三上ヘンリー大智(みかみ・ヘンリー・だいち)は、剣道を原点にキックボクシング、総合格闘技(MMA)へと競技の幅を広げてきた格闘家です。LDH JAPANに所属し、格闘技オーディション番組『格闘DREAMERS SEASON:2』への出演や、映画『HiGH&LOW THE WORST X』でのラオウ役でも知られています。
2026年は韓国の総合格闘技団体ROAD FCにも参戦。5月の試合で一本負けを喫した後、8月29日のROAD FC 78ではリアネイキッドチョークによる一本勝ちを収めました。加えて、EXFIGHTではプロ選手向けの練習を指導するコーチも務めています。30歳を迎えた今、競技者としても指導者としても活動の幅を広げているファイターです。
【プロフィール】三上ヘンリー大智はどんな格闘家?出身・身長・年齢を整理

三上ヘンリー大智は、打撃を得意とする総合格闘家です。長身を生かした攻撃に加え、剣道で身につけた間合いの感覚や足さばきを競技の強みにしてきました。キックボクシングでプロデビューした後、MMAへ本格的に転向し、国内外の大会で経験を積んでいます。
所属事務所のLDH公式プロフィールでは、誕生日は1996年4月6日、出身地は青森県弘前市、血液型はB型と紹介されています。2026年10月28日時点で30歳です。
身長については、公表資料の間で表記に違いがあります。LDHのプロフィール欄では190cm、KNOCK OUTの選手プロフィールでは191cmとされています。LDHの紹介文には192cmという記載もあるため、媒体によって数値が統一されていません。記事やSNSで身長を確認する場合は、どのプロフィールを参照しているかを押さえておく必要があります。
| 項目 | プロフィール |
|---|---|
| 名前 | 三上ヘンリー大智 |
| 生年月日 | 1996年4月6日 |
| 年齢 | 30歳(2026年10月28日時点) |
| 出身地 | 青森県弘前市 |
| 身長 | 190cm(LDH公式プロフィール) |
| 体重 | 95kg(LDH公式プロフィール) |
| 血液型 | B型 |
| 得意分野・バックボーン | 剣道、キックボクシング |
| 所属 | LDH JAPAN/EXFIGHT関連の格闘技活動 |
| 主な出演作品 | 『格闘DREAMERS SEASON:2』『HiGH&LOW THE WORST X』 |
なお、体重は競技や大会の契約によって変わります。LDHのプロフィールにある95kgという数字と、試合ごとの計量体重は同じ意味ではありません。2026年8月のROAD FC 78では、87kg契約の試合に出場し、計量を通過しています。
【学歴・剣道】中央大学で培った実績がMMAにどう生きているのか
三上のキャリアを理解するうえで欠かせないのが、長年取り組んできた剣道です。格闘家のバックボーンとしては珍しい競技ですが、本人は過去のインタビューで、剣道の技術や考え方がキックボクシング、MMAの双方に生きていると語っています。
MMAPLANETのインタビュー記事によると、三上は東海大学付属第四高校(現・東海大学付属札幌高校)時代に剣道の指導を受け、中央大学在学中には第64回全日本学生剣道選手権大会で個人3位に入っています。剣道を通じて全国レベルの競技経験を積み、大学では剣道の推薦で進学したことも、KNOCK OUT公式サイトに掲載された本人のインタビューで明かされています。
剣道を続けた期間は中学生から大学2年生まで。競技者として実績を積み上げていた一方、大学生のころには格闘技への関心が強まり、最終的にキックボクシングへの転向を選びました。
興味深いのは、剣道の経験が単なる身体能力の土台にとどまらない点です。三上はMMAPLANETの取材で、剣道における攻めと駆け引きの考え方が、MMAの打撃や組み技にも共通すると説明しています。たとえば、相手の意識を一つの攻撃に向けさせ、別の攻撃につなげる発想です。
これは、MMAで相手の反応を誘いながら打撃を当てたり、打撃を警戒させて組み技へ移行したりする場面にも通じます。剣道の経験があるから自動的にMMAで勝てるわけではありませんが、間合い、重心移動、相手の反応を読む力は、三上の戦い方を理解するうえで重要な要素です。
【格闘DREAMERSからプロへ】キックボクシング転向とMMAデビューの軌跡
三上がキックボクシングを始めたのは21歳のころです。本人がKNOCK OUT公式サイトのインタビューで語ったところによると、中央大学に在学していた際、京王線沿線で見かけたキックボクシングジムの看板がきっかけの一つになりました。漫画『あしたのジョー』が好きだったこともあり、格闘技の世界へ飛び込んだと振り返っています。
転向後はアマチュア大会で実績を積み、2019年6月にシュートボクシングの大会でプロデビュー。シュートボクシング公式サイトの試合報告によると、2020年12月27日のJAPAN KICKBOXING INNOVATIONでは渡辺颯に1ラウンド2分38秒、レフェリーストップによるTKO勝ちを収めました。この勝利によって、キックボクシングのプロ戦績は4戦4勝、4KOとなりました。
