛
  • 性別:せん
  • 父:ネオユニヴァース
  • 母:サクラレーヌ
  • 母の父:シンボリクリスエス
  • 母の母:セダンフオーエバー
  • 生産牧場:谷岡牧場
  • 馬主:株式会社さくらコマース
  • 中央競馬時代の調教師:堀宣行(美浦)

血統面では、父ネオユニヴァースと母の父シンボリクリスエスの組み合わせが特徴です。ネオユニヴァースは皐月賞と日本ダービーを制したクラシック二冠馬で、シンボリクリスエスも天皇賞(秋)や有馬記念などを勝った実績馬です。

もっとも、血統だけで個々の競走馬の適性や能力を断定することはできません。サクラトゥジュールの場合、実際のレースでは芝1600メートルで重賞2勝を挙げた一方、1800メートルや2000メートルの競走にも出走してきました。血統背景と実際の戦績を合わせて見ることが、馬の特徴を理解するうえで重要です。

馬名の由来は「冠名+いつも(仏)」です。「サクラ」は馬主の冠名、「トゥジュール」はフランス語の「toujours」に由来し、「いつも」という意味を持ちます。JRAの競走馬情報では、母母名より連想した名前とも説明されています。

馬名の意味を調べる際は、単純な外国語の訳だけでなく、冠名や血統とのつながりも確認すると理解が深まります。サクラトゥジュールの名前も、さくらコマースの冠名と母系の背景を組み合わせたものです。

【競走成績】全戦績と2024年・2025年の成績を一覧で整理

サクラトゥジュールの競走生活を振り返ると、デビュー直後から一定の能力を示しながら、年齢を重ねて重賞タイトルを手にした経緯が見えてきます。

JBISサーチの年度別累計成績と全競走成績をもとに、中央競馬と地方競馬の記録を整理しました。

時期 出走数・勝利数 主な実績・成績
2019~2023年 22戦5勝 条件戦を勝ち上がり、2023年メイステークスも制覇
2024年 3戦1勝 東京新聞杯で重賞初制覇。関屋記念は13着
2025年 3戦1勝 京都金杯を制覇。安田記念は8着
2026年・JRA 3戦0勝 東京新聞杯9着、フェブラリーステークス13着、安田記念15着
2026年・金沢競馬 4戦1勝 7月28日に移籍後初勝利
通算 35戦8勝 2着7回、3着1回、4着以下19回

この表で注意したいのは、2026年の成績がJRAと地方競馬に分かれている点です。JRA公式発表による中央競馬の通算成績は31戦7勝。金沢競馬への移籍後、さらに4戦して1勝を挙げたため、2026年10月時点の国内通算成績は35戦8勝となっています。

中央競馬での獲得賞金は、付加賞を含めて2億951万6,000円です。地方競馬での獲得賞金はJBISサーチの集計で186万円。中央時代の賞金と地方での賞金は、集計区分を分けて確認する必要があります。

キャリアの中で見逃せないのは、2022年8月の札幌で行われたワールドオールスタージョッキーズ第2戦、2023年のメイステークス、そして2024年の東京新聞杯です。条件戦を勝ち上がり、オープン競走でも結果を残したうえで、7歳時に初めて重賞タイトルを獲得しました。

また、2024年と2025年はいずれも年間3戦で1勝を挙げています。出走数だけを見ると少ないものの、その1勝がそれぞれGⅢ競走だった点に、サクラトゥジュールのキャリアの特徴があります。

【2024年東京新聞杯】7番人気から重賞初制覇を果たした一戦

サクラトゥジュールの名前を広く知らしめたのが、2024年2月4日に東京競馬場で行われた第74回東京新聞杯です。

JRAの公式レース結果によると、サクラトゥジュールは7番人気で出走。レイチェル・キング騎手が手綱を取り、芝1600メートルを1分32秒1で走破しました。2着のウインカーネリアンに0.2秒差をつけ、重賞初制覇を達成しています。

当時の馬体重は526キログラム。道中で脚をため、最後の直線で末脚を伸ばす競馬を見せました。推定上がり3ハロンは33秒5。先行馬が競り合う展開のなか、最後まで脚を使えたことが勝利につながりました。

東京馬主協会のレース報告では、この勝利はサクラトゥジュールにとって東京新聞杯への2度目の挑戦での勝利であり、JRA重賞では5度目の挑戦でつかんだ初タイトルとされています。前年の2023年東京新聞杯では14着に敗れており、同じレースで結果を大きく変えた点も印象的です。

