元宝塚歌劇団花組トップスターの真飛聖(まとぶ・せい)さんは、宝塚退団後も映画、テレビドラマ、舞台と幅広い分野で活躍を続ける俳優です。2026年10月には50歳を迎え、舞台『ガールズ&ボーイズ』での一人芝居や、ドラマ『GIFT』『大空港~GATE24~』、映画『マッチング TRUE LOVE』など、異なるジャンルの作品に出演しています。
1995年の宝塚歌劇団入団、2007年の花組トップスター就任、2011年の退団という歩みを振り返ると、男役として磨いた表現力を、退団後の俳優活動へどのようにつなげてきたのかが見えてきます。本人の公式Instagramで発信された50歳の抱負や、2026年のインタビューで語った仕事への向き合い方も交え、プロフィール、宝塚時代、退団理由、結婚に関する公表情報、最新出演作まで整理します。
【真飛聖のプロフィール】年齢は50歳、神奈川県出身の実力派俳優

真飛聖さんは、宝塚歌劇団で男役としてキャリアを積み、花組トップスターを務めた後、俳優へと活動の軸を広げました。現在は舞台の主演から映画の重要な役柄、連続ドラマや単発ドラマへの出演まで、作品ごとに異なる顔を見せています。
所属事務所ワタナベエンターテインメントの公式プロフィールによると、生年月日は1976年10月13日、出身地は神奈川県、身長は167cmです。2026年10月28日時点では50歳になります。
芸名の読み方は「まとぶ・せい」。宝塚時代の愛称として「ゆう」も知られています。舞台で培った存在感に加え、退団後は映像作品にも活動領域を広げ、刑事やキャリアウーマンなど、凛とした人物から人間味のある役柄まで演じてきました。
プロフィールを確認する際に押さえておきたいのは、真飛聖さんが単に「元宝塚のタレント」という位置づけではないことです。舞台俳優としての経験を土台に、映画やドラマでも継続的に出演実績を重ねている現役の俳優です。
【真飛聖の宝塚時代】1995年入団から2007年の花組トップスター就任まで
真飛聖さんの宝塚人生は1995年に始まりました。81期生として宝塚歌劇団に入団し、星組公演『国境のない地図』で初舞台を踏んだ後、星組に配属。男役として舞台経験を積み、2005年8月に花組へ組替えとなりました。
転機となったのは2007年です。春野寿美礼さんの退団に伴い、真飛さんは同年12月に花組トップスターへ就任しました。トップスターとしてのお披露目公演は、2008年2月の中日劇場公演『メランコリック・ジゴロ』『ラブ・シンフォニーII』。同年5月には『愛と死のアラビア』『Red Hot Sea』で宝塚大劇場のお披露目を迎えています。
トップスター時代には『太王四神記』『虞美人』『麗しのサブリナ』など、歴史劇から海外作品を題材にした作品まで多彩な舞台に出演しました。テレビドラマを原作とした舞台『相棒』も代表的な出演作の一つです。華やかなレビューだけでなく、物語の中心人物として作品を支える演技も求められる立場でした。
トップスターとしての相手役は、桜乃彩音さんから蘭乃はなさんへと移りました。組替えや相手役の交代を経ながら、花組の中心を担った約3年4か月は、真飛さんの表現力と舞台人としての成熟が重なった時期といえます。
真飛聖の宝塚時代を年表で整理| 時期 | 出来事・作品 | 経歴上のポイント |
|---|---|---|
| 1995年 | 宝塚歌劇団入団、『国境のない地図』で初舞台 | 81期生として舞台人生をスタート |
| 1995年以降 | 星組に配属 | 男役として経験を積む |
| 2005年8月 | 花組へ組替え | トップスター就任へ向けた転機 |
| 2007年12月 | 花組トップスターに就任 | 春野寿美礼さんの後任として花組を率いる |
| 2008年 | 『メランコリック・ジゴロ』『愛と死のアラビア』など | トップスターとして本格的な主演公演を展開 |
| 2009~2010年 | 『太王四神記』『虞美人』『麗しのサブリナ』『相棒』など | 歴史劇、海外作品、映像原作の舞台まで幅広く出演 |
| 2010年10月 | 退団を発表 | 翌年4月の東京公演千秋楽をもって卒業することに |
| 2011年4月24日 | 『愛のプレリュード』『Le Paradis!!』の千秋楽 | 宝塚歌劇団を退団 |
この年表から分かるのは、真飛さんが入団から約12年でトップスターに就任し、その後も約3年4か月にわたって花組の中心を担ったことです。入団から退団までは約16年間。長い舞台経験が、その後の俳優活動の基礎になっています。
【真飛聖の退団理由と経緯】2011年4月24日に宝塚を卒業した背景
