「鳥貴族」とSUPER EIGHTの大倉忠義さんには、創業者の父と長男という深い関係があります。焼鳥チェーンの創業者・大倉忠司氏を父に持ちながら、長年にわたって親子関係を積極的に公表してこなかった大倉忠義さん。2025年の鳥貴族40周年では、ついに親子初共演が実現し、本人が監修した限定メニューや1号店の復活も話題になりました。
2026年10月28日現在、注目すべきなのは、親子共演が実現した背景だけではありません。父から受け継いだ経営者としての考え方、鳥貴族を継ぐ可能性、そしてSUPER EIGHTや後輩育成など芸能活動における現在の立ち位置も気になるところです。鳥貴族の公式発表、エターナルホスピタリティグループの企業情報、テレビ番組での発言、報道各社の記事をもとに、これまでの経緯を整理します。
【まず結論】鳥貴族と大倉忠義はどんな関係?父親は創業者の大倉忠司

鳥貴族と大倉忠義さんの関係を理解するうえで、最初に押さえたいのが父親の存在です。大倉忠義さんの父は、焼鳥チェーン「鳥貴族」を創業した大倉忠司氏。エターナルホスピタリティグループの公式会社概要でも、忠司氏は代表取締役社長CEOとして記載されています。
鳥貴族は1985年5月1日、大阪府東大阪市に1号店をオープンしました。大倉忠義さんも1985年生まれで、鳥貴族とは同い年です。父が始めた飲食店が全国的なチェーンへ成長していく過程を、家族の一員として身近に見てきたことになります。
一方、大倉忠義さん自身は、アイドルグループのメンバーとして芸能活動を続けてきました。旧関ジャニ∞からSUPER EIGHTへとグループ名が変わった現在も、音楽活動やテレビ出演などを行っています。加えて、後輩の育成や企画プロデュースにも携わっており、芸能界で独自のキャリアを築いています。
鳥貴族の創業者の息子であることと、鳥貴族の経営に携わっていることは別の話です。大倉忠義さんが長男であるのは事実ですが、親の会社を経営しているわけではありません。2025年の40周年企画で監修者として参加したことも、経営者への就任を意味するものではありません。
なお、鳥貴族を運営する事業会社と、グループ全体の経営戦略を担うエターナルホスピタリティグループは区別して考える必要があります。グループの企業情報によると、同社は東京証券取引所プライム市場に上場しており、2026年7月31日時点でも忠司氏が代表取締役社長CEOを務めています。
【公表しなかった理由】父・大倉忠司の言葉と親子のエピソード
大倉忠義さんが鳥貴族創業者の長男であることを積極的に公言してこなかった理由は、2025年4月21日に行われた40周年記念コラボ企画の発表会で明らかになりました。この日は、忠義さんと忠司氏が初めて公の場で親子共演した記念すべき機会でもあります。
ENCOUNTやMANTANWEBなどの報道によると、忠義さんは父が自身の芸能活動を支えてくれていたことに触れながら、以前、父から一度だけ言われた言葉を振り返りました。
「お前が所属している会社の名前で有名になりたくないんや」
忠義さんは、この言葉を気にして、鳥貴族の創業者の長男であることを表立って話さないようにしていたと説明しています。
このエピソードから読み取れるのは、親子の間に対立があったということではありません。むしろ、父の意向を尊重し、芸能人としての自分の実績と、父が築いた企業の知名度を分けて考えていたことがうかがえます。
著名人の家族関係は、話題性がある一方で、本人の仕事が親の知名度によって評価されるという難しさもあります。大倉忠義さんが長年、鳥貴族との関係を前面に出してこなかったことには、アイドルとして自分自身のキャリアを築く姿勢も重なっていたと考えられます。
ただし、親子関係そのものが秘密だったわけではありません。報道では以前から親子であることが知られていましたが、2人が公の場でそろって登場し、鳥貴族との関係を自ら語る機会は限られていました。2025年の40周年は、その距離感が変化する節目になったのです。
加えて、2024年7月に放送された日本テレビ系「しゃべくり007」では、忠義さんが父から昔から会社を継がせないと言われていたことを明かしています。当時は店舗数がまだ少なかったころの話も交え、ユーモアを交えて振り返っていました。この発言は、後継者問題を考えるうえでも重要な手がかりです。
【40周年企画の全貌】監修メニューと親子初共演を時系列で整理
鳥貴族は2025年5月1日に創業40周年を迎えました。エターナルホスピタリティグループ傘下の鳥貴族が同年4月21日に発表した記念企画では、大倉忠義さん監修の限定メニュー、記念ノベルティー、親子対談動画、そして1号店・俊徳店の復活が打ち出されました。
