俳優の菜葉菜(なはな)さんは、映画『どんずまり便器』『赤い雪 Red Snow』などで存在感を発揮し、社会派作品から人間ドラマ、テレビドラマまで幅広く活躍してきた俳優です。2026年には、実在した思想家・金子文子の人生を描く主演映画『金子文子 何が私をこうさせたか』が2月28日に公開され、海外の映画賞でも評価を受けました。
加えて、映画『Piccola felicita(ピッコラ・フェリチタ)~小さな幸せ~』や『八月の杜』など、2026年の出演作も充実しています。この記事では、所属事務所の公式プロフィールや映画の公式発表、テレビ朝日などの報道をもとに、菜葉菜さんの読み方、身長、出身地、代表作、映画・ドラマ出演歴、受賞歴、現在の活動を整理します。
【菜葉菜のプロフィール】読み方・身長・出身地・所属事務所を紹介

菜葉菜さんの名前は、漢字の見た目から読み方に迷う人もいる可能性があります。読み方は「なはな」です。映画やテレビの出演情報では「菜 葉 菜」と表記されることもあります。
所属事務所のT-artist公式プロフィールと、ディケイドの公式プロフィールでは、東京都出身、7月17日生まれ、身長165cmと紹介されています。生年はプロフィール上で公表されていません。
| 項目 | プロフィール |
|---|---|
| 芸名 | 菜葉菜(なはな) |
| 職業 | 俳優 |
| 誕生日 | 7月17日 |
| 出身地 | 東京都 |
| 身長 | 165cm |
| 趣味・特技 | 書道、ベリーダンス、空手、スポーツ |
| 所属・マネジメント情報 | T-artistの公式プロフィールに掲載。ディケイド公式サイトでは「俳優(業務提携)」として紹介 |
菜葉菜さんは2001年公開の園子温監督作品『自殺サークル』で映画デビュー。その後、2005年公開の『YUMENO ユメノ』で映画初主演を務め、本格的に俳優としてのキャリアを築いてきました。
テレビ朝日のインタビュー記事では、もともと保育士を目指して学校に通い、就職もしていたことが紹介されています。俳優業に専念することだけを前提にスタートしたわけではなく、保育の仕事とオーディションを並行していた時期もあったそうです。
こうした経歴を知ると、映画を中心に積み上げてきたキャリアの背景も見えてきます。出演作を追う際は、単に主演作の数を見るのではなく、インディーズ映画から大作、連続ドラマまで、どのような役柄を選び、演じてきたかに注目すると、菜葉菜さんの魅力がより理解しやすくなります。
【2026年最新】菜葉菜の出演映画一覧と公開予定作を整理
2026年の菜葉菜さんは、主演作から群像劇、ホラー映画まで複数の作品に出演しています。T-artistとディケイドの公式プロフィールに掲載された作品に加え、公開日が発表されている作品を時系列で整理しました。
| 公開日・予定日 | 作品名 | 出演情報・状況 |
|---|---|---|
| 2026年2月28日 | 金子文子 何が私をこうさせたか | 主演。金子文子を演じる |
| 2026年5月9日 | POCA PON ポカポン | 準主演として出演 |
| 2026年7月11日 | Piccola felicita(ピッコラ・フェリチタ)~小さな幸せ~ | 第2話の主演 |
| 2026年7月24日 | だぁれかさんとアソぼ? | 清水崇監督のホラー映画に出演 |
| 2026年7月31日 | 四十九-SEEK② | シェイン・コスギ監督作品に出演 |
| 2026年8月22日 | 八月の杜 | 田島佳奈役。若いホテル経営者を演じる |
| 2026年11月27日予定 | 会会会会 | 『会いたくて会えなくて、会えなくなって、会いたい。』として全国順次公開予定 |
| 2027年2月19日予定 | ガチャ-廻世界- | 2026年製作のホラー映画。公開は2027年の予定 |
この一覧で押さえておきたいのは、2026年10月28日時点で、劇場公開済みの作品と今後の公開予定作を区別することです。『会会会会』は11月27日公開予定で、『ガチャ-廻世界-』は2027年2月19日の全国公開が発表されています。
公開済み作品のなかでも、8月22日に公開された『八月の杜』は注目作のひとつです。東京大空襲によって記憶を失った女性が、自らの過去を探し続ける物語で、菜葉菜さんは経営難に直面するホテルの若き経営者・田島佳奈を演じています。烏丸せつこさんが主人公を務める作品で、菜葉菜さんは物語を支える重要な役を担いました。
また、7月公開の『ピッコラフェリチタ』では第2話の主演を担当しています。水谷豊さんが監督を務め、趣里さんらも出演する作品です。単独の主演作だけでなく、複数の人物の人生を描く作品にも参加していることから、役柄や作品規模にとらわれない活動がうかがえます。
【代表作】『金子文子』『赤い雪 Red Snow』『どんずまり便器』の見どころ
菜葉菜さんの代表作を振り返るなら、主演女優としての評価を確立した作品と、実力派俳優として出演の幅を広げた作品の両方を見るのがおすすめです。なかでも『金子文子 何が私をこうさせたか』『赤い雪 Red Snow』『どんずまり便器』は、キャリアを理解するうえで重要な3作品です。
