『新世紀エヴァンゲリオン』の葛城ミサトを演じている声優は、三石琴乃(みついし・ことの)さんです。1995年に始まったテレビシリーズから『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』、そして『シン・エヴァンゲリオン劇場版』まで、ミサト役を長年にわたって担当しています。
2026年は『エヴァンゲリオン』シリーズの30周年関連企画も展開され、三石琴乃さんの声を新たに耳にする機会が生まれています。この記事では、公式作品情報と2026年の発表、本人のインタビューをもとに、声優が変わったという疑問、三石琴乃さんの年齢や経歴、代表作、声の特徴、現在の活動まで整理します。
【結論】葛城ミサトの声優は三石琴乃さん!テレビ版から一貫して担当

葛城ミサトの声優は、三石琴乃さんです。エヴァンゲリオン公式サイトの作品情報では、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』のキャストとして「葛城ミサト:三石琴乃」と明記されています。テレビシリーズについても、関西テレビの番組情報に同じキャスト名が掲載されています。
ミサトは、特務機関ネルフで作戦を指揮する一方、碇シンジたちを保護する立場にもある人物です。明るく親しみやすい日常の顔と、作戦遂行時の厳しさ、そして個人的な葛藤を抱える大人の女性という複数の側面を持っています。
三石さんは、こうした複雑な人物像を声で表現してきました。2026年2月の双葉社「THE CHANGE」のインタビューでは、ミサト役のオーディション当時について振り返り、大人の女性を演じたいという思いがあったことや、考えすぎず自然に話すことの大切さに気づいた経験を語っています。
つまり、ミサト役が三石琴乃さんの代表作として定着した背景には、長期間の出演だけでなく、人物の内面を表現する演技への取り組みもあります。
【出演歴・年表】テレビ版から新劇場版までミサト役を比較
ミサト役の歴史を理解するには、1990年代のテレビシリーズと、2000年代以降の新劇場版を分けて見ることが大切です。新劇場版はテレビ版を単純に映像化し直した作品ではなく、物語の展開や人物の置かれた状況にも違いがあります。
一方、ミサトの日本語版キャストは、各作品の公式キャスト情報で三石琴乃さんと確認できます。主な作品と時期を
| 時期 | 作品・出来事 | ミサト役の担当 |
|---|---|---|
| 1995~1996年 | テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』 | 三石琴乃 |
| 1997年 | 劇場版『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』 | 三石琴乃 |
| 2007年 | 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』 | 三石琴乃 |
| 2009年 | 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』 | 三石琴乃 |
| 2012年 | 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』 | 三石琴乃 |
| 2021年 | 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』 | 三石琴乃 |
| 2026年 | シリーズ30周年関連企画・劇場版リバイバル上映 | 三石琴乃がミサト役として参加 |
※公開年は各作品の公開時期に基づく整理です。2026年の記載は新作映画の公開を意味するものではなく、周年企画や既存作品の上映に関するものです。
テレビ版では、ミサトの生活感や人間らしい弱さと、ネルフの作戦担当者としての責任が描かれます。新劇場版では物語の進行にともなって彼女の立場や行動が変わり、特に『Q』以降は、テレビ版のミサトとは異なる状況での判断や葛藤が前面に出てきます。
こうした違いを、声優の交代と混同しないことがポイントです。キャラクターの年齢感や物語上の役割、演技の方向性が変わっても、それだけで担当声優が変わったことにはなりません。
【声優が変わった?】ミサト役の交代説が生まれる理由と確認方法
「葛城ミサトの声優が変わったのでは?」という疑問に対する答えは、日本語版の主要作品については「三石琴乃さんが継続して担当している」です。テレビシリーズの番組情報、新劇場版の公式キャスト表、2026年のエヴァンゲリオン公式発表はいずれも、ミサト役として三石さんの名前を掲載しています。
