女優のうらじぬのさんは、独特の存在感と幅広い演技力で、舞台からテレビドラマ、映画、配信作品まで活躍の場を広げてきた俳優です。1989年6月13日生まれ、千葉県出身。大阪芸術大学で演技を学び、劇団子供鉅人への入団を経て、個性的な役柄を数多く演じてきました。
注目すべき経歴の一つが、2017年の女子プロレスを題材にした舞台『チョップ、ギロチン、垂直落下』です。劇中のレスラー・マンモス稲子として、実際に後楽園ホールのリングでプロレスデビューを果たしました。2026年にはNetflixシリーズ『九条の大罪』への出演もあり、舞台で培った表現力を映像作品でも発揮しています。プロフィールや年齢、大学卒業後の歩み、代表作、演技の魅力を整理します。
【プロフィール】うらじぬのはどんな女優?年齢・出身地・所属事務所を整理

うらじぬのさんは、シリアスな人間ドラマからコメディーまで、幅広い役柄を演じる女優です。個性的なルックスに加え、身体全体を使った表現や、作品の中で印象を残す演技が特徴として紹介されています。
所属事務所のレプロエンタテインメントが公開しているプロフィールでは、生年月日は1989年6月13日、出身地は千葉県、身長は165cm。特技としてドラムと少林寺拳法が挙げられています。身体表現を求められる舞台や、強い個性を持つ人物を演じる際にも、こうした特技は興味深い要素です。
大阪芸術大学では舞台芸術学科の演技演出コースで学び、卒業後は舞台を中心に経験を積みました。劇団での活動を土台に映像作品へと出演の幅を広げ、テレビドラマ『ブラッシュアップライフ』などを通じて知名度を高めています。
2026年10月28日時点での年齢は37歳です。1989年6月13日生まれのため、2026年6月13日に37歳の誕生日を迎えています。
なお、「うらじぬの」という名前で活動しており、レプロエンタテインメントの公式プロフィールでもこの芸名が使用されています。公式に確認できるプロフィール情報としては、出身地や生年月日、身長、特技などが中心です。
【経歴】大阪芸術大学卒業から劇団子供鉅人への入団まで
うらじぬのさんの俳優としての歩みを知るうえで重要なのが、大学での演技の学びと、小劇場を中心とした舞台経験です。映像作品での活躍が目立つようになる以前から、舞台で着実に経験を積んできました。
大阪芸術大学を卒業した後は、平田オリザさんが主宰する劇団・青年団の演劇教育プログラム「無隣館」の2期生として学びました。その後、フリーで活動しながら舞台に出演し、劇団子供鉅人との接点を深めていきます。
劇団子供鉅人への入団につながったエピソードとして知られているのが、オーディションで披露した「ひとりライオンキング」です。既存の作品を一人で表現するという大胆なパフォーマンスが劇団員の心をつかみ、個性を印象づけたと紹介されています。
その後、2015年の『組みしだかれてツインテール』に客演し、さらに2015年から2016年にかけて『重力の光』にも出演。こうした舞台経験を経て、劇団を率いる益山貴司さんの誘いを受け、2016年2月に劇団子供鉅人へ入団しました。
レプロエンタテインメントへの所属も2016年です。小劇場で培った演技力を軸に、舞台と映像の両方で活動するキャリアが本格化しました。
この経歴で見逃せないのは、最初からテレビドラマを中心に活動していたわけではないという点です。大学での専門的な学び、演劇の現場での経験、劇団への参加という段階を踏み、役者としての表現の幅を広げてきました。
【年表】うらじぬのの代表作・出演作品とキャリアの転換点
うらじぬのさんの出演歴は、舞台を基盤にしながら、テレビドラマや映画、動画配信サービスの作品へと広がっています。ここでは、経歴を理解するうえで押さえておきたい出来事と代表的な出演作をまとめます。
| 時期 | 出来事・作品 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| 大学卒業後 | 青年団無隣館2期生 | 平田オリザさんのもとで演劇を学ぶ |
| 2015年 | 『組みしだかれてツインテール』 | 劇団子供鉅人の公演に客演 |
| 2015~2016年 | 『重力の光』 | 客演を経て劇団との関係を深める |
| 2016年2月 | 劇団子供鉅人に入団 | 舞台俳優としての活動基盤を確立 |
| 2017年 | 『チョップ、ギロチン、垂直落下』 | マンモス稲子役で出演し、年末にプロレスデビュー |
| 2020~2021年 | 『病室で念仏を唱えないでください』『あのときキスしておけば』など | テレビドラマへの出演を重ねる |
| 2023年 | 『ブラッシュアップライフ』『炎上する君』『押忍、わたしたち』 | ドラマ、映画、初のひとり芝居に挑戦 |