1.『金子文子 何が私をこうさせたか』――実在の思想家を演じた主演作2026年2月28日に劇場公開された『金子文子 何が私をこうさせたか』は、浜野佐知監督による伝記ドラマです。菜葉菜さんは、国家権力に抵抗した実在の思想家・金子文子を演じています。
作品が描くのは、1926年に死刑判決を受けた金子文子が、恩赦によって無期懲役に減刑された後、獄中で自死するまでの121日間です。残された短歌などを手掛かりに、文子の内面や孤独な闘いを描いています。上映時間は121分、レイティングはPG12です。
この役の難しさは、歴史上の人物を単に再現するだけでは成立しない点にあります。金子文子の思想や時代背景を理解したうえで、国家への抵抗と個人の内面を演技として表現する必要があるからです。菜葉菜さん自身もテレビ朝日のインタビューで、役を演じるために人物について調べ、資料を読み込んだことを語っています。
本作はニューヨーク国際映画賞で最優秀主演女優賞など5冠を獲得。2026年にはドイツの日本映画祭「ニッポン・コネクション」でもニッポン・ストーリーテリング賞を受賞しました。後者は脚本を手掛けた山﨑邦紀さんに贈られた賞で、作品全体の評価を示す実績です。
2.『赤い雪 Red Snow』――ミステリアスな物語で見せた存在感甲斐さやか監督の『赤い雪 Red Snow』は、菜葉菜さんのキャリアを語るうえで外せない作品です。永瀬正敏さん、井浦新さん、夏川結衣さん、佐藤浩市さんらが出演するミステリーで、雪深い町を舞台に、過去の失踪事件をめぐる記憶や証言の曖昧さが描かれます。
菜葉菜さんは本作で主演を務め、第14回ロサンゼルス・ジャパン・フィルム・フェスティバルの最優秀俳優賞を受賞しました。作品そのものも評価され、最優秀作品賞に選ばれています。
複数の登場人物の証言や記憶が交錯する物語では、説明的なセリフだけでなく、表情や間の取り方によって人物の背景を感じさせる演技が重要になります。『赤い雪』は、菜葉菜さんの繊細な表現に注目したい作品です。
3.『どんずまり便器』――早くから主演女優賞を獲得小栗はるひ監督の『どんずまり便器』は、2012年4月14日に公開された作品です。菜葉菜さんは、過去のトラウマを抱えた女性・ナルミを演じました。弟への歪んだ愛情や、弟の恋人に向ける激しい感情を描いたドラマで、強い感情表現が求められる役柄です。
本作で菜葉菜さんは、第22回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭のコンペティション部門で最優秀女優賞を受賞しました。現在の国際的な評価に先立ち、インディーズ映画の現場で演技力が認められていたことを示す実績です。
4.『YUMENO ユメノ』『夕方のおともだち』も見逃せない2005年公開の『YUMENO ユメノ』は、菜葉菜さんが映画初主演を務めた作品です。2001年の映画デビューから数年で主演を任され、その後のキャリアにつながりました。
加えて、廣木隆一監督の『夕方のおともだち』では主演を務め、2022年の映キャン!映画賞で最優秀女優賞を受賞しています。こうした作品を年代順に見ると、菜葉菜さんが長年にわたって主演作を重ね、さまざまな人物像を表現してきたことが分かります。
【ドラマ出演歴】2026年はテレビ・配信作品でも活躍
菜葉菜さんは映画だけでなく、テレビドラマや配信作品にも継続的に出演しています。2026年の公式プロフィールには、NHKの時代劇『あきない世傳 金と銀3』、テレビ朝日の『未解決の女 Season3』、TBSの『Tシャツが乾くまで』などが掲載されています。
『あきない世傳 金と銀』シリーズは、江戸時代の商人たちが知恵と工夫で商いを発展させる姿を描く時代劇です。菜葉菜さんはシリーズへの出演を続けており、2026年12月26日にはスペシャル時代劇『あきない世傳 金と銀 完結編』のNHK BSプレミアム4Kでの放送も予定されています。NHK BSでの放送予定日は2027年1月1日です。
『未解決の女 Season3』は、文字を手掛かりに未解決事件を捜査するミステリー。『Tシャツが乾くまで』は、蒼井優さんと松山ケンイチさんらが出演するTBSドラマで、2026年9月11日に最終話が放送されました。
ほかにも、公式プロフィールにはNetflixの『匿名の恋人たち』、Huluの『八神瑛子:上野中央署組織犯罪対策課』、MBS・TBS系の『深夜食堂~イカ焼きとうなぎのタレ~』などが掲載されています。過去にはNetflix『火花』、NHK『吉原裏同心』、テレビ東京『病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~』などにも出演してきました。
ドラマ出演歴を見る際に注目したいのは、映画で主演を務める一方、テレビではゲスト出演やレギュラー出演など、作品ごとに異なる立場で参加していることです。主演作だけでキャリアを判断せず、脇を固める役や短い出演回でどのような印象を残すかも、俳優としての幅を知る手掛かりになります。
