読売テレビの朝の情報番組「す・またん!」は、2010年にスタートし、2025年9月30日に最終回を迎えました。森たけしと辛坊治郎のコンビ、虎谷温子ら歴代出演者、関西のニュースやグルメを届ける地域密着型のスタイルで知られた番組です。約15年にわたって続いた番組がなぜ終了したのか、視聴者が気になる放送終了の理由や最終回の出演者、後番組の動向を整理します。
注目したいのは、終了後の朝の編成が一度の変更で完結したわけではない点です。2025年10月には日本テレビ系「ZIP!」を軸にした放送へ移行し、2026年3月30日には読売テレビの新しい自社制作番組「テッパン朝ライブ じゅーっと!」がスタートしました。2026年10月現在の放送状況まで確認すると、「す・またん!」終了後に関西の朝がどう変わったのかが見えてきます。
【放送終了理由】す・またん!はなぜ2025年9月30日に終了したのか

「す・またん!」の放送終了が明らかになったのは2025年9月1日です。読売テレビは同日の放送内などで、平日朝の生情報番組を9月30日で終了すると発表しました。2010年から続いてきた番組が、約15年半の歴史に区切りをつけることになったのです。
ただし、読売テレビの発表や終了を伝えた主要メディアの報道では、終了を決定した具体的な理由は明示されていません。番組終了の背景を考えるうえでは、公式に説明された事実と、放送業界の編成事情から考えられる見方を分ける必要があります。
たとえば、視聴率の低迷、制作費の削減、出演者とのトラブルなどが終了理由だったとする情報を、裏付けとなる発表や報道なしに事実として扱うことはできません。少なくとも、終了発表そのものから特定の原因を読み取ることはできない状況です。
一方、終了後の編成を見ると、読売テレビが朝の放送体制を段階的に組み替えてきたことは確認できます。2025年10月には「ZIP!」のネット放送を中心とする編成へ移り、2026年3月には地域密着型の新番組を立ち上げました。こうした動きは、全国向け番組と関西独自の情報発信をどう組み合わせるかという編成上の課題を考える材料になります。
2026年2月の新番組発表では、読売テレビの松田陽三社長が地域密着型の情報番組を立ち上げたい考えを示したと日刊スポーツが報じています。ただし、この発言は新番組についての説明であり、2025年の「す・またん!」終了を直接引き起こした理由として公表されたものではありません。
つまり、現時点で押さえておきたいのは、「終了したこと」は確定している一方、「なぜ終了したのか」という単一の公式理由は公表されていないという点です。後年の番組改編と、2025年の終了決定を混同しないことが大切です。
【15年の歴史】す・またん!の開始から最終回までを時系列で整理
「す・またん!」は2010年に始まった読売テレビ制作の平日朝の情報番組です。番組名はフランス語の「ce matin」に由来し、「今朝」という意味を持ちます。ニュースやスポーツ、芸能情報に加え、関西のグルメ、街の話題、おすすめスポット、生活に役立つ情報などを届けてきました。
放送開始当初の大きな特徴は、森たけしと辛坊治郎という、個性の異なる2人が番組の顔を務めたことです。ニュースを扱いながらも、出演者同士の掛け合いや関西らしい親しみやすさを打ち出したスタイルが、番組の印象を形づくりました。
MANTANWEBは、2023年に放送3500回を迎えたことも報じています。平日朝の帯番組として積み重ねてきた放送回数は、番組が長期間にわたって地域の日常に入り込んでいたことを示す一つの指標です。
主な節目を時系列で
| 時期 | 出来事 | ポイント |
|---|---|---|
| 2010年3月 | 「す・またん!」放送開始 | 森たけし、辛坊治郎らが初期の番組を支える。 |
| 2019年 | 辛坊治郎が番組を降板 | 初期のコンビから、局アナウンサーを中心とした体制へ移行。 |
| 2023年 | 放送3500回に到達 | 長期にわたる平日朝のレギュラー番組として放送を継続。 |
| 2025年9月1日 | 放送終了を発表 | 最終回を9月30日とし、感謝企画を実施する方針が示された。 |
| 2025年9月24日以降 | 「す・またん!感謝祭」を放送 | 視聴者への感謝を伝える特別企画を展開。 |
| 2025年9月30日 | 最終回 | 初代MCの森たけしと初代解説キャスターの辛坊治郎が出演。 |
