小芝風花主演のNHK BS時代劇「あきない世傳 金と銀」が、2026年冬のスペシャル時代劇「完結編」でフィナーレを迎えます。放送予定日は、BSP4Kが2026年12月26日(土)午後7時30分、NHK BSが2027年1月1日(金・元日)午後7時30分です。いずれも本編89分の特別番組として放送されます。
2026年10月時点で注目したいのは、シーズン3の最終回で描かれた五鈴屋の危機を乗り越えた幸の決断と、賢輔に託される次代の商いです。完結編では、幸と賢輔のその後に加え、惣次の胸中、妹・結の行く末、五鈴屋を長く続く店にするための人間模様が描かれます。原作小説との関係や見逃し配信の選択肢も含め、放送前に押さえておきたい情報を整理します。
【2026年最新】完結編の放送日はいつ?BSP4KとNHK BSの違い

スペシャル時代劇「あきない世傳 金と銀 完結編」の放送予定は、2026年10月1日に公表されました。長澤樹の所属事務所アプレが掲載した番組情報でも、放送日時と出演者が案内されています。
| 項目 | 放送予定・内容 |
|---|---|
| BSP4K | 2026年12月26日(土)19時30分~20時59分 |
| NHK BS | 2027年1月1日(金・元日)19時30分~20時59分 |
| 番組形式 | スペシャル時代劇・全1回 |
| 本編時間 | 89分 |
| 原作 | 髙田郁「 あきない世傳 金と銀」特別巻上下巻がベース |
| 脚本・音楽 | 脚本:山本むつみ/音楽:未知瑠 |
| 主演 | 小芝風花(幸役) |
年末にBSP4Kで先行放送され、元日にNHK BSで放送されるスケジュールです。どちらも放送開始は午後7時30分で、終了予定は午後8時59分。見逃さないためには、12月26日と翌年1月1日の両方を録画予約の候補にしておくと安心です。
なお、BSP4KとNHK BSは放送チャンネルが異なります。4K放送を視聴できる環境があるかどうかを確認し、利用するテレビやレコーダーに合わせて予約してください。放送時間などは変更される可能性があるため、直前にはNHKの番組表で最新情報を確認するのがおすすめです。
「あきない世傳 金と銀」は、江戸時代中期を舞台に、商いを学んだ女性・幸が知恵と工夫で道を切り開いていく物語です。舞台となるのは、大坂天満の呉服商「五鈴屋」。商売の厳しさだけでなく、家族や仲間との関係、客に喜ばれる商品を生み出す発想力も描かれています。
NHKエンタープライズのシーズン3作品情報によると、シリーズ第3弾は2026年4月5日から5月24日まで全8回で放送されました。幸が江戸で店を発展させる一方、商いの競争や身内の問題に直面する展開が描かれています。
シーズン1:幸が商いと出会う
学者の父のもとで育った幸は、家族を失った後、大坂天満の五鈴屋へ奉公に上がります。番頭の治兵衛らから商いの知識を学び、持ち前の好奇心と工夫する力を伸ばしていきます。女性が商売の中心に立つことが容易ではない時代に、幸が自らの才覚を発揮していく出発点です。
シーズン2:商いの舞台が江戸へ広がる
幸は大坂で培った経験を生かし、江戸での商いに挑みます。土地ごとの需要をつかみ、顧客に選ばれる商品を考える姿が物語の軸になります。商売を成功させるには、商品を作るだけでなく、誰に、どのように届けるかを考える必要があることが浮かび上がります。
シーズン3:鈴小紋の成功と五鈴屋の危機
2026年放送のシーズン3では、幸が五鈴屋江戸店を繁盛させ、庶民にも手の届く小紋染めを開発します。歌舞伎役者・中村富五郎のお練りで披露された「鈴小紋」は大きな成功を収めますが、前夫の惣次との再会や、妹・結を見初めた枡吾屋忠兵衛の登場によって、五鈴屋は新たな困難に直面します。
加えて、商いの拡大をめぐる問題や災厄、店の存続を脅かす危機が重なります。最終回「金と銀」では、幸と菊栄が店を繁盛させる一方、店舗の所有権をめぐる詐欺事件が発覚。正当な持ち主として現れたのは、惣次でした。
このシーズン3の最終回と、シリーズ全体を締めくくる「完結編」は別の番組です。シーズン3の全8回を見終えた人も、完結編で描かれる幸たちのその後に注目してください。