では、なぜ交代したように感じることがあるのでしょうか。考えられる理由は、主に次の3つです。
- 作品ごとに演技の方向性が異なる:日常の軽快な会話、作戦中の緊張した指示、感情を抑えた場面では、声の出し方や話す速度が異なります。
- 物語の時間経過がある:新劇場版では人物の置かれた状況が変化します。年齢や責任、心理状態の違いが、声の印象にも影響します。
- 作品の種類が違う:テレビ版、劇場版、周年イベントの音声コンテンツでは、収録の目的や演出が同じとは限りません。
特に重要なのは、作品の違いとキャストの違いを切り分けることです。声の印象が以前と異なって聞こえた場合でも、公式キャスト表に同じ名前があれば、まずは演技や作品設定の違いを考えるのが適切です。
また、声優の交代が実際にあった作品と、交代がない作品を混同することにも注意が必要です。三石さん自身、2026年2月のインタビューで『美少女戦士セーラームーン』に関する過去の経験を振り返っていますが、これは別作品の話です。セーラームーンにまつわる交代や休養の話を、そのままミサト役に当てはめることはできません。
なお、吹き替え版や外国語吹き替えでは、言語ごとに別の声優が起用されることがあります。日本語版のキャストを調べているのか、外国語版を調べているのかも、確認の際には区別しましょう。
【三石琴乃の現在】2026年の年齢・経歴・最新活動
三石琴乃さんは1967年12月8日生まれ。2026年10月28日時点では58歳で、同年12月8日に59歳を迎えます。声優・ナレーターとして活動し、公式プロフィールでは所属をフリーとしています。
声優としてのデビューは1989年。勝田声優学院などで学び、劇団あかぺら倶楽部での活動も経験しました。1992年に『美少女戦士セーラームーン』の月野うさぎ役、1995年に『新世紀エヴァンゲリオン』の葛城ミサト役を担当し、幅広い視聴者に知られる存在になりました。
2026年の主な活動として注目されるのは、エヴァンゲリオン関連企画に加え、テレビアニメへの出演です。
- 2026年1月:エヴァンゲリオン30周年企画「EVA EXTRA 30」のバーチャルカメラスタジオ紹介映像で、葛城ミサト役としてナレーションを担当しました。
- 2026年2月:劇場版6作品のリバイバル上映企画「月1エヴァ」で、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の冒頭コメント上映に参加することが発表されました。碇シンジ役の緒方恵美さんとともに、音声コメントを担当しています。
- 2026年6月:テレビアニメ『Dr.STONE SCIENCE FUTURE』で、ホワイマン役のキャストとして発表されました。公式発表では山寺宏一さんとともに名前が掲載されています。
- 2026年7月:テレビアニメ『乙女怪獣キャラメリゼ』に赤石凛子役で出演。公式サイトでキャスト情報が公開されています。
これらの活動から分かるのは、三石さんがミサト役だけに活動を限定していないことです。長年の代表作を大切にしながら、新しいアニメ作品やナレーションにも取り組んでいます。
なお、2026年の最新活動を調べる場合は、作品の公式サイトに掲載されたキャスト情報や放送情報を確認すると、出演作品と放送時期を区別しやすくなります。
三石琴乃さんの代表作は、葛城ミサトだけではありません。本人の公式プロフィールには『美少女戦士セーラームーン』『新世紀エヴァンゲリオン』『ドラえもん』などが掲載され、アニメのほか、海外ドラマやナレーションの仕事も紹介されています。
- 『美少女戦士セーラームーン』:月野うさぎ/セーラームーン役。明るく感情豊かな主人公を演じ、三石さんの代表的な役の一つとなりました。
- 『新世紀エヴァンゲリオン』:葛城ミサト役。親しみやすさと指揮官としての厳しさを併せ持つ、大人の女性を表現しています。
- 『ドラえもん』:野比玉子、のび太のママ役。家庭の日常を支える母親役として知られています。
- 『ONE PIECE』:ボア・ハンコック役。気品と強さを備えたキャラクターを担当しています。
- 『機動戦士ガンダムSEED』:マリュー・ラミアス役。組織を率いる立場の女性という点でも、ミサト役との比較が興味深い作品です。
- 『呪術廻戦』:冥冥役。落ち着きと独特の存在感を備えたキャラクターを演じています。
このラインアップを見ると、三石さんの持ち味が特定のキャラクター類型に限定されないことが分かります。元気な少女から、組織を率いる大人の女性、家庭を支える母親、冷静な判断を下す人物まで、幅広い役柄を担当してきました。
また、声優業以外ではナレーションの仕事も継続しています。公式プロフィールにはスポーツ番組や情報番組のナレーション歴も掲載されており、アニメ作品とは異なる伝達力が求められる分野でも活動してきました。