| 2024年 | 『西園寺さんは家事をしない』『チェイサーゲームW パワハラ上司は私の元カノ』など | 連続ドラマへの出演を継続 |
| 2025年 | 『相続探偵』『魔物』など | ドラマや配信作品で出演歴を広げる |
| 2026年 | Netflixシリーズ『九条の大罪』 | 「ムーちゃん」役で出演 |
映像作品で名前を知った人にとって、特に注目したいのが2023年の『ブラッシュアップライフ』です。日本テレビ系の同作では、島本加奈子、通称「ぺーたん」を演じました。日常の会話や人間関係を丁寧に描く作品の中で、登場人物の個性を際立たせる演技が印象に残る役どころです。
映画では、2023年公開の『炎上する君』に梨田役で出演しています。テレビドラマや映画だけでなく、舞台での活動も継続していることが、うらじぬのさんのキャリアの特徴です。
舞台作品では、劇団子供鉅人の公演に加え、二兎社の『歌わせたい男たち』などにも出演。2023年には、企画・出演を担うひとり芝居『押忍、わたしたち』を上演しました。ローチケ演劇宣言やentaxの紹介記事でも、舞台から映像へと活動を広げてきた経歴が取り上げられています。
作品を選んで見るなら、コメディーでの存在感を知りたい人には『ブラッシュアップライフ』、映画での演技を見たい人には『炎上する君』、舞台俳優としての表現力に関心がある人には『押忍、わたしたち』が、それぞれ異なる魅力を知る手がかりになります。
【異色の経歴】マンモス稲子としてプロレスデビュー!舞台『チョップ、ギロチン、垂直落下』
うらじぬのさんの経歴の中でも、とりわけ異色なのがプロレスデビューです。2017年、劇団子供鉅人の舞台『チョップ、ギロチン、垂直落下』で、女子プロレスラーのマンモス稲子を演じました。
同作は、女子プロレスを題材にした群像劇です。不幸であることに生きがいを感じるレスラー・マンモス稲子と、人気レスラーの揚羽舞、かつて親友だった二人を軸に、登場人物たちが自分自身と向き合う姿を描きました。プロレスを単なる題材として扱うのではなく、身体のぶつかり合いや勝負の世界を通じて人間関係を表現する作品です。
舞台は2017年10月に大阪、11月に東京で上演されました。プロレスの技術指導には女子プロレス団体のアイスリボンが協力。作品内で描かれたリングの世界が、実際のプロレス興行へとつながっていきます。
そして2017年12月31日、うらじぬのさんは後楽園ホールで開催されたアイスリボンの大会「RIBBONMANIA2017」に出場し、マンモス稲子としてプロレスデビューを果たしました。バトル・ニュースの試合結果報道でも、舞台に登場するレスラーのデビュー戦として取り上げられています。
つまり、これはプロレスラー役を舞台上で演じただけの話ではありません。劇中の人物として実際のリングに立ち、プロレスラーたちと試合を行ったという、舞台と現実の境界をまたぐ経験でした。
タイトルにある「チョップ」「ギロチン」「垂直落下」は、プロレスの技を想起させる言葉です。ただし、これらの技名をそのまま、うらじぬのさんが実際の試合で使用した技として解釈することはできません。注目すべきなのは、作品の役作りが実際のリングでのパフォーマンスにまで発展した点です。
この経験は、身体を使って人物を表現する舞台俳優としての側面を象徴しています。セリフや表情だけでなく、動きや姿勢、相手との距離感を通じて役柄を成立させる。その意味で、マンモス稲子は、うらじぬのさんの個性を理解するうえで重要な役の一つです。
【演技力と評判】シリアスからコメディーまで演じ分ける個性と魅力
うらじぬのさんの演技を特徴づけるのは、強い個性を持ちながら、役柄に応じて表現を変えられることです。出演者紹介では、シリアスからコメディーまで幅広く演じる俳優として紹介されてきました。
ここで重要なのは、個性的な外見だけが評価の理由ではないという点です。舞台では観客の目の前で身体や声を使って人物を成立させ、映像ではカメラの距離や場面のテンポに合わせた演技が大切です。異なる表現形式を行き来していること自体が、彼女のキャリアを読み解く手がかりになります。
例えば、『ブラッシュアップライフ』のような日常を描くドラマでは、登場人物同士の会話や関係性の中で役柄を印象づける力が重要です。一方、舞台『チョップ、ギロチン、垂直落下』では、プロレスラーという身体性の強い役柄を演じ、さらに実際のリングに立つところまで経験しました。
2023年のひとり芝居『押忍、わたしたち』も、演技力を考えるうえで見逃せません。entaxのインタビューでは、ひとり芝居への挑戦について本人が語っています。舞台上の空間を一人で埋めることや、大量のセリフを覚えることなど、通常の複数人での芝居とは異なる課題に取り組んだことが紹介されました。
