「ゴイゴイスー」とは、お笑いコンビ・ダイアンの津田篤宏さんを象徴するギャグで、「すごい」という驚きや感動を勢いよく表現する言葉です。右手を前に突き出しながら大きな声で叫ぶ独特のパフォーマンスでも知られ、テレビ番組やCM、動画配信などを通じて幅広い世代に認知されています。
実は、このギャグは最初から完成されたネタだったわけではありません。2026年8月に公開されたENCOUNTの報道では、20年以上前の大喜利をきっかけに誕生した経緯が紹介されました。加えて、2026年には出前館の「ゴイゴイヤスー」や新たなギャグの披露など、定番フレーズの活用にも広がりが見られます。意味や元ネタ、「ゴイスー」との違い、使い方、現在の活動まで整理します。
【意味を解説】ゴイゴイスーとは?「ゴイスー」との違いも紹介

ゴイゴイスーは、簡単にいえば「すごい!」という感情を、言葉と動作で大きく表現するギャグです。お笑いコンビ・ダイアンのツッコミ担当、津田篤宏さんの代名詞として知られています。
一般的には、驚くほど優れたものを見たとき、予想以上の結果が出たとき、相手の行動を称賛したいときなどに使われます。辞書に載るような標準的な形容詞というより、津田さんのキャラクターや声の張り、独特のポーズと一体になったエンターテインメント表現です。
たとえば、友人が難しい試験に合格したときや、目の前で見事なプレーが決まったときに「ゴイゴイスー!」と反応すれば、「すごい」「素晴らしい」という気持ちを、少し大げさでコミカルな形で伝えられます。
「ゴイゴイスー」と「ゴイスー」は何が違う?「ゴイスー」は、「すごい」の音を逆方向に並べ替えるような言葉遊びから生まれた表現です。「すごい」を「ゴイスー」と崩して表現し、さらに津田さんのギャグとして「ゴイゴイスー」という形が広く知られるようになりました。
両者の違いは、言葉の意味そのものよりも、使われ方や認知度にあります。「ゴイスー」は「すごい」を意味するくだけた言い方として使われる一方、「ゴイゴイスー」は津田さんの決めギャグとしての印象が強い表現です。
なお、「ゴイスー」が一般社会で正式な新語として定着したという意味ではありません。日常会話で誰もが自然に使う標準語というより、くだけた会話やネット上、お笑いの文脈で通じやすい言葉と考えると理解しやすいでしょう。
ゴイゴイスーは褒め言葉?それとも単なるギャグ?基本的には、驚きや称賛を表すポジティブなリアクションです。ただし、言葉自体が面白さを生むというより、叫び方や表情、ポーズ、場面との組み合わせによって笑いが生まれます。
真剣なビジネスの場面で使うと軽い印象になる場合がありますが、親しい友人との会話やバラエティー的なやり取りでは、場を盛り上げる言葉として機能します。意味を理解するうえでは、単純な言い換えだけでなく、津田さん独特の表現方法まで含めて捉えることが大切です。
【由来・元ネタ】ゴイゴイスーは誰のギャグ?誕生秘話を解説
ゴイゴイスーは誰のギャグなのか。答えは、ダイアンの津田篤宏さんです。ただし、誕生のきっかけには、先輩芸人であるサバンナの高橋茂雄さんとのやり取りがありました。
2026年8月30日付のENCOUNTは、津田さんが北海道文化放送の番組「発見!タカトシランド」で語った誕生秘話を報じています。それによると、きっかけは20年以上前、サンテレビで放送されたサバンナ出演番組の大喜利でした。
最初の答えは「すごい早い」だった津田さんは当時、大喜利で「すごい早い」という趣旨の答えを出しました。しかし、最初は思うように笑いが起きなかったといいます。そこで高橋さんから、もっと面白く言うよう促され、「すんごいはやーい」などと言い方を変えていきました。
試行錯誤を続けるなかで、最終的に「ゴイゴイスー」という表現にたどり着くと、笑いが生まれました。加えて、収録後の帰りのバスで高橋さんからギャグにすることを勧められ、津田さんは実際に使い続けることにしたと報じられています。
つまり、誕生の経緯は、津田さんが言葉を生み出し、高橋さんの助言を受けてギャグとして磨き上げた、というものです。高橋さんが完成形を丸ごと作ったというより、大喜利での試行錯誤を定番ギャグに変える後押しをした点が重要です。
なぜ一度きりの言葉遊びで終わらなかったのかギャグとして定着した理由の一つは、短い言葉のなかに意味と勢いが詰まっていることです。「すごい」という日常的な感情を表現しながら、独特の語感と大きなリアクションによって、見た人がまねしやすい形にしています。
