桂枝太郎(かつら・えだたろう)さんは、桂歌丸さんに入門し、2009年に真打へ昇進した落語家です。古典落語や創作落語に加え、狂言の演目を落語に作り替える独自の取り組みでも知られています。岩手県出身で、現在は横浜を拠点とした活動やテレビ出演、落語会などを通じて幅広く活躍しています。
所属事務所のマセキ芸能社と落語芸術協会の公式プロフィールによると、本名は佐々木修市さん。1977年8月28日生まれで、2026年10月28日現在の年齢は49歳です。1996年の入門から約13年で真打に昇進し、三代目桂枝太郎を襲名しました。現在の出演番組や公演情報を含め、経歴、師匠との関係、芸風の特徴を整理します。
【プロフィール】桂枝太郎の本名・年齢・出身地を公式情報で確認

三代目桂枝太郎さんは、公益社団法人落語芸術協会に所属する真打の落語家です。芸名の読み方は「かつら・えだたろう」。所属事務所のマセキ芸能社と落語芸術協会のプロフィールで、本名や生年月日、出身地などが公表されています。
| 項目 | プロフィール |
|---|---|
| 芸名 | 三代目 桂枝太郎(かつら・えだたろう) |
| 本名 | 佐々木修市(ささき・しゅういち) |
| 生年月日 | 1977年8月28日 |
| 年齢 | 49歳(2026年10月28日現在) |
| 出身地 | 岩手県衣川村(現・岩手県奥州市) |
| 学歴 | 岩手県立岩谷堂高校卒業 |
| 所属 | 落語芸術協会、マセキ芸能社 |
| 階級 | 真打 |
| 出囃子 | 串本節 |
| 主な芸風 | 古典落語、創作落語、狂言を取り入れた落語 |
出身地として公表されている衣川村は、現在の奥州市にあたります。岩手県にゆかりのある人物として、故郷から「いわて文化大使」「奥州大使」に任命されていることも、公式プロフィールに記載されています。
趣味は舞台鑑賞やお笑い鑑賞。特技として絵手紙やイラストも挙げられています。話芸だけにとどまらず、舞台芸術や視覚的な表現にも関心を持っていることが、プロフィールから読み取れます。
なお、インターネット上では同じ「桂枝太郎」という名前で検索すると、過去の代の人物や別の落語家に関する情報が表示される場合があります。今回紹介しているのは、1977年生まれで桂歌丸さんに入門した三代目桂枝太郎さんです。代数と本名を確認すると、人物を取り違えにくくなります。
【経歴・年表】桂歌丸への入門から2009年の真打昇進まで
桂枝太郎さんの落語家としての出発点は、1996年の桂歌丸さんへの入門です。落語芸術協会とマセキ芸能社の公式プロフィールには、入門から前座、二ツ目、真打へと進んだ経歴が記されています。
入門当初の前座名は桂歌市。その後、二ツ目への昇進に伴って桂花丸に改名しました。そして2009年5月、真打への昇進とともに三代目桂枝太郎を襲名しています。
主な節目を時系列で見ると、次のとおりです。
- 1996年3月:岩手県立岩谷堂高校を卒業。
- 1996年6月:桂歌丸門下に入門し、桂歌市を名乗る。
- 1996年9月:落語芸術協会の公式プロフィールでは、前座になった時期として記載されている。
- 1996年11月:マセキ芸能社のプロフィールによると、楽屋修行を開始。浅草演芸ホールでの初高座の演目は「つる」。
- 2000年6月:二ツ目に昇進し、桂花丸に改名。
- 2009年5月:真打に昇進し、三代目桂枝太郎を襲名。
- 2009年:フジテレビの「レッドサブトン」で賞を受賞。
ここで注目したいのは、真打昇進が単なる改名ではないという点です。落語界では、前座、二ツ目、真打という段階を経て芸を磨き、真打は一人前の落語家として扱われる重要な節目になります。桂枝太郎さんは、入門から約13年でその節目を迎えました。
また、三代目という代数は、襲名した名前が受け継がれてきたものであることを示しています。桂花丸として積み重ねてきた修業と経験を土台に、2009年から現在の芸名で活動を続けているわけです。
【師匠・桂歌丸との関係】弟子入りが桂枝太郎の原点
桂枝太郎さんの経歴を理解するうえで欠かせないのが、師匠である桂歌丸さんとの関係です。落語芸術協会の公式プロフィールでも、1996年6月に桂歌丸へ入門したことが明記されています。