真飛聖さんの退団発表は2010年10月20日。翌21日の退団会見で、本人は約1年前から、自分の男役像を心から愛せる時に退団しようと考えていたという趣旨の説明をしています。この発言は、退団の背景を理解するうえで重要な手がかりです。
当時の日刊スポーツの報道によると、真飛さんは男役としての自分自身に納得できるタイミングを、退団を考える基準にしていました。したがって、退団を特定のトラブルや私生活上の事情と結びつけるよりも、舞台人として自分の表現を見つめ直した結果として捉えるのが自然です。
退団公演は、ミュージカル・ロマン『愛のプレリュード』とレビュー『Le Paradis!!-聖なる時間-』。2011年4月24日の東京宝塚劇場千秋楽をもって、宝塚歌劇団での活動を終えました。宝塚歌劇の関連番組でも、退団当日の公演やサヨナラショー、退団挨拶などが記録されています。
退団直後の会見では、次の進路を具体的に決めているわけではないことも語っていました。しかし、その後は舞台や映像作品へ活動を広げ、俳優として新たなキャリアを築いていきます。
ここで大切なのは、2010年の会見で語られた退団理由と、その後の活動を混同しないことです。宝塚を離れる決断と、退団後にどのような仕事を選ぶかは別の段階にあります。真飛さんの場合、男役としての表現を一度区切ったことが、結果として幅広い役柄に挑戦する新たな出発点になりました。
【真飛聖の退団後の経歴】舞台・映画・ドラマで広がった俳優としての強み
退団後の真飛聖さんは、舞台を活動の基盤としながら、テレビドラマや映画にも出演してきました。2012年の舞台『恋と音楽』、2013年からのミュージカル『マイ・フェア・レディ』など、歌や身体表現を生かせる作品でも存在感を発揮。映像作品では、刑事ドラマから社会派作品、サスペンスまで出演ジャンルを広げています。
映画では『ミッドナイトスワン』『娼年』『帝一の國』『52ヘルツのクジラたち』『マッチング』などに出演。ドラマでは『相棒』シリーズをはじめ、『笑うマトリョーシカ』『君が心をくれたから』『DOPE 麻薬取締部特捜課』など、さまざまな作品に参加してきました。
こうした経歴の特徴は、宝塚時代のイメージだけに頼らず、作品ごとに役柄を変えてきた点です。トップスターとして舞台の中心に立つ経験と、映像作品で物語を支える役を担う経験は、求められる表現が異なります。真飛さんは両方の現場を行き来しながら、俳優としての幅を広げてきました。
2026年4月の「めざましmedia」のインタビューでは、宝塚で培った男性らしさや美学を、以前は映像作品で表に出さないようにしていたものの、今では刑事やキャリアウーマンなどの役柄に生かせる強みとして捉えるようになったと語っています。
この変化は、宝塚退団後のキャリアを考えるうえで象徴的です。過去の経歴を消して別人になるのではなく、そこで身につけた技術や美学を、別の役柄に合う形へと変換する。真飛さんの現在の活動は、その積み重ねによって成り立っています。
【真飛聖の2026年最新出演作】『ガールズ&ボーイズ』『GIFT』から映画まで
2026年の真飛聖さんは、舞台、連続ドラマ、テレビ朝日のドラマ、映画と、複数のジャンルで出演が続いています。所属事務所の公式プロフィールに掲載された出演情報を軸に、代表的な作品を整理します。
舞台『ガールズ&ボーイズ』で初の一人芝居に挑戦2026年4月9日から26日まで、新国立劇場小劇場で上演された『ガールズ&ボーイズ』は、真飛さんにとって大きな節目となる舞台です。英国の劇作家デニス・ケリーによる作品で、ある女性が自らの人生を語る一人芝居。演出は稲葉賀恵さん、真飛さんと増岡裕子さんによるダブルキャストで上演されました。
新国立劇場の公演資料によると、本作は日本初演。主人公の女性の人生を通じて、愛、結婚、仕事、出会い、喪失といったテーマを描きます。真飛さんは一人で物語を背負う役柄に挑戦し、宝塚時代から積み重ねてきた舞台経験を、異なる形式の演劇へとつなげました。
2026年3月の「女性自身」のインタビューでは、前年の30周年ライブを経て、原点である舞台に改めて重きを置きたいと考え、一人芝居に臨んだ趣旨を語っています。複数の出演者との掛け合いではなく、言葉と身体、間の取り方によって一人で観客を引き込む舞台は、表現力が正面から問われる仕事です。
日曜劇場『GIFT』では西陣誠子役TBS系の日曜劇場『GIFT』は、2026年4月12日に放送が始まったドラマです。車いすラグビーを題材に、選手や周囲の人々がぶつかり合いながら成長する姿を描きます。真飛さんは西陣誠子役で出演しました。