2013年度の第8回声優アワードでは、高橋和枝賞を受賞しています。この受賞歴は、代表作の知名度だけでなく、長年の声優活動を振り返る際の客観的な材料の一つです。
【声の特徴・評判】三石琴乃のミサト役が印象に残る理由
三石琴乃さんの声をミサト役で聴くとき、注目したいのは、明るく軽快な会話と、作戦を指揮する場面の緊張感との切り替えです。日常場面では親しみやすさが前に出る一方、ネルフの作戦担当者として話す場面では、言葉の区切りや声の強さが人物の責任感を際立たせます。
加えて、ミサトは常に冷静な指揮官というわけではありません。私生活では隙を見せ、シンジたちとの関係では不器用さや迷いも表れます。そうした感情の振れ幅があるからこそ、声の明るさだけでなく、沈黙や言いよどみ、声色の変化も人物描写の一部として機能します。
2026年2月の双葉社のインタビューで、三石さんはミサト役のオーディション当時、大人っぽく演じようとするほど不自然になり、考えすぎずに自然に話すことの大切さに気づいたと振り返っています。このエピソードは、ミサトの声が単に低く落ち着いた大人の声というだけではなく、人物の気持ちに沿った表現によって成り立っていることを示しています。
評判を考える際も、インターネット上の感想だけで評価を決めるのではなく、実際の出演歴、公式キャスト情報、受賞歴、本人の発言を合わせて見ると、評価の根拠を整理できます。ミサト役を長く担当していることに加え、セーラームーンやドラえもんなど異なるタイプの役柄を担ってきた実績は、三石さんの表現の幅を知る手掛かりになります。
ファンがミサトの声を振り返るなら、日常の軽妙な会話、指揮官としての指示、シンジに向ける言葉、物語の終盤での感情表現を聞き比べるのがおすすめです。同じ声優が演じているからこそ、物語の進行に応じた人物の変化を追いやすくなります。
【ミサトさん声優】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ミサトさんの声優は誰ですか?
A1:三石琴乃さんです。テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』から新劇場版まで、葛城ミサト役を担当しています。
Q2:葛城ミサトの声優は途中で変わりましたか?
A2:日本語版の主要作品では、三石琴乃さんが継続して担当しています。公式キャスト情報でも同じ名前が確認できます。
Q3:三石琴乃さんは2026年現在、何歳ですか?
A3:1967年12月8日生まれで、2026年10月28日時点では58歳です。2026年12月8日に59歳になります。
Q4:三石琴乃さんの代表作は何ですか?
A4:『美少女戦士セーラームーン』の月野うさぎ、『新世紀エヴァンゲリオン』の葛城ミサト、『ドラえもん』の野比玉子、『ONE PIECE』のボア・ハンコックなどが代表作として知られています。
Q5:2026年もミサト役を演じていますか?
A5:2026年にはエヴァンゲリオン30周年関連企画やリバイバル上映の音声コメントでミサト役として参加しています。新作アニメへの出演情報とは区別して確認すると分かりやすいでしょう。
Q6:三石琴乃さんはミサト役以外でも活動していますか?
A6:はい。アニメの声優だけでなく、ナレーションや実写作品への出演など、幅広い分野で活動しています。2026年には『Dr.STONE SCIENCE FUTURE』のホワイマン役や『乙女怪獣キャラメリゼ』の赤石凛子役も確認できます。
葛城ミサトの声優は三石琴乃さんです。テレビ版から新劇場版まで日本語版の担当は一貫しており、声優が変わったという疑問は、作品ごとの演技やキャラクターの状況の変化と切り分けて考える必要があります。
三石さんは『美少女戦士セーラームーン』の月野うさぎをはじめ、『ドラえもん』『ONE PIECE』『機動戦士ガンダムSEED』など、幅広い作品で活躍してきました。2026年もエヴァンゲリオン関連企画や複数のアニメ作品への出演が確認でき、現在も声優・ナレーターとして活動を続けています。
ミサト役の魅力を深く知りたい人には、テレビ版と新劇場版を見比べ、日常会話と作戦指揮の場面、物語の前半と終盤の声の表現を比較する方法がおすすめです。声優名だけでなく、作品の年代、キャラクターの変化、公式のキャスト表を合わせて確認すれば、交代説に惑わされず、三石琴乃さんの演技の魅力をより具体的に理解できます。
今後の出演情報を調べる場合も、エヴァンゲリオン公式サイトや各作品の公式キャスト発表を基準にすると、周年イベント、過去作の再上映、新作アニメへの出演を混同せずに追うことができます。