歌丸さんは、長年にわたりテレビ番組「笑点」などで活躍した落語家です。テレビを通じて歌丸さんを知った人にとって、桂枝太郎さんはその芸を受け継ぐ弟子の一人にあたります。ただし、師匠の知名度だけで弟子の芸風が決まるわけではありません。枝太郎さん自身は、古典落語に加えて創作落語や狂言を取り入れた演目にも取り組んでいます。
前座名の「桂歌市」には、師匠の名前から一字を受けた形が見られます。その後、「桂花丸」を経て三代目桂枝太郎を襲名した歩みは、落語家が修業を重ねながら芸名を変えていく仕組みを知るうえでも分かりやすい例です。
また、桂枝太郎さん自身も「笑点」に関わる仕事を経験しています。マセキ芸能社の公式プロフィールには、同番組のアシスタントを17年間務めた実績が掲載されています。これは落語の高座だけでなく、テレビ番組の舞台裏でも長年にわたって活動してきたことを示す経歴です。
一方で、師匠との関係を語る際には、確認できる経歴と個人的なエピソードを分けて考える必要があります。公的なプロフィールから確実に分かるのは入門時期や前座名、昇進の履歴です。師弟間の細かな教えや日常のやり取りについては、本人の発言や具体的な取材記録と合わせて理解するのが適切です。
【芸風と演目】古典落語・創作落語・狂言をどう生かすのか
桂枝太郎さんの芸風を特徴づけているのは、古典落語だけでなく、自作の創作落語や狂言を取り入れた演目にも活動の幅を広げている点です。マセキ芸能社と落語芸術協会の公式プロフィールには、狂言師の三宅右近さんから狂言を学び、狂言の曲を落語に作り替えて演じていることが記載されています。
それぞれの取り組みには、異なる面白さがあります。
古典落語:長い時間をかけて受け継がれてきた物語や人物描写を、落語家自身の語りと演技で届ける芸です。枝太郎さんの初高座の演目として公式プロフィールに記されている「つる」は、落語の演目名として確認できます。ただし、初高座の演目がそのまま現在の代表作を意味するわけではありません。
創作落語:落語家自身が新たな物語を作り、現代の生活や関心事などを題材にして演じる分野です。枝太郎さんは創作落語にも取り組んでおり、「私を旅行に連れてって」は、学習研究社の書籍「Get Navi あたまの良くなる子の育て方」に関連して収録された作品として、公式プロフィールに掲載されています。
狂言を取り入れた落語:狂言は、日本の伝統的な喜劇として発展してきた舞台芸能です。枝太郎さんは狂言師の三宅右近さんから学び、狂言の曲を落語に作り替えて演じています。伝統芸能の要素を別の話芸へ移し替える取り組みであり、古典落語と創作落語に加えた特徴的な表現領域です。
この3つを並べると、枝太郎さんの活動は、伝統を守るだけでも、新しい作品だけを追求するだけでもないことが分かります。古典落語の継承、自ら物語を作る創作活動、さらに狂言との接点を設ける試みを併せ持っているのです。
ただし、個々の演目について、上演頻度や観客の評価を示すまとまった公開データは、公式プロフィールからは読み取れません。「どの演目が一番人気なのか」「どの芸風が最も高く評価されているのか」といった判断には、実際の公演内容や継続的な観劇記録も必要です。
【評判・テレビ出演】寄席以外でも活動を広げてきた理由
桂枝太郎さんの活動は、寄席や独演会に限られません。所属事務所の公式プロフィールには、テレビ、ラジオ、雑誌、ウェブ連載、CM、映画など、複数の媒体での出演・活動実績が掲載されています。
テレビ出演歴には、「笑点」「大笑点」「ぶらり途中下車の旅」「ニノさん」「笑っていいとも!」などがあります。NHK総合の「サラメシ シーズン9」や、岩手県に関連する番組への出演も記載されています。こうした経歴からは、落語の高座だけでなく、情報番組やバラエティーなどにも活動領域を広げてきたことがうかがえます。
2026年時点で、マセキ芸能社の公式プロフィールにレギュラー番組として掲載されているのは、J:COMの「桂枝太郎のいいじゃん横浜」です。横浜にゆかりのある活動を続けていることが、番組名からも伝わります。
また、公式プロフィールには、東京新聞の連載やCM、ラジオ番組などの実績も掲載されています。テレビ出演だけを切り取るよりも、複数の媒体で仕事を重ねてきた点に注目すると、枝太郎さんの活動の広がりを捉えやすくなります。
評判や芸風を考える際には、受賞歴や出演歴と、観客による評価を混同しないことも大切です。2009年の「レッドサブトン賞」は、公式プロフィールで確認できる実績の一つです。一方、賞の受賞やテレビ出演の多さだけで、落語家としての評価全体が決まるわけではありません。