TBSの公式キャスト情報にも名前が掲載されており、舞台だけでなく、テレビドラマでも継続的に活動していることが分かります。作品はTVerやU-NEXTでの配信情報も所属事務所の公式プロフィールに掲載されています。
『大空港~GATE24~』では実業家・都築燈子役テレビ朝日系『大空港~GATE24~』第7話は、2026年9月3日に放送されました。真飛さんが演じたのは、実業家の都築燈子です。
テレビ朝日の公式ストーリーによると、都築燈子は恋人とともに空港の審査ブースに現れ、元同僚でかつての恋人でもある男性が事件に巻き込む人物として描かれます。物語の中で、恋愛関係と結婚詐欺をめぐる疑惑が交錯する役柄です。
社会的な立場を持つ人物を演じる点でも、宝塚時代の男役で培った凛とした佇まいが生きる配役といえます。ドラマはTVerやNetflixでの配信情報も所属事務所の公式プロフィールに掲載されています。
映画『マッチング TRUE LOVE』で警部補・西山茜役映画『マッチング TRUE LOVE』は、2026年9月25日に全国公開された作品です。監督・脚本は内田英治さん。2024年公開の『マッチング』に続く作品で、真飛さんは警部補・西山茜役を演じています。
KADOKAWAの作品情報によると、土屋太鳳さん、佐久間大介さんらが出演し、マッチングアプリをきっかけとした事件を背景に、疑惑と連続殺人が展開するサスペンスです。真飛さんは警察関係者の役で物語に加わり、これまでの刑事・キャリアウーマン系の役柄とも接点を持つ出演作となりました。
そのほかの2026年出演作と今後の予定所属事務所の公式プロフィールには、映画『レンタル・ファミリー』(2026年2月27日公開)、舞台『マンザナ、わが町』(2026年7月10日~23日)、映画『タイタニック・オーシャン』も掲載されています。『マンザナ、わが町』は井上ひさしさん作、鵜山仁さん演出による舞台です。
また、『タイタニック・オーシャン』は2026年の第79回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に選出された国際共同製作映画で、真飛さんも出演者に名を連ねています。国内での公開時期などは、作品の正式な公開情報を確認する必要があります。
加えて、所属事務所の公式プロフィールには映画『高校生家族』が2027年1月8日公開予定として掲載されています。真飛さんは教頭・屋敷麻紀役を務める予定です。2026年の活動に加え、翌年の出演作も控えています。
【真飛聖の結婚・夫の公表情報】50歳の節目に本人が発信した近況
真飛聖さんについては、結婚しているのか、夫がいるのかという疑問も多く検索されています。現在確認できる所属事務所の公式プロフィールや主要報道には、結婚を発表した情報や夫の氏名などは掲載されていません。
ただし、結婚に関する公表が見当たらないことと、実際の婚姻状況を断定することは別です。現状は「結婚を公表した情報は確認できない」「夫に関する公表情報はない」と整理するのが適切です。本人が私生活の詳細を公にしていない場合、役柄や共演者との関係を根拠に、配偶者や交際相手の存在を推測することはできません。
2010年の退団会見では、結婚について「したいけれど予定はない」と当時の考えを語ったことが日刊スポーツで報じられました。しかし、これは16年前の発言であり、2026年現在の婚姻状況を示すものではありません。過去の発言と現在の情報は分けて捉える必要があります。
2026年10月、公式Instagramで50歳の抱負を発信2026年10月13日に50歳の誕生日を迎えた真飛さんは、翌14日までに自身の公式Instagramで節目を報告しました。TBS NEWS DIGが紹介した投稿では、50をかたどった風船を手にした写真とともに、「大事に、大切に、思い切り、過ごしていきます」と今後への思いをつづっています。
加えて、自分が思う「好き」を大切にし、当たり前ではない日々に感謝しながら過ごしていきたいという趣旨も発信しました。誕生日の翌日には、祝福への感謝とともに50代を楽しむ気持ちを伝えています。
この発信から読み取れるのは、年齢を重ねることを単なる節目として扱うのではなく、仕事や日常を大切にしていこうとする姿勢です。本人の公式Instagramでは、2025年10月に開催した30周年ライブの映像も、2026年10月20日から順次紹介し始めています。過去の舞台人生を振り返りながら、ファンと経験を共有する活動も続いています。