津田さん自身も、誕生後は毎週のように番組の出だしで使うようになったと説明しています。繰り返し披露することで、単発の大喜利の回答が本人を象徴するフレーズへと変化していきました。
この経緯から分かるのは、ゴイゴイスーの面白さが言葉の珍しさだけで成立しているわけではないということです。本人の声や表情、繰り返し使うことで蓄積された認知、そして周囲が反応できる余白が合わさって、長く使えるギャグになったのです。
【ポーズと派生ギャグ】右手の動きや「スー」の段階を整理
ゴイゴイスーの特徴は、言葉だけでなく、津田さんの動作とセットになっていることです。代表的なのは、右手を前方に突き出しながら「ゴイゴイスー!」と勢いよく叫ぶポーズ。音声を聞かなくても、動きや表情からギャグを連想できる点が印象的です。
このように、短いフレーズと分かりやすい動作を組み合わせた芸は、テレビの画面越しでも伝わりやすく、短尺動画や広告にも応用しやすい特徴があります。
「ゴイ」から「スーを差し上げます」まで2026年8月のENCOUNTの報道では、津田さんが「ゴイゴイスー」には段階があることも説明しています。低い段階から順に言葉を変化させ、最上級の表現へとつなげる構成です。
紹介された段階は、「ゴイ」「ゴイゴゴイ」「ゴイゴイスー」「スーススー」「スー」、そして「スーを差し上げます。受け取ってください」というもの。単なる一つの決め台詞にとどまらず、言葉を発展させていく仕組みも、ギャグの持ち味になっています。
加えて、2026年10月8日にテレビ朝日系「グッド!モーニング」で紹介されたCM関連の場面では、津田さんが吉高由里子さんに「カッカクーカッ」という新たなギャグを披露し、吉高さんが「スー!」と返すやり取りが報じられました。こうした新しい表現は、定番のギャグを土台にした派生の一例です。
ポーズをまねするときのポイントゴイゴイスーのポーズをまねするなら、右手を前に突き出す動きに、はっきりした声と大きめのリアクションを合わせるのが基本です。大切なのは、複雑な振り付けを正確に再現することではなく、言葉と動作を同時に見せることです。
ただし、どの場面でも大声を出せばよいわけではありません。周囲の状況や相手との関係を考え、動画や友人同士の軽いやり取りなど、冗談が伝わりやすい場面で使うのが適切です。
【広まった背景】「今ちゃんの『実は…』」から「罵倒村」まで
ゴイゴイスーが津田さんの代表的なギャグとして知られるようになった背景には、関西のテレビ番組での露出や、ダイアン自身の活動の広がりがあります。
ダイアンは、津田篤宏さんとユースケさんによるお笑いコンビです。吉本興業の公式プロフィールによると、2000年4月に結成。関西を拠点に漫才やロケで経験を重ね、2007年と2008年には「M-1グランプリ」の決勝に進出しました。2018年には東京へ活動拠点を移し、同年に上方漫才大賞の大賞を受賞しています。
コンビとして漫才の実績を積み重ねる一方、津田さん個人のキャラクターを象徴するギャグが認知されることで、漫才を見たことがない人にも名前やフレーズが伝わりやすくなりました。
「今ちゃんの『実は…』」で見せた集団ゴイゴイスー朝日放送テレビのバラエティー番組「今ちゃんの『実は…』」も、ゴイゴイスーを語るうえで外せない番組の一つです。同番組は2008年に放送を開始し、2022年10月26日に最終回を迎えました。
最終回スペシャルでは、津田さんのギャグから生まれた「集団ゴイゴイスー」を出演者たちが披露したことが、当時のエンタメ報道で紹介されています。一人の芸人の決めギャグが、共演者も参加できる番組内の定番リアクションへ広がった事例です。
なお、「今ちゃんの『実は…』」はすでに終了した番組です。現在のゴイゴイスーの人気を、同番組が今も放送中であるかのように説明するのは正確ではありません。
Netflix「罵倒村」で改めて注目された理由2025年配信のNetflix作品「罵倒村」でも、ゴイゴイスーをめぐるやり取りが話題になりました。Netflix Japanの公式YouTubeチャンネルは、永尾柚乃さんがギャグ自体の面白さに疑問を示し、津田さんが実演する様子を紹介する動画を公開しています。
この場面の面白さは、言葉だけを切り取ると単純に見えるギャグが、実際のリアクションや場の空気と組み合わさることで違った印象を生む点にあります。ギャグの構造を説明されることと、実演を見て笑うことの間にあるギャップも、バラエティーとしての見どころです。
このように、テレビ番組、配信作品、短い動画など、異なるメディアで繰り返し使われることで、ゴイゴイスーは特定の番組だけに依存しないギャグとして認識されてきました。