【主要キャスト一覧】小芝風花・加藤シゲアキ・佐久間悠が演じる人物
シリーズの魅力は、幸を中心とした五鈴屋の人々だけでなく、商いの競争相手や、過去の選択を背負って生きる人物たちの関係にもあります。完結編では、これまで積み重ねられてきた人間関係が、それぞれの未来につながっていきます。
| 登場人物 | キャスト | 物語での役割・注目点 |
|---|---|---|
| 幸 | 小芝風花 | 主人公。商いの知恵と工夫で五鈴屋を支える七代目店主 |
| 惣次 | 加藤シゲアキ | 幸の前夫。井筒屋保晴として商いを続け、幸と再び関わる |
| 賢輔 | 佐久間悠 | 五鈴屋の手代。幸から9代目店主を託される人物 |
| 結 | 長澤樹 | 幸の妹。江戸所払いとなった後の人生が完結編の焦点となる |
| 菊栄 | 朝倉あき | 幸とともに商いに取り組み、独立した店づくりにも挑む |
| 佐助 | 葵揚 | 江戸本店の支配人。完結編では恋の行方も描かれる |
| 周助 | 泉澤祐希 | 五鈴屋八代目店主。長年抱いてきた悲願が物語に関わる |
| お杉 | 大西礼芳 | 惣次のもとを去った後、どのような人生を歩むのかが注目される |
| 枡吾屋忠兵衛 | 髙嶋政伸 | 幸の商いを脅かす存在として、シーズン3の展開に関わる |
| 治兵衛 | 舘ひろし | 幸の商いの才覚を見いだし、成長を支える人物 |
特に注目したいのは、小芝風花演じる幸と、加藤シゲアキ演じる惣次の関係です。惣次は単なる過去の人物ではなく、商いをめぐる対立や再会を通じて幸の人生に関わり続けます。完結編では、彼が何を思い、どのような結末を迎えるのかも見どころです。
そして、賢輔を演じる佐久間悠にも注目です。幸は賢輔の思いを知りながら、五鈴屋を存続させるため、彼に9代目店主を託す決意をします。幸自身の成功だけでなく、次の世代に商いをどう引き継ぐかという問題が、物語の中心に据えられています。
【完結編の見どころ】幸と賢輔、惣次、結の物語はどうなる?
NHK財団が運営する「ステラnet」の2026年5月24日付の記事では、完結編は髙田郁の原作「特別巻」上下巻をベースに制作されると案内されています。シーズン3の後日談にとどまらず、五鈴屋を100年続く店にするための人々の思いや、それぞれが選んだ人生に焦点を当てる構成です。
第一の見どころは、幸から賢輔への継承です。
幸は自ら店を切り盛りしてきましたが、商いを長く続けるには、自分一人の力だけでは限界があります。誰に店を任せ、何を守り、どのように次代へつなぐのか。9代目店主を賢輔に託す決断は、幸が商売の成功だけでなく、五鈴屋の未来を考える段階に進んだことを示しています。
ただし、賢輔が店主を継ぐことと、幸が商いから完全に退くことは同じではありません。完結編で描かれるのは、店の継承だけでなく、幸と賢輔がそれぞれの思いを抱えながら、五鈴屋の未来をどのように形づくっていくかという問題です。
第二の見どころは、惣次の思いと結のその後です。
惣次は幸の前夫であり、シーズン3では五鈴屋の運命を左右する存在として再登場しました。完結編では、彼の胸中に加え、江戸所払いとなった結のその後も描かれます。幸と結は同じ家族でありながら、異なる選択を重ねてきました。姉妹がそれぞれどのような人生にたどり着くのかは、商いの勝敗とは別の意味で重要なテーマです。
第三の見どころは、五鈴屋を支えた人々の結末です。
江戸本店の支配人・佐助の恋、お杉が惣次のもとを去った後の人生、八代目店主・周助の悲願も描かれます。主人公だけを中心に物語を閉じるのではなく、商いを支えてきた仲間や家族の人生にも決着をつける点が、完結編の大きな特徴です。
NHKの番組情報では、完結編は89分のスペシャル時代劇として案内されています。連続ドラマの1話とは異なる長さの中で、これまでの人物関係とその後をどうまとめるのか。シーズン3まで見届けた視聴者にとって、最後の見逃せないポイントになります。
【原作との違い】髙田郁の小説は何巻まで?続編はある?