実際に高座を聴く場合は、話のテンポ、登場人物の演じ分け、言葉の選び方、古典と創作の違い、狂言の要素がどのように落語へ取り込まれているか、といった観点から見ると、自分に合った魅力を見つけやすくなります。
【2026年最新】桂枝太郎の現在の活動と落語会・公演情報
2026年の桂枝太郎さんは、公式プロフィールに掲載されたテレビ番組への出演に加え、寄席や落語会での活動を続けています。公演情報を探す際は、所属事務所の情報だけでなく、落語芸術協会や各会場、落語専門の公演情報サイトも確認すると、出演予定を把握しやすくなります。
2026年9月21日には、横浜にぎわい座で「第拾参回 三代目枝太郎まつり」が開催されました。地域情報紙タウンニュースの2026年8月13日付記事によると、この公演のテーマは「女性芸人」。山田邦子さん、桂あやめさん、忠犬立ハチ高が出演者として紹介されていました。横浜を拠点とする枝太郎さんが、自身の名前を冠した公演を主催していることが分かる事例です。
今後の寄席出演については、落語系情報サイト「噺-HANASHI-」の2026年10月時点の掲載情報に、新宿末廣亭の11月上席昼の部、11月1日から10日までの出演予定が記載されています。公演日や出演者は変更される可能性があるため、実際に足を運ぶ場合は、直前に会場や主催者の最新案内を確認する必要があります。
横浜にぎわい座は、枝太郎さんの活動を追う際に押さえておきたい会場の一つです。所属事務所と落語芸術協会のプロフィールには、同会場での独演会開催についても記載されています。横浜周辺で公演を探している人は、会場の公演予定と本人の出演情報を照合するとよいでしょう。
公演を探す際の要点は、次の3つです。
- 落語芸術協会の公演スケジュール:定席の寄席や落語会への出演予定を調べる。
- 横浜にぎわい座の公演案内:横浜で開催される落語会や演芸公演の予定を確認する。
- 所属事務所の公式プロフィール:レギュラー番組や活動内容、出演実績を確認する。
公演情報サイトに掲載されている日程は、最新情報を探すための手掛かりになりますが、掲載内容が常に主催者の最終発表と一致するとは限りません。チケットを購入する際は、出演者、開演時刻、会場、料金、販売状況を個別に確認することが大切です。
【桂枝太郎】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:桂枝太郎の本名と年齢は?
A1:本名は佐々木修市(ささき・しゅういち)さんです。1977年8月28日生まれで、2026年10月28日現在は49歳です。生年月日と本名は、マセキ芸能社と落語芸術協会の公式プロフィールで確認できます。
Q2:桂枝太郎は桂歌丸の弟子ですか?
A2:はい。1996年6月に桂歌丸さんへ入門しています。前座名は桂歌市で、2000年に二ツ目へ昇進した際に桂花丸へ改名。2009年5月に真打昇進と三代目桂枝太郎の襲名を果たしました。
Q3:桂枝太郎の2026年の活動や公演情報はどこで確認できますか?
A3:所属事務所のマセキ芸能社、落語芸術協会の公式サイト、横浜にぎわい座などの公演案内が主な確認先です。2026年10月時点の公演情報サイトには、11月1日から10日までの新宿末廣亭・昼の部への出演予定も掲載されています。日程や出演者は変更されることがあるため、来場前に最新の案内を確認してください。
三代目桂枝太郎さんは、1977年8月28日生まれ、岩手県衣川村(現・奥州市)出身の落語家です。桂歌丸さんへの入門後、桂歌市、桂花丸を経て、2009年に真打昇進と三代目桂枝太郎の襲名を果たしました。
芸風の特徴は、古典落語だけでなく、自作の創作落語や、狂言師の三宅右近さんから学んだ狂言を落語に作り替える取り組みにあります。テレビ出演やJ:COMの「桂枝太郎のいいじゃん横浜」、横浜にぎわい座での公演など、落語以外の活動や地域とのつながりも見逃せません。
桂枝太郎さんの高座を初めて聴くなら、古典落語と創作落語の違いを味わうことに加え、狂言の要素をどのように落語へ取り込んでいるかに注目すると、芸の幅をより深く楽しめます。2026年の出演情報は、所属事務所や落語芸術協会、会場の最新案内を確認しながら、自分の興味に合う公演を選んでみてください。