皇后杯決勝は、女子サッカー日本一を決めるシーズン終盤の大一番です。2026年1月1日に行われた第47回大会の決勝では、サンフレッチェ広島レジーナがINAC神戸レオネッサを2-1で破り、クラブ初の皇后杯優勝を果たしました。決勝点が生まれたのは後半アディショナルタイム。最後まで勝敗が分からない熱戦となりました。
次回の「皇后杯 JFA 第48回全日本女子サッカー選手権大会」は、2026年11月14日に開幕し、決勝は2027年1月1日(金・祝)に東京のMUFGスタジアム(国立競技場)で開催される予定です。日本サッカー協会(JFA)は、決勝のNHK総合での生中継も発表しています。2026年10月28日時点の最新情報を基に、決勝の日程、キックオフ時間、テレビ放送、チケット、トーナメント表、歴代優勝チームまで整理します。
【皇后杯決勝】2027年の日程・放送は?国立競技場で元日開催

2027年の皇后杯決勝は、元日に開催されます。JFAが2026年9月18日に公表した大会日程によると、会場は東京都新宿区のMUFGスタジアム(国立競技場)。皇后杯決勝が同競技場で元日に行われるのは2年連続です。
加えて、2027年は天皇杯決勝も同じ元日に開催されます。天皇杯と皇后杯の決勝が元日に同日開催されるのは、2011年以来15年ぶりです。男女それぞれの日本一を決める試合が同じ日に組まれ、年始のサッカー観戦を盛り上げる日程となっています。
テレビ放送については、JFAが皇后杯決勝と天皇杯決勝の両方をNHK総合で生中継すると発表しました。インターネットではNHK ONEによる同時・見逃し配信も予定されています。自宅のテレビで観戦する人も、外出先で視聴したい人も、選択肢を確保できる見通しです。
ただし、2027年決勝のキックオフ時間は、2026年10月28日時点で未定です。前年の決勝は12時30分開始でしたが、2027年も同じ時刻になるとは限りません。視聴予約や当日の移動計画を立てる際は、JFAの大会公式情報とNHKの番組表で最終的な開始時刻を確認してください。
参照:日本サッカー協会「皇后杯 JFA 第48回全日本女子サッカー選手権大会」開催日程・放送発表資料。
【2026年大会の結果】広島がINAC神戸を2-1で破り初優勝
2026年1月1日に国立競技場で行われた皇后杯 JFA 第47回全日本女子サッカー選手権大会の決勝は、サンフレッチェ広島レジーナがINAC神戸レオネッサを2-1で下しました。広島にとって、クラブ初の皇后杯タイトルです。
試合は広島が先制し、INAC神戸が後半に追いつく展開となりました。決着をつけたのは、後半アディショナルタイムの一撃でした。
- 前半31分:李誠雅が決め、広島が先制。
- 後半21分(66分):久保田真生のゴールでINAC神戸が同点。
- 後半アディショナルタイム1分(90+1分):中嶋淑乃が決勝点を挙げ、広島が2-1で勝利。
JFAの公式記録でも、スコアはINAC神戸レオネッサ1-2サンフレッチェ広島レジーナ。前半を1点リードで折り返した広島は、同点に追いつかれた後も勝ち越しの機会をつかみ、試合終了直前に優勝を決定づけました。
広島の公式試合レポートでは、GK石田ひなはが優勝について、自身にとっても初のタイトルだったと振り返っています。クラブにとっての初タイトルであると同時に、選手個人にとっても記憶に残る元日となりました。
一方、INAC神戸にとっては悔しい準優勝です。公式試合情報では、久保田真生の同点ゴールも記録されています。終盤まで勝負を分からなくしたものの、最後の失点を防げず、タイトル獲得には届きませんでした。
この結果を調べる際に注意したいのが、大会の回次と暦年の違いです。2026年1月に決勝が行われた大会は第47回大会で、JFAの歴代優勝チーム一覧では2025年大会として掲載されています。一方、2026年11月に開幕して2027年1月に決勝を迎える大会は第48回大会です。検索時には、この2つを区別すると情報を取り違えずに済みます。
参照:JFA「S広島Rが元日決戦を制して初優勝」、WEリーグ「皇后杯 JFA 第47回 決勝の試合結果のお知らせ」、サンフレッチェ広島レジーナ公式試合記録。
【第48回大会】2026年から2027年にかけての日程と組み合わせ
次回の皇后杯 JFA 第48回全日本女子サッカー選手権大会は、2026年11月14日に開幕します。JFAが10月8日に組み合わせを公表しており、決勝までの主要日程も発表済みです。
大会には48チームが参加します。内訳はWEリーグ所属12チーム、なでしこリーグ1部所属12チーム、各地域から選出された24チームです。異なるカテゴリーのクラブが同じトーナメントに参加するため、リーグ戦とは異なる対戦が生まれる点も大会の魅力です。
