2026年のB'zのライブを支えているサポートメンバーは誰なのか。ドラムのシェーン・ガラース、ベースの清、キーボードの川村ケン、ギターのYUKIHIDE “YT” TAKIYAMAが、現在のライブ編成を知るうえで押さえておきたい4人だ。2025年の「B'z LIVE-GYM 2025 -FYOP-」から2026年の「B'z LIVE-GYM 2026 -FYOP+-」へと続くライブ活動でも、この布陣が確認できる。
B'zの正式メンバーは、ギタリストの松本孝弘とボーカリストの稲葉浩志の2人。サポートメンバーは公演や時期によって入れ替わり、海外の実力派ミュージシャンから長年にわたり参加してきた日本人プレイヤーまで、多彩な顔ぶれがステージを支えてきた。歴代の変遷をたどると、単なるメンバー交代ではなく、楽曲やライブ演出に合わせて演奏体制を組み替えてきた歴史が見えてくる。
【2026年最新】B'zのサポートメンバーは誰?現在の4人と担当パート

2026年のB'zのライブ編成を理解するうえで、まず押さえておきたいのが、各パートを担う4人のミュージシャンだ。2025年の「B'z LIVE-GYM 2025 -FYOP-」では、数年ぶりにシェーン・ガラースがドラムに復帰。清、川村ケン、YUKIHIDE “YT” TAKIYAMAとともにステージを支えた。
2026年の「B'z LIVE-GYM 2026 -FYOP+-」や「B'z LIVE-GYM 2026 -FYOP naked-」でも、この4人がサポートメンバーとして確認できる。なお、ここでいう「現在」とは、2026年のB'z名義のライブ活動で確認できる最新の編成を指す。
シェーン・ガラース(Shane Gaalaas)|ドラムシェーン・ガラースは、B'zの歴代サポートドラマーの中でも特に知名度の高い存在だ。2002年にB'zのライブへ参加し、その後も長期間にわたってバンドを支えてきた。2018年までの参加歴を経て、2025年に再びライブ編成へ復帰した。
シェーンのドラムは、力強いビートと細かなリズムの切り替えを両立させる演奏が持ち味。疾走感のあるロックナンバーだけでなく、展開の多い楽曲でもバンド全体の推進力を生み出す。2025年の東京ドーム公演を取り上げたBillboard JAPANのライブレポートでも、数年ぶりの復帰が紹介された。
長くB'zのライブを見てきたファンにとって、シェーンの復帰は懐かしさだけでなく、過去のライブと現在の演奏をつなぐ出来事でもあった。
清(Kiyoshi)|ベースベースを担当する清は、2022年の「B'z LIVE-GYM 2022 -Highway X-」から参加しているミュージシャンだ。2023年の「B'z LIVE-GYM Pleasure 2023 -STARS-」でも引き続きベースを担当し、2025年、2026年のライブ編成にも名を連ねている。
B'zの楽曲では、ベースがドラムと一体になってリズムを支える場面もあれば、ギターと対照的な動きを見せて曲の輪郭を際立たせる場面もある。Billboard JAPANの2025年ライブレポートでは、「FMP」で清が鳴らすリフや、「ギリギリchop」でのスラップ奏法にも触れられている。
ライブでベースの存在感に注目すると、松本のギターや稲葉のボーカルだけを追っていると気づきにくい、楽曲のグルーヴや勢いの作り方が見えてくる。
川村ケン|キーボード川村ケンは、2022年の「Highway X」からキーボードを担当し、2023年の「Pleasure 2023 -STARS-」、2025年の「FYOP」、2026年のライブへと参加を続けている。
キーボードの役割は、単に音を厚くすることだけではない。楽曲によっては、ギターの隙間を埋め、メロディーの背景を彩り、曲の展開に奥行きを与える。ライブで複数の楽器が重なるB'zのサウンドにおいて、キーボードは全体の響きを整える重要なパートだ。