| 2025年10月1日 | 「ZIP!」中心の編成へ移行 | 番組内に関西ローカルパートを設ける形で地域情報を継続。 |
| 2026年3月30日 | 「テッパン朝ライブ じゅーっと!」開始 | 読売テレビの自社制作による朝の情報番組が再始動。 |
この流れから分かるのは、「す・またん!」の終了と、読売テレビが関西向けの朝の情報発信そのものをやめたことは同義ではないという点です。番組タイトルや出演者の構成は変わりましたが、地域ニュースや天気、スポーツ、生活情報を朝に届ける役割は、後続の編成へ引き継がれています。
【歴代MC一覧】森たけし・辛坊治郎・虎谷温子ら番組を支えた顔ぶれ
「す・またん!」を振り返る際に欠かせないのが、歴代のMCや解説キャスターです。長期番組だったため、出演者は一度に固定されていたわけではなく、時期や曜日によって担当が変わってきました。ここでは、番組の歴史を理解するうえで重要な人物を中心に整理します。
森たけしは、番組初期のMCを務めたフリーアナウンサーです。辛坊治郎とのコンビは「す・またん!」の初期を象徴する組み合わせとして知られ、2025年9月30日の最終回にも出演しました。番組終了時に初期の顔が再びそろったことは、15年の歴史を振り返るうえで大きな節目となりました。
辛坊治郎は、初代解説キャスターとして番組を支えたジャーナリストです。ニュース解説を担いながら、森との掛け合いでも存在感を発揮しました。2019年に番組を降板した後、最終回に再登場したことで、初期の番組を知る視聴者にとっても印象的な締めくくりとなりました。
虎谷温子は、番組開始当初から出演し、長い期間にわたって番組の顔を務めた読売テレビのアナウンサーです。2025年の終了発表時には、初回放送や番組にまつわるイベントを振り返り、長年の視聴者への感謝を表明しました。番組の変遷を知る存在として、歴代出演者の中でも重要な位置を占めています。
女性MCの変遷では、川田裕美、虎谷温子、吉田奈央、中谷しのぶ、諸國沙代子、佐藤佳奈らの名前が挙がります。曜日ごとの担当や出演期間には違いがあり、全期間を通じて同じ顔ぶれだったわけではありません。出演者の入れ替わりに合わせて、番組の雰囲気や情報の届け方も少しずつ変化してきました。
番組終盤には、虎谷温子、立田恭三、佐藤佳奈らがMCを担当し、金曜日には澤口実歩や大野晃佳らも出演していました。ニュース解説、スポーツ、天気、芸能、関西の街情報といった各分野を、局アナウンサーや専門家、タレントなどが分担する構成でした。
なお、ここで挙げたのは主要な出演者であり、歴代MCの全担当曜日・全出演期間を網羅した一覧ではありません。出演者の正確な変遷を確認する場合は、読売テレビの番組公式サイトに残る出演者情報や各放送回の記録を照合するのが確実です。
【最終回の出演者】2025年9月30日に森たけしと辛坊治郎が再登場
「す・またん!」の最終回は、2025年9月30日に放送されました。読売テレビは事前に、番組にゆかりのあるゲストを招いた特別企画を実施する方針を明らかにしていました。日刊スポーツの2025年9月11日付報道によると、最終回は公開生放送として行われ、初代MCの森たけしと初代解説キャスターの辛坊治郎が出演することが発表されていました。
この2人の再登場は、単なる懐かしのゲスト出演ではありません。番組開始時に中心となった人物が最終回にそろうことで、2010年から積み上げてきた歴史と、番組を支えた出演者のつながりを振り返る構成になりました。
最終回を迎える前の9月24日からは、「す・またん!感謝祭~15年分のありがとうをお届け~」と題した企画も放送されました。読売テレビの公式番組情報では、虎谷温子、立田恭三、佐藤佳奈のMC陣が視聴者のもとを訪れ、これまでの感謝を伝える企画が案内されていました。
最終回の記録は、読売テレビの公式サイトにも残っています。放送内容ページには2025年9月30日が「最終回」として掲載されており、番組が正式に終了した日付を確認できます。
約15年続いた番組の最終回では、初期を知る出演者と、番組終盤を担ったMC陣の双方が歴史をつなぐ役割を果たしました。番組の終了を単なる放送枠の変更として見るだけでなく、出演者と視聴者が共有してきた時間の区切りとして捉えると、その意味がより明確になります。
【後番組ZIP!と2026年最新情報】現在の読売テレビ朝番組はどうなった?