【2026年最新】ゴイゴイスーの現在と津田篤宏の活動
2026年10月時点でも、ゴイゴイスーは津田さんの活動を象徴する表現として使われています。特に注目したいのは、既存のギャグをそのまま披露するだけでなく、広告や新しいリアクションに合わせて言葉を変化させている点です。
2026年4月2日、出前館は津田さんが出演する新CMの放映開始を発表しました。4月4日から関東エリアで放映されたCMでは、サービスの安さを表現するため、「ゴイゴイスー」をもじった「ゴイゴイヤスー」というフレーズを使用しています。
出前館の公式発表では、「ゴイゴイスー」と「安い」を掛け合わせることで、店舗と同じ価格で注文できるサービスの特徴を印象づける企画として紹介されました。加えて、4月27日には「超ゴイゴイヤスー祭」というゴールデンウイークのキャンペーンも始まっています。
この展開は、ゴイゴイスーが単なる懐かしいギャグではなく、商品やサービスの特徴を伝える広告表現にも活用できることを示しています。聞き慣れたフレーズの一部を変えるだけで、元のギャグを知っている人には親しみやすく、新しいメッセージも伝えられるためです。
また、2026年10月には、テレビ朝日系の情報番組で三井住友銀行の金融サービスに関連するCMも紹介され、津田さんが吉高由里子さんに新たなギャグを披露する様子が報じられました。定番の「ゴイゴイスー」を起点に、別の言葉やリアクションへ発展させる活動が続いています。
ダイアンの経歴とゴイゴイスーの主な節目ゴイゴイスーの広がりを理解するには、ギャグ単体の誕生だけでなく、コンビとしての活動やメディア露出の変化も合わせて見る必要があります。公表されているプロフィールや報道をもとに、主な節目を整理しました。
| 時期 | 出来事 | ゴイゴイスーとの関係 |
|---|---|---|
| 2000年4月 | ダイアン結成 | 津田篤宏さんとユースケさんがコンビとして活動を開始。 |
| 20年以上前 | サバンナ出演番組の大喜利 | 津田さんの説明によると、「ゴイゴイスー」が生まれるきっかけになった。 |
| 2007年・2008年 | M-1グランプリ決勝進出 | コンビとして漫才の実績を重ねる。 |
| 2018年 | 東京へ活動拠点を移し、上方漫才大賞の大賞を受賞 | 全国での活動を広げる節目となった。 |
| 2022年10月26日 | 「今ちゃんの『実は…』」最終回 | 番組内で「集団ゴイゴイスー」が披露された。 |
| 2025年 | Netflix「罵倒村」配信 | ゴイゴイスーをめぐるやり取りが配信関連の動画でも紹介された。 |
| 2026年4月 | 出前館のCMと「超ゴイゴイヤスー祭」 | 定番ギャグを広告向けにアレンジして活用。 |
| 2026年10月 | CM関連の新しいギャグが報道される | 「ゴイゴイスー」を起点にした表現の派生が続いている。 |
この年表から読み取れるのは、ゴイゴイスーが特定の番組の流行だけで成立したわけではないという点です。コンビとしてのキャリア、テレビでの反復、配信プラットフォームでの再紹介、広告でのアレンジという複数の経路が、ギャグの認知を支えています。
【使い方と真相】日常会話で使える場面・誤解しやすいポイント
ゴイゴイスーは意味が分かりやすく、まねもしやすい言葉ですが、実際に使う際には場面に合わせた使い分けが必要です。元の意味は「すごい」に近いものの、一般的な褒め言葉よりも、お笑いの要素が強くなります。
ゴイゴイスーの自然な使い方1. 友人の成果を称賛するとき
友人が難しい資格に合格したり、仕事で大きな成果を上げたりしたときに、笑顔で「ゴイゴイスー!」と反応する使い方です。相手との関係が近く、冗談が通じる場面に向いています。
2. スポーツやゲームで驚いたとき
見事なプレーや予想外の勝利など、思わず声が出る場面でも使えます。驚きと称賛を一度に表現できるため、リアクションとしての意味が伝わりやすいでしょう。
3. SNSや動画のリアクションとして
印象的な出来事を紹介する投稿や、友人同士の動画で使う方法もあります。ポーズを加えるとギャグとしての再現性が高まりますが、津田さん本人の発言や公式投稿であるかのように誤解させる使い方は避けるべきです。
取引先との正式な商談、面接、謝罪の場面などでは、ゴイゴイスーのようなくだけた表現は適しません。「素晴らしいですね」「大変すごい成果ですね」といった通常の言葉を使うほうが、相手に敬意を伝えやすくなります。
