羽生結弦さんの右足首の怪我は、2026年現在どうなっているのでしょうか。2017年の平昌五輪前から、2018年のロシア杯、2021年の北京五輪シーズン、そして2022年北京五輪での4回転アクセルへの挑戦まで、羽生さんは右足首の負傷と向き合ってきました。
2026年は、3月の「羽生結弦 notte stellata 2026」で公の場での演技に復帰し、4月には新たなアイスショー「REALIVE」を開催。さらに11月28日・29日には佐賀でのアンコール公演が予定されています。一方、過去の負傷が現在どの程度回復しているのか、医学的に完治したといえるのかについては、最新の活動状況と医療情報を分けて考える必要があります。
【2026年最新】羽生結弦の怪我は現在どうなっている?

2026年10月28日時点で確認できる重要な事実は、羽生結弦さんが長期間の「メンテナンス期間」を経て、2026年春に公の場での演技活動を再開し、その後も新たなアイスショーを展開していることです。
2026年3月7日から9日まで宮城県のセキスイハイムスーパーアリーナで開催された「東和薬品 presents 羽生結弦 notte stellata 2026」は、東日本大震災から15年という節目の公演でした。主催者の公演情報や開催後の報道から、羽生さんがリンクに戻り、新たなプログラムを披露したことが確認できます。
続く4月11日・12日には、同じく宮城県で「Yuzuru Hanyu “REALIVE” an ICE STORY project」が開催されました。テレビ朝日の公演情報では、羽生さんが出演と制作総指揮を務める公演として紹介されています。
さらに9月11日、主催者は「REALIVE」のアンコール公演を11月28日・29日に佐賀県のSAGAアリーナで開催すると発表しました。2026年秋時点でも、羽生さんの活動が継続していることを示す具体的な情報です。
ただし、ここで押さえておきたいのは、氷上で演技できていることと、過去に負傷した右足首が医学的に完全に治癒していることは同じではないという点です。
2026年の公演情報から確認できるのは、実際の演技活動と公演計画です。右足首の現在の靱帯の状態、痛みの有無、画像検査の結果、治療の必要性などを具体的に判断できる最新の医学的データは、一般に公表された情報からは確認できません。
そのため、「現在も右足首を負傷している」と断定することも、「完全に完治した」と断定することも適切ではありません。現状を理解するには、過去の診断と2026年の活動実績を分けて見ることが大切です。
【年表】羽生結弦の右足首の負傷歴と怪我の経緯
羽生さんの右足首の怪我を振り返ると、平昌五輪前の負傷だけでなく、五輪後の再負傷や北京五輪シーズンの欠場も重要な節目となっています。日刊スポーツ、日本オリンピック委員会(JOC)、テレビ東京スポーツなどの報道・公開記録をもとに、主な経緯を整理しました。
| 時期 | 出来事・診断 | 公表された経過 |
|---|---|---|
| 2017年11月 | 右足関節外側靱帯損傷 | NHK杯の公式練習で4回転ルッツに失敗して転倒。大会を欠場し、絶対安静と治療に入る。 |
| 2017年12月 | 治療の長期化 | 当初の全治見込みより回復に時間がかかり、全日本選手権を欠場。 |
| 2018年2月 | 平昌五輪で復帰 | 右足首の負傷から実戦復帰し、男子シングルで五輪2連覇を達成。 |
| 2018年3月 | 世界選手権を欠場 | 五輪後の診断を受け、治療とリハビリを優先。 |
| 2018年11月 | ロシア杯で再負傷 | 右足関節外側靱帯、三角靱帯、右腓骨筋腱部の損傷と診断され、グランプリファイナルなどを欠場。 |
| 2021年11月 | 右足首の靱帯損傷 | NHK杯を欠場。翌年の北京五輪を見据えて調整を続ける。 |
| 2022年2月 | 北京五輪前に右足首を捻挫 | 4回転アクセルへの挑戦中に負傷。痛みを抱えながらフリーに出場した。 |
| 2025年8月 | メンテナンス期間を公表 | さらなる進化に向け、勉強や肉体改造などに取り組む方針を示した。 |
| 2026年3月 | notte stellata 2026 | メンテナンス期間を経て、公の場での演技活動を再開。 |
| 2026年4月 | REALIVEを開催 | 宮城で新たなアイスショーを実施。11月には佐賀でのアンコール公演が予定されている。 |