鳥貴族と忠義さんがコラボした背景には、創業者の息子という関係だけでなく、鳥貴族と忠義さんが同じ1985年に生まれたという節目もあります。本人が鳥貴族に思い入れを持っていたことも、今回の企画を語るうえで欠かせません。
これまでの主な経緯を時系列で
| 時期 | 出来事 | ポイント |
|---|---|---|
| 1985年5月1日 | 鳥貴族の1号店が東大阪市にオープン | 創業者は大倉忠司氏。忠義さんも同じ1985年生まれ |
| 2017年 | 忠司氏が息子たちに会社を継がせない方針を語る | 親族への世襲ではなく、会社を成長させる人材を重視する考え方 |
| 2024年7月 | 「しゃべくり007」で忠義さんが後継者問題に言及 | 父から昔から継がせないと言われていたと明かす |
| 2025年4月21日 | 40周年コラボ企画を発表、親子初共演が実現 | 監修メニュー、対談動画、俊徳店復活などを発表 |
| 2025年5月1日 | 創業40周年と限定メニューの販売開始 | 「串ナゲットグリーン」「ニラ玉グリーン」を数量限定で提供 |
| 2025年11月以降 | 俊徳店の営業継続を発表 | 期間限定の予定から、利用客の要望を受けて営業を延長 |
| 2026年10月 | 忠司氏がグループの代表取締役社長CEOを継続 | 公式会社概要に忠義さんへの事業承継の発表はない |
40周年企画の目玉の一つが、忠義さんが監修した2種類のメニューです。鳥貴族の公式プレスリリースでは、本人のメンバーカラーであるグリーンを取り入れ、見た目にも特徴のある料理として紹介されました。
「串ナゲットグリーン」は、ささみのチキンナゲット串8本に、のり塩をトッピングしたメニューです。ボリューム感を重視した内容で、グリーンを基調としたコラボ企画のイメージにも合わせています。
「ニラ玉グリーン」は、むね串のタレ焼きに、たっぷりのニラと半熟卵をトッピングした一品です。焼鳥をベースにしながら、卵のまろやかさとニラの風味を組み合わせています。
販売開始は2025年5月1日で、公式発表では各メニュー100万食、合計200万食の数量限定とされていました。価格は、当時の鳥貴族の通常メニューと同じ税込390円です。販売条件はなくなり次第終了であり、2026年10月現在、これらを現行メニューとして再販売する公式告知は見当たりません。40周年当時の限定企画と、現在注文できるメニューは区別しておきたいところです。
また、コラボでは忠義さん直筆の文字を使った記念グッズのキャンペーンも行われました。鳥貴族公式発表によると、ノベルティーには「すーぱーうぬぼれ中」という文字が使われ、SUPER EIGHTの活動と鳥貴族の周年企画を結びつける演出になっていました。
親子の対談動画も公開され、鳥貴族のこれまでの歩みや、今後への思いが語られました。単に芸能人を起用した広告というだけでなく、創業者の家族として見てきた歴史を、40周年というタイミングで共有する企画だった点が特徴です。
【1号店は今も営業】俊徳店の復活と鳥貴族記念館の最新情報
40周年企画のなかでも、鳥貴族ファンにとって象徴的だったのが、1号店「俊徳店」の復活です。場所は大阪府東大阪市永和1丁目26-22。JR俊徳道駅から徒歩約3分の場所にあります。
俊徳店は2025年5月1日に期間限定で復活しました。創業当時を振り返る特別店舗として、当初は同年10月31日までの営業予定でしたが、鳥貴族の40周年特設サイトでは、利用客からの要望を受けて11月以降も営業を継続すると案内されています。
創業当時の価格を再現した企画も注目を集めました。開店から最初の1か月間は、1985年の創業時と同じ税込250円均一で営業。その後は通常メニューの一部に加え、創業当時をモチーフにしたメニューも提供する特別店舗として運営されています。
2026年10月現在も、鳥貴族の公式店舗ページには俊徳店の営業情報が掲載されています。営業時間は日曜から木曜が17時〜22時、金曜・土曜が17時〜23時です。2026年5月にはテイクアウト販売開始のお知らせも掲載されており、周年イベントだけで終わらず、営業を続けていることが分かります。
ただし、特別店舗は通常の鳥貴族とは提供内容や利用条件が異なる場合があります。来店を予定している場合は、公式店舗ページに掲載されている最新の営業時間、予約方法、提供メニューを確認するのが確実です。
加えて、店舗の2階には鳥貴族記念館が設けられています。公式案内によると、開館時間は木曜から日曜の15時〜19時で、予約制、入館料は無料です。第1部から第4部まで時間帯が分かれており、各部の定員は最大10人とされています。