この勝利は、騎手と馬の組み合わせという観点でも注目されました。キング騎手は同馬との初コンビで東京新聞杯を制覇。後に2025年の京都金杯でも同じコンビで勝利を挙げ、サクラトゥジュールの重賞2勝にいずれも騎乗した騎手となりました。

一方、東京新聞杯の勝利だけをもって、常に安定して重賞で上位に入れる馬だったと評価するのは正確ではありません。2024年はその後の関屋記念で13着に敗れています。大きな実績を残したレースと、ほかのレースでの結果を分けて見ることで、実力の発揮に条件や展開が影響していたことも読み取れます。

【2025年京都金杯】8歳で重賞2勝目を挙げた実力

サクラトゥジュールは、東京新聞杯の翌年にも重賞タイトルを獲得しました。2025年1月5日に行われた第63回スポーツニッポン賞京都金杯です。

JRAの公式レース結果によると、サクラトゥジュールは6番人気。レイチェル・キング騎手とのコンビで、芝1600メートルを1分33秒5で走り、2着のウォーターリヒトにクビ差で勝利しました。8歳での重賞2勝目となり、年齢を重ねてもGⅢを勝ち切る力があることを示しました。

このレースで特徴的だったのは、道中で後方に位置していたことです。通過順位は13番手、10番手、10番手。直線で追い上げ、上がり3ハロン34秒6の末脚を使って先頭に立ちました。前方の馬を追いかける形から、ゴール前で競り勝った一戦です。

なお、レース名は「京都金杯」ですが、2025年の開催場所は京都競馬場ではなく中京競馬場でした。レース名と実際の開催地が一致しない年もあるため、過去の競走成績を確認する際には、開催場の欄まで見ることが大切です。

東京馬主協会の報告では、この勝利は同レースへの初挑戦での勝利であり、JRA重賞では2024年東京新聞杯に続く2勝目とされています。また、ネオユニヴァース産駒にとっても同レース初勝利となりました。

サクラトゥジュールは京都金杯までに去勢されており、その後に重賞を勝ったことも話題になりました。ただし、競走結果を手術だけで説明することはできません。実際の勝利には、騎手の判断、道中の位置取り、馬の状態、ペースなど複数の要素が関わります。

その後の2025年東京新聞杯では15着に敗れましたが、6月の安田記念では8着に入っています。GⅠの舞台でも掲示板まであと一歩の競馬を見せた点は、重賞2勝だけでは捉えきれない同馬の競走能力を示す記録です。

【2026年最新情報】現在は金沢競馬へ移籍、7月に勝利

サクラトゥジュールの現在を知るうえで重要なのが、2026年6月のJRA競走馬登録抹消です。

JRAは2026年6月18日、サクラトゥジュールの競走馬登録を同日付で抹消したと発表しました。発表時点では金沢競馬場へ移籍する予定とされていました。JRA所属としての最後のレースは、同年6月7日の安田記念です。

安田記念では芝1600メートルを走り、17頭立ての15着。これを最後に中央競馬での出走を終え、活動の舞台を地方競馬へ移しました。JRA時代の成績は31戦7勝、獲得賞金は付加賞を含めて2億951万6,000円です。

ただし、JRAの登録抹消は競走生活そのものの引退を意味しません。実際にサクラトゥジュールは金沢競馬へ移籍し、2026年7月以降もレースに出走しています。

JBISサーチおよび楽天競馬の出走履歴では、2026年の金沢競馬で次の成績が確認できます。

  • 7月28日:「ありがとう!葛山晃平騎手特別」で1着。ダート1700メートルを1分51秒2で走り、2着に1.2秒差をつけました。
  • 8月25日:イヌワシ賞で6着。ダート2000メートルに出走しました。
  • 9月21日:金沢鼓門賞で4着。ダート1400メートルを走りました。
  • 10月18日:金沢スプリントカップで9着。ダート1400メートルの競走でした。

これらの記録から、2026年10月28日時点では、サクラトゥジュールは金沢競馬に所属して競走を続けていることが分かります。移籍後初勝利を挙げた一方、その後の重賞競走では着順が伸びていません。

中央競馬時代に実績を残した芝1600メートルから、金沢ではダート1400~2000メートルへと主戦場が変わりました。競馬場、路面、距離、対戦相手が変わるため、中央時代の芝重賞での実績だけで地方競馬の着順を予測することはできません。

今後の注目点は、移籍後の勝利数だけではなく、どの距離で力を発揮するのか、重賞と一般競走でどのような走りを見せるのかという点です。2026年10月18日の金沢スプリントカップが、現時点で確認できる直近の出走記録となっています。

