おばたのお兄さんと小栗旬の関係は、単なる「ものまね芸人と本家の俳優」という枠には収まりません。小栗旬が演じた『花より男子』の花沢類を再現する「ま〜きのっ」のネタでブレイクしたおばたのお兄さんは、本人からものまねを認められ、プライベートでも交流する間柄になりました。
2026年1月2日には、テレビ朝日系の『新春ドリームバトル2026 木梨憲武のスポーツKING!』で2人が共演。小栗旬本人も「ま〜きのっ」のポーズを披露し、話題を集めました。なぜこのものまねは長く愛されるのか。ブレイクのきっかけ、本人公認に至る経緯、顔や声の似ている理由、そして2026年現在の関係まで、報道や本人の発信をもとに整理します。
【関係の真相】おばたのお兄さんと小栗旬は単なるものまね芸人と本人ではない?

おばたのお兄さんと小栗旬の関係を理解するうえで重要なのは、ものまねを一方的に披露するだけの関係から、本人との交流を伴う関係へ発展したことです。
おばたのお兄さんは、小栗旬が出演した映画やドラマに親しみ、本人の声や演技を研究してきた芸人です。一方の小栗旬も、自分を題材にしたネタについてテレビ番組で言及し、実際におばたのお兄さんと対面しています。
2017年3月に放送されたTBS系『櫻井・有吉THE夜会』では、小栗旬が自身のものまねをするおばたのお兄さんについて、「すごく面白いし、すごく研究してくれている」と評価したことが報じられました。そのうえで、本人に直接会った際には、ものまねをもっと自由にやってほしいという趣旨の言葉をかけています。
このやり取りが、いわゆる「本人公認」の大きなきっかけになりました。
ただし、ここでいう公認は、本人が芸として受け入れ、テレビなどで好意的な反応を示しているという意味です。正式なライセンス契約や、すべての表現を無条件に承認する契約が公表されたわけではありません。
2人の関係が特別に見えるのは、小栗旬がものまねを許容するだけでなく、ときには自分からネタに乗り、笑いを生み出しているからです。おばたのお兄さんにとって小栗旬は、芸の原点であると同時に、長年にわたって感謝を伝えてきた存在でもあります。
【ブレイクのきっかけ】「ま〜きのっ」はなぜ生まれた?花沢類との関係
おばたのお兄さんが小栗旬のものまねを始めた背景には、映画『クローズZERO』への強い憧れがありました。
ニコニコニュース オリジナルのインタビューでは、おばたのお兄さん自身が、同作で小栗旬が演じた滝谷源治のまねをしていたところ、周囲から声が似ていると指摘されたことが、ものまねを始めるきっかけだったと説明しています。
つまり、最初から顔がそっくりだと自覚していたわけではありません。好きな俳優の演技を繰り返し再現するうちに、自分の声や表現を生かせると気づいたのです。
その後、知名度を押し上げたのが、ドラマ『花より男子』シリーズで小栗旬が演じた花沢類を題材にしたネタでした。
「ま〜きのっ」は、花沢類がヒロインの牧野つくしの名前を呼ぶ場面を連想させる、おばたのお兄さんの代表的なフレーズです。名前を呼ぶときの声のトーンや首を傾ける動作、少し気取った表情などを誇張することで、短い時間でも元ネタが伝わる芸に仕上がっています。
2017年初頭には、ものまね番組への出演を通じて注目度が上昇しました。ニッポン放送のインタビューでは、おばたのお兄さんが2017年1月6日をブレイクの転機として振り返っています。当時流行していたピコ太郎の「PPAP」のリズムに、『花より男子』を組み合わせたネタも話題になりました。
この成功は、単に小栗旬に似ていたから起きたわけではありません。おばたのお兄さんは、テレビに出演する機会を増やすため、ものまね、リズムネタ、当時ほかの芸人があまり扱っていない題材という要素を意識していたと、ニッポン放送のインタビューで語っています。
加えて、SNSを活用して認知を広げる工夫もしていました。SUZURI計画のインタビューによると、番組の放送前後に視聴者が自分を検索することを想定し、写真や投稿内容を準備していたといいます。