その後、三上のキャリアを大きく変えたのが、LDHの格闘技プロジェクトと『格闘DREAMERS SEASON:2』です。LDH公式プロフィールでも同番組への出演が確認でき、LDH FIGHTER BATTLE AUDITION IIへの挑戦をきっかけに、主戦場をキックボクシングから総合格闘技へ移したと紹介されています。
MMAでは、2022年4月のPOUND STORMで岩﨑大河と対戦してプロデビューしました。初戦は判定で敗れましたが、その後は2022年に2連勝。2023年にはHEAT、2024年にはGLADIATORといった大会でも勝利を重ねています。
また、三上には格闘技以外の活動歴もあります。映画『HiGH&LOW THE WORST X』ではラオウ役を担当。長身と存在感を生かした出演経験は、競技の枠を越えて名前を知るきっかけになっています。ただし、俳優としての知名度と格闘家としての実力は別の評価軸であり、リング上の評価は試合内容や対戦相手を踏まえて判断する必要があります。
【戦績・試合結果】2026年最新のMMA記録と注目の勝敗
三上ヘンリー大智の戦績を確認するときは、キックボクシングとMMAを分けて見ることが大切です。KNOCK OUT公式プロフィールに掲載されているキックボクシングの記録は4戦4勝(4KO)。一方、MMAでは2022年のプロデビュー以降、国内大会に加えて海外団体にも参戦しています。
2025年までの記録を掲載したMMAデータベースでは、三上のMMA戦績は5勝3敗でした。しかし、2026年にはROAD FCで2試合を戦っているため、その数字は最新の戦績ではありません。5月30日のROAD FC 77でチョ・スンギに一本負けを喫した後、8月29日のROAD FC 78ではチェ・スンビンに一本勝ち。2026年10月28日時点で確認できるMMA戦績は、6勝4敗です。
主なプロMMAの試合結果は次のとおりです。大会レポートや選手データベースで確認できる記録を時系列にまとめました。
| 開催日 | 対戦相手 | 結果 |
|---|---|---|
| 2022年4月24日 | 岩﨑大河 | 敗北・判定 |
| 2022年8月7日 | フェルナンド・マツキ | 勝利・1R 0分19秒 KO |
| 2022年10月30日 | 藤本新 | 勝利・1R 2分03秒 TKO |
| 2023年8月19日 | チョン・ホチョル | 勝利・2R TKO |
| 2024年2月16日 | アン・ジェヨン | 勝利・2R 2分48秒 TKO |
| 2025年1月10日 | マチュー・レト・デュクロ | 敗北・5R判定 |
| 2025年8月10日 | イム・ドンファン | 勝利・1R 0分30秒 |
| 2025年9月20日 | イ・イサク | 敗北・3R 4分59秒 リアネイキッドチョーク |
| 2026年5月30日 | チョ・スンギ | 敗北・リアネイキッドチョーク |
| 2026年8月29日 | チェ・スンビン | 勝利・1R 4分33秒 リアネイキッドチョーク |
2026年の2試合は、三上の課題と成長を考えるうえで見逃せません。5月のROAD FC 77では、チョ・スンギにリアネイキッドチョークで敗北。ところが、約3か月後のROAD FC 78では、同じリアネイキッドチョークでチェ・スンビンを仕留めました。
MMAPLANETの試合レポートは、8月の勝利を三上にとってキャリア初の一本勝ちとして報じています。打撃を持ち味とする選手が、寝技によって勝利を収めたことは、技術面の幅を評価するうえで注目すべきポイントです。
もちろん、1試合の勝利だけで寝技の実力がトップレベルに達したと判断することはできません。今後は、異なるタイプの相手に対しても組み技や寝技を安定して使えるか、そして得意の打撃をどのように組み合わせるかが評価の焦点になります。
【2026年現在】EXFIGHTでの指導と三上ヘンリー大智の評判・実力
2026年の三上は、選手として試合に出場するだけでなく、後進の育成にも関わっています。EXFIGHTは2026年1月19日付の公式発表で、三上が金曜のプロ練習のコーチを担当すると告知しました。実戦を意識した判断やフィードバックを通じ、打撃技術の精度向上と実戦感覚の強化を目指す内容です。
この発表から分かるのは、三上が現役の総合格闘家として、実戦経験を指導にも生かしていることです。所属事務所のLDH公式プロフィールにも格闘家として掲載されており、2026年時点で競技活動を継続していることが確認できます。
では、三上の実力はどのように評価すべきでしょうか。最初に、キックボクシングではプロ4戦4勝、4KOという記録を残しており、打撃の決定力はキャリア初期から際立っていました。MMAでもKO・TKOによる勝利を重ねてきた一方、2025年から2026年にかけては一本負けも経験しています。