2025年の東京ドーム公演では、稲葉と川村によるデュオ編成で「東京」が演奏されたこともBillboard JAPANのレポートで紹介されている。バンド全体で演奏する場面とは違い、歌声と鍵盤の組み合わせを通じて楽曲の表情を変える役割も担っている。
YUKIHIDE “YT” TAKIYAMA|ギターYUKIHIDE “YT” TAKIYAMAは、2019年の「B'z LIVE-GYM 2019 -Whole Lotta NEW LOVE」などでサポートギタリストとして参加し、現在のライブ編成でもギターを担当するミュージシャンだ。2022年の「Highway X」、2023年の「Pleasure 2023 -STARS-」を経て、2025年、2026年のライブでも演奏を続けている。
B'zには松本孝弘という中心的なギタリストがいるが、サポートギターは単純に同じ役割を担うわけではない。楽曲によっては、原曲の厚みを再現するために音を重ねたり、ライブならではのアレンジを支えたりする。YTの参加は、松本のギターを軸としながら、ステージ全体のサウンドを組み立てる体制の一部となっている。
【歴代一覧】B'zのサポートメンバーはどう変わってきた?主要な転換点を整理
B'zのサポートメンバーは、1989年の初期ライブから現在まで固定されていたわけではない。ツアーごとに編成が変わることもあり、同じ人物が長期間参加する一方、特定のツアーや公演だけに参加するミュージシャンもいる。
歴代の動きを整理する際は、ライブのサポートメンバーと、レコーディングやソロ活動に参加したミュージシャンを混同しないことが大切だ。以下は、ライブ編成の主な変遷をまとめたものだ。
| 時期 | 主なサポートメンバー | 担当・特徴 |
|---|---|---|
| 1989〜1990年ごろ | 明石昌夫、阿部薫、広本葉子 | 初期のライブ体制を支えたベース・マニピュレーション、ドラム、キーボードなど |
| 1992〜1997年ごろ | 増田隆宣、明石昌夫、田中一光、デニー・フォンハイザー | 増田がキーボードで参加。ツアーごとにドラムなどの編成が変化 |
| 1997〜2001年ごろ | 大島康祐、黒瀬蛙一、徳永暁人、満園庄太郎 | キーボード、ドラム、ベースの顔ぶれが移り変わる時期 |
| 2002〜2010年代 | シェーン・ガラース、ビリー・シーン、バリー・スパークス、増田隆宣、大賀好修ら | 海外の実力派プレイヤーも参加。長期参加するサポートメンバーが定着 |
| 2019年 | YUKIHIDE “YT” TAKIYAMA、ブライアン・ティッシー、モヒニ・デイ、サム・ポマンティ | 国際色のある編成で新たなサウンドを展開 |
| 2022〜2023年 | 青山英樹、清、川村ケン、YUKIHIDE “YT” TAKIYAMA | 「Highway X」「Pleasure 2023 -STARS-」の基本編成 |
| 2025年6月 | シェーン・ガラース、清、川村ケン、大賀好修、YUKIHIDE “YT” TAKIYAMA | 「B'z presents UNITE #02」でギター2人体制を採用 |
| 2025年後半〜2026年 | シェーン・ガラース、清、川村ケン、YUKIHIDE “YT” TAKIYAMA | 「FYOP」シリーズで確認できる4人編成 |
この年表から分かるのは、B'zのサポート体制が一度決まったら変わらない仕組みではないということだ。特に2019年は、YTに加えてブライアン・ティッシー、モヒニ・デイ、サム・ポマンティといったミュージシャンが参加。2022年には青山英樹、清、川村ケン、YTという組み合わせが定着し、2025年にはシェーンが復帰した。
なお、2025年6月の「B'z presents UNITE #02」では大賀好修もギターを担当し、YTとの2人体制となった。一方、同年後半の「FYOP」ツアーでは大賀の名前が外れ、YTがギターを担当している。サポートメンバーの交代は、単純な退任や不仲を意味するものではなく、公演単位で編成が変わる場合もある。