【プロの結論】サクラトゥジュールの実績をどう評価すべきか

サクラトゥジュールの競走生活を評価する際は、重賞2勝という実績と、年齢を重ねながら戦う舞台を変えてきた経緯の両方を見る必要があります。

第一の評価要点は、7歳で重賞初制覇、8歳で重賞2勝目を挙げたことです。2024年東京新聞杯では7番人気から勝利し、翌年の京都金杯では6番人気から接戦を制しました。いずれも芝1600メートルのGⅢで、キング騎手とのコンビが結果を残しています。

第二の要点は、勝利数だけでなく競走の内容です。東京新聞杯では上がり3ハロン33秒5、京都金杯では後方から進出してクビ差の勝利を収めました。異なるレースで重賞を勝ったことは、展開が異なる状況でも末脚を生かす競馬ができたことを示しています。

第三の要点は、現在の成績を中央時代と単純比較しないことです。2026年に金沢競馬へ移籍した後、ダート1700メートルで勝利した一方、1400メートルや2000メートルの競走では上位に入れないレースもありました。芝のマイル重賞での実績は重要ですが、地方のダート競走では別の適性が大切です。

競走馬の実績を調べる読者にとっては、次の3点を押さえると評価を誤りにくくなります。

  • 重賞の勝ち鞍:レース名、開催日、距離、着順、騎手を確認する。
  • 成績の集計範囲:JRAのみの通算成績と、地方移籍後を含む全競走成績を区別する。
  • 現在の所属と直近の結果:登録抹消の発表だけで引退と判断せず、移籍後の出走履歴も確認する。

サクラトゥジュールは、中央競馬のマイル重賞を2勝した実績馬であると同時に、2026年には金沢競馬へ活動の場を移した現役の競走馬です。過去の栄光だけでも、直近の着順だけでも、その競走生活の全体像は捉えきれません。重賞での勝利、中央での全戦績、そして地方移籍後の成績をつなげて見ることが、同馬を正確に理解するための判断基準です。

【サクラトゥジュール】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:サクラトゥジュールの主な勝ち鞍は何ですか?
A1:2024年の東京新聞杯(GⅢ)と2025年のスポーツニッポン賞京都金杯(GⅢ)です。いずれもレイチェル・キング騎手が騎乗し、芝1600メートルで勝利しました。

Q2:サクラトゥジュールの通算成績は何戦何勝ですか?
A2:JRA時代は31戦7勝です。2026年に金沢競馬へ移籍した後、4戦1勝を記録しているため、2026年10月時点の国内通算成績は35戦8勝、2着7回、3着1回です。

Q3:サクラトゥジュールの馬名の意味は何ですか?
A3:JRAの公式情報では「冠名+いつも(仏)」とされています。「サクラ」は馬主の冠名で、「トゥジュール」はフランス語の「toujours」に由来します。母母名より連想した名前です。

Q4:サクラトゥジュールは2026年に引退しましたか?
A4:JRAの競走馬登録は2026年6月18日付で抹消されましたが、競走生活そのものを終えたわけではありません。金沢競馬へ移籍し、7月28日に移籍後初勝利を挙げています。10月18日にも金沢スプリントカップへ出走しています。

Q5:サクラトゥジュールの父と母は誰ですか?
A5:父はネオユニヴァース、母はサクラレーヌです。母の父はシンボリクリスエスで、母の母はセダンフオーエバーです。生産牧場は北海道新ひだか町の谷岡牧場です。

サクラトゥジュールは、2017年4月14日生まれの競走馬で、2024年東京新聞杯と2025年京都金杯を制した重賞2勝馬です。父ネオユニヴァース、母サクラレーヌという血統を持ち、馬名には「冠名+いつも(仏)」という意味が込められています。

JRAでは31戦7勝、獲得賞金2億951万6,000円という成績を残し、2026年6月に金沢競馬へ移籍しました。移籍後は7月28日に勝利を挙げ、10月18日にも出走しています。

サクラトゥジュールの競走成績を調べる際は、東京新聞杯と京都金杯の勝利だけでなく、年度別の成績、中央競馬での全戦績、地方移籍後の出走履歴を合わせて確認することが大切です。2026年10月時点では、中央の重賞2勝という実績を持ちながら、金沢競馬で新たな競走生活を続けている点が、現在の最大の注目ポイントです。

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トレンドリサーチャー 長谷川 澪
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