テレビでネタを見せ、SNSで名前を調べてもらい、さらに情報を拡散してもらう。この流れを早い段階から意識していたことが、一発ネタを知名度につなげるうえで大きな役割を果たしました。
【年表で整理】本人公認から2026年「スポーツKING!」共演まで
おばたのお兄さんと小栗旬の関係は、一度のテレビ出演だけで成立したものではありません。ものまねを始めた時期から本人との対面、継続的な交流、そして2026年の共演まで、節目を順番に見ると関係の変化が分かります。
| 時期 | 主な出来事 | 関係を読み解くポイント |
|---|---|---|
| 2016年ごろ | 小栗旬のものまねを始める | 『クローズZERO』への憧れと、周囲から指摘された声の類似が出発点。 |
| 2017年初頭 | ものまね番組への出演で注目を集める | 『花より男子』の花沢類を題材にした「ま〜きのっ」が知名度を押し上げる。 |
| 2017年3月 | 『櫻井・有吉THE夜会』で本人との関係が話題に | 小栗旬がものまねを評価し、もっと自由に表現してほしいという趣旨の言葉をかける。 |
| 2018年6月 | おばたのお兄さんの30歳の誕生日を小栗旬が祝う | 仕事上の関係にとどまらない交流が報じられた。 |
| 2020年 | ものまねの「ものまね」を小栗旬が披露 | おばたのお兄さんの声まねを、小栗本人が再現するという逆転の笑いが生まれた。 |
| 2022年1月 | 小栗旬が『土曜スタジオパーク』で「ま〜きのっ」を披露 | 本人がネタを自ら取り入れることで、ものまねが広く知られるきっかけになった。 |
| 2026年1月2日 | 『木梨憲武のスポーツKING!』で共演 | ゴルフ企画で同じ番組に出演し、2人そろって「ま〜きのっ」のポーズを披露した。 |
表から見えてくるのは、2017年のブレイクがゴールではなかったということです。小栗旬本人との交流が続き、本人がネタを再現する場面まで生まれたことで、「ま〜きのっ」はおばたのお兄さんだけの持ちネタから、2人の関係を象徴する芸へと発展していきました。
特に2026年1月の共演は、過去のエピソードを知らない視聴者にも、2人の関係を一目で伝える出来事でした。
【似ている理由を比較】顔・声・仕草はどこまで小栗旬に近い?
おばたのお兄さんと小栗旬は似ているのか。この疑問には、顔の造形だけで判断するよりも、ものまねの対象となっている要素を分けて考えると答えやすくなります。
実際、2人のツーショットが公開された際には、似ているという反応が報じられる一方、顔はそれほど似ていないという見方も紹介されてきました。2018年には、おばたのお兄さん自身が小栗旬との写真に「全然顔似てねぇや」とコメントしたことも報じられています。
また、2020年には、妻の山﨑夕貴アナウンサーがテレビ番組で、小栗旬の顔が好みであることを明かしつつ、夫と小栗旬が似ているとは思っていないという趣旨の発言をしています。身近な人物から見ても、顔の類似性について評価が分かれるわけです。
一方で、おばたのお兄さんのものまねには、顔だけでは説明できない魅力があります。
| 比較する要素 | ものまねの特徴 | 見どころ |
|---|---|---|
| 声・話し方 | 小栗旬の声の響きや、せりふを発する際の雰囲気を再現する | 元ネタを知る人ほど違いと共通点を楽しめる。 |
| 表情・仕草 | 首を傾ける動きや、少し気取った表情を強調する | 短い動作だけでも花沢類を連想させる。 |
| キャラクターの解釈 | 作品の人物像を、笑いにつながるよう誇張する | 単なる模写ではなく、芸としての分かりやすさが生まれる。 |
| 演出・テンポ | リズムや決めのフレーズを使い、印象に残る形にまとめる | SNSの短い動画やテレビの限られた尺でも伝わりやすい。 |
この比較で重要なのは、ものまねの完成度と、本人にそっくりかどうかは同じ評価軸ではないという点です。
おばたのお兄さんは、小栗旬の顔を忠実に再現するだけでなく、視聴者が覚えている役柄や仕草を抽出し、笑いとして再構成しています。元の人物を知っていればいるほど、何を誇張しているのかが分かり、面白さが増す仕組みです。
