2026年のFIFAワールドカップは、日本時間の6月12日から7月20日まで開催され、日本代表はオランダ、チュニジア、スウェーデンとのグループステージ3試合を経て、決勝トーナメント1回戦でブラジルと対戦した。日本戦のキックオフは午前5時、午後1時、午前8時、そして午前2時と幅があり、テレビ放送もNHK総合、日本テレビ、フジテレビ、NHK BSなどに分かれた。
大会はすでに終了しているが、ワールドカップ日本時間放送を調べる読者にとって、試合開始時刻と放送局の対応関係、DAZNによる全104試合のライブ配信、日本代表戦の無料配信、NHK ONEの同時配信・見逃し配信の違いは、記録を振り返るうえでも押さえておきたい情報だ。日本サッカー協会(JFA)の公式日程・放送情報、FIFAの大会情報、DAZNとNHKの公式発表をもとに、2026年10月28日時点で整理する。
【2026年大会は終了】日本代表の日程と大会結果を振り返る

2026年大会の日本代表はグループFに入り、オランダ、チュニジア、スウェーデンと対戦した。日本時間では初戦が6月15日、2戦目が6月21日、最終戦が6月26日。グループステージを1勝2分けの勝ち点5で終え、決勝トーナメントへ進出した。
JFAの公式日程・結果によると、初戦のオランダ戦は2-2の引き分け、チュニジア戦は4-0の勝利、スウェーデン戦は1-1の引き分けだった。日本はグループFを2位で通過し、6月30日のラウンド32でブラジルと対戦したものの、1-2で敗れた。
ここで注意したいのは、対戦カードの日付と開催地の現地日付が異なる場合がある点だ。日本と北米の開催都市には大きな時差があるため、現地で6月14日に行われる試合が、日本では6月15日の早朝になる。ワールドカップの日程を調べる際は、現地時間と日本時間を混同しないことが基本となる。
【日本時間キックオフ一覧】日本戦4試合の放送局・開始時刻・結果
日本戦の開始時刻と放送先を確認するなら、JFAが公開した公式放送情報が基準になる。以下はすべて日本時間で、キックオフ時刻と実際の試合結果をまとめたものだ。テレビ番組の放送開始時刻はキックオフより前に設定されることがあるため、両者は区別して確認したい。
| 日本時間 | 対戦カード・試合結果 | 放送・配信先 |
|---|---|---|
| 6月15日(月)5:00 | 日本-オランダ 2-2 |
NHK総合、DAZN |
| 6月21日(日)13:00 | 日本-チュニジア 4-0 |
日本テレビ、NHK BS、DAZN |
| 6月26日(金)8:00 | 日本-スウェーデン 1-1 |
NHK総合、DAZN |
| 6月30日(火)2:00 | 日本-ブラジル 1-2 |
フジテレビ、NHK BS、DAZN |
最も視聴しやすい時間帯だったのは、日曜日の午後1時にキックオフしたチュニジア戦だ。一方、オランダ戦は早朝5時、スウェーデン戦は平日の午前8時、ブラジル戦は深夜から早朝にかけての午前2時だった。試合時間が生活時間帯と重ならない場合、録画や見逃し配信を使えるかどうかが視聴方法を選ぶポイントになる。
なお、6月30日のブラジル戦はグループステージではなく、決勝トーナメントのラウンド32にあたる。日本対ブラジルの放送時間を調べる際は、午前2時というキックオフ時刻と、フジテレビ・NHK BS・DAZNという放送・配信先をセットで押さえておきたい。
【NHK・日本テレビ・フジテレビ】地上波とBSの中継日程はどう違った?