競技方式はノックアウト方式で、敗れたチームはその時点で敗退します。3位決定戦は行われません。WEリーグ所属クラブは2回戦から出場するため、1回戦では地域代表やなでしこリーグ勢などが先に勝ち上がりを争います。
| ラウンド | 開催日 | 会場・進行状況 |
|---|---|---|
| 1回戦 | 2026年11月14日(土)・15日(日) | 各地の会場で開催 |
| 2回戦 | 2026年11月28日(土) | WEリーグ所属クラブが登場 |
| 3回戦 | 2026年12月6日(日) | 勝ち残ったチームが準々決勝進出を争う |
| 準々決勝 | 2026年12月13日(日) | ベスト4を懸けた戦い |
| 準決勝 | 2026年12月20日(日) | サンガスタジアム by KYOCERA |
| 決勝 | 2027年1月1日(金・祝) | MUFGスタジアム(国立競技場)。キックオフ時刻は未定 |
2026年10月28日時点では、トーナメント表の組み合わせは発表されていますが、準決勝・決勝に進出するチームはまだ決まっていません。大会開幕前の段階で決勝カードを予想することはできても、出場チームを確定情報として扱うことはできない状況です。
組み合わせを見る際は、単に優勝候補の名前を追うだけでなく、どのラウンドで対戦する可能性があるか、準決勝までにどのカテゴリーのチームと当たるかにも注目すると、トーナメント全体を理解しやすくなります。
参照:JFA「組み合わせ決定 皇后杯 JFA 第48回全日本女子サッカー選手権大会」。
【テレビ放送・チケット情報】NHK総合の生中継と現地観戦の注意点
2027年1月1日の皇后杯決勝は、NHK総合で生中継される予定です。NHK ONEでは同時・見逃し配信も予定されているため、放送時間にテレビの前にいられない人も、配信サービスの番組情報を確認しておくとよいでしょう。
ただし、放送が決まっていることと、キックオフ時刻や番組開始時刻が確定していることは別です。中継の開始時刻、放送枠、配信ページなどの詳細は、今後のNHKの番組表やJFAからの発表で確認してください。
チケットについては、JFAの大会案内で、1回戦から準々決勝までは無料で観戦できるとされています。準決勝以降の観戦情報は後日発表とされており、2027年元日の決勝については、販売方法や座席区分、料金などの正式情報を待つ必要があります。
国立競技場での観戦を考えている人は、チケット情報の発表後に購入条件を確認するだけでなく、入場ゲート、開場時間、座席指定の有無、アクセス方法もチェックしておきたいところです。元日は交通機関の運行ダイヤが通常と異なる場合もあるため、移動計画は試合当日の情報に合わせて調整しましょう。
また、SNSなどで見かけた「決勝は無料」「販売開始済み」といった情報を、そのまま公式情報として受け取るのは避けたいところです。大会全体で無料観戦となるラウンドと、決勝を含む準決勝以降の扱いは分けて確認することが大切です。
参照:JFA「皇后杯 JFA 第48回全日本女子サッカー選手権大会」放送・配信および観戦情報。
【皇后杯の歴代優勝チーム】広島、INAC神戸、浦和、ベレーザの実績
皇后杯は、女子サッカーの全国大会として長い歴史を持ちます。JFAの歴代優勝チーム一覧によると、初回大会の優勝チームはF.C.ジンナン。1980年代には清水第八スポーツクラブや読売サッカークラブ女子ベレーザなどが優勝し、その後も時代ごとに複数のクラブがタイトルを争ってきました。
近年の優勝チームを振り返ると、特定のクラブだけが勝ち続けているわけではありません。INAC神戸レオネッサ、日テレ・東京ヴェルディベレーザ、三菱重工浦和レッズレディースなどが優勝を重ね、2025年大会ではサンフレッチェ広島レジーナが新たな優勝クラブとして名を刻みました。
- 2023年大会:INAC神戸レオネッサが優勝。
- 2024年大会:三菱重工浦和レッズレディースが優勝。
- 2025年大会:サンフレッチェ広島レジーナが優勝。決勝は2026年1月1日に行われた。
歴代優勝チームを確認するときは、クラブ名の変遷にも注意が必要です。過去の大会記録には、現在とは異なる名称で掲載されているクラブがあります。また、歴代一覧に記載される大会年と、実際に決勝が行われた暦年が異なる場合もあります。
皇后杯の特徴は、リーグ戦とは違い、一発勝負のトーナメントで優勝が決まることです。リーグ戦で安定した成績を残すことと、短期決戦で勝ち上がることは同じではありません。カテゴリーの違うクラブが対戦し、勝敗が一試合で決まるからこそ、選手層や試合中の修正力、決定機を生かす力が結果に影響します。