この年表から読み取れるのは、右足首の負傷が一度の出来事だけで終わらず、複数のシーズンにわたって競技や公演のスケジュールに影響してきたことです。
一方で、表にある負傷をすべて同一の損傷が連続していたものと解釈することはできません。各時点で公表された診断名や状況は異なり、2026年現在の状態を判断するためには、最新の診察情報が必要です。
【平昌五輪】2017年の右足関節靱帯損傷と治療が長引いた理由
羽生さんの負傷歴を考えるうえで、最初の大きな転機となったのが2017年11月のNHK杯前の怪我です。
日刊スポーツの2017年12月25日付の経緯報道によると、羽生さんは11月9日の公式練習で4回転ルッツに挑戦した際に転倒し、右足首を負傷。翌10日に右足関節外側靱帯損傷と診断され、NHK杯を欠場しました。
11月12日には、日本スケート連盟を通じて、10日間の絶対安静と全治約3~4週間という診断内容が公表されました。当初は12月の全日本選手権への復帰を目指していましたが、回復は想定どおりには進みませんでした。
12月10日の段階でも、本人の談話では痛みが残り、氷上練習を再開できていないことが明らかになりました。その後、通常の捻挫よりも治療に時間がかかる靱帯の損傷であることや、腱と骨にも炎症があることが説明され、12月18日には全日本選手権の欠場が発表されています。
この経緯は、怪我の治療期間を単純な日数だけで判断できないことを示しています。診断時に示される回復の目安と、実際に高難度ジャンプを含む競技へ戻れる時期は必ずしも一致しません。
特にフィギュアスケートでは、日常生活で歩ける状態に戻ることと、ジャンプの踏み切りや着氷に耐えられる状態に戻ることには違いがあります。氷上練習を再開できたとしても、競技で必要とされる負荷に対応できるかどうかは別の問題です。
羽生さんは2018年2月の平昌五輪で復帰し、男子シングルの連覇を達成しました。しかし、五輪で優勝したことは、負傷した部位が完全に治癒していたことを意味しません。
実際、日刊スポーツが2018年3月7日に報じた日本スケート連盟の発表では、羽生さんは右足首の治療のため世界選手権を欠場。五輪後の診断では右足関節外側靱帯損傷と腓骨筋腱損傷が確認され、約2週間の安静と3カ月間のリハビリ加療が必要とされました。
平昌五輪の復活劇だけを見ると、短期間で怪我を克服したように映る可能性があります。しかし、公表された診断とその後の欠場記録を追うと、競技復帰と治療の完了は別の段階だったことが分かります。
【北京五輪】4回転アクセルと右足首の怪我はどう関係したのか
北京五輪での右足首の負傷は、羽生さんが長年追い続けてきた4回転アクセルへの挑戦と深く結びついています。
最初に、2021年11月には、右足首の靱帯損傷によりNHK杯を欠場しました。AFPBB Newsは2021年11月5日、日本スケート連盟の発表を伝え、羽生さんが転倒して右足首を痛めたこと、2022年2月の北京五輪まで約3カ月となっていたことを報じています。
その後、北京五輪に出場した羽生さんは、男子フリーで4回転アクセルに挑戦しました。しかし、大会前の練習で再び右足首を痛めることになります。
2022年2月15日に掲載されたテレビ東京スポーツの記者会見全文によると、羽生さんは前日の練習で4回転アクセルを片足で着氷しようとした際に捻挫したと説明しました。本人によれば、負傷の程度は予想よりも重く、通常の試合なら棄権していたと思うほどの状態でした。
加えて、医師からは10日間の絶対安静を指示されていたことも明かしています。それでもフリー当日の朝の練習で強い痛みがありながら、6分間練習の直前に注射による処置を受け、出場を決断しました。
この説明は、北京五輪での怪我の実態を理解するうえで重要です。大会後の本人の会見では、足首の痛みや治療、周囲から受けたサポートについて語られています。単なる憶測ではなく、負傷のタイミングや競技出場時の状態について、本人が具体的に説明した記録が残っているのです。
では、4回転アクセルはなぜ足首にとって大きな負担になり得るのでしょうか。
4回転アクセルは、前向きに踏み切り、空中で4回転半する極めて難度の高いジャンプです。回転を生み出す踏み切りだけでなく、空中姿勢の制御と着氷までを一連の動作として成功させる必要があります。一般に、高難度ジャンプでは着氷時に大きな衝撃が加わり、足首には衝撃を受け止める力と姿勢を安定させる働きが大切です。