2026年大会では、日本代表戦がすべて同じテレビ局で放送されたわけではない。JFAの公式放送一覧では、オランダ戦とスウェーデン戦はNHK総合、チュニジア戦は日本テレビとNHK BS、ブラジル戦はフジテレビとNHK BSに振り分けられていた。
NHK総合で中継されたのは、グループステージのオランダ戦とスウェーデン戦だ。地上波で視聴できるため、対応するテレビ環境があれば、追加の動画配信サービスを契約せずにリアルタイム観戦できた。
日本テレビとNHK BSはチュニジア戦を中継した。日本テレビは地上波、NHK BSは衛星放送であり、視聴できるチャンネルが異なる。NHK BSを利用する場合は、BS放送を受信できるテレビや受信環境が必要になる。
フジテレビとNHK BSは、6月30日のブラジル戦を中継した。この試合はNHK総合の地上波中継ではなかったため、「NHKで放送されるならNHK総合で見られる」と思い込むと、視聴先を間違える可能性がある。
また、NHK BSとNHK BSプレミアム4Kは別の放送サービスだ。大会期間中は、NHK BSで一部試合を中継する一方、NHK BSプレミアム4Kでは全104試合を生中継または録画で放送する編成が案内されていた。全試合をテレビで追いたい場合は、放送局の名前だけでなく、チャンネルと生中継・録画の別まで確認する必要がある。
【DAZNは全104試合をライブ配信】日本代表戦の無料視聴方法と注意点
2026年大会のネット視聴で大きな役割を担ったのがDAZNだ。DAZNの公式発表によると、日本国内では全104試合のライブ配信権を獲得し、大会中に全試合をライブ配信した。全104試合をライブで視聴できる国内唯一のサービスとして案内され、日本代表戦は全試合無料で配信された。
ここで区別しておきたいのは、日本代表戦の無料ライブ配信と、全104試合を視聴するための有料プランは別の扱いだったことだ。大会当時、日本代表戦の無料配信対象を視聴する場合は、DAZNのアカウントでログインし、対象の配信コンテンツを選ぶ方法が基本となった。全試合を追う場合は、契約プランや対象コンテンツの条件も確認する必要があった。
DAZNは大会期間中、全104試合の日本語実況・解説付きライブ配信に加え、試合終了後の見逃し配信やハイライトも案内していた。テレビ中継がない試合を含めて大会全体を追いたい人にとって、放送局ごとの編成を調べる手間を減らせる点が特徴だった。
ただし、2026年10月時点では大会のライブ配信は終了している。当時、日本代表戦が無料だったからといって、現在も全試合のフルマッチ映像を無料で視聴できるとは限らない。再視聴を目的にDAZNを利用する場合は、現在の配信カタログで対象試合のフル映像やハイライトが公開されているかを確認したい。
DAZNが8月に公表した大会総括レポートでは、大会全体の総視聴数が4億5,000万を超えたと報告された。同社の視聴データでは、日本戦以外の視聴が全体の80%を占め、ライブ視聴が54%、テレビでの視聴が41%だったという。これらはDAZN独自の集計だが、日本代表戦だけでなく、世界各国の試合を配信で追う視聴スタイルが広がったことを示す材料になっている。
【NHK ONEの同時配信・見逃し配信】日本戦は今から見られる?