【最長参加は誰?】増田隆宣、シェーン・ガラースら長期参加者の実績
B'zのサポートメンバーを語るうえで、長期参加者の存在は欠かせない。なかでもキーボーディストの増田隆宣は、1990年代から2020年までの長い期間にわたり参加し、歴代サポートメンバーを代表する存在として知られている。
増田隆宣|長年にわたりキーボードを支えた存在増田隆宣は1992年の「B'z LIVE-GYM Pleasure '92 “TIME”」などに参加し、1990年代から2010年代にかけて数多くのライブを支えてきた。歴代の参加記録をまとめたデータベースでは、67ツアー連続参加という記録が紹介されている。
キーボードは、楽曲の背景を支えるだけでなく、シンセサイザーの音色やフレーズによって楽曲の印象を大きく左右するパートだ。増田のような長期参加者は、多数の楽曲とライブアレンジを経験してきた点で、B'zのライブサウンドの変遷を語るうえでも重要な存在となっている。
シェーン・ガラース|長期参加と2025年の復帰シェーン・ガラースは2002年から2018年までの長期参加で知られ、2025年にB'zのライブ編成へ復帰した。歴代データベースでは、2002年以降の参加ツアー数が多く、増田隆宣とともに長期参加者の代表格として扱われている。
2025年の復帰は、単にドラマーが交代したというだけではない。過去のツアーを知るプレイヤーが再び加わることで、以前のライブサウンドを思い起こさせながら、新しい作品や演出に対応する編成となった。
「最長参加」の答えは集計基準によって異なる「B'zで最も長くサポートを務めたのは誰か」という疑問には、集計の仕方によって違いが生じる。連続ツアー参加数で見れば、増田隆宣の67ツアー連続参加という記録が目を引く。一方、初回参加年から最終参加年までの暦上の期間を基準にすると、田中一光を約30年にわたる参加者として扱うデータもある。
ただし、田中一光は1990年代の参加と2020年の参加を含むため、この期間をそのまま連続在任期間と捉えるのは正確ではない。「最長」を比較する際には、連続ツアー数なのか、参加した公演数なのか、初回から最終参加までの年数なのかを区別する必要がある。
また、ベースではバリー・スパークスが2003年や2008〜2018年などに参加し、ドラムではシェーンが長い期間にわたり活動してきた。担当パートによって参加の歴史が異なるため、単純な在任年数だけではサポートメンバーの実績を比較しきれない。
【なぜ交代する?】B'zのサポートメンバー編成に見るライブ制作の考え方
B'zのサポートメンバーが入れ替わる理由を考える際、まず押さえておきたいのは、サポートメンバーが正式メンバーとは異なる立場にあることだ。B'zの音楽活動の中心は松本孝弘と稲葉浩志の2人であり、ライブでは楽曲の再現やステージの演出に応じて演奏体制が組まれる。
そのため、あるツアーで参加したミュージシャンが次のツアーに参加しなかったとしても、それだけで不仲やトラブルを推測することはできない。実際、2025年の「UNITE #02」ではギター2人体制が採用され、同年後半の「FYOP」ではYTを中心としたギター編成に変わっている。
交代の背景として考えられる3つの視点1. 楽曲やアレンジとの相性。 B'zのライブでは、ロック色の強い曲から繊細なバラードまで幅広い楽曲が演奏される。必要とされる演奏技術や音色も曲ごとに異なるため、ライブ全体の方向性に合わせた編成が考えられる。
2. ツアーごとの制作体制。 アリーナツアー、ドームツアー、対バンイベントなどでは、公演の規模や演出、演奏曲目が異なる。2025年の「UNITE #02」と「FYOP」の編成差は、同じB'zのライブでも公演単位で体制が変わり得ることを示している。
3. ミュージシャンそれぞれの活動。 サポートプレイヤーはB'z以外の仕事でも活動する演奏家だ。参加する公演や時期が異なる場合があり、編成変更を一律に「卒業」と表現するのは適切ではない。