ただし、北京五輪の負傷を4回転アクセルだけが原因だったと単純化することもできません。羽生さんには過去の右足首の負傷歴があり、2022年の具体的な損傷の程度や既往の怪我との関係について、一般に公開された情報だけでは詳細な医学的評価はできないためです。
国際スケート連盟(ISU)は北京五輪のフリーで羽生さんの4回転アクセルを認定しています。着氷には成功しなかったものの、4回転アクセルとして認定されたジャンプを五輪の舞台で披露したことは、競技史に残る出来事となりました。
一方で、4回転アクセルへの挑戦と負傷歴を振り返る際には、技術的な偉業と身体への負荷を別々に評価する必要があります。挑戦がどれほど価値あるものだったかという評価と、負傷がどのように起きたかという医学的な説明は、同じ問いではありません。
【2025年のメンテナンス期間】2026年の氷上復帰とREALIVEの意味
2026年の羽生さんの怪我を考えるうえで、見落とせないのが2025年に公表されたメンテナンス期間です。
羽生さんは2025年8月、公式Xで、さらなる進化を目指すためにメンテナンス期間を設けることを発表しました。2026年3月11日付のJBpressによる「notte stellata 2026」のレポートでは、2025年7月以来、約8カ月ぶりとなる公の場での演技だったと紹介されています。
この期間について、羽生さんは技術や身体の使い方を学び直し、肉体改造にも取り組む方針を示していました。JBpressの同記事では、競技者時代から続いてきた活動を振り返りながら、身体やパフォーマンスを理論的に理解するための時間を過ごしていたことが報じられています。
重要なのは、公表されたメンテナンス期間を、そのまま右足首の怪我による療養期間と解釈しないことです。発表の中心は、今後の進化に向けた学習や身体づくりでした。右足首の治療だけを目的とした休養だったとする説明は、公表情報からは確認できません。
2026年3月の「notte stellata 2026」は、東日本大震災から15年の節目に開催されました。羽生さんにとって、被災地・宮城から希望を届けるという意味を持つ公演であり、2023年から続くシリーズの一つです。
続く4月の「REALIVE」では、これまで生み出してきたプログラムを、現在の身体を通して改めて表現するというコンセプトが掲げられました。テレビ朝日の公演情報では、フィギュアスケートと音楽、映像、照明を融合させる「ICE STORY」のプロジェクトとして紹介されています。
そして9月11日には、佐賀でのアンコール公演が発表されました。公式公演情報によると、2026年11月28日・29日にSAGAアリーナで開催される予定です。
これらの活動から読み取れるのは、羽生さんが2026年に氷上での表現活動を継続し、新しい舞台へ進んでいることです。ただし、公演で演技を披露した事実だけから、過去の怪我が完全に治ったか、痛みが一切ないか、4回転アクセルを現在どの程度練習しているかまで判断することはできません。
怪我の治療とメンテナンスは、必ずしも相反するものではありません。競技者やプロスケーターにとって、身体の状態を整え、技術や動作を見直し、長期的にパフォーマンスを維持することは、活動を続けるうえで重要な課題です。羽生さんの2025年から2026年にかけての歩みは、単にリンクを離れていた期間としてではなく、次の表現へ向けた準備と、その後の活動再開を合わせて捉える必要があります。
【プロの結論】羽生結弦の怪我の真相とネット上の誤解を整理
羽生さんの怪我をめぐる情報で混同されやすいのは、過去に確認された診断、本人が説明した負傷時の状況、そして現在の身体についての推測です。この3つを区別すると、報道から分かることと、分からないことが明確になります。
第一に、右足首の負傷歴は公表記録に残っています。 2017年の右足関節外側靱帯損傷、2018年の再負傷、2021年の右足首の靱帯損傷、2022年北京五輪前の捻挫については、本人の談話や日本スケート連盟の発表、主要メディアの報道で経緯をたどることができます。
第二に、2026年の活動状況は確認できても、現在の医学的な診断までは分かりません。 「notte stellata 2026」や「REALIVE」での演技は、氷上活動の継続を示す具体的な事実です。しかし、これだけで靱帯や腱の状態、痛みの有無、過去の損傷の完治を判断することはできません。