原作は、髙田郁による時代小説「 あきない世傳 金と銀」です。版元ドットコムに掲載された書誌情報では、本編全13巻に特別巻上下巻を加えたシリーズとして案内されています。ドラマの完結編は、この特別巻上下巻をベースに構成されます。
小説とドラマを比較する際に押さえておきたいのは、物語の骨格と映像作品としての構成を分けて考えることです。小説は複数巻にわたって商いの積み重ねや人物の内面を描けますが、テレビドラマでは限られた話数と時間の中で物語を再構成する必要があります。
そのため、原作とドラマでは、エピソードの配分、場面の見せ方、登場人物の描写の濃淡などに違いが生じる可能性があります。ただし、特定の場面がドラマで削除された、あるいは人物の結末が原作から変更されたと断定するには、該当する原作と放送内容の個別比較が必要です。
原作を読んでからドラマを見る場合は、幸の考え方や商売の工夫がどのように映像化されているかに注目すると、作品の楽しみが広がります。反対に、ドラマを先に見ている人は、原作で登場人物の内面や背景がどこまで掘り下げられているかを読み比べるのがおすすめです。
続編についてはどうでしょうか。
2026年10月時点で公表されているシリーズの締めくくりは、2026年度冬に放送されるスペシャル時代劇「完結編」です。NHK財団の「ステラnet」も、シーズン1から3を経て完結編でフィナーレを迎えると紹介しています。さらに新しいシーズンや別の続編について、具体的な放送決定が発表された状況ではありません。
つまり、現時点では「完結編の放送が決まっていること」と「その先の新シリーズが決まっていること」を混同しないことが大切です。完結編は、原作の特別巻をベースに主要人物のその後を描く、シリーズの最終章として案内されています。
【再放送・見逃し配信】シーズン3までを放送前に見る方法
完結編をより深く楽しむには、幸と惣次の過去、五鈴屋が江戸で商いを広げていく過程、そしてシーズン3の結末を振り返っておくと理解しやすくなります。特に賢輔が9代目店主を託される流れや、結と枡吾屋をめぐる経緯は、完結編につながる重要な要素です。
NHKオンデマンド
NHK財団の「ステラnet」は、シーズン1~3をNHKオンデマンドで視聴できると案内しています。NHKオンデマンドでは、シーズン3の各話や最終回「金と銀」も配信対象として掲載されています。視聴時には、作品の配信状況、単品購入や見放題パックの対象、視聴期限を確認してください。
NHKプラスの見逃し視聴
NHKプラスでは、対象番組の放送後に見逃し視聴枠が設けられることがあります。ただし、すべての番組が同じ条件で配信されるわけではありません。完結編の見逃し配信については、放送が近づいた段階で公式の番組情報を確認するのが確実です。
地上波などでの再放送
過去のシーズンでは、NHK総合での再放送が行われた実績があります。一方、完結編については、2026年10月時点で別途の再放送日時が確定したという案内は確認できません。再放送を待つ場合は、NHKの番組表や公式の番組告知を確認してください。
なお、シーズン3の最終回を見ていない人は、まず全8回の最終話まで視聴しておくのがおすすめです。幸がどのような危機を乗り越え、なぜ賢輔に店の未来を託す決断をしたのかが分かると、完結編で描かれる継承の意味がより明確になります。
【あきない世傳金と銀】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:あきない世傳金と銀の完結編はいつ放送されますか?
A1:BSP4Kでは2026年12月26日(土)午後7時30分から、NHK BSでは2027年1月1日(金・元日)午後7時30分から放送予定です。どちらも本編89分で、終了予定は午後8時59分です。
Q2:シーズン3の最終回と完結編は同じ内容ですか?
A2:別の番組です。シーズン3の最終回「金と銀」は2026年5月24日に放送された全8回の最終話です。完結編はその後の幸や賢輔、惣次、結らの物語を描く89分のスペシャル時代劇です。
Q3:完結編で幸と賢輔はどうなりますか?
A3:公表されているあらすじでは、幸が五鈴屋の9代目店主を賢輔に託す決断をした後の物語が描かれます。二人の関係や五鈴屋を長く続く店にするための取り組みが見どころですが、具体的な結末は放送で明らかになります。
Q4:原作小説は完結していますか?
A4:原作小説の本編は全13巻で、主要人物のその後を描く特別巻上下巻も刊行されています。ドラマの完結編は、この特別巻上下巻をベースに制作されます。
Q5:完結編の見逃し配信や再放送は決まっていますか?
A5:2026年10月時点では、完結編の見逃し配信や別日程での再放送について、確定した案内は確認できません。シーズン1~3はNHKオンデマンドで視聴できるため、放送前の復習にはそちらを活用できます。完結編の配信情報はNHKの公式案内で確認してください。
「あきない世傳 金と銀」の完結編は、BSP4Kで2026年12月26日、NHK BSで2027年1月1日に放送予定です。全89分のスペシャル時代劇として、シーズン3で描かれた五鈴屋の危機と幸の決断を引き継ぎ、賢輔への継承、惣次の思い、結のその後、佐助の恋、周助の悲願などに光を当てます。
この作品を楽しむうえで大切なのは、商売の成功だけを物語のゴールと考えないことです。幸が身につけてきた知恵を誰に託し、店を支える人々がどのように未来を選ぶのか。五鈴屋の繁盛を支えてきたのは、商品を生み出す工夫だけでなく、人とのつながりと次の世代への継承でした。
放送前にシーズン3の最終回を振り返り、時間に余裕があればNHKオンデマンドで過去のシリーズも見直しておくと、完結編の人物関係をより深く味わえます。2026年のシリーズ最終章を見届けるために、年末のBSP4Kと元日のNHK BSの放送予定を確認しましょう。