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石破に投票した議員リスト189人の真相!決選投票の内訳と旧派閥動向を徹底解説

水野 香織 水野 香織 • 更新: • 公開: • 読了約 10 分
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自民党総裁選の激戦を制し、第28代総裁に就任した石破茂氏。その勝敗を決定づけた最大の分岐点が、高市早苗氏との決選投票で獲得した議員票189票でした。1回目の投票で国会議員票が46票にとどまり高市氏にリードを許しながらも、決選投票で議員票を一気に189票まで伸ばして劇的な逆転勝利を果たした背景には、どのような合従連衡があったのでしょうか。

ネット上では「石破に投票した国会議員189人の名簿やリストは存在するのか」「誰が寝返り、どの勢力が決定打となったのか」といった疑問が強く持たれています。本稿では、無記名投票の制度的実態を客観的に踏まえつつ、公表された推薦人名簿、報道各社の出口調査・事前取材、旧派閥の幹部動向やその後の人事配置から浮き彫りになった支持基盤の内訳と経緯を徹底検証します。

【無記名投票の壁】なぜ「189人全員の確定リスト」は公式公表されないのか

石破に投票した議員リスト189人

自民党総裁選挙の投開票における最も基本的なルールは、党則に基づく無記名投票であるという点です。国会議員が投票用紙に候補者名を自署して投票箱に入れる仕組みとなっており、誰が誰に投じたかを示す公式記録や公式名簿が党執行部から開示されることはありません。

そのため、一般にネット上で関心を集める「石破に投票した189人リスト」について、公式な確定名簿というものは制度上存在しません。しかし、政治記者の取材や報道各社による事後調査、議員自身のブログやSNS、メディアでの投票先公表、さらには決選投票直前の陣営会合への出席状況によって、189票の大半を構成したグループや主要議員の顔ぶれはかなり高い精度で特定されています。

有権者や党員がこのリストを注視する理由は、誰が石破政権誕生の立役者となり、その後の内閣や党幹部人事でどのようなポストを得たのか、ひいては国政運営にどのような影響を与えているかを検証するためです。

【決選投票の激突】石破茂 vs 高市早苗の票数比較と大逆転の構図

2024年の自民党総裁選は、過去最多となる9人が乱立する大混戦となりました。第1回投票では、党員・党友票と国会議員票が同数(各368票)で争われ、過半数を獲得する候補がいなかったため、上位2人による決選投票へと持ち込まれました。

第1回投票において、石破氏は国会議員票46票、党員票108票の計154票で2位。対する高市氏は国会議員票72票、党員票109票の計181票を獲得してトップに立ちました。この時点で国会議員票の差は26票あり、党内基盤が弱いとされてきた石破氏にとって決選投票は極めて厳しい情勢と見られていました。

しかし、国会議員票(368票)と都道府県連票(47票)で争われた決選投票の結果、石破氏は議員票189票、地方票26票の合計215票を獲得。高市氏(議員票173票、地方票21票の計194票)を21票差で逆転しました。議員票で石破氏が143票も上積みしたことが、勝敗を分けた決定打となったのです。

【確実な中核基盤】石破茂を支えた推薦人20人と旧石破派の現在

189人の投票者のうち、1回目投票から確実に石破氏へ投じた「コア層」となるのが、総裁選出馬に必要な推薦人20人の国会議員です。かつて石破氏が率いた「水月会(旧石破派)」は2021年12月に派閥としての活動を休止し、議員グループへと移行していましたが、その旧所属議員が推薦人の中核を担いました。

公表された推薦人名簿には、旧石破派の側近である赤澤亮正氏をはじめ、無派閥や他派閥から合流した多様な議員が名を連ねました。衆議院議員からは赤澤亮正氏、田所嘉徳氏、谷公一氏、平将明氏、橘慶一郎氏ら、参議院議員からは舞立昇治氏や青木一彦氏らが推薦人に加わり、石破氏の出馬要件を支えました。

長年「党内野党」と称され、党内での孤立が指摘されてきた石破氏にとって、派閥解消の流れは追い風となりました。派閥の縛りが緩んだことで、農林水産分野や安全保障分野で長年政策行動を共にしてきた中堅・ベテラン議員が、派閥の垣根を越えて推薦人として結集したことが強固な足場となりました。

【旧派閥・グループ別動向】189票はどこから集まったのか?徹底検証

決選投票で積み上がった143票の議員票は、どこから流れてきたのか。報道各社の動向調査や幹部議員の証言を突き合わせると、菅義偉元首相、岸田文雄前首相、そして小泉進次郎氏の支持層という3つの大きな潮流が合流したことが判明しています。