この戦績が示すのは、打撃の強さだけでなく、総合格闘技に必要な技術をどこまで統合できるかが重要だということです。MMAでは、打撃で優位に立っていても、テイクダウンやケージ際の攻防、寝技への対応が不十分なら勝利を逃す可能性があります。三上の2026年5月の敗戦と8月の一本勝ちは、その両面を考える材料になります。
一方、格闘技メディアでの評価には、長身を生かした打撃、剣道由来の距離感、そして競技を転向しながら積み上げてきた経験が繰り返し取り上げられています。師匠である岡見勇信も、LDHのプロフィール紹介で将来性を高く評価する人物として紹介されています。ただし、UFCでタイトルを狙えるという期待と、実際に世界最高峰の舞台で結果を残すことは別です。今後の評価は、対戦相手の水準と試合内容によって変わっていきます。
2026年10月28日時点で、確認できる直近の試合は8月29日のROAD FC 78です。それ以降の新たな試合結果は、今回確認できた公開資料では見当たりません。したがって、現状を表すなら「海外団体で勝利を挙げ、EXFIGHTで指導にも携わる現役ファイター」と整理するのが適切です。
【ハーフ・国籍・結婚・彼女】ルーツやプライベートの公表情報
三上ヘンリー大智については、名前や容姿からルーツや国籍に関心を持つ人もいます。シュートボクシング公式サイトの2020年の試合報告では、三上は日本人の父とブラジル人の母を持つ人物として紹介されています。こうした家族のルーツについては、格闘技団体の公開記事に記載があります。
ただし、親の出身国と本人の国籍は同じ情報ではありません。LDHの公式プロフィールでは青森県弘前市出身とされていますが、今回確認できたプロフィール資料には国籍を明示する記載がありません。ルーツに関する情報と国籍の情報は分けて理解する必要があります。
学歴については、中央大学に在学していたことが本人のインタビューで確認できます。高校は東海大学付属第四高校(現・東海大学付属札幌高校)と報じられています。剣道を続けながら大学に進み、大学2年で競技を離れてキックボクシングに挑戦したという経歴が、現在の格闘家としてのキャリアにつながっています。
結婚や彼女については、本人や所属事務所による結婚発表、交際相手を公表する公式発信を今回確認できませんでした。そのため、結婚している、独身である、特定の交際相手がいるといった断定はできません。プライベートに関する情報は、本人が公表した内容と第三者の推測を混同しないことが大切です。
三上の人物像を理解するうえで、競技外の噂よりも、本人がインタビューで語った剣道への向き合い方や格闘技への転向理由、実際の試合内容に注目するほうが、公開情報に基づいた理解につながります。
【三上ヘンリー大智】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:三上ヘンリー大智の身長と年齢は?
A1:1996年4月6日生まれで、2026年10月28日時点で30歳です。身長はLDH公式プロフィールで190cm、KNOCK OUTのプロフィールで191cmと記載されています。
Q2:三上ヘンリー大智の現在のMMA戦績は?
A2:2026年8月29日のROAD FC 78でチェ・スンビンに1ラウンド4分33秒、リアネイキッドチョークで一本勝ちを収めました。2026年の2試合を反映すると、確認できるMMA戦績は6勝4敗です。
Q3:三上ヘンリー大智は剣道の経験者?
A3:はい。中学生から大学2年生まで剣道を続け、中央大学在学中には第64回全日本学生剣道選手権大会で個人3位に入っています。本人は剣道で培った間合いや駆け引きが格闘技にも生きていると語っています。
Q4:三上ヘンリー大智は結婚している?彼女はいる?
A4:結婚や交際相手について、本人や所属事務所からの公式発表は今回確認できませんでした。公表されていないプライベート情報については、断定できません。
Q5:三上ヘンリー大智は2026年現在、何をしている?
A5:現役の総合格闘家として活動し、2026年8月にはROAD FC 78に出場して一本勝ちを収めました。また、EXFIGHTの公式発表によると、同年1月から金曜のプロ練習のコーチも担当しています。
三上ヘンリー大智は、剣道で全国レベルの実績を積み、キックボクシングでプロ4戦4勝・4KOを記録した後、MMAへ転向した異色の格闘家です。『格闘DREAMERS SEASON:2』への出演や映画『HiGH&LOW THE WORST X』への出演を通じて、競技ファン以外にも知られる存在になりました。
2026年はROAD FCで1勝1敗を記録し、8月の試合ではキャリア初の一本勝ちを達成。加えて、EXFIGHTではプロ練習のコーチを務めています。打撃を軸にしてきた選手が寝技でも勝利を挙げたことは、MMAファイターとしての成長を考えるうえで注目すべき変化です。
今後の実力を判断するなら、単に勝敗だけを見るのではなく、打撃の決定力、テイクダウンへの対応、寝技の攻防、そして対戦相手のレベルを合わせて確認が必要です。UFC参戦という目標に向けて、海外団体でどのような結果を積み重ねていくのか。剣道を原点とする三上ヘンリー大智の次の試合は、その成長を測る大きな材料になりそうです。