つまり、「似ている」という評価は顔の一致だけではありません。声、動き、せりふの選び方、元ネタの認知度まで含めた総合的な印象として生まれているのです。
【本人公認の実態】小栗旬の反応と2人の交流エピソード
本人公認という言葉が広まった背景には、小栗旬がネタを受け入れる姿勢を繰り返し見せてきたことがあります。ただし、2人の交流をたどると、単に何でも笑って許しているというわけでもありません。
2017年の『櫻井・有吉THE夜会』では、小栗旬がものまねについて懸念を示したことも伝えられました。おばたのお兄さんが小栗本人であるかのように振る舞ったエピソードなどに触れ、仕事への影響を心配する趣旨の発言があったと報じられています。その後、直接会った際には、ネタとしてもっと自由に遊んでほしいという趣旨の言葉をかけたとされています。
この経緯から分かるのは、本人公認が単純な無条件の許可ではなく、芸としての面白さを認めながら、本人と芸人の境界も意識した関係だということです。
2018年6月には、おばたのお兄さんの30歳の誕生日を小栗旬が祝ったことが報じられました。デイリースポーツなどによると、小栗旬は仕事を終えた後、翌朝も仕事があるなかで時間をつくり、おばたのお兄さんを祝福したといいます。
加えて、2020年には、おばたのお兄さんがSNSに投稿した「小栗旬がやりそうなナレーション」のものまねを、小栗本人が再現して音声を送ったエピソードが報じられました。RBB TODAYなどが紹介したこのやり取りは、ものまねをする側とされる側が立場を入れ替えて笑いを生み出した例です。
2022年1月には、NHKの『土曜スタジオパーク』に出演した小栗旬が、自ら「ま〜きのっ」のネタを取り入れたことも話題になりました。日刊スポーツは、おばたのお兄さんが小栗旬のサービス精神に感謝していたことを伝えています。
こうした交流の積み重ねがあるからこそ、2026年の共演も単なる番組上の偶然以上の意味を持ちました。おばたのお兄さんが長く続けてきたものまねを、小栗旬本人が理解し、場面に応じて一緒に楽しんでいる。その関係性そのものが、視聴者にとっての見どころになっています。
【2026年最新】木梨憲武のスポーツKING!共演と現在の活動
2026年の大きなトピックは、1月2日にテレビ朝日系で放送された『新春ドリームバトル2026 木梨憲武のスポーツKING!』での共演です。テレビ朝日の番組公式情報にも、小栗旬とおばたのお兄さんの名前が出演者として掲載されています。
スポニチアネックスの2026年1月2日付報道によると、小栗旬はゴルフ対決に参加し、おばたのお兄さんは打球をキャッチする側として登場しました。池に浮かぶ島でボールを待ち受ける企画で、おばたのお兄さんは小栗旬のファンミーティング公式Tシャツをユニホームの下に着込むほど気合を入れていたと伝えられています。
見せ場の一つは、2人がそろって「ま〜きのっ」のポーズを披露した場面でした。小栗旬も首を大きく傾ける仕草を見せ、スタジオの出演者たちを沸かせました。
その後、小栗旬が打ったボールは、おばたのお兄さんが待つ島ではなく中央の大きな浮島へ。最終的にはティモンディの高岸宏行がキャッチし、おばたのお兄さんがダイブする展開となりました。ものまねの再現だけでなく、スポーツ企画ならではの予想外の展開も笑いにつながっています。
おばたのお兄さんは2025年12月26日、自身のSNSで小栗旬の誕生日を祝福し、久しぶりにバラエティー番組で共演したことを報告していました。ENCOUNTなどの報道によると、小栗旬を「命の恩人」と表現し、ネタを受け止めてくれることへの感謝を伝えています。
2026年現在のおばたのお兄さんは、小栗旬のものまねだけに活動を限定しているわけではありません。吉本興業の公式プロフィールには、テレビや舞台の出演歴が掲載されており、舞台『千と千尋の神隠し』やミュージカル『トッツィー』など、身体表現や演技力を生かす仕事にも取り組んできました。
また、日本体育大学出身という経歴を生かしたスポーツ関連の出演も持ち味です。ものまねで知名度を獲得した後、スポーツ企画や舞台などへ活動の幅を広げていることは、芸人としての継続性を考えるうえで見逃せません。