俊徳店の復活は、大倉忠義さんが鳥貴族の歴史に関わった象徴的な出来事でもあります。報道によると、忠義さんは1号店への思い入れを持っており、2024年には鳥貴族の創業39周年に関連して、1号店を復活させてほしいという趣旨の発信をしていました。こうした背景も、40周年企画での復活につながる流れとして注目されました。
この企画の価値は、懐かしい店を一時的に再現したことだけではありません。創業地の記憶を残し、創業時のメニューや雰囲気を伝えることで、全国チェーンに成長した鳥貴族の原点を体験できる場所になっています。
【後継者になる?】鳥貴族を継ぐ可能性を公式発言と経営体制から検証
大倉忠義さんについて検索される疑問の一つが、「将来、鳥貴族を継ぐのではないか」という後継者説です。創業者の長男であり、40周年には監修メニューを手がけ、父と初共演したことで、経営への関与が深まるのではないかと考える人もいるでしょう。
ただ、これまでの発言を時系列で見ると、父・忠司氏は以前から息子たちに会社を継がせない方針を示してきました。2017年の報道でも、忠司氏は長男の忠義さんを含む息子たちに会社を継がせず、生え抜きの人材から後継者を育てたいという考えを語っています。
2024年7月放送の「しゃべくり007」でも、忠義さんは父から「昔から継がせない」と言われていたことを明かしました。鳥貴族がまだ数店舗だったころの話を振り返り、父の方針をユーモアを交えて語っています。少なくとも、親子の間で以前から事業承継を前提にしていたという説明ではありません。
一方、同じ番組では、忠義さんが飲食店経営について周囲に質問したり、父に経営の話を聞こうとしたりするエピソードも報じられました。こうした行動は、本人が経営という仕事に関心を持っている可能性を示しますが、鳥貴族を継ぐと決めた証拠ではありません。
2025年5月のFRIDAYデジタルの報道では、エターナルホスピタリティグループ側は、世襲について「以前から大倉は世襲をしないと公言しております」と説明しています。また、忠義さんが監修した商品の今後の展開についても、当時は具体的な予定がない旨を回答していました。
2026年10月現在、エターナルホスピタリティグループの公式会社概要では、忠司氏が引き続き代表取締役社長CEOを務めています。忠義さんへの事業承継や経営幹部就任を知らせる公式発表もありません。
このため、現段階で整理できるのは、次の3点です。
- 事実:大倉忠義さんは創業者の長男で、40周年企画に監修者として参加しました。
- 事実:父・忠司氏は以前から世襲をしない方針を語っており、2026年もグループの代表取締役社長CEOを務めています。
- 推測の域を出ない話:忠義さんが将来、鳥貴族の経営を引き継ぐ、あるいは経営に本格参入するという見方です。
親子共演やメニュー監修は、鳥貴族のブランドを盛り上げる協力関係として説明できます。後継者への就任とは別の話です。今後、経営体制に変化があるかどうかは、会社の正式発表や本人の具体的な発言を基準に判断する必要があります。
また、世襲をしない方針は、企業経営の観点からも意味があります。創業者の家族であることと、企業を率いる能力や役割は同一ではありません。鳥貴族のように上場企業グループへ成長した会社では、経営の継続性や組織全体の人材育成も重要な課題です。忠司氏の発言は、血縁だけで後継者を決めない考え方を示しています。
【2026年最新】SUPER EIGHT大倉忠義の現在と父への思い
2026年の大倉忠義さんは、鳥貴族の経営者として活動しているのではなく、SUPER EIGHTのメンバーとしての芸能活動を続けながら、後輩の育成や企画プロデュースにも取り組んでいます。
STARTO ENTERTAINMENTの公式スケジュールでは、2026年10月もSUPER EIGHTとしてテレビ朝日系「EIGHT-JAM」への出演が掲載されています。また、10月31日から11月1日にかけて開催予定の「KAMIGATA EXPO PARK FES 2026」にもグループとして参加する予定です。グループ活動が継続していることは、公式情報から確認できます。
加えて、2026年6月には、大倉忠義さんのプロデューサーとしての活動に迫るドキュメンタリーシリーズ「POTENTIAL 大倉忠義」の配信が公式に発表されました。後輩の育成や企画づくりなど、ステージに立つ仕事とは異なる側面にも関心が集まっています。
父への思いを語った番組として注目されたのが、テレビ朝日系「MEGUMIママのいるBar」です。2026年2月2日深夜の放送に出演した忠義さんは、憧れの人物について尋ねられ、父親かもしれないと話しました。