また、相手がギャグを知らない場合や、まじめな話をしている場合には、意図が伝わらず、ふざけているように受け取られる可能性があります。言葉の意味だけでなく、相手が置かれている状況を考えて使うことが大切です。
ネットで見かける「ゴイゴイスーの真相」をどう理解する?ゴイゴイスーの由来については、津田さんが独力で完成させたのか、先輩芸人が考案したのかという点が気になる人もいるでしょう。2026年8月のENCOUNTの報道で紹介された本人の説明では、大喜利の回答として津田さんが言葉を生み出し、高橋茂雄さんの助言を受けてギャグにしたという経緯が語られています。
この説明を踏まえると、津田さんがギャグの発案者であり、高橋さんが定番化を後押ししたと整理するのが自然です。元ネタを理解する際は、誰か一人の功績だけに単純化せず、言葉が生まれた場面と、継続して使われるようになった経緯を分けて考える必要があります。
もう一つの誤解は、「ゴイゴイスー」が日本語の正式な形容詞として定着しているという見方です。実際には、津田さんのギャグとしての知名度が高い言葉であり、日常のあらゆる場面で「すごい」と完全に置き換えられるわけではありません。
つまり、ゴイゴイスーを正しく理解する要点は、言葉の意味、ギャグの由来、使う場面の三つを分けることです。これらを整理すれば、単なる流行語としてではなく、芸人のキャラクターとメディアの広がりが結びついた表現として捉えられます。
【ゴイゴイスーとは】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ゴイゴイスーとは、どういう意味ですか?
A1:「すごい」という驚きや称賛を表す、ダイアン津田篤宏さんの代名詞的なギャグです。右手を前に突き出すポーズと、大きな声で叫ぶパフォーマンスが特徴です。
Q2:ゴイゴイスーの元ネタは何ですか?
A2:津田さんが20年以上前、サバンナ出演のサンテレビの番組で大喜利に参加したことがきっかけです。「すごい早い」という趣旨の回答を言い換えていくなかで生まれ、高橋茂雄さんの助言を受けてギャグとして使い始めたと報じられています。
Q3:「ゴイスー」と「ゴイゴイスー」は同じ意味ですか?
A3:どちらも「すごい」に近い意味で使われます。「ゴイスー」は音の並べ替えを使った言葉遊びで、「ゴイゴイスー」は津田さんのギャグとして広く認知されている表現です。
Q4:ゴイゴイスーのポーズはどうすれば再現できますか?
A4:代表的な動きは、右手を前に突き出しながら「ゴイゴイスー!」と叫ぶことです。声、表情、動作を組み合わせると、ギャグの雰囲気が伝わりやすくなります。
Q5:2026年現在もゴイゴイスーは使われていますか?
A5:はい。2026年4月には出前館のCMで「ゴイゴイヤスー」という派生表現が使われ、同年10月にも津田さんの新しいギャグを披露する場面が報じられています。現在も広告やテレビなどで活用されています。
Q6:「今ちゃんの『実は…』」は現在も放送していますか?
A6:いいえ。同番組は2022年10月26日に最終回を迎えています。最終回スペシャルでは「集団ゴイゴイスー」が披露され、番組の名場面の一つとして紹介されました。
ゴイゴイスーとは、ダイアン津田篤宏さんが生み出し、定番ギャグとして育ててきた、「すごい」という驚きや称賛を表す言葉です。20年以上前の大喜利が誕生のきっかけとなり、サバンナの高橋茂雄さんの助言もあって、繰り返し使われるギャグへと発展しました。
「ゴイスー」との関係は、音の並べ替えを使った言葉遊びとして理解すると分かりやすくなります。また、右手を突き出すポーズや「スーを差し上げます」といった派生表現も、言葉と動作を組み合わせたギャグの特徴を際立たせています。
2026年には、出前館の「ゴイゴイヤスー」のように、広告のメッセージに合わせて定番フレーズをアレンジする動きも見られました。テレビ番組から配信作品、CMへと活用の場が広がっていることは、短く覚えやすい言葉と強いキャラクター性が持つ力を示しています。
【プロの結論】ゴイゴイスーを理解するうえで押さえたいのは、単に「すごい」の別の言い方だという点だけではありません。大喜利から生まれた言葉が、本人の反復、共演者とのやり取り、テレビや配信での露出、広告での再解釈を通じて、本人を象徴する表現になったという過程こそが重要です。意味・由来・使い方を押さえておけば、今後新たな派生ギャグが登場した際にも、その面白さや広がりをより深く理解できるでしょう。