2027年元日の決勝でも、過去の優勝実績だけで勝者を予想するのは早計です。2026年11月から始まる各ラウンドの結果を追い、直近の試合内容と対戦相手を見ながら評価することが、決勝をより深く楽しむ方法になります。
参照:JFA「歴代優勝チーム一覧」。
【プロの結論】皇后杯決勝をより深く楽しむための3つの視点
皇后杯決勝を観戦するうえで、押さえておきたい視点は3つあります。
1. リーグ成績だけで優勝候補を決めない。 皇后杯はノックアウト方式のため、リーグ戦とは試合の性質が異なります。一試合で敗退が決まる状況では、相手との相性、選手交代のタイミング、セットプレー、終盤の集中力が勝敗を左右します。
2. 試合の流れと得点時間をセットで見る。 2026年1月の決勝では、広島が先制し、INAC神戸が追いついた後、後半アディショナルタイムに広島が決勝点を挙げました。スコアだけでなく、どの時間帯に得点が生まれ、同点後にどちらが勝ち越しの機会をつくったかを追うと、試合の意味がより明確になります。
3. 日程・放送・チケットは発表段階を区別する。 2027年決勝の日程、会場、NHK総合での生中継は発表済みです。一方、キックオフ時刻や準決勝以降のチケット情報は、2026年10月28日時点では確定していません。すでに決まった事項と、今後の発表を待つ事項を分けて確認することが、観戦計画での失敗を防ぎます。
皇后杯は、女子サッカーの全国的な広がりを一つの大会で見られる舞台でもあります。WEリーグ所属クラブだけでなく、なでしこリーグ1部や地域代表も参加するため、普段のリーグ戦では実現しない顔合わせが生まれます。決勝だけを見る人も、1回戦から勝ち上がりを追う人も、それぞれの楽しみ方ができる大会です。
【皇后杯決勝】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2027年の皇后杯決勝はいつ開催されますか?
A1:2027年1月1日(金・祝)に開催予定です。会場はMUFGスタジアム(国立競技場)です。キックオフ時刻は2026年10月28日時点で未定となっています。
Q2:皇后杯決勝はNHK総合で生中継されますか?
A2:はい。JFAは2027年1月1日の皇后杯決勝について、NHK総合での生中継を発表しています。NHK ONEでの同時・見逃し配信も予定されています。具体的な放送開始時刻は、今後の番組情報で確認してください。
Q3:2026年1月の皇后杯決勝はどちらが勝ちましたか?
A3:サンフレッチェ広島レジーナがINAC神戸レオネッサに2-1で勝利しました。李誠雅が先制し、INAC神戸の久保田真生が同点ゴールを決めた後、後半アディショナルタイムに中嶋淑乃が決勝点を挙げました。広島にとって初の皇后杯優勝です。
Q4:2027年の皇后杯決勝のチケットは販売されていますか?
A4:2026年10月28日時点では、準決勝以降のチケット情報は後日発表とされています。1回戦から準々決勝までは無料観戦です。決勝の料金、販売開始日、座席情報などはJFAの公式発表で確認してください。
Q5:第48回大会の決勝進出チームは決まっていますか?
A5:まだ決まっていません。第48回大会は2026年11月14日に開幕し、準決勝は12月20日に予定されています。決勝カードは各ラウンドの試合結果によって決まります。
Q6:皇后杯の決勝と天皇杯の決勝は同じ日に開催されますか?
A6:2027年は両大会の決勝が1月1日に開催される予定です。JFAによると、天皇杯決勝と皇后杯決勝の元日同日開催は2011年以来15年ぶりです。
2026年1月の皇后杯決勝では、サンフレッチェ広島レジーナがINAC神戸レオネッサを2-1で破り、クラブ初優勝を達成しました。後半アディショナルタイムに決勝点が生まれた試合は、皇后杯ならではの一発勝負の厳しさと面白さを示す結果となりました。
次回の第48回大会は2026年11月14日に開幕し、決勝は2027年1月1日にMUFGスタジアム(国立競技場)で開催予定です。NHK総合の生中継とNHK ONEでの同時・見逃し配信も予定されています。ただし、キックオフ時刻と準決勝以降のチケット情報は、今後の発表を待つ必要があります。
決勝進出チームを予想するなら、過去の優勝回数だけで判断せず、トーナメント表、各ラウンドの試合結果、直近のチーム状態を合わせて確認するのがおすすめです。大会が進むにつれて変化する勢力図を追いながら、2027年元日の女子サッカー日本一決定戦を楽しみましょう。