結婚や夫については公表情報が限られる一方、仕事への思いやファンへの感謝は本人の発信から確認できます。私生活に関する推測を重ねるよりも、本人が実際に伝えている言葉と、公式に発表された出演情報に注目するほうが、現在の真飛さんの姿を正確に捉えられます。
【プロの結論】真飛聖のキャリアは「宝塚の経験を生かす」段階へ
真飛聖さんの経歴を通して見えてくるのは、宝塚で培った表現を過去の肩書として終わらせず、俳優としての武器に変えてきたことです。男役としての美学や立ち姿は、舞台ではもちろん、刑事やキャリアウーマンといった映像作品の役柄にも生かせます。
2026年の活動は、その変化を具体的に示しています。『ガールズ&ボーイズ』では一人芝居に挑み、『GIFT』では連続ドラマに出演。『大空港~GATE24~』や『マッチング TRUE LOVE』では、物語の緊張感を支える人物を演じました。舞台と映像、主演級の挑戦とアンサンブルの一員としての仕事を行き来する姿は、俳優としての幅を広げる歩みそのものです。
真飛聖さんのキャリアを追う際には、次の3点を判断基準にすると理解しやすくなります。
- 経歴の節目を区別する:1995年の入団、2007年のトップスター就任、2011年の退団は、それぞれ異なる転機です。
- 出演作は媒体と時期を確認する:舞台の上演期間、ドラマの放送日、映画の公開日を分けると、2026年の活動が整理できます。
- 私生活は公表情報を基準にする:役柄や共演者との関係から結婚や夫の存在を推測せず、本人や所属事務所の発表を確認することが大切です。
2026年10月の50歳の誕生日に、真飛さんは自分の「好き」を大切にしながら日々を過ごしていきたいという思いを発信しました。30周年を迎えた舞台人生を振り返りつつ、新しい役柄にも挑戦する現在の姿は、長いキャリアを積んだ俳優が次の表現を探し続けていることを示しています。
【宝塚真飛聖】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:真飛聖さんは現在何歳ですか?
A1:1976年10月13日生まれで、2026年10月13日に50歳を迎えました。
Q2:真飛聖さんは宝塚歌劇団にいつ入団し、いつトップスターになりましたか?
A2:1995年に81期生として入団し、2007年12月に花組トップスターに就任しました。2011年4月24日に退団しています。
Q3:真飛聖さんの退団理由は何ですか?
A3:2010年の退団会見では、自分の男役像を心から愛せる時に退団しようと考えていたと説明しています。本人の発言からは、男役としての表現に納得できる節目を重視していたことが分かります。
Q4:真飛聖さんは結婚していますか?夫は誰ですか?
A4:2026年10月28日時点で、結婚を公表した情報や夫の氏名などは確認できません。公表情報がないことだけを理由に、婚姻状況を断定することはできません。
Q5:真飛聖さんの2026年の主な出演作は何ですか?
A5:舞台『ガールズ&ボーイズ』『マンザナ、わが町』、TBS系ドラマ『GIFT』、テレビ朝日系ドラマ『大空港~GATE24~』第7話、映画『マッチング TRUE LOVE』『レンタル・ファミリー』などがあります。『タイタニック・オーシャン』も2026年の出演作として所属事務所の公式プロフィールに掲載されています。
Q6:真飛聖さんは現在も舞台に出演していますか?
A6:はい。2026年4月には新国立劇場小劇場で上演された『ガールズ&ボーイズ』に出演し、一人芝居に挑戦しました。同年7月には『マンザナ、わが町』にも出演しています。
真飛聖さんは1995年に宝塚歌劇団へ入団し、2007年に花組トップスターへ就任。2011年に退団した後は、舞台、映画、ドラマと活動の幅を広げてきました。2026年には50歳を迎え、『ガールズ&ボーイズ』での一人芝居、『GIFT』『大空港~GATE24~』への出演、映画『マッチング TRUE LOVE』など、さまざまな作品で存在感を示しています。
退団の背景には、自分の男役像に納得できるタイミングを大切にする考えがありました。その後のキャリアでは、宝塚で培った表現力を新たな役柄に生かす姿勢が見られます。結婚や夫については公表情報が限られる一方、本人は公式Instagramで50歳の抱負やファンへの感謝を発信しています。
今後の出演作を追う際は、所属事務所の公式プロフィールや各作品の公式発表で、公開日・放送日・上演期間を確認するのが確実です。宝塚時代の華やかな実績だけでなく、退団後に積み上げてきた多彩な仕事にも目を向けることで、現在の真飛聖さんの魅力をより深く理解できるはずです。