2026年1月の共演が象徴的なのは、代表ネタを披露しただけでなく、スポーツ企画の中で本人との関係性まで笑いに変えた点です。小栗旬の俳優としての活動と、おばたのお兄さんの芸人としての活動が交差することで、2人を知らなかった視聴者にも、それぞれの魅力が伝わる機会になりました。
【プロの結論】ものまねが長く愛される理由は「本人との関係」と「芸の自立」にある
おばたのお兄さんと小栗旬の関係を振り返ると、ものまね芸が一時的なブームで終わらず、長く支持されるための条件が見えてきます。
第一に、元ネタへの理解です。おばたのお兄さんは『クローズZERO』への憧れを出発点に、小栗旬の声や演技を研究し、『花より男子』の花沢類という多くの人が知るキャラクターに着目しました。作品への理解があるからこそ、短いフレーズや仕草に特徴を凝縮できます。
第二に、芸としての独自性です。そっくりに再現するだけでは、元の俳優の知名度に依存しがちです。しかし、おばたのお兄さんはリズムや誇張、身体表現を組み合わせ、テレビやSNSで伝わりやすい形に整えました。ものまねを知らない視聴者でも、動きとフレーズを見れば何が面白いのか理解しやすい点が強みです。
第三に、本人との良好な交流です。小栗旬がネタを受け止め、ときには自ら再現してくれることで、ものまねは一方的な模倣ではなく、2人が参加するエンターテインメントへと広がりました。2026年の共演は、その積み重ねが番組の見せ場につながった例です。
一方、視聴者が「顔がそっくりか」という点だけに注目すると、評価は分かれることがあります。本人に似ているかどうかと、芸として優れているかどうかは、分けて考える必要があります。
おばたのお兄さんの強みは、本人の魅力を借りるだけでなく、元ネタを知る人も知らない人も楽しめる表現に変えていることです。そして小栗旬との交流が、その芸に新たな文脈を与えています。長く愛されるものまねには、再現力だけでなく、演者自身の工夫と、元ネタへの敬意が欠かせません。
【おばたのお兄さん小栗旬】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:おばたのお兄さんと小栗旬は本当に仲がいいのですか? A1:番組での共演に加え、誕生日を祝う交流や、ものまねに関するやり取りが報じられています。おばたのお兄さん自身も小栗旬への感謝を公に伝えており、仕事上の関係だけにとどまらない交流がうかがえます。
Q2:「ま〜きのっ」は小栗旬本人が言ったせりふなのですか? A2:おばたのお兄さんのネタは、ドラマ『花より男子』で小栗旬が演じた花沢類が牧野つくしの名前を呼ぶときの雰囲気や仕草を誇張したものです。作品中の人物と演技を題材にした、ものまね芸として広く知られています。
Q3:おばたのお兄さんと小栗旬は2026年にも共演しましたか? A3:はい。2026年1月2日放送のテレビ朝日系『新春ドリームバトル2026 木梨憲武のスポーツKING!』で共演し、ゴルフ企画の中で2人そろって「ま〜きのっ」のポーズを披露しました。
おばたのお兄さんと小栗旬の関係は、小栗旬への憧れから始まったものまねが、本人との対面や交流を通じて発展してきたものです。2017年のブレイク、本人による好意的な反応、誕生日をめぐる交流、そして2026年1月の『木梨憲武のスポーツKING!』での共演まで、2人の関係には継続性があります。
「ま〜きのっ」が長く愛されている理由は、顔が似ているかどうかだけでは説明できません。声や仕草の研究、元ネタを笑いに変える演出力、SNSを活用した発信、そして小栗旬本人がネタに参加するという相乗効果が、芸の魅力を支えています。
2026年現在も、2人の関係を知るうえで押さえておきたいのは、ものまね芸人と俳優という立場を超え、互いの活動が笑いを生み出す関係になっていることです。今後の共演でも注目したいのは、単に「どれだけ似ているか」だけではなく、小栗旬本人がどのようにネタに加わり、おばたのお兄さんがそこからどんな新しい笑いを生み出すかという点でしょう。