同作のきっかけの一つになったのは、大学時代に授業で観た井上ひさしさんのひとり芝居『化粧』だったといいます。一人の俳優の力で観客をさまざまな感情へ導く舞台表現に衝撃を受けた経験が、自身の挑戦へとつながりました。
このエピソードから見えてくるのは、与えられた役を演じるだけでなく、企画・出演という形で表現の幅を広げてきた姿勢です。劇団での活動、映像作品への出演、ひとり芝居への挑戦、プロレスデビューという異なる経験が、一人の俳優の中でつながっています。
演技の評価を考える際には、ネット上の評判や外見への印象だけで判断するよりも、実際の出演作を複数見比べるのが有効です。コメディー、シリアスなドラマ、舞台という異なる条件で、声や身体の使い方、人物の見せ方がどう変わるのか。そこに、うらじぬのさんならではの表現の幅が表れています。
【2026年最新】現在の活動と今後注目したい出演作
2026年の出演作として押さえておきたいのが、Netflixシリーズ『九条の大罪』です。同作は真鍋昌平さんの漫画を原作とする実写シリーズで、2026年4月2日に世界独占配信が始まりました。うらじぬのさんもキャストに名を連ね、「ムーちゃん」役を演じています。
『九条の大罪』は、半グレやヤクザなど、社会の裏側に生きる人々から依頼を受ける弁護士・九条間人を中心に、法とモラルの境界を描くクライムドラマです。柳楽優弥さん、松村北斗さん、池田エライザさん、町田啓太さん、ムロツヨシさんらが出演しています。Netflixの作品発表や関連するキャスト紹介でも、うらじぬのさんの出演が確認できます。
2025年には『相続探偵』や『魔物』などのドラマ作品にも出演しており、テレビドラマや配信作品への出演を重ねています。これまでの出演歴を見ると、特定のジャンルに限定されず、さまざまな物語や人物を演じてきたことが分かります。
一方、彼女のキャリアを映像作品だけで捉えると、舞台で培われた表現力や挑戦の積み重ねを見落としがちです。劇団子供鉅人での活動や、ひとり芝居、プロレスデビューは、いずれも身体を使って役柄を立ち上げる経験としてつながっています。
今後の活動を追う際には、レプロエンタテインメントの公式プロフィールや出演告知、劇団子供鉅人の公演情報、各作品の公式キャスト発表を確認すると、ドラマ・映画・舞台それぞれの最新情報を把握しやすくなります。現時点で確認できる出演歴を踏まえると、映像と舞台の両方で培った個性が、次の役柄でどのように生かされるかが注目点です。
【うらじぬの】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:うらじぬのの年齢は何歳ですか?
A1:1989年6月13日生まれです。2026年10月28日時点では37歳です。出身地は千葉県で、身長は165cmとレプロエンタテインメントの公式プロフィールに掲載されています。
Q2:うらじぬのの出身大学と所属劇団はどこですか?
A2:大阪芸術大学の舞台芸術学科演技演出コースを卒業しています。卒業後は青年団無隣館2期生として学び、2016年2月に劇団子供鉅人へ入団しました。所属事務所はレプロエンタテインメントです。
Q3:うらじぬのは本物のプロレスラーなのですか?
A3:2017年に舞台『チョップ、ギロチン、垂直落下』でマンモス稲子を演じ、同年12月31日に後楽園ホールでプロレスデビューを果たしました。俳優としての舞台出演をきっかけに実際の試合へ出場した経歴がありますが、これをもって継続的にプロレスラーとして活動していると解釈することはできません。
うらじぬのさんは、1989年生まれ、千葉県出身の女優です。大阪芸術大学で演技を学び、青年団無隣館での研鑽を経て、2016年2月に劇団子供鉅人へ入団。小劇場で経験を積みながら、テレビドラマ、映画、配信作品へと活動の幅を広げてきました。
2017年のマンモス稲子としてのプロレスデビューは、舞台上の役柄を現実のリングへとつなげた異色の経験です。また、2023年のひとり芝居『押忍、わたしたち』では、自ら企画・出演を担い、一人で舞台空間を成立させる表現にも挑戦しました。
2026年にはNetflixシリーズ『九条の大罪』への出演もあり、映像作品での活動も続いています。うらじぬのさんを知るうえで大切なのは、個性的なルックスや一つの話題だけで人物像を決めつけず、舞台と映像、コメディーとシリアスという異なる領域での仕事を見比べることです。
舞台で培った身体表現、役柄ごとに異なる存在感、そして新しい表現形式に挑む姿勢。これらを軸に出演作を追っていくと、うらじぬのさんが単なる個性派俳優という枠に収まらない、幅広い表現力を持つ女優であることが見えてきます。