「す・またん!」終了後の編成を理解するうえで、注意したいのは2025年10月と2026年3月で状況が変わっていることです。「す・またん!」の後に「ZIP!」が始まったという説明だけでは、2026年現在の放送体制を正確に表せません。
2025年10月1日から、読売テレビは日本テレビ系の朝の情報番組「ZIP!」を放送し、番組内に関西ローカルパートを設けました。日刊スポーツの2025年9月16日付報道によると、当初のローカルパートは月曜から木曜の午前7時40分ごろから7時55分ごろまで、金曜は午前6時6分ごろから6時54分ごろまでと、午前7時40分ごろから7時55分ごろまでの構成でした。
このローカルパートでは、2025年入社の吉澤真彩、増田陽名、藤岡宗我の各アナウンサーと曜日ごとの先輩アナウンサーがMCを担当する体制が発表されました。全国向けの情報を届けながら、関西のニュースや天気、地域の話題を取り上げる編成です。
その後、読売テレビは朝の自社制作番組を再び立ち上げる方針を打ち出します。2026年2月の発表を経て、2026年3月30日に「テッパン朝ライブ じゅーっと!」がスタートしました。MANTANWEBや日刊スポーツは、この新番組を読売テレビの朝帯における大きな改編として報じています。
2026年10月現在、読売テレビの公式番組情報では、「テッパン朝ライブ じゅーっと!」は平日午前5時から放送されています。ニュース、スポーツ、芸能、天気、関西のおすすめ情報などを扱い、午前6時54分ごろからは「ZIP!」の時間帯に移ります。「ZIP!」内の午前7時40分ごろには、関西の情報を届ける「じゅーっ特集」も設けられています。
つまり、2025年10月に始まった「ZIP!」中心の編成は、2026年春以降の体制と同じではありません。現在は、早朝の時間帯を読売テレビの自社制作番組が担い、その後に「ZIP!」が続く構成になっています。
「す・またん!」の終了によって関西ローカルの朝番組が完全になくなったわけではなく、編成を組み替えた後に自社制作番組が復活した、というのが2026年の実情です。最新の放送時間やコーナー構成は変更される可能性があるため、当日の番組表や読売テレビの公式情報で確認するのが確実です。
【視聴者の評判とプロの結論】す・またん!が関西の朝に残したもの
「す・またん!」の特徴は、全国ニュースを伝えるだけではなく、関西の暮らしに近い情報を組み合わせていたことです。スポーツや芸能の話題、天気、街のグルメ、生活に役立つ情報などを同じ番組の中で扱い、朝の限られた時間に幅広い情報へ触れられる構成を採用していました。
森たけしと辛坊治郎による初期の掛け合いは、ニュース番組でありながら出演者の個性を感じられる要素でした。その後、MCや担当アナウンサーが変わっても、関西向けの情報を届けるという番組の基本的な役割は継続しました。こうした地域性と出演者への親近感が、長年視聴してきた人にとっての番組の魅力だったと考えられます。
放送終了時の反応については、日刊スポーツが2025年9月1日、番組終了を惜しむ声や虎谷温子の再登板を望む反応などを報じています。ただし、これは報道で紹介された反応であり、視聴者全体を対象にした世論調査や満足度調査の結果ではありません。肯定的な声があったことは確認できても、番組の評判を数値で断定することはできません。
番組の評価を考える際には、単純に「終了したから人気がなかった」と判断するのも適切ではありません。テレビ番組の編成は、視聴者の反応だけでなく、放送枠の構成、全国ネット番組との連携、自社制作の方針、制作体制など、複数の要素に左右されます。終了という結果だけから、視聴率や制作費など特定の要因を逆算することはできないのです。