第1回投票で3位となった小泉進次郎氏を支持していた無派閥議員や旧菅グループの多くは、菅氏の意向も受けて決選投票で石破氏支持へとシフトしました。また、総裁選直前まで政権を担っていた岸田文雄氏が率いた旧岸田派(宏池会)も、高市氏の勝利による党の急激な右傾化や麻生太郎副総裁(当時)の主導権奪還を警戒し、決選投票で石破氏に大挙して投票したと報じられています。

勢力・グループ 第1回投票の主な動向 決選投票(石破支持)への影響度・背景
旧石破派・推薦人グループ 石破茂を支持(強固な基盤) 中核として189票の土台を形成。政策通の側近が結集。
旧菅グループ・無派閥中間層 小泉進次郎らを主に支持 菅義偉元首相の判断に同調し、決選投票で石破氏へ大きくシフト。
旧岸田派(宏池会) 林芳正を主に支持 麻生氏主導の高市包囲網に対抗し、岸田氏の意向もあり大半が石破支持へ。
旧茂木派(平成研究会) 茂木敏充・加藤勝信に分散 自主投票の中で、参議院勢や小選挙区に危機感を持つ衆院議員が石破氏に投票。
旧二階派(志帥会) 小泉進次郎・他候補に分散 反麻生・反主流派の文脈および菅氏との連携から、決選投票で石破支持が多数派に。
旧安倍派(清和政策研究会) 高市早苗・小林鷹之に分散 大半が高市氏支持に回るも、裏金問題で処分を受けた議員への反発から一部が石破氏へ。

このように、決選投票における189票は、決して石破氏個人の党内支持が突然急拡大したわけではなく、「高市氏の勝利を阻止したい」「次の衆院選で勝てる国民的人気のある顔を選びたい」という非主流派・穏健派の戦略的一致によってもたらされたものでした。

【人事への反映】189票を投じた主要キーマンと石破政権の布陣

決選投票で誰が石破氏に投じたかは、その後に発足した党執行部および内閣の顔ぶれを見れば一目瞭然です。政権樹立に決定的な役割を果たした人物やグループが、要職に登用されています。

党役員人事では、決選投票の流れを決定づけた菅義偉氏が党副総裁に就任。幹事長には旧茂木派でありながら石破氏と距離の近い森山裕氏が起用されました。森山氏は党内調整力の要として、非主流派連合をまとめる中枢を担いました。

また閣僚人事においても、石破氏の最側近である赤澤亮正氏が経済再生担当相、平将明氏がデジタル相として初入閣を果たし、長年支えた推薦人グループへの論功行賞が行われました。一方で、決選投票で石破支持に雪崩を打った旧岸田派からも主要閣僚が起用され、小泉進次郎氏も党選挙対策委員長に就くなど、189票を形成した連合体のバランスが強く意識された組閣となりました。

【石破に投票した議員リスト 189人】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:189人全員の氏名が載った公式名簿や確実な一覧表は存在しますか?
A1:自民党総裁選は「無記名投票」であるため、党から公式に開示された189人全員の確定リストは存在しません。現在確認できるのは、公表された推薦人20人と、本人がメディアやSNSで投票を公言した議員、および大手報道機関が取材に基づいて報じた推計グループです。

Q2:高市早苗氏がリードしていたのに、なぜ決選投票で石破氏が議員票を逆転できたのですか?
A2:第1回投票で敗退した小泉進次郎氏や林芳正氏の陣営、特に菅義偉元首相のグループや旧岸田派の議員が、決選投票で石破氏支持に大きく動いたためです。麻生太郎氏が高市氏支持を打ち出したことへの警戒感や、次期総選挙を見据えて「国民的人気が高い石破氏を看板に据えたい」という判断が働きました。

Q3:派閥解散は議員票の投票行動にどのような影響を与えましたか?
A3:従来の総裁選のように「派閥の会長の号令で全員が一斉に同じ候補に投票する」という鉄の結束が崩れ、自主投票が基本となりました。その結果、若手や中堅議員が自身の選挙区事情や世論の動向を優先して判断できるようになり、地方票で圧倒的な強さを見せていた石破氏に票が集まりやすい土壌が生まれました。

自民党総裁選の決選投票で石破茂氏に投じられた189票は、単なる一候補への忠誠心ではなく、派閥解消後の自民党内における複雑なパワーバランスと選挙への危機感が生み出した数字でした。無記名投票という厚いベールに包まれながらも、推薦人の顔ぶれ、菅氏・岸田氏らの水面下の動き、そしてその後の人事配置を照らし合わせることで、その実態は明確に読み解くことができます。

派閥の締め付けが弱まり個々の議員の判断が結果を左右する時代となったいま、この189票を構成した連合勢力が今後どのように政権を支え、あるいは政策ごとにどのような距離感を保っていくのか。今後の国会運営や選挙戦を見極める上でも、この決選投票の内訳は極めて重要な羅針盤であり続けます。

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水野 香織

スキンケアとヘアケアを8年担当。成分表示とメーカー公式の説明文を確認し、体験談と公的データを分けて記述します。

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