第三に、メンテナンス期間と怪我による長期離脱を同一視しないことが重要です。 2025年の発表では、さらなる進化のための学習や肉体改造が示されていました。公表されていない医学的事情を付け加えて解釈するより、本人の発表内容と、その後に確認できる活動実績を分けて読む方が正確です。
では、羽生結弦さんの怪我について情報を見極める際、どのような点を確認すべきでしょうか。
- 公式発表:本人の公式発信、日本スケート連盟や主催者の発表で、診断名や欠場理由が明示されているか。
- 報道の時期:2017年や2022年の負傷情報を、2026年現在の状態と混同していないか。
- 情報の種類:公演への出演予定、実際の演技、医療機関による診断が区別されているか。
- 断定の根拠:「完治」「再発」「現在も負傷中」といった表現を裏付ける、具体的な公表情報があるか。
この判断基準を用いれば、過去の深刻な負傷歴を軽視せず、同時に根拠のない現在の怪我の噂に振り回されることも避けられます。
羽生さんの負傷歴から見えてくるのは、怪我が競技スケジュールや演技内容に大きく影響した一方で、治療や調整を経て活動を再開してきたという経過です。2026年の状況を評価するうえでは、過去の診断を現在にそのまま当てはめるのではなく、最新の公表情報に基づいて判断することが欠かせません。
【羽生結弦怪我】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:羽生結弦の怪我は2026年現在、完治していますか? A1:2026年3月の「notte stellata」や4月の「REALIVE」で演技を披露していることは確認できます。ただし、右足首の医学的な完治を示す最新の診断情報は、一般に公表された情報からは確認できません。演技活動の再開と医学的な完治は分けて考える必要があります。
Q2:羽生結弦が右足首を怪我したのは何回ですか? A2:主な負傷として報道されているのは、2017年のNHK杯前、2018年のロシア杯、2021年の北京五輪シーズン、2022年の北京五輪前の出来事です。ただし、軽微な負傷やすべての痛みを含めた総回数が公表されているわけではなく、単純に回数を断定することはできません。
Q3:北京五輪で4回転アクセルに挑戦した際、なぜ右足首を負傷したのですか? A3:本人は2022年2月の記者会見で、前日の練習で4回転アクセルを片足で着氷しようとした際に捻挫したと説明しています。ただし、過去の負傷との関係や損傷の詳細について、公開情報だけから原因を一つに特定することはできません。
Q4:2025年のメンテナンス期間は、怪我の治療のためだったのでしょうか? A4:2025年8月の本人の発表では、さらなる進化に向けたメンテナンス期間を設け、勉強や肉体改造に取り組む方針が示されていました。右足首の治療だけを目的とした休養だったとする説明は確認できません。
Q5:羽生結弦は2026年11月もアイスショーに出演しますか? A5:主催者の公式発表では、「REALIVE」の佐賀公演が2026年11月28日・29日にSAGAアリーナで予定されています。これは公演計画に関する情報であり、右足首の医学的な状態を示すものではありません。
羽生結弦さんの右足首の負傷歴は、2017年の平昌五輪前から2022年の北京五輪まで、複数の重要な節目で公表されてきました。2018年には五輪で復活を果たした一方、治療のため世界選手権を欠場。2022年には4回転アクセルへの挑戦中に捻挫し、痛みを抱えながら北京五輪のフリーに出場したことを本人が説明しています。
2026年は、長期のメンテナンス期間を経て「notte stellata」と「REALIVE」で氷上活動を再開・継続した年です。10月28日時点で、新たな右足首の負傷を裏付ける具体的な公式診断は公表情報から確認できません。一方、過去の怪我が医学的に完全に治癒したとする最新の診断情報も確認できないため、現在の状態を断定することはできません。
今後の公演予定としては、2026年11月28日・29日の「REALIVE」佐賀公演に加え、公式サイトでは2027年3月12日から14日までの「notte stellata 2027」の開催も発表されています。これらは今後の活動を追ううえで注目される予定です。
最も大切なのは、過去の怪我の深刻さと、2026年の活動実績を両方踏まえながら、現在の健康状態については公表された情報の範囲で判断することです。 羽生さんの今後を見守る際も、新しい診断や本人の発表、主催者による公演情報を確認することが、怪我の実態と最新状況を正しく理解するための基準になります。