【受賞歴】国内外の映画祭で評価された菜葉菜の演技
菜葉菜さんの受賞歴は、単一の作品や映画祭に限られません。公式プロフィールに掲載された主な受賞実績に加え、2025年から2026年にかけては主演映画『金子文子 何が私をこうさせたか』が国際的な評価を獲得しています。
- 第22回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭:『どんずまり便器』でコンペティション部門最優秀女優賞。
- 第14回ロサンゼルス・ジャパン・フィルム・フェスティバル:『赤い雪 Red Snow』で最優秀俳優賞。
- 2022年 映キャン!映画賞:『夕方のおともだち』で最優秀女優賞。
- ニューヨーク国際映画賞:『金子文子 何が私をこうさせたか』が最優秀主演女優賞など5冠を獲得。
- 2026年 ニッポン・コネクション:『金子文子 何が私をこうさせたか』がニッポン・ストーリーテリング賞を受賞。脚本を担当した山﨑邦紀さんが評価されました。
ここで注意したいのは、映画祭の受賞と個人の受賞を区別することです。『金子文子 何が私をこうさせたか』が獲得した5冠には、菜葉菜さんの主演女優賞だけでなく、監督賞など作品や制作陣に対する評価も含まれます。また、ニッポン・コネクションのストーリーテリング賞は脚本家に贈られたもので、菜葉菜さん個人の演技賞ではありません。
それでも、主演作が複数の映画祭で評価されたことは、キャリアを考えるうえで大きな意味を持ちます。過去の『どんずまり便器』や『赤い雪 Red Snow』での受賞から、近年の『夕方のおともだち』、そして『金子文子 何が私をこうさせたか』へとつながる流れを見ると、菜葉菜さんが主演俳優として継続的に評価されてきたことが分かります。
【プロの結論】菜葉菜の現在と今後の注目ポイント
2026年の菜葉菜さんを理解するうえで重要なのは、単に「インディーズ映画で評価された俳優」と捉えないことです。映画初主演作『YUMENO ユメノ』から、『どんずまり便器』『赤い雪 Red Snow』を経て、『金子文子 何が私をこうさせたか』に至るまで、主演として人物の内面を掘り下げる役を重ねてきました。
一方、テレビドラマでは時代劇やミステリー、現代劇にも出演しています。映画では物語の中心人物を担い、ドラマでは作品全体を支える役を務める。その両方を続けていることが、菜葉菜さんのキャリアの特徴です。
作品選びの観点から見ると、菜葉菜さんの演技を深く知りたい人には『金子文子 何が私をこうさせたか』がおすすめです。歴史上の人物の思想や葛藤を描く作品であり、主演女優としての表現力を確かめられます。心理描写の濃いドラマを見たい人は『どんずまり便器』、ミステリーに興味がある人は『赤い雪 Red Snow』、人間関係を描く作品を探している人は『八月の杜』から入ると、それぞれ異なる魅力に触れられます。
今後は、2026年11月27日公開予定の『会会会会』や、2027年2月19日公開予定の『ガチャ-廻世界-』も注目作です。公開予定日は変更される可能性があるため、鑑賞を予定する場合は、作品の公式発表や劇場の上映情報を確認するとよいでしょう。
【菜葉菜】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:菜葉菜は何と読みますか?
A1:菜葉菜は「なはな」と読みます。映画や芸能関連のプロフィールでは「菜 葉 菜」と表記されることもあります。
Q2:菜葉菜の身長や出身地、所属事務所は?
A2:公式プロフィールによると、東京都出身で身長は165cm、誕生日は7月17日です。T-artistの公式プロフィールに掲載されており、ディケイドの公式サイトでは俳優(業務提携)として紹介されています。
Q3:菜葉菜の代表作と2026年の最新出演作は何ですか?
A3:代表作には『YUMENO ユメノ』『どんずまり便器』『赤い雪 Red Snow』『夕方のおともだち』『金子文子 何が私をこうさせたか』などがあります。2026年の公開済み映画では『八月の杜』が新しい出演作のひとつで、今後は『会会会会』の11月27日公開が予定されています。
菜葉菜さんは、2001年の映画デビュー以降、インディーズ映画から話題作、テレビドラマまで幅広く出演してきた俳優です。『どんずまり便器』『赤い雪 Red Snow』『夕方のおともだち』で受賞を重ね、2026年には主演映画『金子文子 何が私をこうさせたか』が海外の映画賞でも評価されました。
2026年は『ピッコラフェリチタ』『八月の杜』などの映画に加え、テレビドラマへの出演も続いています。加えて、年内公開予定の『会会会会』や2027年公開予定の『ガチャ-廻世界-』も控えています。
菜葉菜さんの魅力を知るなら、プロフィールの数字や受賞歴だけでなく、異なる作品でどのような人物を演じてきたかを比較するのが近道です。主演作を軸に過去の代表作をたどり、ドラマや新作映画にも目を向けることで、長年にわたって積み上げてきた演技の幅と、これからの活動をより深く楽しめるでしょう。