一方、終了後に「ZIP!」中心の編成を経て「テッパン朝ライブ じゅーっと!」が始まったことは、地域密着型の朝番組に対する読売テレビの取り組みが続いていることを示しています。新番組ではニュースやスポーツ、天気に加え、関西の街や生活に関する情報を届ける構成が採用されています。
【プロの結論】「す・またん!」の歴史を振り返るうえで重要なのは、番組名の終了と、地域に必要とされる情報の終了を区別することです。15年にわたって築かれた番組の個性は、出演者やコーナー、放送時間の変更によってそのまま残るわけではありません。しかし、関西のニュースや天気、スポーツ、生活情報を朝の時間帯に届けるという役割は、後続の編成にも受け継がれています。
また、放送終了の理由を調べる際は、公式に発表された事実、報道で確認できる経緯、視聴者の感想、そして背景についての推測を分けて考えることが重要です。「視聴率が悪かったから」「制作費が理由だった」といった説明は、根拠が示されない限り確定情報にはなりません。番組改編を正しく理解するには、終了日だけでなく、その後にどのような放送体制が組まれたかまで追う必要があります。
【読売テレビすまたん!】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:「す・またん!」の放送終了理由は何ですか?
A1:2025年9月30日に終了したことは読売テレビの公式情報で確認できますが、終了を決定した具体的な理由は公表されていません。視聴率低迷や制作費の問題など、特定の原因を確定事項として扱うことはできません。
Q2:「す・またん!」の最終回はいつ放送され、誰が出演しましたか?
A2:最終回は2025年9月30日です。日刊スポーツの事前報道では、公開生放送として行われ、初代MCの森たけしと初代解説キャスターの辛坊治郎が出演すると発表されました。また、終了前には「す・またん!感謝祭~15年分のありがとうをお届け~」が放送されました。
Q3:2026年現在、「す・またん!」の後番組は何ですか?
A3:2025年10月には「ZIP!」中心の編成に移行しましたが、2026年3月30日からは読売テレビ制作の「テッパン朝ライブ じゅーっと!」が平日午前5時にスタートしています。現在は同番組の後に「ZIP!」が続く構成で、午前7時40分ごろには関西向けの「じゅーっ特集」も放送されています。
読売テレビの「す・またん!」は、2010年に始まり、森たけし、辛坊治郎、虎谷温子らの出演と関西に密着した情報発信によって、約15年にわたり朝の時間帯を支えてきました。2025年9月30日の最終回では初期の出演者も再登場し、番組の歴史に区切りがつきました。
放送終了の具体的な理由は公表されていません。終了を視聴率や制作費など特定の事情だけで説明するのではなく、発表された事実と、その後の編成変更を分けて捉える必要があります。
2025年10月には「ZIP!」中心の編成となり、2026年3月30日には「テッパン朝ライブ じゅーっと!」がスタートしました。2026年現在の読売テレビは、自社制作の地域密着型番組と全国ネット番組を組み合わせて朝の情報を届けています。
「す・またん!」という番組名は姿を消しましたが、関西の朝に地域のニュースや生活情報を届ける取り組みは続いています。歴代出演者の功績と後続番組の変化をあわせて見ることが、番組の15年を正確に振り返るためのポイントです。