NHK ONEは、NHKの対象番組を放送と同時に視聴したり、放送後に見逃し配信で視聴したりできるインターネットサービスだ。2026年10月1日には、従来のNHKプラスからNHK ONEへサービスが移行した。
2026年大会では、NHK総合で放送される対象試合や大会関連のハイライト番組が、NHK ONEでも同時・見逃し配信の対象として案内されていた。日本代表戦では、NHK総合で中継されたオランダ戦とスウェーデン戦が対象となった。一方、NHK BSで中継されたチュニジア戦やブラジル戦を、NHK ONEで全く同じように視聴できるわけではない。
NHKの公式サービス案内では、対象となる総合テレビ・Eテレの番組は同時配信に加え、放送後7日間の見逃し配信に対応している。受信契約のある世帯は、必要なアカウント連携などの手続きを行うことで利用でき、別途の契約や追加負担は不要と案内されている。
ただし、通常の見逃し配信期間は7日間だ。6月や7月に放送されたワールドカップの試合を10月下旬にNHK ONEで見直そうとしても、通常の見逃し配信期間はすでに過ぎている。NHK ONEでの過去試合の公開を前提にせず、NHKオンデマンドや各配信サービスの現在の公開状況も確認したい。
特に注意したいのは、NHK ONEは全104試合を網羅する配信サービスではないという点だ。地上波の対象番組をネットで補完する用途には適しているが、BSのみの中継や大会全試合を追う目的には、放送・配信の対象範囲が合わない場合がある。
【プロの結論】テレビ・ネット・見逃し配信は目的で選ぶ
ワールドカップの視聴方法を比較するときは、無料か有料かだけでなく、見たい試合の範囲、リアルタイム視聴の必要性、視聴できる端末の3点で判断すると整理しやすい。
日本代表戦をテレビで見たい人には、JFAの公式放送一覧で対象試合とチャンネルを確認する方法が向いている。NHK総合、日本テレビ、フジテレビ、NHK BSでは中継対象が異なるため、放送局をひとつに決めつけないことが大切だ。
日本代表戦以外も含めて全試合を追いたい人には、DAZNのように大会全体を配信するサービスが適していた。ただし、大会終了後はライブ視聴ではなく、現在公開されているフルマッチやハイライトの範囲が判断基準になる。
NHKの番組をスマートフォンやパソコンで見たい人には、NHK ONEが選択肢となる。ただし、対象はNHKの該当番組に限られ、通常の見逃し配信には期間がある。テレビ放送の有無とネット配信の有無は、必ずしも一致しない。
また、放送開始時刻とキックオフ時刻を混同しないことも重要だ。例えば午前5時キックオフの試合は、テレビ番組が午前4時台から始まることもある。録画予約をする際は、試合開始時刻だけではなく、番組表に掲載された放送枠を基準に設定する必要がある。
2026年大会の視聴環境を振り返ると、地上波・BS・ネット配信は単純な代替関係ではなく、それぞれ対象試合や利用条件が異なるサービスとして機能していた。視聴先を選ぶ際には、放送局の知名度だけでなく、実際に見たい試合が対象になっているかを確認することが最も確実な判断基準となる。
【ワールドカップ日本時間放送】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の日本代表戦は日本時間で何時にキックオフした? A1:オランダ戦は6月15日午前5時、チュニジア戦は6月21日午後1時、スウェーデン戦は6月26日午前8時、ブラジル戦は6月30日午前2時だった。すべて日本時間で、いずれも大会は終了している。
Q2:日本代表戦はDAZNで無料視聴できた? A2:大会期間中、DAZNは日本代表戦の全試合を無料ライブ配信すると公式発表していた。ただし、現在は大会のライブ配信が終了しているため、過去試合のフル映像やハイライトが無料で公開されているかは、サービス内で確認する必要がある。
Q3:NHK ONEでワールドカップ全104試合を見られる? A3:NHK ONEは全104試合を配信するサービスではない。NHK総合などの対象番組を同時・見逃し配信する仕組みで、NHK BSの中継試合がすべて配信されるわけではない。また、通常の見逃し配信期間は放送後7日間となっている。
2026年のワールドカップ日本代表戦は、6月15日のオランダ戦、6月21日のチュニジア戦、6月26日のスウェーデン戦、6月30日のブラジル戦という日程で行われた。放送先はNHK総合、日本テレビ、フジテレビ、NHK BSなどに分かれ、DAZNは全104試合のライブ配信を担った。
大会期間中は、日本代表戦を無料ライブ配信したDAZN、対象の地上波番組を同時・見逃し配信したNHK ONE、それぞれのテレビ中継を組み合わせることで、視聴者は自分の生活時間帯に合った観戦方法を選べた。一方、2026年10月現在は大会が終了しており、当時の無料ライブ配信や通常の見逃し配信をそのまま利用できるわけではない。
今後、過去の試合を振り返る場合も、フルマッチ、ハイライト、放送局の公式動画では公開条件が異なる。試合結果や放送局を確認する際はJFAの公式情報、配信映像を探す際は各サービスの最新の公開状況を基準にすることが、見たいコンテンツに確実にたどり着くための近道だ。