ここで注意したいのは、これらがライブ編成を理解するための一般的な視点であり、個々の交代について公式に説明された理由とは限らない点だ。本人や運営側が理由を公表していない場合、交代理由を断定することはできない。
松本孝弘・稲葉浩志とサポートメンバーの違いB'zの正式メンバーは松本孝弘と稲葉浩志の2人だ。松本はギターを中心に作曲・編曲などを担い、稲葉はボーカルと作詞を中心に活動する。サポートメンバーはライブの演奏体制を支える立場であり、ステージで大きな存在感を示していても、正式メンバーとしての位置づけとは異なる。
この区別を理解すると、「サポートメンバーが交代したからB'zのメンバーが変わった」という誤解を避けられる。ライブの音色や演奏の雰囲気が変わることはあっても、サポートメンバーの変更と、B'zというユニットの正式メンバーの変更は別の話だ。
【プロの結論】サポートメンバーを知るとB'zのライブはもっと深く楽しめる
B'zのサポートメンバーを知る最大のメリットは、ステージ上の演奏をより細かく聴き分けられることだ。松本のギターソロや稲葉のボーカルに注目するだけでなく、ドラムが生み出す推進力、ベースが作るグルーヴ、キーボードが加える音の厚み、サポートギターによるアレンジの広がりにも耳を傾けると、同じ曲でも違った発見がある。
例えば、シェーン・ガラースの復帰に注目すれば、過去のツアーと2025年以降の演奏を比較する楽しみが生まれる。清のベースに注目すれば、リフやスラップによって曲の勢いがどう作られているかが分かりやすい。川村ケンのキーボードは歌やギターを引き立てる場面があり、YTのギターは松本の演奏を軸にライブ全体のサウンドを支えている。
また、歴代のサポートメンバーを知ることで、B'zのライブが長年にわたって同じ編成を繰り返してきたのではなく、作品やツアーに応じて変化を重ねてきたことも理解できる。増田隆宣のような長期参加者と、特定のツアーで参加したプレイヤーの双方が、異なる形でB'zのステージを支えてきた。
【B'zのサポートメンバー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年現在、B'zのサポートメンバーは誰ですか?
A1:2026年の「FYOP+」シリーズなどで確認できる編成は、ドラムのシェーン・ガラース、ベースの清、キーボードの川村ケン、ギターのYUKIHIDE “YT” TAKIYAMAです。B'zの正式メンバーは松本孝弘と稲葉浩志の2人です。
Q2:B'zのサポートメンバーで最も長く参加しているのは誰ですか?
A2:連続ツアー参加数では、キーボーディストの増田隆宣が67ツアー連続参加という記録で知られています。ただし、初回から最終参加までの暦上の期間や公演数など、集計基準によって比較結果は異なります。
Q3:シェーン・ガラースはなぜB'zのサポートメンバーとして注目されるのですか?
A3:2002年から2018年まで長期間にわたってライブに参加し、2025年に復帰したドラマーだからです。長い参加歴に加え、過去のB'zのライブを知る演奏家が再び加わったことが注目されました。
2026年のB'zのライブ編成を知るうえで、まず押さえておきたいのは、シェーン・ガラース、清、川村ケン、YUKIHIDE “YT” TAKIYAMAの4人だ。それぞれがドラム、ベース、キーボード、ギターを担当し、松本孝弘と稲葉浩志を中心としたライブサウンドを支えている。
歴代を振り返ると、増田隆宣や明石昌夫、バリー・スパークス、大賀好修、青山英樹など、数多くのプレイヤーが異なる時代のB'zを支えてきたことが分かる。特に増田の長期参加やシェーンの復帰は、サポートメンバーの歴史を語るうえで要点だ。
サポートメンバーの交代は、B'zの正式メンバーが変わることを意味しない。公演ごとの編成や演奏の役割に注目し、過去のツアーと現在のステージを比較することが、B'zの音楽をより深く味わうための手がかりになる。