日刊スポーツなどの報道によると、忠義さんは、父が仕事を大きくしてきたことを「めっちゃかっこいい」と評価し、父について、ずっと夢を追いかけている人だと語っています。国内での店舗拡大だけでなく、海外にも目を向ける父の姿勢に触れたことも報じられました。
この発言は、後継者になるという宣言ではありません。しかし、かつて鳥貴族の名前を前面に出さないようにしていた忠義さんが、父の仕事や経営者としての姿勢に尊敬の念を示していることは興味深い変化です。父の会社を継ぐかどうかと、父の仕事に敬意を抱くことは両立します。
なお、「MEGUMIママのいるBar」は2026年6月29日の放送で最終回を迎えました。2月の出演は、現在も放送中の番組への出演ではなく、終了した番組でのエピソードです。番組内の発言を、鳥貴族への経営参入を示す発表として解釈することもできません。
忠義さんは、芸能活動のなかで後輩の才能を見極め、企画や育成に携わる仕事も行っています。鳥貴族の創業者である父の経営と、芸能界でプロデュースを担う本人の仕事には、組織や人材を育てるという共通点を見いだせます。ただし、仕事の共通点があるからといって、飲食企業の経営を引き継ぐことが決まっているわけではありません。
【鳥貴族大倉忠義】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:大倉忠義は鳥貴族の創業者の息子ですか?
A1:はい。SUPER EIGHTの大倉忠義さんは、鳥貴族の創業者である大倉忠司氏の長男です。鳥貴族と忠義さんはともに1985年に生まれています。
Q2:大倉忠義が鳥貴族との関係を公表してこなかった理由は何ですか?
A2:2025年の40周年記念イベントで、忠義さんは父から「お前が所属している会社の名前で有名になりたくないんや」と言われたことを明かしました。その言葉を気にして、親子関係を積極的に公言しないようにしていたと説明しています。
Q3:大倉忠義は鳥貴族を継ぐ予定ですか?
A3:2026年10月時点で、忠義さんが鳥貴族を継ぐという公式発表はありません。父の忠司氏は以前から世襲をしない方針を語っており、現在もエターナルホスピタリティグループの代表取締役社長CEOを務めています。
Q4:「串ナゲットグリーン」と「ニラ玉グリーン」は今も食べられますか?
A4:両メニューは2025年5月1日に始まった40周年記念の数量限定商品で、各100万食限定と発表されていました。2026年10月現在、現行メニューとして再販売する公式告知は見当たらないため、現在も注文できる商品とは断定できません。
Q5:鳥貴族の1号店・俊徳店は2026年も営業していますか?
A5:鳥貴族の公式店舗ページには、2026年10月現在も俊徳店の店舗情報が掲載されています。JR俊徳道駅から徒歩約3分で、営業時間は日曜から木曜が17時〜22時、金曜・土曜が17時〜23時です。営業時間や予約条件は、来店前に公式店舗情報で確認してください。
Q6:大倉忠義は2026年現在、芸能活動を続けていますか?
A6:はい。STARTO ENTERTAINMENTの公式スケジュールでは、SUPER EIGHTとしてのテレビ出演やイベント参加が掲載されています。後輩の育成や企画プロデュースにも携わっており、鳥貴族の経営に専念しているという状況ではありません。
鳥貴族と大倉忠義さんの関係は、創業者の息子というだけでは説明しきれません。父・大倉忠司氏が築いた企業の歴史を身近に見ながら、忠義さん自身もアイドルとしてキャリアを積み重ね、2025年の40周年企画では初めて公の場で親子共演を実現しました。
長年にわたって親子関係を積極的に公表しなかった背景には、父の言葉を尊重し、自分の芸能活動と父の会社の知名度を分けて考えてきた経緯があります。40周年のコラボメニューや俊徳店の復活は、そうした親子の歴史が企業の節目と重なった企画でした。
一方、鳥貴族を継ぐ可能性については、現時点で決定的な発表はありません。父が以前から世襲をしない方針を示してきたこと、2026年も忠司氏がグループの代表取締役社長CEOを務めていることを踏まえると、親子共演や商品監修だけを根拠に後継者と判断するのは早計です。
今後の動向を見極める際は、本人の発言、エターナルホスピタリティグループの経営体制に関する公式発表、鳥貴族の新たなコラボ企画の告知を分けて追うことが大切です。父への尊敬と、会社を継ぐという意思決定は別のもの。2026年の大倉忠義さんを理解するうえでは、芸能人としての活動と、創業者の家族としての立場を混同しない視点が欠かせません。